目次

  1. オーガニックトリートメントが髪にいいって本当なの?
  2. オーガニック=「有機栽培」、ただし…
  3. オーガニックトリートメント《5選》!
  4. 適切なトリートメント選びを!

シャンプー後のトリートメント…オーガニックがいいって聞くけど…!?

トリートメント選びに迷っているとき、よく雑誌や美容系のサイトで「オーガニックトリートメントがおすすめ」という言葉を目にします。

そのためオーガニック=いいものであると理解している人は多いと思いますが、本当に髪にとっていいものなのかそもそもオーガニックとは何であるのか知らない人は多いのではないでしょうか。

もしかしたら、イメージや広告のうたい文句に影響されているかもしれませんよ。

そこでこの記事では、商品の紹介に先立ち、オーガニックとは何であるかということをまず紐解いていきます。

その上で人気の商品についてご紹介してまいります。

それではまずは、オーガニックとは何かについて見ていきましょう!

まずは、最も重要になる、オーガニックについて説明していきます。

実は日本のオーガニックには意外な落とし穴があるんです。

オーガニックについて理解して、オーガニックトリートメント選びの参考にしてみてください。

オーガニックとは「有機栽培の」という意味

オーガニックトリートメントってなんだろう

オーガニックという響きだけでオシャレなイメージを持ってしまいますが、そもそもオーガニックは、「有機栽培の」という意味です。

野菜ではよく有機栽培のものを見かけると思いますが、有機栽培(=オーガニック)野菜は無農薬・科学肥料不使用で栽培されたもののことを指しますよね。

これはコスメも同じです。

トリートメントを含むコスメには、さまざまな原料が使われていますが、その植物由来の原料が有機栽培であれば、それはオーガニックコスメと一般的には呼ばれます。

コスメのオーガニックには認定機関がいくつかあり、最も知られているのは、欧州で設立された「COSMOS(コスモス)」という機関です。

例えばCOSMOSではオーガニックの認定に下記のような厳しい基準を設けています。(参照1)

  • 原料の20%以上が有機栽培された植物である
  • 植物原料の95%以上は有機原料でなければならない
  • 汚水物資を出さず、環境を尊重する加工をすること

他にもオーガニックの認証機関には欧州発の「NATRUE(ネイトゥルー)」やオーストラリアの「ACO」などさまざまなものがありますが、どれも同じような基準です。

ただし…①必ずしも「オーガニック」という言葉は厳密に使われていない

日本のオーガニックの基準はあいまい?

ここまで聞くと、「オーガニックトリートメントは髪にいいんだ!」と思う人もいるかもしれません。

しかし、必ずしもそうとは言えないんですよ。

実はトリートメントを含めた日本のコスメには、先述したようなオーガニックの厳しい基準がないんです。

そのため、どんなものでもオーガニックと名乗ることができてしまうんですね。

日本は欧州と違って、植物成分をふんだんに使っていたり、添加物をあまり使っていないというだけでもオーガニックトリートメントだと表示する傾向があります。

しかしこれらはすべて有機栽培の原料を使用しているわけではなく、オーガニックと名乗っていないものと、さほど成分に変わりがない可能性もあるんですよ。

ちなみに、最近はボタニカルトリートメントいうものもよく見かけますが、こちらも特に明確な基準はありません

「なんとなく髪に優しそう」というイメージを抱かせるために使われていると言ってもいいでしょう。

ただし…②必ずしもオーガニック=「髪にいい」ではない

オーガニックトリートメントだからって髪にいいとは限らない?

では、「COSMOS(コスモス)」などの信頼できる機関が認証しているオーガニックトリートメントなら、髪にいいのでは?と思ってしまいますよね。

しかし、そもそもどの機関の基準を見ても、オーガニックが髪にいいと保障されてはいないんです。

オーガニックの認定機関が基準の軸にしているのは、美容面より環境に優しいという面です。

そのため、特に欧州では、というより環境にいいという部分でオーガニックトリートメントを使用している人が多いようですね。

もちろん、オーガニック製品だから逆に髪に悪いというのも事実ではありません。オーガニックであり、かつ、髪に馴染みやすく、頭皮にも優しい製品というのはあります。

ただし飽くまで、一概にオーガニックだから必ずしも髪にいいとは言えません

オーガニックについて基本的なことが分かったところで、いよいよ人気のオーガニックトリートメントを紹介していきたいと思います。

ここで紹介するのは、

  • ①オーガニック認証を受けたもの
  • ②植物由来成分をふんだんに使用しているもの
  • ③メーカーがオーガニックをうたっているもの

のいずれか、または複数に該当するものです。

ぜひオーガニックトリートメント選びの参考にしてみてくださいね。

※価格はAmazonの販売ページにおける、2018年5月の税込み価格です。

①KÉRASTASE(ケラスターゼ)/ソワン オーラボタニカ

美容院でも使われていることの多いメーカー、ケラスターゼは1964年にパリで誕生したブランドです。

「髪質や頭皮の状態は、一人一人で異なっている」というスキンケア発想の理念のもと、90年代は髪のタイプ別のケアを、2000年に入ってからはパーマやカラーリングによるダメージを抑えるケアなど、その年代の女性に合わせた商品を開発しています。

