目次

  1. 自毛植毛の定着率と成功率、二つの違いとは?
  2. 自毛植毛について《確認》
  3. 自毛植毛の「定着率」と「成功率」の違い
  4. 「定着率」と「成功率」で自毛植毛の“結果”が見える
  5. 自毛植毛の定着率をあげるためには?
  6. まずは、定着率と成功率に定評のあるクリニック選びを!
一見すると同じような意味でも、実は違う…?
一見すると同じような意味でも、実は違う…?

薄毛に悩む方であれば、誰しも一度はネットで「自毛植毛」を調べたことがあるはず。

検索でヒットしたサイトでは、「定着率」「成功率」という言葉をよく目にしたのではないでしょうか?

自毛植毛の定着率と成功率。

同じ意味を持つように感じてしまいますが、実は大きな違いがあります

自毛植毛を検討している方にとって重要なポイントなので、ぜひこの記事を読んで押えておきましょう。

自毛植毛の概要をおさらい!
自毛植毛の概要をおさらい!

まずは、自毛植毛についての基本情報を確認しましょう。

自毛植毛とは、脱毛などにより薄毛になった頭皮に、自身の髪の毛を毛根ごと移植する発毛治療のこと。

男性の場合、薄毛になりやすい生え際頭頂部に比べ、側頭部や後頭部は髪の毛が豊富に残っていることがほとんど。

したがって、自毛植毛では側頭部や後頭部の毛生え際や頭頂部に移すのが一般的です。

手術には50万円~200万円ほどの治療費がかかります。

もちろん、医療行為であるため医師しか施術は行えません

植毛には自毛植毛と人工毛植毛がありますが、人工毛植毛は異物を頭皮に埋め込む治療なので、ヘアラボでは推奨していません

定着率と成功率について正しく理解しよう。
定着率と成功率について正しく理解しよう。

では、さっそく定着率と成功率の違いについてご紹介していきましょう。

まずは「定着率」と「成功率」それぞれについて正しい認識をお伝えし、その後に二つの違いについて詳しく説明していきます。

自毛植毛の【定着率】について

自毛植毛の定着率とは、植毛した髪の毛の毛根がしっかり根付いている割合のこと。

「しっかり根付く」とは、健康な髪の毛と同じように、毛が頭皮の下から生えている状態になることを指しています。

自毛植毛では、毛根ごと髪の毛を植え付けたものの、その日のうちに抜けてしまうことがあります。

そのような抜け毛が多くなると定着率は低下してしまうのです。

自毛植毛の【成功率】について

成功率とは、植え込んだ毛根がきちんと「抜けては生え」という生え変わりのサイクル(ヘアサイクル)を辿れているかを図る割合のこと。

つまり、毛根として正常に稼働し始めた割合を示します。

したがって、植毛した毛がきちんと生え変われていなければ、成功率は低下してしまうのです。

定着率と成功率の具体的な違い

それぞれの概要は認識できましたね。

定着率と成功率の違いを分かりやすくまとめると、以下の通り。

定着率植え込んだ毛根から毛髪が生えてくる割合
成功率:植え込んだ毛根が定着した後、通常の毛根と同じようなヘアサイクルを辿る割合

一見すると似たような意味合いに思える「定着率」と「成功率」には、このような違いがありました。

なお、「成功率」の一般的な数値は90%程度とのこと(注1)。

9割が根付くのなら、かなり確率としては高いと言えるのではないでしょうか。

(注1)古江増隆総編集. 坪井良治専門編集. 『脱毛症治療の新戦略』(中山書店. 2011年)P.142 より

自毛植毛の結果は3つのパターンに分かれます。
自毛植毛の結果は3つのパターンに分かれます。

この二つの割合は、以下のような形で実施した自毛植毛がうまくいったのかどうかを推し量る際に用いられます。

  • ①定着率が低い自毛植毛
    →「失敗」と言える

  • ②定着率が高く、成功率が低い自毛植毛
    →効果が持続しない

  • ③定着率が高く、成功率も高い自毛植毛
    →最も良い結果

①は、植え付けた毛がほとんど抜けてしまって定着しなかった場合です。
定着率がいちじるしく低い自毛植毛は、失敗と捉えていいでしょう。

②は、植え付けた毛が抜けずに成長したものの、抜けた後に再び生えるサイクルには至らなかったことを意味します。
その結果、自毛植毛によるフサフサ感は次第に薄れていきます。

③は植え付けた髪の毛が成長し、抜けても次の毛がキチンと生えてきたことを意味します。
これなら自毛植毛は成功した、といえるでしょう。

自毛植毛が成功しても…油断は禁物!

たとえ自毛植毛の定着率・成功率が高くても、「失敗」と判断せざるをえない時があります。

それは、自毛植毛した毛は健康なのに、その周辺の元の毛がハゲ・薄毛の影響を受けて抜けてしまう場合です。

この場合は、自毛植毛した場所だけが離れ小島のようになってしまいます。

自毛植毛に失敗したときは、追加で自毛植毛するか、諦めるしかありません…。

原則的として、自毛植毛が成功した毛はハゲや薄毛の影響を受けにくいとされています。

注意点を確認!
注意点を確認!

これまでお伝えしてきた話の内容を振り返ると、まずは定着率を上げることが「自毛植毛成功」への第一歩となることがわかります。

では、その定着率を高めるために気をつけるべきこと行えることはあるのでしょうか?
下記にて詳しく説明していきます。

少しでも自毛植毛の定着率を上げるには

自毛植毛は、「クリニックによって定着率に差が出てしまう」と言われていることをご存知でしょうか?

その理由は植毛時間が長くなり、せっかく採取した毛根が生着しにくくなってしまうことにあります。

つまり、採取したらすぐに植え付けないといけないので、それには確かな技術が必要不可欠。

少しでも定着率を上げるには、「腕の良い医師」の手術を受けなくてはならないのです。

クリニック選びは、口コミや外部機関などの評価をしっかりと調べて、くれぐれも慎重に行ってください。

自毛植毛後に気をつけるべきこと

植毛直後の髪の毛はダメージを受けやすいので、治療直後のシャンプーは十分注意してください。

シャンプーは低刺激をうたっているものを使うことをオススメします。

だからといって、シャンプーを恐がりすぎることもNGです。
不潔な頭皮は抜け毛を誘発する要因にもなりかねません。

クリニックでは、自毛植毛の翌日もしくは2日後から、刺激の強くないシャンプーでの洗髪を推奨しています。

ちなみに、植毛部分が完全定着するまでには少し時間を要しますので、1週間ほどはこすらないように気をつけましょう。

自毛植毛成功のために、後悔のないクリニック選びを。
自毛植毛成功のために、後悔のないクリニック選びを。

今回は、自毛植毛の定着率と成功率について説明してきました。

繰り返しになりますが、定着率と成功率には以下のような違いがあります。

定着率植え込んだ毛根から毛髪が生えてくる割合
成功率:植え込んだ毛根が定着した後、通常の毛根と同じようなヘアサイクルを辿る割合

そして、「そもそも定着率をあげないと、成功率の上昇には繋がらない」という旨もお伝えしてきましたね。

クリニックによっては、この2つの割合についてしっかりPRしています。

口コミなどもしっかりチェックして、クリニック選びの参考にしてみてください。

この記事が自毛発毛の扉を開くきっかけになれば幸いです。