目次

  1. 自毛植毛ってどうなの?
  2. 知っておこう!自毛植毛に関しての基礎知識
  3. ズバリ、自毛植毛ってどれくらいの期間で定着するの?
  4. 自毛植毛の定着率を下げないためにできること
  5. 定着したのに髪が抜けるって聞いたけど、大丈夫?
  6. 自毛植毛の定着は術後のケアが鍵!2週間は気をつかおう

生え際などの薄毛が気になり、「薄毛対策の最後の砦(とりで)」と言われる自毛植毛を検討する方は少なくありません。

ですが初めての場合、手術が失敗しないか、きちんと髪が定着するか、どれくらいで定着するのか、などの不安要素は多いはず。

そこで今回は、「自毛植毛の定着」をテーマにお話しします。

「自毛植毛をしてみたいけど不安…」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

自毛植毛の定着について話す前に、まずは自毛植毛の内容や施術方法など、基礎知識を解説していきましょう。

自毛植毛とは?

自毛植毛とは、後頭部や側頭部から生え際などの薄毛が気になるところに、自分の髪の毛包を移植する手術のこと。

自分の毛包であるため、拒絶反応が起こらず、定着すれば他の部分の髪と同じように成長するというメリットがあります。

施術方法は?

自毛植毛の施術方法は大きく分けて3種類、ニードル法(Choi式)、ストリップ法(FUT)、ダイレクト法(FUE)です。

ニードル法(Choi式)はその名前の通り、細い針で1本ずつ穴をあけて移植する方法。

傷跡が目立たないというメリットがありますが、手間がかかることと細い毛しか移植できないというデメリットもあります。

ストリップ法(FUT)は、移植する髪を頭皮ごとメスで切り取り、小分けにして移植する方法です。

他2つの施術方法よりも時間や値段が少なくて済む傾向にありますが、メスを使うため、漢字の「一」のような直線の傷跡が残ります

ダイレクト法(FUE)は、穴あけパンチのような器具で植毛する方法。

傷跡が小さいため目立ちにくいというメリットがありますが、メスを使うFUT法と比べ、一度に移植できる量は少なくなってしまいます。

人工毛植毛とは?

そもそも、植毛には「自毛植毛」のほかに「人工毛植毛」という方法も存在します。

この「人工毛植毛」についても触れておきましょう。

多くのクリニックでは、化学繊維を埋め込む「人工毛植毛」よりも、髪を作る細胞ごと自分の髪を植毛する「自毛植毛」の方をおすすめしています。

自毛植毛がおすすめな最大の理由は、拒絶反応が起こらないこと。

人工毛植毛は異物を頭皮に植えるので、拒絶反応による炎症や感染症が起こる可能性があるのです。

また、人工毛植毛は抜けやすいため、髪のボリュームを保つなら、年に1、2回は植え直しのメンテナンスが必要になります。

手術1回の値段は人工毛植毛の方が比較的安いものの、メンテナンスの回数を重ねた場合、トータルの値段は自毛植毛よりも高くなる可能性が。

拒絶反応とメンテナンス、以上の理由から、ヘアラボも自毛植毛をおすすめしています。

では、自毛植毛で移植した髪が頭皮に定着するまでの期間がどれくらいかというと、1~2週間です。

多少の個人差はありますが、2週間ほど経てば、ほぼ定着すると言っていいでしょう。

ただし、傷の治りや定着を早めるために、できれば術後1週間以上は仕事を休んだほうがいいでしょう。

術後の痛みやかさぶたなどは、2週間でだいぶおさまってきます。

ちなみに、自毛植毛における「移植した髪の定着」は、「植毛手術の成功」とイコールではありません

髪の定着は「移植した髪が抜けずに根付くかどうか」です。

そして植毛の成功とは、「定着した髪が正常に育って、薄毛が改善される」こと。

つまり、定着を目指すよりも、その後にある「成功」を目指すべきなのです。

とはいえ、成功のための準備段階として定着させる必要がある訳ですから、定着が重要であることは変わりません

なお、多くのクリニックでは、自毛植毛で移植した髪が定着する確率を90%以上としています。

少しでも元気な髪の毛が育つように、定着するまでの術後2週間ほどの間、定着率を下げないためにできることをご紹介します。

かさぶたをはがしたり頭皮を引っ掻いたりしない

施術方法にかかわらず、自毛植毛後の頭皮にはかさぶたができます。

かゆくて引っ掻いたり、気になって剥がしたりしてしまいそうになりますが、定着しようとしている髪がダメージを受けて抜けてしまう可能性があります。

できるだけ、植毛部分をいじらないようにしましょう。

植毛部分へのシャンプーは避ける

シャンプーでいつものようにゴシゴシ頭を洗うと、傷が開くだけでなくせっかく移植した髪の毛の定着率が下がり、髪が抜けてしまう可能性が。

とはいえ、全く洗わないというわけにもいきませんよね。

コツとしては、まず手術当日はシャンプーはせず、翌日から洗うこと。お湯の温度は温めにしましょう。

翌日〜1週間後までは、指でこすらず、柔らかいスポンジで軽く押し洗いをするようにして洗ってあげてください。

シャワーの水圧も刺激になるので、手でお湯をかけるなどの方法でシャンプーを洗い流しましょう。

術後1〜2週間からはだんだん髪が定着してきますが、爪は立てず、指の腹で優しく円を描くように洗うのを心がけてくださいね。

激しい運動や入浴、飲酒は避ける

血行を促進してしまうと、手術の傷が開く恐れがあります。

運動や入浴、飲酒など、血の巡りがよくなるような行動は避けましょう。

入浴の際は、術後1〜2週間はシャワーだけにして、湯船にはつからないように心がけて。

運動は、術後3〜4日はジョギングなどの軽い運動だとしても避け、筋トレや激しい運動は1〜2週間は行わないように。

アルコールについても、術後1〜2週間は控えてくださいね。

植毛後に植毛部分付近の髪が一気に抜けてしまうことがありますが、これは時間が経てばまた生えてきます

失敗ではないので、心配しなくて大丈夫。

自毛植毛後に抜け毛が起きる理由は、主に2つです。

1つ目は「一時的脱毛」。植毛後1〜3ヶ月に、移植した部分の髪が抜けます

これは髪が新しく生え変わるための自然現象なので、術後3〜4ヶ月でまた髪が生えてきますよ。

2つ目は移植した髪ではなく、移植部分の周囲の髪が抜け毛になる「ショックロス」。

手術で使用した麻酔や移植部分の炎症が原因と考えられており、こちらは術後6ヶ月〜1年後にまた生え変わります。

どちらの抜け毛にしてもきちんとまた生え変わる準備なので、安心してくださいね。

自毛植毛は、生え際や頭頂部などの薄毛改善において、効果的な手段の1つ。

しかし、しっかりとアフターフォローをしないと、せっかくの植毛が無意味になってしまいかねません。

長く生え続ける健康的な髪の毛を手に入れるためにも、術後2週間ほどは術後のケアをしっかりとしてあげましょう。

この記事で少しでも自毛植毛の疑問や不安が晴れたのなら、幸いです。

参考文献
[1] 紀尾井町クリニック , https://www.nhtjapan.com/feature/growth.html , 最終検索日2018年4月10日
参考文献
[2] 湘南美容クリニック , https://www.s-b-c.net/contents_aga/menu/aga_merit_demerit.html , 最終検索日2018年4月10日