目次

  1. 抜け毛の毛先が細い…
  2. 毛先が細いからといって薄毛になるわけではない!
  3. 毛先が細い原因とは?
  4. こんな髪の毛は薄毛のサインかも!毛先以外に気をつけたいポイント
  5. 髪の状態をチェックして健康な髪の毛を目指そう!

ふと抜け毛を見てみたら、「毛先が細い…」

これって薄毛のサインなの?と不安に思った方もいるのではないでしょうか。

果たして「薄毛」「毛先が細い」ことは関連しているのか、真相が気になりますよね。

今回の記事では、毛先が細いと薄毛になるのか、そもそもなぜ毛先が細い状態になってしまうのか、その原因を徹底的に解説いたします。

結論からお伝えすると、「毛先が細い」と必ず薄毛になる、というわけではありません

そもそも髪の毛は生えてくるときに、毛先が細い状態になっているので、毛先が細いことは異常ではないのです。

毛先まで太さが均一な毛があるのは、美容室などで髪の毛をカットするから

本来細い毛先部分がカットされることで、細い部分がなくなり太さが均一になるのです。

また、髪の毛先が細くなる原因として、髪の傷みによる枝毛や切れ毛が考えられますが、これらは薄毛と直接的な関係はありません。

「毛先が細いこと」と「薄毛」が直結しているわけではない、とお伝えしました。

では、なぜ毛先が細い状態になってしまうのでしょうか。考えられる原因は以下の2つです。

  • 毛髪の性質
  • 髪の傷み

それぞれ詳しく見ていきましょう。

毛先が細い原因①【毛髪の性質】

髪の毛は成長する際にだんだん太くなっていくので、毛先は髪の中間付近に比べて、細くなっています

詳しく解説するために、髪の毛の成長メカニズムから見ていきましょう。

髪の毛には「成長期」という髪の毛が成長する期間があります。

そして、成長期には早期成長期後期成長期があり、それが毛先が細くなる理由です。

  • 早期成長期:毛が伸び始め、皮膚の表面から「毛先」として顔を出す時期
  • 後期成長期:段々と太く長くなる期間

早期成長期を終えて後期成長期に入った髪の毛は、段々太くなっていきます。

つまり、早期成長期に作られた髪の毛(毛先)は、後期成長期に育った髪の毛より細いのです。

毛先が細い原因②【髪の傷み】

髪の傷みは、切れ毛や枝毛を招くので、毛先が細くなる原因となります。

枝毛は、1本の毛先が複数に枝分かれしている状態切れ毛とは髪の毛がちぎれている状態

どちらの場合も、健康な髪の毛より、髪の毛先が細くなってしまうことがあります。

枝毛や切れ毛の原因となる髪の傷みは、毛先を含めた髪全体が外的なダメージを受けることで引き起こされます。

髪の毛が傷んでしまう理由は、以下のようなものが考えられます。

  • コテやドライヤーなどの熱

  • 紫外線

  • パーマやカラーなどの薬剤

髪の毛の傷みを防ぐために、これら3つのダメージをなるべく減らすように工夫しましょう。

毛先が細くなる原因は毛髪の性質髪の傷みであり、必ず薄毛と繋がっているわけではない、ということがわかりました。

では、どのような症状が現れた時、薄毛のサインなのでしょうか。

薄毛の可能性が高い症状は、以下のようになります。

  • 毛先だけではなく、髪の毛そのものが細くなった

  • 頭頂部や前頭部が薄くなってきた

  • 急に抜け毛が増えた

  • 髪の毛のボリュームが減ってきた

  • 頭皮全体が脂っぽくなり、湿ったフケやカサブタがある

  • 突然髪の毛が大量に抜けて毛が生えていない部分がある

これらの症状は薄毛の前兆である可能性があります。

場合によっては円形脱毛症や、皮膚炎に伴う脱毛症ということも考えられるので、気になる症状がある方は一度、皮膚科やクリニックで診てもらいましょう。

毛先が細いからといって、必ずしも薄毛というわけではありません。

カットしていない毛先は、もともと細いもの。
また、熱や紫外線、薬剤によるダメージで毛先が細くなることもあります。

ただし、髪の毛そのものが細い場合や、抜け毛が急に増えた場合には、薄毛のサインの可能性があります。

それも、ただの薄毛ではなく皮膚炎や円形脱毛症ということも可能性もありますから、髪質の変化や抜け毛が気になったら、まずは皮膚科やクリニックでご相談ください。

参考文献
1 麻生泰, 薄毛治療の新常識, 白誠書房, 2016
2 髙橋栄里, 髪がみるみる蘇る習慣, 宝島社, 2016