目次

  1. ミノキシジルって効果あるの? 副作用は?
  2. そもそもミノキシジルとは
  3. 【外用薬】リアップ体験談【効果・副作用】
  4. 【内服薬】ミノキシジルタブレット体験談【効果・副作用】
  5. プロペシア・ザガーロとの併用について
  6. ミノキシジルは効果と副作用をよく知ってから使おう

「ミノキシジルって、本当に効果はあるの?」
「副作用もあるらしいし、不安」

ミノキシジルは、薄毛治療薬に使われている発毛成分として知られています。

でも本当に毛が生えてくるのでしょうか?

副作用も気になって、使用をためらってしまう方もいるかもしれません。

そこで今回は、ミノキシジルの効果と副作用を徹底検証。

ハゲラボスタッフの体験談や経過写真を交えてお伝えしていくので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

まず、そもそもミノキシジルとは何なのかをお伝えしましょう。

ミノキシジルとは、発毛効果が期待できるとして、発毛剤に配合されている成分のこと。

日本皮膚科学会の「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010 年版)」では、

ミノキシジル外用の発毛効果に関し て良質な根拠があるので,男性症例に対して 5% ミノ キシジル外用液を外用療法の第一選択薬として,また 女性症例に対して 1% ミノキシジル外用液を男性型脱 毛症治療の第一選択薬として強く推奨する.

日本皮膚科学会 男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)

とされています。

男性型脱毛症(AGA)に対して、ここまで効果が認められているミノキシジル。

その効果はいったいどんなものなのか、また副作用はあるのかどうかについて、詳しく見ていきましょう。

ちなみに、「外用」という言葉がでてきましたが、ミノキシジルの配合されている製品には、「外用薬」(塗るタイプ)と、「内服薬」(飲むタイプ)とがあります。

効果と副作用についても、それぞれの違いをふまえてお伝えしますね。

ミノキシジルの効果

まずは、効果から見ていきましょう。

ミノキシジルには、以下の2つの効果が認められています。

  • 血管拡張効果
  • 発毛効果

まず血管拡張効果によって血行がよくなり、頭皮に栄養が行き渡りやすくなります。

これは、髪の毛が成長しやすい環境を作ることを意味します。

また発毛効果は、ミノキシジルが分泌させる、「アデノシン」に関係しています。

アデノシンには、血管を修復したり、毛を作る細胞を増殖させたりする、タンパク質の生成を促す役割があります。

血管が修復され、毛を作る細胞が増殖することで、発毛が促進されるんですね。

そして、この2つの働きは、外用薬よりも、体内に直接摂取する内服薬のほうが強くでると言われているんですよ。

さて、ここまででミノキシジルの効果について見てきました。

新しい髪の毛が生えてくると聞くと、希望がでてきますね。

ただ、そんなに効果に期待できるのであれば、副作用もあるのでは…と心配になる方もいらっしゃいますよね。

そこで続いて、外用薬と内服薬に分けて、ミノキシジル配合薬の副作用について解説します。

まずは外用薬の副作用から見ていきましょう。

ミノキシジルの副作用 ①外用薬

外用薬「リアップ」シリーズの製品に添付されている説明書には、具体的な副作用が書かれています。(参照1)

  • 頭皮の発疹・発赤
  • かゆみ
  • かぶれ
  • ふけ
  • 頭痛
  • めまい
  • 胸の痛み
  • 手足のむくみ

頭皮の発疹やかゆみなどの副作用の原因は、ミノキシジルや添加物へのアレルギー
ですから説明書にも「アレルギー症状のある方は使用しないように」との注意書きがあります。

また、ミノキシジルが効果を発揮するのは壮年性脱毛症(男性型脱毛症)に対してなので、それ以外の脱毛症(注1)の方については使用しないようにとも。

いずれにしても、副作用がでるかどうかには個人差がありますから、不安な方は使用する前に医師や薬剤師によく相談してくださいね。

参照1:大正製薬 リアップ 添付文書

注釈1:円形脱毛症等

ミノキシジルの副作用 ②内服薬

続いては、内服薬の副作用について。

内服薬、つまり飲むタイプのミノキシジルは、効果が強いぶん、副作用も強くでることがあります。

具体的な副作用は、以下の通り。

  • 動悸
  • めまい
  • 不整脈
  • 多毛
  • むくみ
  • 体重増加

外用薬に比べて副作用のリスクが高いために、内服薬は医師による処方がなければ入手することができません。

クリニックなどで使用を勧められた場合、不安な方は医師によく相談してくださいね。

初期脱毛について

ちなみに、ミノキシジルを使い始めると、一時的に髪の毛が抜けてしまうことがあります。 そのことを初期脱毛といいます。

これは、新しい髪の毛が生えてくるために、もう成長の終わった古く弱った毛が抜けてしまう現象です。
つまり、一時的に抜け毛が増えたように感じられるかもしれないけれど、それは新しい髪の毛が生えてこようとしている証拠というわけです。

