目次

  1. 頭皮の“角栓様物質”が気になる…!
  2. そもそも角栓様物質とは?
  3. 角栓様物質の取り方〜シャンプーの選び【3つの掟】〜
  4. 正しいシャンプー選びと頭皮ケアで角栓様物質とオサラバしよう!

「最近、抜け毛が気になる」「髪の毛が細くなり薄くなってきた気がする」とお悩みの方は多いでしょう。

その薄毛や抜け毛の原因について、「頭皮に蓄積した角栓様物質が影響しているのでは…?」と、考える方もいるのではないでしょうか。

角栓角栓様物質について、なんとなく耳にしたことはあるけれど、実は詳しく知らない。

そんな方のために、この記事では「角栓様物質が抜け毛や薄毛にどう影響するのか」といった基礎知識から、それを「実際どのように取り除くべきか」といった実践的な内容まで解説していきます。

まずは自分が薄毛かどうか判断したい…

自分の症状にあった薄毛の対策方法を知りたい…

そんな方はまず『ヘアラボカルテ』でいまの薄毛レベルや対策方法をお調べすることをおすすめします。
たった90秒で簡単に薄毛の進行度合いや対策方法を調べることができますので、ぜひこちらを試してみてください!

角栓様物質は“何で”できているのか

角栓様物質の正体は、皮脂や古くなった角質が毛穴に詰まり塊となったものです。

小鼻や頬など、顔の毛穴に白い塊が詰まっているのを発見したことがあるのではないでしょうか?

まさに、これが角栓様物質。

顔などと異なり、目につくような場所ではないのであまり認識されませんが、頭皮にもこの角栓様物質はたくさんできています。

頭皮に角栓様物質ができやすい“理由”

では、なぜ先述した様な「角栓様物質」が頭皮で形成されてしまうのでしょうか?

その原因は、頭皮で皮脂が過剰分泌されることにあります。

過剰に分泌された皮脂は、日頃のケアでも頭皮に残りやすくなるので、これが古くなり固まることで角栓様物質になるのです。

皮脂の過剰分泌に関しては、体質的なものもありますが、脂肪分の多い食生活ストレス運動不足なども影響してきますので気をつけたいですね。

角栓様物質が頭皮に与える“影響”

角栓様物質は、頭皮にとって嬉しくない影響を与える存在。

毛穴に詰まった角栓様物質が毛根を圧迫し、髪の健やかな成長を妨げてしまうこともあるのです。

結果、うまく成長できなかった髪は、細くて弱々しいものに…。

そんな髪の毛が頭を覆ってしまうと、全体的にボリュームダウンしてしまったり、ひどくなると抜け毛や薄毛につながってしまったりします。

つまり、角栓様物質の蓄積からくる悪影響は、抜け毛や薄毛対策をしていくうえで、真剣に考えるべきものだと言えるのです。

次の章からは、こうした角栓様物質をシャンプーによって取り除く方法を見ていきましょう。

角栓様物質を取り除くために鍵となるのが、毎日行うシャンプーです。

日々、何気なく行っているシャンプーですが、正しい方法でなければ、角栓様物質を十分に落とし切れずに蓄積を許すことに。

シャンプーの頭皮洗浄の効果を十分実感するためにも、以下の2点を踏まえてシャンプー習慣を見直してみましょう。

  • 正しいシャンプー選び《3つの掟》
  • 正しいシャンプーのやり方

それぞれ、詳しく解説していきますのでご覧ください。

正しいシャンプー選び《3つの掟》

ここまでの説明で、「角栓様物質が生まれる原因は皮脂の過剰分泌」という内容があったことを思い出してください。

実は皮脂の過剰分泌は、もともと脂性肌で皮脂の分泌が多い方はもちろん、頭皮が過度に乾燥しやすい方にも起こり得る現象なのです。

こうしたことを踏まえて、健やかな頭皮を保つためのシャンプーを慎重に選ぶことが大切になります。

シャンプー選びの掟として、わきまえておきたいこと「3点」を挙げてみました。

  • 「万人に合うシャンプーなどない」と認識する
  • 自分の頭皮状態をしっかり把握する
  • 頭皮の状態にあったシャンプーを選ぶ

ここからは、以上の点を踏まえた、正しいシャンプーの選び方をさらにつっこんでご紹介していきます。

万人に合うシャンプーはない!

まずは、シャンプー選びの大前提として、わきまえておかなければならないこの掟について説明します。

「抜け毛にはこのシャンプーが効果的」「フケの改善を目指すならこのシャンプー!」といった宣伝文句や口コミがネットやテレビで蔓延していますが、これらを鵜呑みにするのは早合点です。

抜け毛やフケ、皮脂の過剰分泌など、頭皮で起こっているすべてのトラブルは、表れ方が共通していても、その原因は人によって異なるのがポイント。

すなわち、シャンプーも人によって合う合わないが当然あり、効果が高いと謳われるシャンプーも人によっては症状が改善しない可能性も十分あり得るということです。

実際に使用した人の口コミを、ある程度の目安として参考にすることはおすすめできますが、ネットやテレビの情報を丸々信じて安易にシャンプーを選んでしまうのは、頭皮環境の悪化につながる可能性もあるので危険だとわきまえておきましょう。

