目次

  1. 子供の頭皮は乾燥しやすい…幼児のフケ・かゆみ対策が知りたい!
  2. 子供の頭皮が乾燥しやすい“原因”
  3. フケ・かゆみから子供を救う!《幼児の頭皮乾燥の対処法》
  4. 徹底ケアで、デリケートな子供の頭皮を乾燥から守ろう!
子供の頭皮は乾燥しやすい?
子供の頭皮は乾燥しやすい?

「子供がよく頭をかいている」 「夜にかゆみを訴えてくる」 「ちゃんと髪を洗っているのにフケが止まらない」

そんな悩みをもった親御さんは多いのではないでしょうか?

もしかしたらそのかゆみの原因、日常生活にあるのかもしれません…。

「なるべく早く対処してあげたい」という想いをお助けするべく、この記事では子供の頭皮が乾燥する原因を解説し、その対策をご紹介していきます。

原因は肌質?シャンプー?
原因は肌質?シャンプー?

子供の頭皮は大人よりも乾燥しやすいということですが、一体それは何故なのでしょうか。

主な原因は、以下の3つです。

  • 子供は大人よりも肌が繊細

  • シャンプーが合っていない

  • シャンプーのやり方が悪い

それぞれ詳しく説明していきます。

子供の肌は大人よりも繊細

人間は成長していく過程で、肌が徐々に環境に適応し、乾燥を含む外部環境に強くなっていきます。

そう。成長途上である子供の皮膚は大人に比べて極めて繊細なのです。

特に、まだ体が発達しきっていない小児期の中でも、

  • 乳児期
  • 幼児期
  • 学童期

など、小学生くらいまでの子供の肌はとてもデリケートです。

大人の頭皮であれば皮脂がバリア機能を果たしてくれるのですが、皮脂腺も成長しきっていない子供は、皮脂によるバリア機能も発達しきっておらず、さまざまな乾燥トラブルを抱えやすいのです。

そのため、大人よりも乾燥による頭皮のかゆみやフケなどの問題が生じやすいと言えるでしょう。

シャンプーが合っていない

子供が頭皮に乾燥トラブルを抱えてしまいやすい原因として次に考えられるのは、「シャンプーが合っていない」ということです。

一般的に、市販されているシャンプーのほとんどは、子供にとっては洗浄力が強すぎるってご存知でしたか?

市販のシャンプーの多くに、高級アルコール系の洗浄成分が使われています。

高級アルコール系のシャンプーは「洗浄力の強さ」が特徴。

肌が脂っぽくなりやすい脂性肌の方にはおすすめできるのですが、バリア機能を持つ皮脂を洗い流してしまうため、乾燥しやすい幼児の頭皮には向いていません

このようなシャンプーを日常的に使うことで、必要な皮脂までもどんどん落とされてしまいます。

その結果、過度な乾燥を招き、かゆみやフケなどの頭皮トラブルにつながってしまうのです。

シャンプーのやり方が悪い

毎日シャンプーをしているのにフケやかゆみが出てしまう“もう一つの原因”は、シャンプーのやり方です。

先述したように、子供の頭皮は皮脂によるバリア機能が弱く、とても繊細

皮脂を流しすぎてしまうようなシャンプーのやり方では、すぐに乾燥トラブルにつながります。

「今日はたくさん汗をかいたから…」と言ってゴシゴシと手荒に頭皮をこすってしまうのもNG。

力任せなシャンプーは、過剰に皮脂を落とすことになってしまいます。

確かに子供は汗をかきやすいので、一見すると「1日ですごく汚れてしまった」ように感じるかもしれません。

しかし、子供の汗はデリケートな皮膚を守るために大切な存在

頭皮だけに限らず「必要な皮脂を残し、労わるように洗う」ことが大切なのです。

また、力強く頭皮を洗うと、乾燥だけでなく指や爪によって細かい傷がつきやすくなってしまう可能性もあります。

特に幼児は皮膚自体が弱いので、ゴシゴシ洗いは非常に危険です。

「洗いすぎず、優しく」
これが子供にシャンプーをするときのポイントと言えるでしょう。

ここまで、子供の頭皮にフケやかゆみが生じる原因を見てきました。

主な原因である、乾燥から子供の頭皮を守りたい場合、どのように対処すればいいのでしょうか?

この項では、「子供の頭皮を乾燥から守るための対処法」について紹介します。

対処法として今回解説していくのは以下の3つ。

  • ①頭皮のダメージ対策を行う
  • ②シャンプーを選び直す
  • ③洗い方を見直す

以下で、それぞれ詳しく解説していきます。

頭皮のダメージ対策を行う

頭皮にかかるダメージを防ぐ!
頭皮にかかるダメージを防ぐ!

