「なにが原因で薄毛に?」
「どうすれば薄毛を治せる?」
『薄毛』とは、抜け毛が増えたり毛の成長が止まり、髪が薄くなる状態を指します。
実は、年齢問わず日本人男性の約3人に1人が薄毛に悩んでいるそうです。
女性でも薄毛で悩む人は数多くいます。
ヘアラボでは、医師の監修や根拠ある情報を元に、薄毛の原因や対策に関する記事を多数執筆しています。
ぜひ自分に合った記事を参考にして、薄毛改善への一歩を踏み出してください。
▼時間がない方はこちら
まずは男性の薄毛について解説していきます。
男性の薄毛の原因と対策を解説した後は、部位別、年齢別でもおすすめコンテンツを紹介しますので気になった記事をチェックしてみてください。
AGAという単語、みなさん一度は耳にしたことありませんか?
男性型脱毛症とも呼ばれるこの症状は、「DHT(ジヒドロテストステロン)」という男性ホルモンが体内で生産されることで引き起こされます。
このDHTはヘアサイクル(髪の生まれ変わり)を乱す作用があり、よって毛が多く抜け、髪が成長しづらくなります。
症状の現れ方としては、生え際(M字)・頭頂部(つむじ)から薄くなっていくのが一般的です。
対策としては、DHTの働きを抑制したり、髪を抜けにくくするのが適しています。
AGAの対策としては、以下が一般的です。
育毛剤は医薬部外品であり、抜け毛を減らす効果が認められています。
次に紹介する発毛剤と違い、体への影響は少ないアイテムです。
ヘアラボでは「誰に取っても始めやすい本格的な対策」としてご紹介しています。
発毛剤は発毛効果が認められたアイテム。
ですので 新しい毛を生やしたい人におすすめですが、同時に副作用の可能性があるのは注意が必要です。
そんな発毛剤には、塗るタイプと飲むタイプ(錠剤) の2種類があります。
塗るタイプで代表的なのは大正製薬の『リアップ』で、薬局や通販で薬剤師の質問を答えることで購入可能です。
飲むタイプはAGA治療などを行うクリニックで処方してもらう必要があります。
植毛とは、新しく毛を植え付ける医療行為です。
自分の毛(自毛)もしくは人工の毛(人工毛)を使用し、薄毛になった頭に髪を増やしていきます。
どれだけ毛がない状態の薄毛でも対応できる対策ですが、手術費用は高額です。
植毛の方法やクリニックによって費用が異なるので、以下の記事を参考に検討してみてください。
増毛とは、今ある毛に人工的な毛を結びつけて髪を増やす方法です。
年に数回のメンテナンスやある程度の費用がかかりますが、理想の髪型にすることができます。
有名どころの増毛サロンといえば『アートネイチャー』『スヴェンソン』『アデランス』など。
それぞれで技術や価格が異なりますので、ヘアラボの記事で比較してみましょう。
髪を支える土台である頭皮。
この頭皮がしっかりしていないと、当然そこに生える髪もしっかりしません。
シャンプーの方法や食事など、普段の生活の中で頭皮環境の悪化を招いてることがありますので、見直していきましょう。
まずは頭皮の環境がなぜ悪くなっているか見極め、それを治す対策をしていきましょう。
正しい方法で洗髪するのは、頭皮を清潔に保つのに大切です。
大きなポイントは2つ。
「頭皮を洗うことを意識する」「すすぎ残しがないようしっかり水で流す」ことのを意識してください。
その他の重要ポイントを写真つきで解説している記事はこちら。
ご自身の頭皮タイプをしっかり把握できていますか?
人の頭皮は「脂性タイプ」と「乾燥タイプ」の2つがあります。
そして、自分の頭皮に合わないシャンプーを使い続けると、頭皮環境が悪化して薄毛に近づくことに。
以下の記事でシャンプーの選び方や人気シャンプーなどを知りましょう!