シャンプー選びを行う際は、自分の頭皮環境をしっかり把握し、自分の症状にぴったりと合うものを慎重に探してくださいね。

自分の頭皮状態をしっかり把握する

上でも述べたように自分の頭皮の状態をしっかりと把握しておくことがシャンプー選びでのポイントになります。

頭皮の性質は大きく分類すると、以下の2種類に分けられます。

  • 脂性肌
  • 乾燥肌

ご自身がどちらに当てはまるかの目安としては…。

毎日洗髪しているのに、

  • 夕方頃になると皮脂で髪の毛がしっとりしてくる(重くなってくる)
  • 夕方頃になると頭皮の臭いが気になる

という方は、「脂性肌」の可能性が高いでしょう。

反対に「乾燥肌」の可能性が高い方は、

  • 冬場になると頭皮にかゆみや乾燥したフケが出る
  • お風呂上がりの頭皮に突っ張ったような感覚がある

といった症状が表れやすいです。

上記を参考にして、ご自身がどちらの頭皮状態に近いかを把握できたら、肌質にあったシャンプーを選んでいきましょう。

ここからは、それぞれの肌質別に、おすすめのシャンプーをご紹介していきます。

頭皮の状態にあったシャンプーを選ぶ

脂性肌であるのか、乾燥肌であるのか、ご自身に当てはまる方を参考にしてみてください。

《脂性肌》

脂性肌の方は、基本的には、皮脂や汚れをしっかり洗い落としてくれる洗浄力の強いシャンプーを選ぶとよいでしょう。

そのなかでも、髪の毛のケアも同時に考えたい方については、

  • 高級アルコール系シャンプー

がおすすめです。

高級アルコール系シャンプーは、しっかり頭皮を洗浄できるうえに、髪に艶を与え、コシやハリを出すのに有効です。

一方で、敏感肌の方については、

  • 石鹸系シャンプー

を使うとよいでしょう。

石鹸系シャンプーは強い洗浄力が特徴で、頭皮の皮脂をしっかり落としてくれます。

さらには、基本的に無添加仕様のものが多いので、敏感肌の方におすすめです。

《乾燥肌》

乾燥肌の方は、頭皮を労わりながら洗浄し、必要な潤いを守る洗浄力の穏やかなシャンプーを選ぶとよいでしょう。

目安としては、

  • アミノ酸系シャンプー

がおすすめになります。

乾燥肌の方は、洗浄力の強いシャンプーで皮脂を取り除きすぎると必要な皮脂まで落ちてしまうので、かえって頭皮環境が悪化しやすいです。

その点、アミノ酸系シャンプーは、洗浄力が穏やかで低刺激なので、乾燥肌の方の頭皮環境のケアに役立ちます。

高級アルコール系シャンプー、石鹸系シャンプー、アミノ酸系シャンプー、それぞれの具体的な商品について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

おすすめのシャンプー方法

ご自身の頭皮の状態にあったシャンプー選びができましたら、角栓様物質がちゃんと洗い落とせるシャンプーの方法を確認しておきましょう。

せっかく効果のあるシャンプーを使っていても、シャンプーのやり方が間違っていたらその効果は半減してしまいます。

おすすめのシャンプー方法を「4ステップ」で説明していきますので、しっかりシャンプーして角栓様物質を洗い流していきましょう。

ステップ①:事前準備としてのブラッシング

髪を濡らす前に、毛先から毛の根元に向かってブラッシングしておきます。

あらかじめブラッシングすることで、角栓様物質やそのほか頭皮の汚れなどを浮かして、洗い流しやすくできます。

ステップ②:お湯で予備洗い

シャンプーをつける前に、お湯でしっかりと頭皮の汚れを落としておきます。

このとき、お湯が熱すぎると必要な皮脂まで溶け落ちてしまいますので、「38度」を目安にしましょう。

頭皮は温められることで毛穴が開き、角栓様物質が落ちやすい状態になります。

ステップ③:シャンプーをよく泡立ててから指の腹で頭皮を洗う

いよいよシャンプーですが、このとき注意したいのは、いきなりシャンプーを頭皮につけないこと。

手のひらや泡立てネットにシャンプーをつけ、充分に泡立ててから頭皮を洗浄します。

爪先が頭皮につかないよう、指の腹を使って頭皮を揉むようにして、丁寧に毛穴の角栓様物質を洗い流していきましょう。

ステップ4:入念にすすぐ

シャンプーを終えたら、しっかりと頭皮や髪をすすぎます。

角栓様物質などの汚れはもちろん、シャンプー剤も残らないようにしっかり流しましょう。

目安として、シャンプーの倍以上の時間をかけて入念にすすぐといいでしょう。

いかがでしたか?

「これまでの方法では角栓様物質が落とし切れていなかったかも…」と思った方は、それが頭皮の健康を育む第一歩になるかもしれません。

丁寧なシャンプー習慣正しい頭皮ケアを積み重ねることで、角栓様物質が形成されにくい、育毛環境に適した頭皮が保てるはず。

角栓様物質が悪さをして引き起こされる“薄毛や抜け毛”とは、縁のない生活が送れるのではないでしょうか。

ぜひご紹介したシャンプー選びの「3つの掟」やシャンプーするときの「4ステップ」を実践してみてくださいね。

参考文献
[1] 髙橋栄里 , 髪がみるみる蘇る習慣 , (宝島社、2016)