目次

  1. 頭皮の湿疹…これってどうしたら?
  2. 頭皮の湿疹は大きく4種類
  3. 【頭皮の湿疹への対策】①皮膚科などを受診
  4. 【頭皮の湿疹への対策】②シャンプーの見直し
  5. 【頭皮の湿疹への対策】③日常生活の中の対策
  6. 【頭皮の湿疹への対策】④頭皮ケア・アイテム
  7. 《※応急処置※》今すぐかゆみをどうにかしたい!という人は…
  8. 早めの対策でスッキリ頭皮を取り戻そう!

気になる頭皮の湿疹

具体的には、かゆみが出たり、ブツブツが出来たりフケが出たりといった症状。

これらは、いったい何が原因で起きることなのか?

何より、どうやったら症状を和らげることができるのか?

今回は、そんな悩みをお持ちの方のために、頭皮の湿疹への対策方法をまとめました。

本格的な対策から家庭でもできるケア、応急処置の方法まで、徹底解説いたします!

ひと口に「湿疹」とは言いますが、その症状・原因はさまざま。

頭皮の湿疹は、大きく次の4種類に分けられます。

  • 脂漏性(しろうせい)湿疹
  • 皮脂(ひし)欠乏性湿疹
  • 接触性湿疹
  • アトピー性湿疹

それぞれの症状原因について紹介してまいりましょう。

※なお、「湿疹」「炎症」「皮膚炎」は同じものです。「脂漏性湿疹」は、しばしば「脂漏性皮膚炎」とも呼ばれます。

脂漏性湿疹

頭皮の湿疹のなかで最も多い症例が、脂漏性(しろうせい)湿疹です。

一言でいえば、皮脂(ひし=頭皮のアブラ)の過剰がもとで起こる湿疹。

皮脂が過剰になることで、皮脂を栄養としている細菌が増殖。その細菌の刺激によって、炎症=湿疹が起きてしまうのです。

では、なぜ、皮脂の過剰が起きてしまうのでしょうか。たとえば、次の2つが理由として挙げられます。

  • 生活習慣の乱れ
  • 不十分な洗髪

生活習慣や洗髪方法を、具体的にどう正せばいいのか。後半の対策編で詳しくお伝えします!

なお、脂漏性湿疹の特徴的な症状としては、かゆみ赤み脂っぽいかたまり状のフケが出るなどが挙げられます。

皮脂欠乏性湿疹

皮脂の過剰も問題ですが、皮脂の欠乏も問題。

皮脂には外部の刺激から頭皮を守るはたらき、つまりバリア効果があるのです。

皮脂が少なくなった頭皮は、紫外線などの外部からの刺激を受け、赤らんだり、さらさらとした細かいフケが出たりします。
これが皮脂欠乏性湿疹です。

皮脂の欠乏はどんなときに起こりやすいか、というと…

  • 空気が乾燥する冬
  • 過剰な洗髪

こうした場合に頭皮の皮脂が少なくなり、湿疹が発生しやすくなってしまいます。

具体的な対策については、のちほど詳しくお届けします!

接触性湿疹

こちらは文字通り、原因物質の頭皮への接触によって起こる湿疹。いわゆるかぶれです。

原因となりうるのは、次のような頭皮に直接つけるもの。

  • シャンプー
  • 育毛剤
  • 整髪料

これらに含まれている何らかの物質に対しアレルギーがあると、接触性湿疹が出てしまうことがあります。

では、頭皮に塗布するアイテムは、どのように選べばよいのか。後半の対策編にてお伝えします!

アトピー性湿疹

ハウスダスト・ダニ・紫外線などの外部からの刺激と遺伝的な体質が組み合わさって起こるのがアトピー性湿疹です。

アトピー性湿疹には、次のような特徴があります。

  • 強いかゆみがある
  • 当初は湿った赤みを伴う湿疹だが、長引くとざらざらとした皮膚になっていく
  • 季節に応じ、症状が悪化と緩和を繰り返す

発症には遺伝が関るとされますが、症状の緩和・治療のためにできることはあります

次章、いよいよ対策を紹介していきます!

頭皮に湿疹が現れたとき、まず最初にすべきことは、皮膚科などを訪ね、お医者さんに診てもらうことです。

次の2点において、専門の医師に勝るものはありません。

  • 正確な診断
  • 適確な治療

先に見たように、ひと口に「湿疹」といっても、その原因はさまざま。したがって、取るべき対策もさまざまです。

専門医ならば、顕微鏡による検査や血液検査などを用い、どの種類の湿疹を引き起こしているのかを正確に診断してくれます。

その上で、場合によっては副作用のリスクを伴うような効き目の強い薬を、用量・用法のガイダンスつきで処方してくれます。
具体的には…

  • ステロイド剤・抗真菌剤の外用
  • 抗アレルギー剤の内服

こうした外用薬・内服薬による治療が、湿疹の解消への、最も確実な道です。

通院の一方で、自宅でのケアも、湿疹対策には非常に重要です。

まず見直すべきは、シャンプー。

  • 皮脂が多いのに、洗浄力の弱いシャンプーを使っている
    脂漏性湿疹のおそれ
  • 皮脂が少ないのに洗浄力の強いシャンプーを選んでいる
    皮脂欠乏症湿疹のおそれ
  • アレルギー源になるような化学物質を含むシャンプーを使っている
    接触性湿疹のおそれ

このように、肌質に合わないシャンプーは、湿疹の原因になる可能性があるのですね。

以下、肌質別に、おすすめのシャンプーをご紹介します。

※価格はいずれも2018年2月現在(税込み)。

スカルプDネクスト プロテイン5 スカルプシャンプー [オイリー]

こちらは皮脂の量が多い方向けの、余分な皮脂をしっかりと落としてくれるシャンプーです。

すっきりと頭皮を洗いつつ、配合成分で髪にうるおいを与え、ハリやコシを育てます。

刺激のもとになり得る合成着色料などが無添加なのも、頭皮の悩みをもつ人にはうれしいですね。

お求めは、東急ハンズやロフトなどのバラエティショップ、もしくは公式サイトの購入ページからどうぞ!

