目次

  1. プロペシアと眠気の関係は?
  2. まずは知りたい!プロペシアを飲むとどんな効果あるの?
  3. プロペシアの副作用として眠気は起こることはある!
  4. なぜプロペシアの副作用で眠気が起こるのか
  5. プロペシアの服用で起こる眠気以外の副作用
  6. プロペシアの服用で注意することとは?
  7. プロペシアは副作用のリスクを理解した上で服用しよう

AGA(男性型脱毛症)の治療薬として効果が認められているプロペシア。

薄毛改善のために、服用を検討している人もいるのではないでしょうか。

しかし一方で、副作用として眠気が起こるという報告も。

もしそのような副作用があるとしたら…日中の眠気は日常生活にも支障が出やすいので心配ですよね。

そこでこの記事では、プロペシアの服用で起こる眠気について徹底解説。

他の副作用についても解説していきます。

AGAの治療薬であるプロペシアの効果は、AGAによる薄毛の進行を遅らせるというものです。

AGAとは思春期を過ぎた男性に訪れる薄毛のことで、男性ホルモンの1つであるDHT(ジヒドロテストステロン)による髪の成長サイクルの乱れが主な原因。

DHTは、同じく男性ホルモンのテストステロンと、5αリダクターゼという酵素が結合することで生まれ、薄毛を進行させます。

そこで活躍するのがプロペシア

プロペシアの有効成分フィナステリドには、DHTを作る5αリダクターゼの活性を抑制する作用があるので、DHTそのものが作られにくくなります

つまり、AGAの原因であるDHTが減るので、薄毛も進行しにくい状態になるのです。

AGAの治療薬として名高いプロペシアですが、薬にはつきものの副作用が存在します。

眠気も副作用として記載されているか、添付文書の副作用の項を確認してみると…。

実は、副作用の症状の中に眠気は記載されていません。

しかし、一部で眠気の副作用が報告されている(参照1)のは事実です。

副作用の発生率はさほど高くはないとされているプロペシアですが、眠気の場合は運転に支障が出るなど、影響が大きさは無視できません。

プロペシアと眠気の関係をもっと詳しく見ていきましょう。

そもそも、一体なぜプロペシアを服用することで眠気を感じる人がいるのでしょうか。

2つの原因が想定できます。

肝機能に負担がかかるため

プロペシアには肝臓で代謝される成分が含まれているため、肝臓に負担をかけてしまうリスクがあります。

さらに、AGA治療のためには、プロペシアを長く継続して内服することが必要。

普段からお酒を飲む機会の多い人などの場合、肝臓への負担が大きくなってしまいます。

肝臓が不調を起こすと、だるさや眠気を感じることがあるため、プロペシアの服用によって眠気が起こりやすくなる可能性があるのです。

ホルモンバランスが変化するため

プロペシアで眠気が出る原因として、ホルモンバランスの変化も挙げられます。

プロペシアの有効成分フィナステリドには、5αリダクターゼという酵素の働きを阻害し、薄毛を進行させる男性ホルモンの一種、DHT(ジヒドロテストステロン)が作られるのを抑える効果が期待できます。

しかし、本来男性の身体にとって必要なDHTがプロペシアによって不足すると、男性型更年期障害などを引き起こす可能性も。

男性ホルモンが減少することで、更年期障害に見られる、疲労感や眠気などの症状が起こりやすくなる可能性があるのです。

プロペシアには、眠気以外にも、下記のようないくつかの副作用が報告されています。

箇条書きで紹介しましょう。

  • 肝機能障害
  • 性欲減退
  • 勃起機能不全
  • かゆみ、じんましん、発疹
  • 乳房の肥大、圧痛
  • 抑うつ、めまい
  • 胎児への生殖器への影響(女性)など

プロペシアでは、性機能への影響をはじめ、多様な副作用があることがわかります。

また、かゆみやじんましんなどのアレルギー症状を引き起こす場合は、プロペシアが身体に合っていないと考えられます。

服用によって眠気をはじめとした副作用と思われる症状がみられた場合は、すぐに使用を中止し、処方を受けたクリニックを受診しましょう。

プロペシアは、体への作用が強い医薬品です。

そのため、副作用の症状やリスク以外にもいくつか、注意しておきたい点があります。

【注意!】服用後に運転をする予定がある場合

繰り返しますが、プロペシアは一部で眠気の副作用が報告されています。

ここを軽く見て、服用後に運転をしているときに眠気が出てしまうと、思わぬ事故にもなりかねません。

プロペシアは、AGAに対する治療薬であり、医薬品です。

服用した医薬品によって正常な運転ができない状態で運転をすることは禁止されています。

あらわれる副作用には個人差があり、体調によっても左右されるもの。

医師に処方された容量・用法を守っても、運転に支障をきたすおそれがあるため、注意が必要です。

安全のため、万一眠気が来ることも想定して、服用後の運転は控えましょう。

持病があり他にも薬の処方を受けている場合

持病がある方や他の治療をしている方は、プロペシア以外にも薬を処方されている場合もあるでしょう。

しかし、自己判断での併用は禁物。

含まれる成分によっては、有効成分を阻害し、効果をなくしてしまったり、身体に悪影響を及ぼしたりする可能性もあります。

持病があり、他にも薬を飲んでいる場合には、医師や薬剤師に相談した上で判断しましょう。

肝機能に障害がある場合

プロペシアの副作用には、肝機能障害も挙げられています。

前述したように、肝臓への負担が原因ですね。

そのため、肝臓を治療中の人や肝機能が弱い人など、肝機能に障害がある方の服用は推奨しません。

また、現在は健康であっても、普段からお酒を飲む機会が多い人などの場合には注意が必要です。

プロペシアとアルコールによって、肝臓へ大きな負担がかかるからです。

プロペシアを服用する場合、アルコールの過剰摂取は避けるようにしましょう。

身近に未成年や授乳中や妊娠中の人がいる場合

プロペシアを使用できるのは、成人男性のみ

女性や未成年は使用できません。

なぜならプロペシアは、女性が服用すると男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼす危険性があるため。

さらに、未成年についても、安全性の保障がされておらず、使用は厳禁とされています。

また、プロペシアの成分は肌から吸収されることあるので、女性や未成年は触れないよう注意することも大切。

男性が服用する場合であっても、家族やパートナーに女性や未成年がいる環境では、取り扱いに十分注意が必要ですよ。

プロペシアは、日本でも認可されたAGA治療薬であり、その効果が期待されるところ。

しかし、一部では眠気などの副作用も報告されています。

副作用によっては、身体に異変が起こり、それによって日常生活にも支障が出てしまうものもあるため、服用には注意が必要です。

AGAをより効果的に治療するため、プロペシアの副作用をよく理解し、その上で服用を検討するようにしましょう。