みなさま、日ごろ使っているシャンプーにこだわっていますか?

間違ったシャンプー選びをしていれば、抜け毛が増えてしまうかもしれませんよ。

自分に合ったシャンプーを選ぶために、それぞれのシャンプーの違いを理解しましょう。

そこで今回、薄毛治療の専門家に「シャンプーと薄毛の関係」について、気になる4つの質問をしてみました!

どんなシャンプーが良いのか? どんなシャンプーは避けるべきなのか?

よく目にする広告に騙されないためにチェックしていきましょうね!

今回の質問内容は以下の4点です。

では、それぞれ見ていきましょう!

①薄毛とシャンプーに関係性はあるのでしょうか?

長谷川 浩美 事務長
オズクリニック

結論から言います。

因果関係・関係性は否定できません

薄毛は結果でありリアルな現象です。

薄毛になるには遺伝を含め、いろいろな要因があるので、一概にシャンプーとの因果関係を言うことは難しいです。

ですが、ひとつ言い切れることがあります。

毎日使うシャンプーの界面活性剤(注1)を含む全成分の内容によって、薄毛の進行がより速くなります。

頭皮に合わない成分を使用することで、頭皮環境が悪化してしまう可能性があるからです。

残念な結果になる前に、シャンプーと頭皮の相性を見直したいですね。

注1:界面活性剤とは、シャンプーの洗浄成分のこと。これによって、洗浄力の強弱が決まります。

詳しくは、最後に紹介するハゲラボの記事を参考にしてください。

②どんなシャンプーを選べばいいですか?

長谷川 浩美 事務長
オズクリニック

シャンプーは種類がありすぎて、何を基準にシャンプーを選んだらいいか分からないですよね?

重要なのは、シャンプーの裏面にある成分表示を見ることです。

医薬部外品・薬用ではない、いわゆる普通のシャンプーでは、成分表示は「配合されている量が多い順からの記載する」と決まっています。

たいていはまず、「水」と記載があります。

その次に来るのは、多くの場合「界面活性剤」になります。

シャンプーの相性は、この界面活性剤で決まります。

たとえば、外回りのお仕事で紫外線を浴びるなど頭皮が乾燥している方は、頭皮を優しく労りながら洗える洗浄力の穏やかな「アミノ酸系の弱酸性シャンプー」がおすすめ。

お仕事でよく汗をかいて頭皮が脂っぽくなってしまう方は、不要な皮脂をしっかり洗い流してくれる洗浄力の強い「高級アルコール系シャンプー」がおすすめです。

とはいえ、シャンプーの分類を見分けるのは、少しややこしいかもしれません。

裏の成分表記に「グリシン・メチルアラニン・グルタミン酸・メチルタウリン・サルコシン」などがあるとアミノ酸系、「ラウリル硫酸、ラウレス硫酸」などが高級アルコール系シャンプーに分類されますが、購入する前に店員さんやメーカーに問い合わせることをおすすめします。

医薬部外品・薬用シャンプー、さらには石鹸系シャンプーに含まれている成分については、次の質問で触れさせていただきます。

③良い薬用シャンプーと石鹸系シャンプーの見分け方はありますか?

長谷川 浩美 事務長
オズクリニック

薬用シャンプーと医薬部外品シャンプーでいい商品を見つけることは正直、難しいと思います。

まず、薬用シャンプーは化粧品シャンプーのように全成分を表示する必要はありません。

極端な言い方ですが、「都合の悪い成分の表記はしなくてもいい」のです。

薬用シャンプーに対しては良いイメージを持たれている人がほとんどと思いますが、残念ながら「化粧品シャンプーと薬用シャンプーの違いはほとんどない!」。

これが回答になります。

次に、石鹸系シャンプーについて。

主な成分は「石鹸素地」「カリ石鹸」で、液体状や固形シャンプーなどがあります。

これらの成分には、実は頭皮にとって必要な皮脂(注2)を取り過ぎる特徴があります。

その結果、乾燥による頭皮のトラブルにつながっていきますので、ご注意くださいね。

逆に、敏感肌やアレルギー体質の方にはおすすめです。

良い石鹸シャンプーを選ぶためには、「石鹸素地」「カリ石鹸」以外の添加物ができるだけ少ないものがいいでしょう。

注2:皮脂とは脂肪などを含んだ油分。水分の蒸発を防ぎ、頭皮の乾燥から守る役割をします。

④30歳女性です。整髪料をつけているのですが、シャンプーのときに、しっかりと落とせていないと薄毛になってしまうのでしょうか? 不安なので質問させていただきました。

長谷川 浩美 事務長
オズクリニック

そのとおりです。

シャンプーは頭皮を清潔に保つことが目的。

一方の整髪料は、ヘアスタイルを整えることを目的としています。

ここで重要なのは、ヘアスタイルを整える整髪料に頭皮に良い成分は入っていないということ。

むしろ整髪料は頭皮にとっては不要なものといえます。

頭皮にとって不要な成分が毎日、頭皮に付着して、なおかつシャンプーで落ちきれていないとなると、頭皮にとっては当然、ダメージにつながります。

その結果、抜け毛が通常よりも多くなって薄毛につながる悪循環になりますので、じゅうぶん気をつけてください。

いかがでしたか? 意外と知らない事実もあったのではないでしょうか。

今回のシャンプーと薄毛のポイントを整理すると、

  • ①シャンプーに含まれる界面活性剤や成分との相性によっては薄毛につながる
  • ②容器にある成分表を見て自分に合ったシャンプーを選ぶ
  • ③通常の化粧品シャンプーと薬用シャンプーにほとんど違いはない
  • ④整髪料は抜け毛の原因。必ずシャンプーで落とす

シャンプーの目的は髪を洗うことではなく、「頭皮を清潔に保つこと」です。

今回の記事をもとに、ご自身に合ったシャンプーをお選びくださいね。

下にシャンプーの選び方や、正しい洗髪方法を紹介しているので、ぜひご覧ください!