目次

  1. ノコギリヤシとイソフラボン、併用がおすすめって本当?
  2. ノコギリヤシの基本情報
  3. イソフラボンの基本情報
  4. ノコギリヤシとイソフラボンの併用で期待できる効果
  5. 効果の認められたAGA対策をしたい方は
  6. AGA対策には正しい知識を!

ノコギリヤシイソフラボン、どちらも「髪に良い」という情報をネット上でよく見かける成分です。

調べてみると、AGA(男性型脱毛症)への作用があるとかないとか…。

ですが、詳しいことはほとんど述べられておらず、よく分かりませんよね。

そこでこの記事では、ノコギリヤシとイソフラボン、それぞれを紹介し、併用すると髪にどのような影響があるのか、詳しく説明していきます。

ノコギリヤシは、アメリカ東部原産の低木のヤシです。

一般的に想像する「ヤシの木」に比べて低いヤシで、高さは2~4mほど。

その果実は脂肪酸や植物ステロール類に富み、抽出したエキスは前立腺肥大症に効果があるという意見もあります。

ネイティブアメリカンは古くから、ノコギリヤシの実を男性の強壮薬、健康食として摂取していました。

ノコギリヤシに期待できる効果とは?

まず押さえておきたいのは、ノコギリヤシは効果の認められた「医薬品」ではなく、「食品」だということ。

医薬品ではないので、どんな症状に対しても国が効果を認めてはいないのです。

とはいえ、効果が認められていない=無意味と決めつけるのも早計。

実際に海外ではノコギリヤシを医薬品として認めている国もあり、効果があるという意見もあります。

なので、今回は「そういう説もある」ということを、お伝えしますね。

ノコギリヤシにあるのでは?と言われているのは、5αリダクターゼという酵素の働きを阻害することで、AGAの原因である男性ホルモン、DHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑える作用です。

原因を抑えることで、AGAの進行を遅らせられるのでは、と言われています。

ノコギリヤシの注意点

ノコギリヤシは食品なので、医薬品のような効果・効能がない代わりに副作用もありません。

ただし、過剰な摂取や身体の状態によっては、以下のような健康被害のリスクも。

  • 腹痛
  • 吐き気
  • 下痢
  • 便秘
  • めまい
  • 頭痛
  • 発疹

特に過剰摂取は健康被害のリスクを高めるので、商品に記載された上限量をしっかり守って摂取しましょう。

イソフラボンは主に大豆製品に豊富に含まれる成分。

抗酸化物質であるポリフェノールの一種で、女性ホルモンに似た働きをするという説があります。

イソフラボンを多く含む食品としては、豆腐や納豆・醤油・味噌などが代表的。

イソフラボンに期待できる効果とは?

イソフラボンを含んだ特定保健用食品(トクホ)では、「骨の健康維持に役立つ」という表示が許可されたものがあります。

しかし、「AGAに効果がある」という表示をされているものはありません。

ただしイソフラボンには、ノコギリヤシ同様、髪にいいのではという意見があるのも事実。

そこでここからは、その一意見を紹介します。

イソフラボンに期待されているのは、ノコギリヤシと同じく5αリダクターゼの働きを抑え、DHTの産生を防ぐ作用です。

これによってAGAの進行を遅らせる、というのですね。

イソフラボンを摂取する際の注意点

日本の食品安全委員会が定めた、1日あたりのイソフラボンの摂取上限量70~75mgを目安としています。

これは、納豆2パック・豆腐一丁分程度

過剰に摂取すると必ず健康に影響を及ぼす、というわけではないのですが、健康的な摂取量の目安と考えてください。

結論として、そもそもノコギリヤシイソフラボンもAGAに対する効果が認められていないため、併用することで効果が高まるとはいえません。

また、先ほどご説明した「期待される効果」が仮にあるとした場合も、併用することで効果が高くなるとは言い切れません。

これらの成分を併用しても、効果を高めあったり、より高い効果が得られるという科学的根拠はありません

使用するのは自由ですが、過度な期待はせず、手軽な選択肢として考えておきましょう。

ノコギリヤシとイソフラボンに関しては、効果の認められていない成分というのが確たる事実。

「対策するなら効果が認められているものがいい」というのが、多くの方の考えではないでしょうか?

そんな方々には、効果の認められたAGA治療薬であるプロペシアザガーロを推奨します。

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版においてどちらも推奨度Aとされており、考えるべき選択肢といえます。

ただし、この2つは医薬品であり、副作用のリスクも存在します。

服用を考えている方は、AGA治療を行う医療機関にて診察を受け、医師の説明を聞いてから飲むようにしましょう。

ノコギリヤシとイソフラボンの効果についてみてきました。

再三になりますが、これらの成分には医薬品としての効果は認められておらず、あくまで「食品」です。

併用に関しても、効果を高めあう・より効果的になる、という根拠はありません。

なので、手軽な選択肢程度に考えておきましょう。

効果の認められた対策がしたい方には、治療薬であるプロペシアやザガーロをおすすめしますよ。