目次

  1. 発毛成分ミノキシジルで抜け毛が増えた…これって大丈夫?
  2. ミノキシジル(発毛剤)による初期脱毛は新しい毛が生える準備!
  3. ただし、それが発毛剤の初期脱毛ではない可能性も…
  4. ちなみに…ミノキシジル製品の個人輸入は推奨していません
  5. 国内で買えるミノキシジル配合商品
  6. 【まとめ】発毛剤の初期脱毛は発毛の準備!不安なら病院へ

髪を生やすための発毛成分ミノキシジル

発毛剤リアップや、クリニックなどで処方される発毛剤に、有効成分として配合されています。

これらを使用して逆に抜け毛が増えたら誰だってびっくりしますよね。
どうして、ミノキシジルを使ったのに、抜け毛が増えてしまったのでしょうか。

答えはヘアサイクルに関係する初期脱毛にありました。

この記事ではミノキシジルで初期脱毛が起こるメカニズムを解説していていきます。

また、初期脱毛ではない注意が必要なケースについても書いていきます!

ミノキシジルとは

ミノキシジルは発毛効果が期待できる成分として知られています。

日本皮膚科学会の「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)」では、AGA治療において強く薦められると評価されています。

そんなミノキシジルが配合されている発毛剤としては、市販で売られている外用薬『リアップ』が代表的。

また、ミノキシジルをタブレット状にした内服薬『ミノキシジルタブレット(ミノタブ)』という発毛剤を処方するクリニックもあります。

こちらはAGA治療薬の定番として発毛剤プロペシアなどと併用している方も多いのではないでしょうか。


参照:日本皮膚科学会「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)」


ミノキシジル配合の発毛剤を使用して初期脱毛が起こったからといって、心配する必要はほとんどありません。

なぜなら、初期脱毛のほとんどは新しい髪が生える準備だからです。

ではどうして、発毛剤で初期脱毛が起きるのか、そしてどうして心配いらないのでしょうか。

その答えはヘアサイクルを知ることで理解ができます。

まずはヘアサイクルについて知ろう

髪には生まれ変わりのサイクルがあります。

  • 休止期~早期成長期
    古い髪が抜け新しい毛が生え始める

  • 中期~後期成長期
    髪が太く長く成長す

  • 退行期
    髪の成長が弱まる

  • 休止期
    髪の成長が完全に止まる

この①~④のサイクルを繰り返しながら髪は生まれ変わっています。

これをヘアサイクルと言います。

ミノキシジルで初期脱毛する理由

さて、発毛剤に配合されるミノキシジルの効果は以下の2つがあります。

  • 1)休止期→早期成長期への移行の促進
    (新しい毛の発毛促進)

  • 2)早期成長期→後期成長期への移行促進と維持
    (毛の成長の促進と退行期に移り変わるのを遅らせる)

このうちミノキシジルでの初期脱毛の正体は1の効果です。

1の効果によって、成長が止まった古い髪はすべて抜けます。
これが発毛剤の初期脱毛です。

ヘアサイクルを考えれば、これは新しい髪が生えようとしている証拠でもあるということ。

ということで、発毛剤による初期脱毛は心配する必要がないのですね。


参照:大正製薬「ミノキシジルの作用と効果データ」


▼ヘアラボスタッフの初期脱毛はどうだった?

発毛剤の初期脱毛の期間は、通常2週間~1か月程度です。

しかし、抜け毛が続く期間が極端に長いときには、それは発毛剤の初期脱毛ではない可能性もあります。

初期脱毛以外には以下の原因が考えられます。

  • そもそも抜け毛はあるものなのに敏感になりすぎてる
  • ミノキシジルが体に合っていない
  • 他の脱毛症を発症している
  • ストレス
  • 生活習慣の乱れ

