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かゆみやフケなど、頭皮の悩みを解消するために、「頭皮にいいシャンプーを使ってみよう」という人は多いはず。
でも、ごまんとあるシャンプーの中から、自分の頭皮に悩みにちょうど適切なシャンプーを探し当てるのは、至難の業。
そこで、次のように悩み別に、おすすめシャンプーを8つ厳選してご紹介。
頭皮の悩み | おすすめの商品 |
フケやかゆみが気になる… | コラージュフルフル
オクト薬用シャンプー |
頭皮のベタベタする… | スカルプDシャンプー オイリー リアップエナジー オイリー |
頭皮が乾燥する… | マイナチュレ シャンプー チャップアップシャンプー |
頭皮に赤みやブツブツが… | ウーマシャンプー プレミアム ボタニスト ボタニカルスカルプシャンプー |
成分や価格などについても詳しくも解説しますので、要チェックです!
それでは早速まいりましょう。

フケやかゆみの原因として
- 皮脂(アブラ)が酸化することで頭皮に刺激を与える
- カビ菌が頭皮で増殖し、頭皮に刺激を与える
などが挙げられます。
このようにしてできたフケはカビ菌をはじめとした雑菌の格好のエサとなり、イヤな匂いの原因にも…。
そこで、フケ・かゆみにおすすめのシャンプーは、「ピロクトンオラミン(別名:オクトロピックス)」という成分が配合されているものです。
ピロクトンオラミンには
- 皮脂の酸化を抑える作用
- カビなどの菌の増殖を殺菌して抑える作用
があり、フケやかゆみを防ぐ効果が期待されます。
このピロクトンオラミン が配合されたシャンプーを2点ご紹介します!
おすすめシャンプー①コラージュフルフル
上に述べたフケ・かゆみ防止成分「ピロクトンオラミン」を配合しているシャンプー。
同成分には頭皮のニオイも防いでくれる効果が期待できるので、ニオイを気にする方にもおすすめです!
おすすめシャンプー②オクト薬用シャンプー
こちらの製品は、先に述べたフケ・かゆみ防止成分「ピロクトンオラミン」のほか、2種のうるおい成分が配合されていることもポイント。
後述しますが、頭皮の乾燥もまた、頭皮トラブルの一因になり得ます。
また、ご覧の通りの低価格なため、コスパを重視される方にもぴったりです。

かゆみがひどいときには、シャンプーのみに頼りきりにならず皮膚科で診てもらいましょう。
かゆみの原因はさまざまで、取るべき対策も異なります。専門家にみてもらうのが、いちばん間違いがありません。
「皮膚科に行く前に、応急処置でもいいから今すぐにでもかゆみをどうにかしたい!」ということなら、メディクイックH(ロート製薬、医薬品)などの市販の塗り薬、という手もあります。

- 前日にお風呂に入ったのに翌朝には頭皮がベタついている
- かたまり状の黄色っぽいフケが出る
このような方は、皮脂(頭皮のアブラ)が過剰をきたしている疑いがあります。
余った皮脂が酸化すると、頭皮の悪臭の原因になったり、頭皮を刺激する細菌の増殖をゆるしたりしてしまいます。
頭皮のベタベタに対処するには、やはり洗浄力の強いシャンプーを使いましょう。
一例として、「スカルプDシャンプー オイリー」をおすすめしておきます。
頭皮にとって余分なアブラをしっかりと落としてくれるシャンプーで、すっきり頭皮を取り戻しましょう!
おすすめシャンプー③スカルプDシャンプー オイリー
「スカルプDシャンプー オイリー(医薬部外品)」は文字通り、オイリー肌の方のためのシャンプーです。
余分な皮脂をしっかり洗い落としてくれるのに加えて、次の有効成分で頭皮をいたわります。
- ピロクトンオラミン(フケ・かゆみを防ぐ)
- グリチルリチン酸2K(肌荒れを防ぐ)
皮脂を落として「すっきり健やかな頭皮を手に入れたい」という方にはおすすめの一品です!
おすすめシャンプー④リアップエナジー オイリー
頭皮のニオイ対策もしたいなら「リアップエナジー オイリー(化粧品)」がいいでしょう。
強力な洗浄力で、ベタつく頭皮をすっきりと洗い上げます。
また、柿タンニンを始めとしたボタニカル成分とハーブ系アロマの香りで頭皮のニオイにも効果が期待できますよ。

べたべたが気になるという理由で朝と夜に2回洗髪するような方も多いようですが、これは逆効果になることも…。
一説によると、皮脂を落とし過ぎると、頭皮が不足分を補おうとして、かえって皮脂分泌が増えることもあるようです。
とはいっても「一回の洗髪ではどうしてもべとべとが気になる…」という場合もありますよね。
そのようなときは、朝はシャンプーを使わずにお湯だけで洗う“湯シャン”との組み合わせで対策してみるのをおすすめします。