子供の頭皮はバリア機能が整っておらず、大人が思っているよりも外からの刺激にかなり弱いので、できるだけ外的刺激を防いであげる必要があります。

髪の毛や頭皮を傷ませる要因はさまざまですが、子供の頭皮にとって影響が大きいのは「紫外線」によるダメージです。

紫外線を浴びると肌が日に焼けるように、見えにくいだけで髪の毛や頭皮も当然影響を受けます。

紫外線ダメージは、髪や頭皮の水分を蒸発させ、乾燥を招く原因となるのです…。

大人ならば皮脂のバリア機能である程度の紫外線はカバーできますが、皮脂が弱い子供の頭皮ではそうもいきません。

「皮脂が足りない→乾燥する→紫外線によるダメージ→さらに乾燥する……」
というマイナスのループが、さらに頭皮を傷つけていくのです。

季節関係なく外で活動することの多い子供は、常にダメージを浴び続けているということ。

この紫外線によるダメージを予防することが、乾燥を防ぐための第一歩に繋がります。

子供を頭皮守るために紫外線ダメージを予防する方法としては、以下の2つ。

  • 帽子を被らせる

  • 日焼け止めミスト・スプレーを使用させる

帽子は、全体につばがついている、なるべく“つば広”のものを選ぶようにしましょう。

最近では首までガードするタイプのものもあるので、頭皮と地続きの首まで対策したいという方にはおすすめです。

また、日焼け止めスプレーは、物によっては子供の頭皮を傷つけてしまうこともあります。

選ぶ際には、子供でも使えるようなお肌の刺激になりにくい仕様のものを選ぶといいでしょう。

具体的な商品を以下で紹介しますので、参考にしてください。

MAMA BUTTER(ママバター) UVケアミスト SPF20 PA++

LA ROCHE POSAY(ラ ロッシュ ポゼ) アンテリオス キッズミルク スプレータイプ SPF50+

ALOBABY(アロベビー) UV&アウトドアミスト SPF15 PA++

シャンプーを選び直す

子供に合ったシャンプーとは?
子供に合ったシャンプーとは?

先述したように、市販のシャンプーは子供にとって洗浄力が強すぎるため、「ちゃんと洗っているのにフケや乾燥トラブルになってしまう」というケースがよく見受けられます。

乾燥しがちな子供の頭皮には、洗浄力の穏やかなシャンプーを選ぶのがベスト。

おすすめは、「洗浄成分がアミノ酸系の弱酸性シャンプー」です。

高級アルコール系と違ってアミノ酸系のシャンプーは、必要な皮脂を守りつつ、頭皮を優しく洗浄するのが特徴。

子供だけでなく、頭皮が乾燥しやすい大人にもおすすめです。

しかし、アミノ酸系の弱酸性シャンプーは商品名にも、成分にも「アミノ酸」という言葉は出てこないので注意が必要。

購入の際は、目安として「成分表示」を確認しましょう。

アミノ酸系の弱酸性シャンプーは、以下に書かれているような洗浄成分を含んでいます。

①頭に「ココイル」がついている

  • ココイルグルタミン酸TEA
  • ココイルグルタミン酸
  • ココイルメチルアラニンNa

②後ろに「ベタイン」がついている

  • ラウラミドプロピルベタイン
  • ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン

慣れない言葉で難しいかもしれませんが、これらの二つの言葉を目安に、アミノ酸系の弱酸性シャンプーを探してみてください。

「ラウリル硫酸」「ラウロイル硫酸」のように「硫酸」という単語が含まれているものは高級アルコール系になるので、乾燥を防ぎたいのなら避けるようにしましょう。

以下で具体的な商品をご紹介しますので、参考にしてみてください。

ミノン 薬用ヘアシャンプー

カウブランド 無添加シャンプー しっとり

ママベビー ベビーシャンプー S-Green

人間が本来持っている「髪を保護しよう」「うるおいを保とう」とする機能をしっかり育むことにこだわったシャンプー。

新生児から使える低刺激なシャンプーなので、子供のデリケートな頭皮の潤いを守ってくれます。

認証や手続きに多額の費用がかかり、その分値段が上がっていたオーガニック製品の常識を覆すスーパーグリーンブランドなので、頭皮の潤いだけでなく、価格も優しいのがポイントです。

公式サイトで商品の詳細をみたい方はコチラから!

シャンプーのやり方を見直す

シャンプーのやり方を見直そう
シャンプーのやり方を見直そう

せっかく頭皮に合ったシャンプーを見つけても、洗い方が適当では意味がありません
しっかりとした洗い方をマスターして、子供の頭皮を乾燥から守りましょう。

おすすめのシャンプー方法の手順は、以下の通り。

  • 素洗い(予洗い)
  • 手で泡立てる
  • 指を立てて優しく洗う
  • よくすすぐ
  • 乾かす

文字だけではわかりにくいかと思いますので、詳細を知りたい方は、画像付きでシャンプーのやり方を解説している、コチラの記事を参考にしてみてください。

徹底的なケアが大切
徹底的なケアが大切

子供、特に幼児の頭皮は乾燥しやすく、かゆみやフケを招きやすくなっています

この記事で紹介したようなケアを徹底して、頭皮を健やかに保つことが大切です。

  • シャンプーが合っているか
  • シャンプーのやり方はあっているか

をしっかりとチェックして、優しく洗ってあげてくださいね。

あまりにも子供の「頭皮乾燥がひどい」という場合は、「アトピー性皮膚炎」など、カサカサや乾燥フケを伴う皮膚疾患にかかっている可能性もあります。

「ケアしてみても治らない」場合や「少しでも不安がある」という方は、できるだけ早いうちにお近くの皮膚科・小児科へ行って、相談してみるといいでしょう。

参考文献
[1] 髙橋栄里 , 髪がみるみる蘇る習慣 , (宝島社、2016)