ですから初期脱毛については、説明書にも副作用として記載されてはいません。

初期脱毛について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。

ミノキシジルで初期脱毛が起きた!これって大丈夫?〜はげが愛する発毛剤〜

ミノキシジルが含まれている商品

「ミノキシジルが含まれている商品には、どのようなものがあるの?」と気になった方も多いはず。

そこで続いては、ミノキシジル配合商品をご紹介しますね。

まずは外用薬から。

2017年9月現在、日本で販売が認められている外用薬としては、リアップシリーズがおなじみ。

ドラッグストアやネット通販などで購入することができます。

男性用としては、ミノキシジルが5%配合されている「リアップ×5」がおすすめです。
なお、「リアップ×5」には女性は使用できないと明記されているので、注意してくださいね。

繰り返しになりますが、壮年性脱毛症(男性型脱毛症/AGA)に対して発毛効果が認められている反面、副作用の生じる可能性もあるので、使用するにあたっては、注意書きをしっかり確認しましょう。

Amazonの購入ページをご紹介するので、気になる方はぜひ見てみてくださいね。

女性用には、「リアップリジェンヌ」という商品が販売されています。

こちらに配合されているミノキシジルは1%。

なお、リアップリジェンヌが効果を発揮するのは壮年性脱毛症(女性男性型脱毛症/FAGA)に対してのみです。

それ以外の脱毛症(円形脱毛症、過度なダイエットによる脱毛、頭皮が強く引っ張られるような髪型による脱毛)の場合は効果がありませんので、注意してくださいね。

次に、内服薬について。

ミノキシジルが配合されている内服薬には、「ミノキシジルタブレット」があります。

こちらは外用薬に比べて副作用が大きいために、入手するには医師の処方箋が必要です。

「リアップ」シリーズのようにドラッグストアなどで購入することはできません。

上でもお伝えしましたが、効果が高いぶん副作用の可能性も高いので、不安な方は医師によく相談してくださいね。

【注意】

外用薬・内服薬ともに、個人輸入で手に入れることもできます。
個人輸入代行サイトなどを通して、ほとんど効果効能の変わらない海外の発毛剤が、かなり安く入手できることも。

ただ、ハゲラボとしては個人輸入はおすすめしていません

というのも、それらの商品は成分や販売元が不明確で、100%信頼出来るとは言い難いから。
万が一問題が起きた場合、すべては自己責任となりますよ。

安全性を考慮すると、国内で正式に認可されているリアップや、医療機関で処方されるミノキシジルタブレットを使用することが最善です。

ミノキシジルの効果と副作用を詳しく知ると、「効果はあるんだろうけど、副作用が怖いな」という印象を持たれたかもしれません。

とはいえ、副作用は個人差によるところも大きいので、一概に大きいとも小さいとも言いきれるものではありません。

というわけで、実際にミノキシジル配合の商品を使用した人の、効果や副作用についての口コミをご紹介しましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

まずは、外用薬リアップの体験談から。

リアップx5を利用してから2年経ちますがあまり効果を実感してません。 頭頂部と前方の分け目ハゲに悩み使い始めましたが、あまり改善されてるように思えません。

リアップに関して - リアップx5を利用してから2年経ちますがあまり... - Yahoo!知恵袋

2年使っても効果を実感できないとなると、焦ってしまいますよね。
コストもそれなりにかかります。

ただし、目立った発毛効果がないとしても、薄毛の進行は遅らせている、という可能性も。

リアップを初めて4ヶ月たちました。効果は微妙です。もうしぱらく続けてみるつもりですが、簡単には効果でませんね。

リアップを初めて4ヶ月たちました。効果は微妙です。もうしぱらく続けてみ... - Yahoo!知恵袋

発毛剤といえども、一朝一夕に効果の見込めるものではありません。
ある程度長いスパンで発毛を期待する必要があるでしょう。

大正製薬のリアップX5プラスの発毛効果データによると、ミノキシジル5%製剤を長期投与したところ、目に見えて効果の表れる「中等度改善」が被験者の50%近くに達するのは、24週後