そんな女性の悩みに寄り添うように開発された「ソワン オーラボタニカ」は、アルガンオイルやココナッツオイル、アボカド油など、自然由来成分が97%も含まれ、つけるだけで髪がしっとりとまとまります。

柑橘系の爽やかな香りも心地よく、バスタイムがよりリラックスしたものになるでしょう。

②AVEDA(アヴェダ)/ダメージレメディーシリーズ デイリーリペア

インドの伝統療法がルーツのアヴェダは、人と自然に優しい製品づくりをモットーにしたブランドです。

特に環境には「持続可能な環境への配慮なくして企業責任を果たすことはできない」との考えから高い意識を持っており、有毒残留物を出さない方法で植物成分の抽出を行っていたり、パッケージは100%使用済みリサイクルPETを利用しているようです。

もちろん、そんなアヴェダから発売されている「ダメージレメディーシリーズデイリーリペア」も、化学肥料や農薬のリスクがない自然に優しい原料を使用し、使用されているベルガモットやマンダリンなどの原料は、すべてオーガニックです。

洗い流さないタイプのトリートメントで髪に馴染ませた瞬間からなめらかにまとまり、傷んだ髪を補修します。

ドライヤー後の髪につけてもいいですね。

③ジョンマスターオーガニック/R&Aヘアミルク(ローズ&アプリコット)

NYの美容師、ジョン・マスターが開発したジョンマスターオーガニックは、植物由来の成分をふんだんに使用していることで海外セレブを中心に人気のあるブランドです。

2017年には成分表示に虚偽があったと発表され、製品の自主回収に発展したいわくつきのブランド(参照2)ではありますが、依然人気は高いようですね。

ヘアケア商品はどれも人気がありますが、中でも女性らしい香りが続くことで評判の「R&Aヘアミルク(ローズ&アプリコット)」は、アプリコット種子油やワサビノキ種子エキスが枝毛や傷みを補修し、艶やかな髪に仕上げてくれますよ。

洗い流さないタイプのトリートメントですが、非常に軽い付け心地なので、これまで洗い流さないトリートメントに抵抗があった人でも使いやすいでしょう。

「バラの中の女王」とも呼ばれるダマスクローズオイルが配合され、手にとるとダマスクローズの香りが広がります。

ヘアフレグランスとしても使えますよ。

参照2:リンク先のAmazonページにある成分表示はメーカー自身による訂正が反映されていません。正しい成分表示はメーカー公式サイトをご覧ください。

④ヴェレダ(WELEDA)/オーガニック ヘアトリートメント

幅広いコスメアイテムを販売するヴェレダは、1921年にスイスで創業されて以来、厳しく管理されたオーガニック原料を使うことをテーマにした信頼できるブランドです。

ヴェレダの商品は、100%天然成分にこだわり、合成保存料不使用です。

「NATRUE」のオーガニック認定を受けていて、赤ちゃんが使用できると明記された商品も多く、現在は世界50カ国以上で愛されているようですよ。

週1~2回の集中保湿に向いている「オーガニックヘアトリートメント」は、保水力に優れる有機オート麦や有機ホホバ種子油が配合され、特に乾燥しがちな髪にぴったりです。

さらには髪にコシやハリを生み出すので、最近髪に元気がなくなってきたと思う人は、使ってみると大きな変化があるかもしれないですね。

シャンプー後に塗布し、5~10分ほど置いてからすすぐと成分がきちんと浸透します。

⑤ALLNA ORGANIC(オルナオーガニック)/トリートメント

日本製にこだわるならオルナオーガニックがおすすめです。

オーガニック認証は得ていないものの、有機栽培で育てられた植物や精油を使うことにこだわり、さらに日本で製造されているという点も安心感がありますね。

製品はどれも無香料・無着色・無添加で敏感肌の人でも使いやすいです。

女性誌でも取り上げられることの多いオルナオーガニックの「トリートメント」は、23種の厳選された植物成分が配合され、自然に輝く髪が実現します。

コラーゲンヒアルロン酸セラミドなど保湿効果の高い成分も配合され、パサつきがちな髪に潤いを与えてくれるでしょう。

シャンプー後のトリートメントは女性にとって大切だから、正しく理解して選びたい!

これまで「なんとなく良さそう」というだけで、オーガニックトリートメントを使っていた人も多いかもしれません。

ですが、実はオーガニックと名乗っていても、すべてが厳しい基準をクリアしたものとは限らないんですね。

オーガニックと商品に表記されていても、認証を得ているのか、どのように栽培された原料を使っているのか分からなければ、自身で調べることも重要でしょう。

オーガニックに対する正しい知識を得て、あなたに合ったトリートメントを見つけてくださいね。