目次

  1. パーマで「頭皮が荒れる・抜け毛につながる」って本当?!
  2. 《結論》抜け毛につながることはない!しかし…
  3. なぜパーマは頭皮トラブルにつながるの?
  4. ※パーマの注意点※ 頭皮トラブルを起こさないためにできること
  5. 注意点を守り、パーマによる頭皮への影響を抑えよう!

いつも美容室でかけてもらうパーマ

理想の髪型になるためには必要な行程なのですが…施術中の独特な薬品臭施術時間の長さから、「パーマ液が頭皮にも浸透して悪影響を及ぼすのでは」と不安に思ったことはないでしょうか?

一度考え出したら、「抜け毛が最近増えた気がする」「もしかしたらパーマの影響かも」と不安になります。

“多少の抜け毛とお気に入りのルックスはトレードオフ”と考えられる方はよいですが、もしこれが、重篤な頭皮の肌荒れや薄毛に繋がってしまうとしたら問題ですよね。

そこで今回は、そんなパーマの頭皮荒れや抜け毛、薄毛への影響について解説していきます。

前提知識としてパーマの仕組みから説明していきますので、順番に目を通してください。

結論から述べると、抜け毛や薄毛はさまざまな要因が積み重なることで起こる症状なので、パーマのダメージだけが災いして引き起こされるとは考えにくい、と言えます。

しかし、パーマが多少なりとも頭皮に負担をかけるのは事実なので、これが頭皮トラブルの一要因となる可能性は十分に考えられます。

液剤との相性が合わない場合などは、頭皮のかゆみフケなどのトラブルを招くことも充分あり得るということを念頭に置いておきましょう。

次章では、なぜパーマが頭皮トラブルにつながる可能性があるのかを解説していきます。

パーマによってなぜ頭皮トラブルが引き起こされる可能性を確認するにあたっては、まずパーマの仕組みから説明いたします。

その上で頭皮トラブルにつながる原因を紐解いていき、「どのような頭皮トラブルを招く可能性があるのか」を解説していきます。

パーマの仕組み

パーマは、液剤を使って髪の毛の結合を切り離したりくっつけたりすることで、強制的に髪をクセづける施術です。

具体的には、パーマ液を使って髪を生成するタンパク質「シスチン」に働きかけ、シチスンを「整える」「ずらす」などと結合具合を変え、ストレートやカールなどを作ります

パーマするときは、2度液剤を使います

1つ目の液剤シチスンの結合を一度すべて切断し、2つ目の液剤を使うことでクセづけた状態を保ったままシチスンを再結合させるのです。

下のイラストはストレートパーマを解説のものですが、シスチン結合を切除し、再結合させる原理はこのイラストと同じです。

ストレートでもカールでも、原理は同じ。
ストレートでもカールでも、原理は同じ。

この行程で最も髪の毛や頭皮に負担をかけるのが、「還元剤」と呼ばれる“1つ目の液剤”で行う施術です。

髪の毛のシスチン結合を切除させるために用いられるこの還元剤は、アルカリ性

人の髪の毛や頭皮の性質は弱酸性なので、pH値の異なるアルカリ性の液剤が付着することでストレスがかかってしまうのです。

パーマによるダメージはどのような頭皮トラブルにつながる?

一般的に、一度パーマを受けた程度ではそれほど大きなダメージを受けることはありません

しかし、近い頻度でなんども繰り返し施術を受ければそれだけ負担は大きくなります

また、使用する「薬剤との相性」や「その日の体調」など、体質やタイミングによって影響が出る可能性も否定できません。

こうしたことから、パーマ液にアレルギー反応を起こし、かゆみ腫れ湿疹などの炎症が起きることがあります。

また、これまでは大丈夫だったとしても、突然頭皮トラブルが表れることもあるでしょう。

軽い炎症で済む場合もありますが、炎症が起きている状態を放置すると、症状がさらに悪化して重篤なアレルギー症状が出てしまうこともあるので、注意が必要です。

次項では、ここまでに説明したようなリスクを避けるために、どのような点に注意すれば良いのかをご紹介していきます。

パーマには頭皮トラブルにつながる要素があることをお話ししてきましたが、いくつかのポイントに注意すれば、頭皮トラブルのリスクは減らせることも知っておいてください。

パーマによるトラブルをなるべく避けるためにできることは、以下の5つです。

それぞれ詳しく紹介していきますので、最後までしっかりチェックしてください。

①頭皮に負担をかけないパーマを選ぶ

まず根本的な問題として、還元剤が頭皮に負担をかけているのであれば、「それを避ける施術方法を選ぶ」という選択肢があります。

頭皮に負担をかけずに行える施術を検討してみましょう。

美容師の方も、以下のようにこの方法をおすすめしています。

先に頭皮からはなして薬を塗って、熱でパーマをかけるデジタルパーマなどがありますので、頭皮にダメージを与えずにかける手段はございます。

sails(セイルズ)玉川 裕人さんのアドバイス|髪・髪型の悩み解決ならお悩みホットラインEPARKビューティー(イーパークビューティー)