乾燥とは、頭皮を雑菌・刺激から守るための脂が少なくなっている状態です。
そんなバリアがない状態だと、頭皮がダメージを受けやすくなってしまいます。
乾燥のサインとしては、フケやかゆみが挙げられます。
この兆候が見られる方は、乾燥によって頭皮環境が悪化し、薄毛になってるかもしれませんので対策を取りましょう。
乾燥状態の逆で、頭皮から出る皮脂が過剰な場合も薄毛になってしまいます。
余分な皮脂は固まってフケになり、毛穴に蓋をして毛の成長を邪魔してしまいます。
油っぽい頭皮環境の人は気をつけてください。
髪に必要な栄養が足りないと、髪は十分に育ちません。
髪に栄養が足りない要因として、大きく「食事からの栄養の摂取が足りない」のと「上手く栄養が行き渡っていない」2つがあります。
髪に重要な栄養素はミネラル・たんぱく質・ビタミンの3つです。
栄養バランスが偏った食事や過度なダイエットにより、これらの栄養を摂る機会が少ない人は、髪への栄養不足が原因で薄毛になってる可能性があります。
血行がよくないと、せっかく食事で摂った栄養も髪に十分に行き渡りません。
血行をよくする方法として、とても手軽なのが頭皮マッサージ。
頭皮をほぐすことで、血の巡りがよくなります。
毎日数分と簡単なので、ぜひやり方を覚えて実行してください。
有酸素運動もまた血行を良くするので、血行不良による髪への栄養不足が薄毛の原因になっている人には有効です。
有酸素運動といえば、ジョギング・水泳・サイクリング・ヨガなどが挙げられます。
過度なストレスを受けることによって、自律神経が乱れ、頭皮の血管が収縮してしまうそうです。
日頃からストレスを発散する機会を作りましょう。
もしあなたが喫煙者なら、薄毛を改善するためにすぐに禁煙をするべきです。
タバコのニコチンは毛細血管が収縮させ、髪の生成に欠かせないビタミンCを多く消費してしまうなど、髪に悪いことばかり。
また、大酒飲みの人はお酒を適量にするように努めましょう。
大量にアルコールを摂取するのもまた、血行不良を招いてしまいます。
原因と対策を一気に紹介しました。
次からは薄毛の部位ごとにピックアップした記事を紹介していきます。
一度鏡で、どの部分が薄毛になっているか確認してみてください。
通称「M字ハゲ」と呼ばれ、前頭部がM字型に後退していく典型的なAGAの症状です。
このページを見ている多くの方はこのタイプではないでしょうか。
まだ初期段階なら、前髪で隠すことができますが、時間とともにどんどん進行していくので、早いうちから対策を取りましょう。
頭頂部やつむじから薄毛になるのもまた、AGAの典型的なハゲ方です。
この部分は確認しづらいので、「いつの間にか薄毛になっていた」パターンが多いです。
一度鏡で確認してみてください。
もし薄毛になっていたら、ヘアラボと一緒に改善していきましょう。
側頭部や後頭部は薄毛になりにくい箇所と言われています。
一般的な薄毛の原因であるAGAを引き起こす男性ホルモンが、側頭部/後頭部には少ないからです。
ただし人によっては側頭部/後頭部でも薄毛に悩む場合があります。原因を知り対策を取っていきましょう。
次は、年齢別に書かれた薄毛の記事を紹介していきます。
年齢ごとに考えられる薄毛の原因やおすすめの対策が異なりますので、当てはまる年齢の記事をご覧ください。
続いては、女性の薄毛について、原因と対策を解説していきます。
一般的な女性の薄毛は、AGA(男性型脱毛症)にFemale(女性)のFをつけ、FAGAと呼ばれています。
髪の毛が全体的に薄くなっていく、中高齢の女性に多く見られる症状です。
対策としては、育毛剤で抜け毛を抑制したり、クリニックでの治療が挙げられます。
牽引性脱毛症とは、髪の毛の引っ張りすぎにより発症する薄毛の症状。
髪を結ぶ機会が多い女性によく見られます。
毛髪に長期間の負担がかかることで頭皮の血行が悪化し、毛髪の成長に必要な栄養が届かないことで髪の毛が抜けてしまうのです。
対策として、まず髪型を変えることが第一です。
その後、悪化した頭皮のケアをしていきましょう。
出産を経験したほとんどの女性が薄毛になるほど、産後の薄毛は一般的です。
これは髪の毛の成長に関わる女性ホルモンが減少したり、妊娠中に生活習慣が悪くなるのが理由です。
産後数ヶ月したらこれらの原因は落ち着き、髪も元どおりになるのが大抵ですが、人によってはいつまでも薄毛が改善されない人もいます。
次に、女性の薄毛について年齢別でまとめた記事を紹介します。
以上、薄毛に関する情報を網羅的にご紹介しました。
薄毛の症状や原因をただしく把握し、ご自身の状況に合ったハゲ予防・対策・治療方法を選んでくださいね。