目次

  1. つむじハゲって、病院で治療できるの…?
  2. つむじハゲの原因とメカニズム
  3. 病院でできるつむじハゲの治療法 3選
  4. つむじハゲの治療法①発毛薬を使用する
  5. つむじハゲの治療法②毛髪再生治療
  6. つむじハゲの治療法③植毛
  7. つむじハゲが気になる方は、病院での治療も検討してみては?

人目につきやすく、どうしても気になってしまう、つむじハゲ

どうにかして治す方法はないかと考えている方も多いのではないでしょうか。

近年では、病院でできる薄毛治療が普及しており、テレビで専門クリニックや病院のCMを見かけることも。

そこで今回は、病院でできるつむじハゲの治療法についてご紹介します。

つむじハゲが気になっている方、病院でできる治療について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

病院で行われる治療についてお話しする前に、まずはつむじハゲになる原因についてみていきましょう。

つむじハゲの原因はいくつか考えられますが、そのひとつとして考えられているのがAGA(男性型脱毛症)

AGAは、ヘアサイクル(注1)の乱れによって起こるとされ、これにはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが大きく関わっています。

DHTは、同じく男性ホルモンの1種であるテストステロンが、毛乳頭細胞の中で5α-リダクターゼという酵素と結合することで変換してできた強力な男性ホルモンです。

このDHTがヘアサイクルを乱し、本来なら成長期にある髪の毛が脱毛を起こしてしまうのです。

そのほか、頭皮の血行不良や、食事・睡眠時間などの生活習慣の乱れ喫煙ストレス加齢などもつむじハゲの原因になると言われています。

注1:ヘアサイクルとは、髪の毛が生えては抜けるを繰り返す毛周期のこと。

つむじハゲの原因がわかったところで、さっそく病院でできる治療法を見ていきましょう。

つむじハゲの治療法は、主に以下の3つです。

  • 発毛薬を使用する
  • 毛髪再生治療
  • 植毛

それぞれ、どのようにしてつむじハゲを治すのか、詳しく見ていきましょう。

病院でできる治療法として、まずは発毛薬の使用があります。

発毛薬には、外用薬内服薬の2種類があります。

まずは、外用薬から紹介しましょう。

外用薬について

外用薬は、頭皮に直接塗布して使う薬のこと。

ドラッグストアなどで販売されているリアップや、病院で処方されるポラリスなどが、この外用の発毛薬にあたります。

これらの外用薬は、国に発毛効果が認められている有効成分「ミノキシジル」を配合しているのが特徴です。

ミノキシジルは、血行を促進させる効果があるほか、髪の毛の成長に関わる毛母細胞に働きかけて、発毛を促すとされています。

なお、病院で処方してもらう場合でも、医療保険の対象とはならないので注意が必要です。

内服薬について

つむじハゲの治療に使われる内服薬には、プロペシアザガーロなどがあります。

プロペシアに含まれている有効成分は、フィナステリド

フィナステリドには、AGAを引き起こす原因であるDHTの産生を抑制する働きがあると言われています。

病院によってはプロペシア以外にも、フィナステリドを含むジェネリック薬品を取り扱っていることもありますので、確認してみると良いでしょう。

またザガーロには、デュタステリドという有効成分が含まれており、フィステナリドと同様にDHTの産生を防ぐ効果が期待できます。

これらの内服の発毛薬も医療保険の対象外であり、病院によって価格が異なるので注意しましょう。

続いて紹介するつむじハゲの治療方法は、毛髪再生治療です。

毛髪再生治療では、薄毛に効果が期待できる成分を注射器などを使ってダイレクトに毛根直下に注入します。

毛髪再生治療には、グロスファクター療法HARG®療法、育毛メソセラピーなどいくつか種類があり、それぞれアプローチの方法が若干異なります。

治療薬で効果が実感できなかった方広範囲の治療を希望している方におすすめです。

今回は、“グロスファクター療法”“HARG®療法”の2種類をご紹介します。

(1)グロスファクター療法

毛髪再生治療法のひとつであるグロスファクター療法は、薄毛の原因となっている成長因子の不足に着目したもの。

この成長因子は、髪の毛を成長させるためのシグナルを出す役割を持っており、不足すると髪の毛が成長せず、細く抜けやすくなってしまうのです。

そこで、髪の毛の成長シグナルを正常に戻すために行われるのが、グロスファクター療法。

グロスファクター療法では、成長因子を配合した薬剤を注射し、頭皮に不足した成長因子を補います。

ただし、病院によって使用する薬剤や施術方法が異なるので、病院を選ぶ際は確認しておいた方が良いでしょう。

(2)HARG®療法

HARG®療法は、病院で取り扱う毛髪再生治療の中でも多く用いられている治療法です。

特徴は、AAPE® powderと呼ばれる特殊な薬剤を使っていること。

AAPE® powderは、培養中の幹細胞の上澄み液から生体タンパク質を採取し、凍結乾燥させてつくられます。

毛髪再生の鍵となるのが、この生体タンパク質が持つサイトカイン(注2)と呼ばれる物質。

このサイトカインは、弱った細胞が発する炎症シグナルに反応し、機能を回復させて活動するよう働きかけます。

つまり、HARG®療法は、髪の毛の成長に関わる細胞の機能を回復させて、髪の毛が再び生えてくるのを促す、という仕組みなのです。

HARG®療法のメリットは、アレルギーや副作用のリスクが低く施術時間が約20〜30分と短いこと。

以前はグロスファクター療法に分類されていましたが、使用している物質が異なることや、HARG®療法の方が保有する成長因子が多いことから、現在は別の治療法とされています。

注2:サイトカインとは、細胞間の情報伝達を行うたんぱく質のこと。

植毛は、頭皮の脱毛部分に毛根を移植する治療法。

頭頂部や生え際など気になる箇所ごとに移植できるため、必要な部分に増やすことができます。

植毛には2種類あり、ひとつは自分の毛根を移植する「自毛植毛」、もうひとつは人工毛を移植する「人工毛植毛」

数十万円〜200万円ほどと費用は高額ですが、つむじハゲだけでなく薄毛治療の最終手段として有効で、多くの病院で行われている治療方法です。

人工毛よりも自毛植毛がおすすめ

植毛については、体に拒絶反応が起こらず、自然な仕上がりになる自毛植毛が推奨されています。

2010年に日本皮膚科学会から発表されたガイドラインでも、過去に有害事象のある人工毛植毛は行わないように、とされています

自毛植毛は、生着さえすれば特別なメンテナンスや病院に通う必要なく、自分の髪のように自然な髪が手に入ります。

1回あたりの治療費は人工毛植毛よりも高額になりますが、植毛を検討するのであれば、自毛植毛での実施をおすすめします。

ここまで、病院でできるつむじハゲを治すための治療法をお伝えしました。

症状や進行具合にあった治療をきちんと行えば、つむじハゲが改善する可能性は十分にあります。

しかし、費用は決して安くはないですし、リスクが伴う場合もありますので、必ず病院の医師に相談しましょう。

つむじハゲで悩んでいる方は、病院での治療も検討してみてはいかがでしょうか?


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