パーマ液による頭皮への負担を抑えたい方は、頭皮に還元剤を直接つけずに施術できる「デジタルパーマ」を選択するのがベストなようです。

②基本的にはプロの手に委ねる

市販のパーマ液を購入して自分でパーマを行う。

あるいは、美容院でのパーマのウェーブ具合に満足いかず、プラスして自分でパーマを行うケースもあります。

節約やカスタマイズの観点からはこうした選択肢もありですが、頭皮へのダメージのリスクを考えるとあまりおすすめできません

頭皮の健康のためには、やはり専門的知識と技術、豊富な経験を持った美容師さんに委ねるのが、最も安全な方法といえます。

もし、担当の美容師の方のプロとしての技能に不安があるのなら、美容院を変えてみるのも手ですし、すでにフケや抜け毛などの症状が出ている場合はなるべく早めにクリニックなどで相談するのがよいでしょう。

③パッチテストを行う

パーマ液が体質に合っているかどうかを確認する方法に、パッチテストがあります。

人によってはパーマ液の成分にアレルギー反応を起こしてしまい、頭皮のトラブルを引き起こすことがありますので、パッチテストで事前にチェックしておきましょう。

ただし、カラーとは異なり、パーマはパッチテストを行なってくれる美容室が圧倒的に少ないのが難点。

「皮膚が弱く、アレルギー性の炎症などが心配」など、事情を説明してパッチテストを行なってくれる美容室を電話確認などで探してみてください。

また、注意したい点として、パッチテストでわかるのはアレルギー性接触皮膚炎の症状のみです。
敏感肌の人や肌が弱っているときに起こるかゆみ、赤み、痛みなどの症状、刺激性接触皮膚炎については確かめられないことも頭に入れておきましょう。

④タイミングを考慮する

体のコンディションが頭皮に影響することもありますので、パーマをかける時はこれを考慮したタイミングでの施術が無難。

以下のようなタイミングでのパーマは、人によって頭皮のトラブルを招きかねないので要注意です。

  • 生理前・生理中
  • 寝不足・健康状態が本調子でない
  • 花粉症の影響が出ている
  • 季節の変わり目

ホルモンバランスが安定していない体長が優れない肌が荒れやすい・敏感になっていると思う場合は、頭皮のことを考えて念のためパーマを控えましょう。

⑤適切な頻度を守る

パーマは、頭皮はもちろん髪の毛へのダメージを考えると「3~4ヶ月に1度くらいの頻度が最適」と言われています。

「そうは言われても、パーマが取れてきてしまうような気がする…」と不安になる方もいると思いますが、以下のような美容師さんの意見を持っている方もいますので、ぜひ参考にしてみてください。

パーマが取れてきた頃のスタイルの方がスタイリングしやすいことも多く完全に取れてから掛けなおす方もおりますのでご自身のタイミングで掛けるのが一番いいかもしれません。

イマジン・アミティ對馬さんのアドバイス|髪・髪型の悩み解決ならお悩みホットラインEPARKビューティー(イーパークビューティー)

ご自分でわからない場合は美容室の担当する方にパーマの残り具合をみてもらい、自分のしたいスタイルにパーマをかけた方が良いかカットだけでも良いのか判断してもらってください。

モッズヘア 日吉店さんのアドバイス|髪・髪型の悩み解決ならお悩みホットラインEPARKビューティー(イーパークビューティー)

「カットしたときには習慣でパーマもあてていた」という方。

パーマは取れかけほうがスタイリングしやすいなんてこともあるようなので、担当の美容師さんにパーマの残り具合を見てもらってカットだけの月も作ると、理想のスタイリングを保ちつつ、頭皮の負担を軽減できそうです

抜け毛や薄毛をダイレクトに引き起こすわけではないにしろ、髪の組織に直接作用するパーマ液は頭皮にも影響する可能性があると頭に入れておくことが大切です。

ご紹介した5つの注意点を守ってパーマをかければ、頭皮トラブルを起こさずに思い通りのスタイリングを持続できるのではないでしょうか。

いまはフケや抜け毛といった症状がなくても、気づかないうちにダメージが蓄積することもありますので、排除できる要因はすべて排除して、万全な状態でパーマに臨みましょう。