- お風呂上がりに頭皮がつっぱる感じがある
- サラサラとした細かいフケが出る
こういった方は、先ほどとは逆に皮脂が過度に少なくなり、頭皮が乾燥してしまっている疑いがあります。
皮脂には外部の刺激から頭皮を守るバリアとしての働きもあります。皮脂が少なく頭皮が乾燥しがちな方は、外部の刺激に対して敏感になり、炎症なども起こしやすくなります。
このような乾燥肌の方のシャンプー選びのポイントは3点。
- 皮脂を落とし過ぎない、洗浄力のマイルドなもの
- 敏感な肌を刺激しない、低刺激なもの
- 乾燥した頭皮をうるおす、保湿成分が含まれているもの
それでは、これらの条件に当てはまるシャンプーをご紹介いたします!
おすすめシャンプー⑤マイナチュレ シャンプー
「マイナチュレシャンプー(医薬部外品)」は、皮膚に優しい「アミノ酸系」のシャンプー。通販のみ販売で、少々お高いのも納得の、リッチな配合成分です。
まず、抗炎症作用のある成分として
- アラントイン
- グリチルリチン酸2K
- ローズマリー葉エキス
また、保湿成分として
- ユビキノン
- 加水分解エンドウタンパク
- キュウリ果実エキス
これら配合成分により、乾燥しやすく、敏感なお肌の方には嬉しい使い心地に仕上がっています。
おすすめシャンプー⑥チャップアップ シャンプー
「チャップアップシャンプー(化粧品)」も、乾燥して刺激に敏感になった頭皮に配慮した製品。
肌・頭皮と同じ弱酸性であり、低刺激な「アミノ酸系」の洗浄成分を配合しています。
「最高の素材を絶妙に独自配合」をうたい、各方面で賞を受賞しているというだけあって、価格は少々お高め。購入は通販のみという、プレミア感の高い製品となっています。

これらのシャンプーと合わせて、頭皮保湿ローションも試してみてはいかがでしょうか?
特に頭皮が乾燥しがちなシャンプー後に使うのがおすすめです!
さらっとしていてベタベタしないのも高評価!

最後に頭皮の赤みやぶつぶつが気になる方におすすめのシャンプーをご紹介します。
数あるシャンプーの中には、抗炎症作用がある有効成分、グリチルリチン酸ジカリウム(またの名をグリチルリチン酸2K)を配合しているものもあります。
具体的に製品を紹介しましょう。
おすすめシャンプー⑦ウーマシャンプー プレミアム
まずご紹介するのが「ウーマシャンプー プレミアム(医薬部外品)」。
抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウムはもちろん、頭皮環境をすこやかに保つことを目的に、馬油が配合されているのがポイントです!
洗浄成分も「アミノ酸系」で頭皮に優しく使え、海藻エキスに含まれる潤い成分によって乾燥からも守ってくれますよ。
購入は東急ハンズなど一部バラエティショップや、Amazonまたは公式オンラインショップなど、通販で。
おすすめシャンプー⑧ボタニスト ボタニカルスカルプシャンプー
頭皮環境を改善するなら、こちら「ボタニスト ボタニカルスカルプシャンプー(化粧品)」もおすすめ。
先述のグリチルリチン酸ジカリウムが配合されているほか、植物由来のせっけん成分とアミノ酸系の洗浄成分でマイルドにさっぱりと髪を洗えますよ。
ここまで紹介してきたシャンプーの中でもかなり安価なので、お試し感覚で使いやすいのもポイントです。

「シャンプー」以外の赤み・ブツブツ対策法としては次のようなものがあります。
整髪料の使用を避ける
こまめに掃除し、ハウスダストや動物の毛がアトピー肌を刺激しないようにする
生活習慣の改善――バランスの良い食事や質の高い睡眠の確保など
詳しく知りたい方は以下の関連記事をチェック!

たとえ、頭皮の悩みにあったシャンプー選びができていても間違った洗い方をしていると台無しになってしまいます。
改めて「正しい洗髪法」を整理してみましょう。
①シャンプーの前に、お湯だけでよく素洗いする
②髪につけて泡立てるのではなく手で泡立ててから髪につける
③爪を立てずに指の腹で優しく洗う
④十分に時間をかけてシャンプーを洗い流す
⑤タオルで押し当てるようにして水分を拭きとる(髪同士を擦り付けない)
⑥ドライヤーを髪から20cm離して、頭皮、髪の根元、毛先を乾かしていく
シャンプー前後のすすぎが甘いと、汚れや皮脂も落ちませんし、逆にシャンプー剤が頭皮に残って頭皮を刺激してしまいますよ。

自分の頭皮がどんな状態かによって選ぶべきシャンプーは異なります。
頭皮に問題を抱えている人は、「ブランド名」や「香り」だけでなく、きちんと配合成分をみてシャンプーを選びましょう。
正しくシャンプーを選び、適切な頭皮ケアを実践してください!