目次

  1. ノコギリヤシがDHTを抑えるって本当?
  2. まずはAGAのメカニズムを知ろう~DHTの脅威~
  3. ノコギリヤシとは?DHTとの関係は?
  4. ノコギリヤシに副作用はある?
  5. ノコギリヤシ以外でDHTを抑えたい方は…
  6. ノコギリヤシと薄毛の関係まとめ

AGA(男性型脱毛症)対策について調べていると、たびたび名前が挙げる「ノコギリヤシ」

なにやら、AGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制するなんて噂が…・

もしも本当なら魅力的な効果ですが、さまざまな情報があり実際のところはよく分かりませんよね。

そこで今回は、そんなノコギリヤシとDHTの関係をご説明していきます。

ノコギリヤシ以外の選択肢もご紹介するので、ぜひ後半まで読んでみてください。

ノコギリヤシとDHTの関係をご説明する前に、AGAのメカニズムについてみていきましょう。

AGAとは、思春期を過ぎた男性に現れる薄毛の症状のことで、前頭部や頭頂部から進行するのが特徴。

AGAの多くは、強力な男性ホルモンであるDHTが髪の成長サイクルを乱すことで引き起こされます。

このDHTは、同じく男性ホルモンのテストステロンと、5αリダクターゼという酵素が結合することによって産生されるもの。

AGAの原因を作り出す5αリダクターゼ、この酵素がノコギリヤシの作用について語る上でポイントになります。

ノコギリヤシの基本情報

ノコギリヤシは、北米から中南米に自生している低木のヤシ。

その果実に含まれる成分が排尿や強壮、血行促進などに役立つといわれており、先住民の間では健康食品として愛用されていました。

海外では、ノコギリヤシの成分に前立腺肥大症への効果があるとし、医薬品として認可している国も。

しかし、日本では科学的根拠の乏しさから医薬品としての効果は認められておらず、あくまで「食品」として利用されています。

それでは、そんなノコギリヤシはDHTとどう関係しているのでしょう?

ノコギリヤシとDHTの関係

先述した通り、ノコギリヤシの作用には科学的根拠が乏しく、効果の認められていない「食品」に分類されています。

そのため、AGAやDHTに効果がある、とは言えないのが現状です。

ただし、科学的根拠が乏しいから絶対に無意味、とはいえません。

実際にノコギリヤシは海外では医薬品に分類している国もあり、効果を認める意見もあります。

なので、今回は「ノコギリヤシに期待できると言われている作用」についてご説明していきます。

ノコギリヤシに期待できると言われているのは、「5αリダクターゼの働きを抑える効果」

5αリダクターゼの働きを抑えることで、DHTの産生を防ぎ、AGAの進行を遅延させるのですね。

これは、医薬品のプロペシアやザガーロに近い効果といえます。

副作用という言葉は医薬品に対して使う言葉なので、医薬品ではないノコギリヤシには副作用は存在しません。

ただし、体調や摂取量によって、健康被害を引き起こすリスクはあります。

具体的には以下の通り。

  • 腹痛
  • 吐き気
  • 下痢や便秘
  • めまいや頭痛
  • 発疹

もしこれらの症状が現れた場合は、すぐに医師に相談し、その後の使用を判断しましょう。

特に過剰摂取をしてしまったときに、こうした副作用が見られる傾向があるようです。

商品に記載されている用法・用量を正しく守って服用してくださいね。

また、すでに服用している薬がある方や妊娠・授乳中の女性は、必ず医師の相談のもとで服用を検討してください。

ここまでノコギリヤシについてご説明してきましたが、残念ながら効果が期待できるものとは断言できません。

読者の皆様の中には「効果が認められたものを使いたい」という方もいるでしょう。

そういった方には、プロペシアやザガーロといった効果の認められたAGA治療薬を推奨します。

これらは男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版においても推奨度A(行うよう強く勧める)とされており、医療機関でも推奨されていることが分かります。

とはいえ、医療用医薬品のため副作用のリスクもあります。

服用を検討している方は、医師と相談し慎重に判断しましょう。

ノコギリヤシには効果が認められていないため、DHTを抑える作用があるとはいえないのですね。

ただし、一部で「効果があるのでは?」という意見があることも事実。

過度な期待はせず、試しに使ってみるというのは、薄毛対策の選択肢としてありかもしれませんね。

効果の認められたものが使いたい、という方は後半でご紹介したプロペシア・ザガーロを検討してみてください。

自分に合った対策方法で、AGAをケアしていきましょう。