少なくとも半年ほどは使い続けて様子を見る必要がありそうですね。

発毛、育毛対策で、市販の育毛剤を使おうと思うのですか、リアップは副作用があるので心配です。それと薬剤師の許可がないと買えないので、面倒くさいです。

発毛、育毛対策で、市販の育毛剤を使おうと思うのですか、リアップは副- 薄毛・抜け毛 | 教えて!goo

リアップは発毛効果を国から認められている一方で、副作用がでる可能性もあるので、ドラッグストアなどで購入するには薬剤師さんの許可が必要です。

ただし、リアップはAmazonや楽天といったネット通販で購入することもできますよ。

その場合には、年齢や副作用の有無などの健康状態の確認はメールのやりとりで行われるのでスムーズ。

薬剤師さんに質問や確認を直接したい方はドラッグストアを、スムーズなやりとりで購入したい方はネット通販を選ぶとよいでしょう。

続いては、ハゲラボ編集部のスタッフ(男性・20代後半)のミノキシジルタブレットを使用しての体験談を経過写真とあわせてご紹介します。

もともと薄毛が気になっていたところへ、知人から勧められたので、発毛効果を期待してミノキシジルタブレットを購入しました。

現在3ヶ月目ですが、明らかに髪の量が増えてきたように見えます。

まず、こちらがミノキシジルタブレットを使用しはじめて約2週間後の写真。

※あくまでも個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません

① 使用開始~2週間後

ミノキシジルタブレット使用開始2週間後
ミノキシジルタブレット使用開始2週間後
ハゲラボスタッフ(男性)
ハゲラボスタッフ(男性)

薄毛が特に気になっていたのは頭頂部ですね。
ミノキシジルタブレットを飲み始めてから1ヶ月の間は、初期脱毛が続きました。
知識として知ってはいたものの、シャンプー中の抜け毛が増えているのを見て、ちょっと不安にはなりましたね。
ただ、初期脱毛による抜け毛は、徐々に減っていきました。

② 1ヶ月後

ミノキシジルタブレット使用開始1ヶ月後
ミノキシジルタブレット使用開始1ヶ月後
ハゲラボスタッフ(男性)
ハゲラボスタッフ(男性)

副作用として、はっきり自覚できたのは腕の毛の多毛だけでした。 1ヶ月目くらいから濃くなった気がします。 でももともと体毛が薄かったこともあって、あまり気になりませんでしたね。

③ 1ヶ月半後

ミノキシジルタブレット使用開始1ヶ月半後
ミノキシジルタブレット使用開始1ヶ月半後
ハゲラボスタッフ(男性)
ハゲラボスタッフ(男性)

初期脱毛が落ち着き、徐々に髪の毛が増え始めました。

④ 2ヶ月後

ミノキシジルタブレット使用開始2ヶ月後
ミノキシジルタブレット使用開始2ヶ月後
ハゲラボスタッフ(男性)
ハゲラボスタッフ(男性)

2ヶ月目くらいから、増えているのが実感できました。

⑤ 2ヶ月半後

ミノキシジルタブレット使用開始2ヶ月半後
ミノキシジルタブレット使用開始2ヶ月半後
ハゲラボスタッフ(男性)
ハゲラボスタッフ(男性)

私の場合は、髪も生えてきたし、副作用も大きくはなかったので、使ってみてよかったです。 今後も続けます!

ミノキシジルタブレットは、服用を中止すると使用前の状態に戻ってしまいます。
そのため、この状態をキープするためには飲み続けなければならないわけですが、心理的負担は全くないとのこと。

寝る前に1錠飲むだけという手軽さは魅力的ですね。
コスト面でも、毎月数千円はかかりますが、高いという感覚はないそうです。

とはいえ、あくまでも個人の感想。
これからミノキシジルタブレットの服用を検討している方は、ご自身の体調・体質とあわせて医師によく相談してくださいね。

ここでミノキシジルタブレット使用開始2週間後と、3ヶ月後の写真とを比べてみましょう。

ミノキシジルタブレット使用開始2週間後
ミノキシジルタブレット使用開始2週間後
ミノキシジルタブレット使用開始3ヶ月後
ミノキシジルタブレット使用開始3ヶ月後

明らかに髪の毛の量が増えていますね!
ミノキシジルタブレットの発毛効果をおわかりいただけたでしょうか?