通常の抜け毛に敏感になりすぎてる

そもそも健康的な方でも1日に50〜150本前後の髪の毛が抜けるものです。

「ミノキシジル=初期脱毛」というイメージが強すぎて、単なる普段の抜け毛に敏感になってしまっている可能性があります。

普段の抜け毛が目立つタイミングとしては、

  • ①ブラッシングの時 
  • ②シャンプーの時 
  • ③起床時の枕元

これらが挙げられます。

発毛剤やミノキシジルが体に合っていない

どんな薬でも、その人に向き不向きはありますよね。

もしかしたら、使用している発毛剤やミノキシジルが体にあっておらず、効果が出ていないのかもしれません。

単純に効果が見られないだけならまだしも、発毛剤やミノキシジルが体に合っていないと頭皮のかゆみや炎症が起きる人もいるようです。

このような場合はすぐに使用を中止して、医師の診察を受けることをおすすめします。

他の脱毛症を発症している

"抜け毛"と一言で言っても、さまざまな種類があります。

例えば、前触れなく起こる円形脱毛症やフケが過剰にでる脂漏性脱毛症など。

ミノキシジルはAGA用に用いられますが、もしかしたらこういったAGA以外の症状を発症しているのかもしれません。

円形脱毛症とは、十円ハゲとも呼ばれる一部分の毛が抜け落ちる脱毛症です。

この症状はストレスや遺伝によって引き起こされる免疫疾患が原因で、よって育毛剤や発毛剤の効果はほとんど期待が持てません。

自然治癒もしくは医師による治療が必要です。

一方の脂漏性脱毛症は、頭皮の皮脂が過剰に分泌することによる抜け毛です。

こちらも育毛剤や発毛剤はほぼ無意味で、原因となる皮脂を抑える対策をしなければなりません。

特徴としては、大きなフケがでたり、頭皮が赤くなる、かゆくなる症状で、これらが見られる人は近くの皮膚科で診てもらいましょう。

ストレス

ストレスが抜け毛に直結することはないですが、関係はあります。

大きなストレスを受けることで、自律神経が緊張し、血管が収縮してしまうことがあります。

すると血行が悪くなり、髪の成長に必要な栄養が毛髪に行き届かなくなる可能性があると考えられているんです。

もちろんいくらミノキシジル配合の発毛剤を使用しても、ストレスは軽減されませんよね。

もし初期脱毛による抜け毛ではなくて、ストレスによる抜け毛を感じたら、ストレス軽減の対策をとっていきましょう。

生活習慣の乱れ

ミノキシジル配合の発毛剤、または他の治療薬プロペシアなどを使用しているからと言ってだらしない生活を送るのはNGです。

  • バランスの悪い食事
  • 睡眠不足
  • 過度な飲酒と喫煙

こういった体に悪い生活習慣は、当然髪に悪影響を与えてしまい、抜け毛につながります。

脱毛がいつまでも止まらない人は、ミノキシジルの効果が発揮しないほど、これらによる抜け毛がでているのかもしれません。

こういった生活習慣の乱れを直したい方は、こちらの記事の下部(生活習慣の改善方法)を参照してください。

ミノキシジル製品は海外などから個人輸入できます。そして安いです。

しかし、ヘアラボとしては個人輸入をおすすめしていません。

成分や販売元がはっきりしておらず、100%信頼できるとは言えないからです。

何か問題が起きたら自己責任。
信頼できる機関によるミノキシジル製品の購入をおすすめしています。

それではどこで購入できるのか、国内で販売されているミノキシジル配合製品の発毛剤をご紹介します。

ドラッグストア

市販で購入できる発毛剤、といえば「リアップ」を思い浮かべる方も多いはず。

CMや街中でも良くみかけますよね。

リアップには、発毛効果が認められた有効成分ミノキシジルが配合されています。

よって、「壮年性脱毛症(AGA)に作用する」と言われています。

ただし第一医薬品のため、副作用の注意が必要です。

クリニック

AGA(男性型脱毛症)を専門的に取り扱うクリニックにて、ミノキシジル配合の発毛剤を処方してもらえることがあります。

処方される発毛剤としては、リアップのような塗るタイプと、ミノキシジル成分をタブレットにした錠剤タイプがあるようです。

ミノキシジルの錠剤に関しては未認可医薬品なのですが、クリニックによっては取り扱っています。

お近くの専門クリニックの公式サイトなどで、ミノキシジル配合の発毛剤を処方しているか確認しましょう。

ミノキシジル配合の発毛剤による初期脱毛が起きたからと言って焦る必要はありません。

それは新しい髪が生えようとしてくる証拠なんです。

しかし、もしも、初期脱毛が一か月以上続いて不安に思ったら病院に行ってみましょう。

ずっと悩んでいるのは心にも髪のためにもよくないですからね。