マイナチュレ シャンプー

こちらは低刺激で洗浄力がマイルドなシャンプー
皮脂の分泌が少ない方、アレルギー体質の方におすすめです。

こちらも合成香料・着色料などは無添加。

頭皮を優しくいたわりながら、皮脂をほどよく残しつつ洗いあげてくれます。

天然由来の保湿成分がふんだんに配合され、乾燥肌・敏感肌にうれしい一本。

市販されておらず、購入は公式サイトのみ。
通常は3,628円+送料750円ですが、定期購入だと3,114円+送料0円となります!

シャンプーの他に、日常生活の中で気を付けたいポイントは、次の3点。

  • 食生活の見直し
  • 紫外線対策
  • ストレス対策

いずれも、湿疹の改善または予防、頭皮の健康のために、今日からすぐにできること。ぜひチェックしてみてください!

食生活の見直し

頭皮の健康と食生活は密接に関わっています。

気を付けたいのは特に次の2点。

  • 脂っこいものばかり食べない
  • ビタミンB2、B6を摂取する

脂っこいものばかり食べていると皮脂の分泌が増え、脂漏性湿疹につながるおそれがあります。

また、ビタミンB2やビタミンB6には皮膚の健康を保つ働きがあるとされ、これらを多めに摂取することで、頭皮湿疹の改善が期待されます。

具体的には、次のような食品を多くとるようにしましょう。

  • ビタミンB2
    →レバー・うなぎ・納豆
  • ビタミンB6
    →カツオ・マグロ・バナナ

紫外線対策

紫外線は頭皮の大敵

まず、皮脂が欠乏し、乾燥し・敏感になった肌は、紫外線の刺激で湿疹を起こしかねません。

反対に、皮脂の過剰による脂漏性湿疹が、紫外線によって悪化することもあります。

すでに湿疹が出ている方は悪化を防ぐため、乾燥肌の方は湿疹を予防するために、日差しの強い日には帽子日傘を忘れずに!

ストレス対策

ストレスも、湿疹やフケの発生・悪化の原因のひとつとされています。

友人・同僚との人間関係、長時間労働、満員電車…。現代人は何かとストレスがたまりがち。

ストレス発散のためには、やはり運動と睡眠をおすすめします。

「最近、眠れていないな…」という人は、たまには目覚ましをセットせずに、思う存分眠りをむさぼってみましょう。

「最近、運動していないな…」という人は、学生時代のジャージを引っ張り出して、まずは近所を一周り走ってみては?

自宅でできる湿疹対策、最後に紹介したいのは、頭皮ケア・アイテムの使用です。

「炎症を抑える」「かゆみを抑える」などの効果が認められた成分を含む、医薬部外品指定の育毛剤がおすすめ。

具体的な製品として、ここではチャップアップをご紹介しましょう。

育毛剤「チャップアップ」

チャップアップには次の2つの有効成分が含まれています。

  • グリチルリチン酸ジカリウム
    殺菌・抗炎症作用がある
  • 塩酸ジフェンヒドラミン
    かゆみの原因となる物質、ヒスタミンを抑える

湿疹の悪化を阻み、頭皮の状態を整え、ひいては薄毛を予防する。そんな一人三役の効果が期待される製品となっています。

なお、チャップアップは市販されておらず、購入は公式サイトのみ

万一肌に合わなかった場合は返金も受けられるので、「育毛剤は使ったことがない」という方も安心して始められますよ。

「もうかゆくてかゆくて仕方ない!」「今すぐかゆみをどうにかしたい!」という方へ。

皮膚科などにかかり、正式に薬を処方してもらうのが本筋ではありますが、応急処置の手段として、頭皮用のかゆみ止めをご紹介しましょう。

いずれも市販されており、ドラッグストア等で簡単に購入できる製品です。

ロート製薬「メディクイックHゴールド」

こちらメディクイックHゴールドには、かゆみを抑えるクロタミトンをはじめ、6つの有効成分が配合されています。

容器の先端がとがっており、患部にピンポイントで使用できるものも、「かゆいところに手が届く」配慮ですね。

池田模範堂「ムヒHD」

虫刺され・かゆみ止めのムヒ。夏場、お世話になっている人は多いはず。

その頭皮版が、こちらのムヒHDです。

液だれがしないように配慮されたローションと、清涼感を与えるメントールによって、スッキリ・さっぱりの使用感を味わえます。

この記事では、頭皮湿疹の種類、原因、症状、対策法をご紹介しました。

湿疹への対策法について、今一度整理してみましょう。

まず、第一の選択肢は…

  • 皮膚科などで医師に診てもらう

それと並行して、自宅でできる対策としては…

  • シャンプーを見直す
    皮脂が多ければ強めの、皮脂が少なければ優しめのシャンプーを
  • 日常生活の中で対策する
    食生活に気を配り、紫外線・ストレスを避ける
  • 頭皮ケア・アイテムを使う
    育毛剤で頭皮環境の改善を

早めの対策で、かゆみ・ブツブツ・フケなどの症状を脱し、スッキリ頭皮を取り戻しましょう!