とはいえ発毛効果には個人差があります。

ここまでは髪の毛が増えない方もいるでしょうし、逆にもっと増える方もいるかもしれません。

実際に使ってみないと効果は確認できないわけですが、ひとつの事例として参考にしていただければ幸いです。

ミノキシジルは、クリニックなどではプロペシアザガーロと一緒に処方されることがあります。

プロペシアとは、AGA治療薬としてミノキシジルとともに認められている成分「フィナステリド」配合の内服薬。

ザガーロも内服薬で、同じく効果の認められている成分「デュタステリド」が配合されています。

プロペシアとザガーロも、発毛効果があると認められているわけですが、その効果はミノキシジルの効果とは少し違い、副作用もあります。

というわけで、それぞれの効果と副作用について、より詳しく見てきましょう。

プロペシアの効果と副作用

プロペシアの成分フィナステリドも、ミノキシジルと同様に、「発毛効果」が認められている成分です。

日本皮膚科学会の男性型脱毛診療ガイドラインでは、男性の内服は行うよう強く勧められるとされていますよ。(参照2)

ただ、フィナステリドの効果は、ミノキシジルの効果とは少し違います。
毛を作る細胞に直接働きかけて発毛を促す、というのがミノキシジルの効果でした。

対して、フィナステリドは、男性型脱毛症を引き起こす男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の生産を防ぐ働きがあるとされているのです。

ジヒドロテストステロンとは、男性ホルモン「テストステロン」と体内の酵素である「Ⅱ型5αリダクターゼ」が結びついてできる男性ホルモン。

このジヒドロテストステロンが、毛を作る細胞に働きかけることで、薄毛の症状が発症すると考えられています。

このフィナステリドを主成分とする「プロペシア」は、クリニックで処方してもらうことが可能。

ただし、さまざまな副作用が、実際の利用者から報告されています。

その副作用とは、

  • 性欲減退
  • 勃起不全
  • 胎児への影響
  • うつ

など。

ミノキシジルに比べると、副作用としては重い気がしますね。

ザガーロの効果と副作用

プロペシアは、2005年に日本国内での販売が開始されました。
その11年後の2016年に発売され始めたのが、「ザガーロ」。

まさに最新のAGA治療薬ですね。

そしてザガーロの有効成分はデュタステリド

プロペシアの有効成分フィナステリドがⅡ型5αリダクターゼの働きを阻害するのに対し、デュタステリドはⅠ型、Ⅱ型ともに働きを防ぎます。

5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、どちらも薄毛に関与していると考えられています。

つまり、デュタステリドはⅠ型、Ⅱ型どちらの働きも邪魔するため、フィナステリドより強い効果を発揮するとされているのですよ。

ただし、こちらも副作用には注意が必要。

  • 肝機能障害
  • 性欲減退

などが報告されています。

プロペシア、ザガーロ、ともに強い副作用が報告されているので、使用するときには医師によく相談することをおすすめします。

ミノキシジルとプロペシア・ザガーロとの違い

ミノキシジルと、プロペシア・ザガーロとの効果・副作用の違いをまとめると、以下のようになります。

まずはミノキシジル

  • 効果
    血管拡張効果・発毛効果

  • 副作用
    頭皮の発疹・かゆみ・動悸・多毛など

プロペシア・ザガーロについてはこちら。

  • 効果
    男性型脱毛症の原因となるジヒドロテストステロンの生産を抑制

  • 副作用
    性欲減退・肝機能障害・うつなど

どちらも男性型脱毛症の治療薬ですが、薄毛に働きかけるメカニズムが全く違います。
どちらが自分にあうのか迷う…という方は、医師によく相談してくださいね。

ミノキシジルが男性型脱毛症(AGA)の治療に効果があること、その効果には医学的な根拠があることはおわかりいただけましたでしょうか。

反面、副作用にもさまざまなものがありましたね。

ただし、その副作用は個人差によるところのものも多いです。
ご紹介した体験談を参考にして、使用するかどうかをよく検討してみてくださいね。

最後に、ここまで読んできて、ミノキシジル以外の薄毛治療はないのかと疑問を持った方のために、最新の薄毛治療に関する記事をご紹介しておきますね。