目次

  1. 年齢は関係なく、薄毛に悩む人は多い
  2. そもそも植毛とは?
  3. 若ハゲ対策で自毛植毛を行う『メリット』は?
  4. 若ハゲ対策で自毛植毛を行う『デメリット』は?
  5. 自毛植毛がおすすめなのは、こんな若ハゲの方
  6. 若ハゲ対策の自毛植毛、メリット・デメリットを理解しよう!

多くの男性を悩ませる若ハゲ

見た目が気になる時期だけに、何かいい対策はないのか、探している方も多いのでは?

若ハゲの対策法はいくつかありますが、その中でも植毛は、髪を植えるだけあって見た目の変化が出やすいと考えている方もいますよね。

ですが、「高そう」「痛そう」など、いくつか懸念点も…。

この記事では、植毛のメリットとデメリットの両方に焦点を当て解説していきます。

植毛とは、その名の通り薄毛部分に毛を植えることで髪を増やす施術。

大きく分けると、

  • 自毛植毛
    :後頭部など、髪が生えている部分の毛包(注1)を採取し、薄毛部分に植え付ける方法

  • 人工毛植毛
    :人工の毛髪を薄毛部分に植え付ける方法

これら二つにはそれぞれ特徴があり一長一短なのですが、異物を頭皮に植えることの有害性という観点から、ヘアラボでは人工毛植毛は推奨しません

日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版においても、人工毛植毛はDランク(行うべきでない)とされています。

自毛植毛に関してはBランク(行うよう勧める)とされているため、本記事では自毛植毛にのみ触れていきます。

それでは具体的に、若ハゲの方が自毛植毛をするメリット・デメリットに触れていきます。

注1:髪の毛を包み込むように毛穴の内側に存在する器官

植毛のメリットは?
植毛のメリットは?

うまくいけばその後の手間や費用がかからない!

若ハゲ対策で自毛植毛を行うメリットは、主に以下の3つです。

  • ①半永久的に自分の髪が生える
  • ②中長期的にはコストメリット
  • ③メンテナンスが不要

①半永久的に自分の髪が生える

自毛植毛では、薄毛の影響を受けづらい後頭部の髪を移植することになります。

そのため、一度定着してしまえば、もともと生えていた毛と変わりなく半永久的に髪が形成されますよ。

カツラや増毛のように劣化したり、風・雨によって仕上がりが変わることはありません。

周囲から見ても不自然に映ることはないので、若ハゲのコンプレックスを解決する上で大きなメリットといえます。

②中長期的なコストメリット

自毛植毛の費用相場は、2500本前後で60~200万円程度と高額なため、費用の面はデメリットともいえます。

ですが、一度定着してしまえば半永久的に生え続けるので、中長期的に見ると必ずしも高額とは限りませんよ。

例えば、育毛剤や発毛剤は途中でやめると効果が期待できないため、対策を続ける限りは永久に使用する必要があります。

若ハゲで悩む方は、年齢的には18~30歳前後ですよね。

50歳まで薄毛を対策するとなると、30年近くも継続する可能性があるため、1か月に1万円ほどの費用がかかるとすれば、でトータル360万円もの負担になります。

植毛の方が得とは言い切れませんが、自らの若ハゲの進行具合やこれからの対策期間を考えて、自分に合ったものを選びましょう。

③メンテナンスの必要がない

先述した通り、自毛植毛によって定着した髪は、半永久的に形成され続けます。

そのため、一度手術をしてしまえば通院の必要はなく、そのまま生活を送ることができます。

植毛に近い若ハゲ対策としてカツラや増毛が挙げられますが、これらは定期的なメンテナンスが必要でその度に料金が発生することも。

一度の手術で完結しメンテナンスの必要もない点は、メリットといえますね。

一方で、植毛には以下の3つのデメリットがあります。

  • ①植毛していない部分がハゲると不自然になる
  • ②全体的に脱毛している場合は自毛植毛できない
  • ③外科手術特有のリスクがある

①植毛していない部分がハゲると不自然になる

自毛植毛のデメリットとして、植毛部分以外が薄毛になり、不自然な見た目になるリスクが挙げられます。

そもそも、自毛植毛は薄毛部位に毛を植えているだけなので、薄毛になりやすい体質を改善しているわけではありません。

そのため、植毛部位だけを残して他の部分が薄毛になる可能性があるのですね。

このリスクをケアするため、自毛植毛後も育毛剤や発毛剤を使用している方も少なくありません。

②全体的に脱毛している場合は自毛植毛できない

「自毛植毛は髪を植え付ける方法であるため、どんな状態からでも若ハゲを対策できる」という認識を持っている方もいるかもしれません。

ですが、自毛植毛において植え付ける髪は、後頭部など薄毛になりにくい箇所から移植されます。

そのため、薄毛部分が広かったり、全体的に若ハゲが進んでいる場合は、そもそも自毛植毛の施術を受けられない可能性もあります。

③外科手術特有のリスクがある

植毛は外科手術を伴う医療行為です。

近年では切らない方法も発達してきていますが、頭皮を切開して自分の髪の毛を取り出し、薄毛部分に針で植え込んでいく手法が一般的とされています。

当然出血を伴いますし、術後の傷跡が残ることもあります。

それだけでなく、傷口が炎症を起こす可能性や移植した髪の毛がうまく定着してくれない可能性もゼロではありません。

これらのリスクを受け入れられるかどうか、事前によく考える必要はあります。

上記のことをまとめると、自毛植毛がおすすめなのは以下のような方です。

  • 他の対策で効果が得られなかった方
  • 長期に渡る若ハゲ対策を検討している方
  • 若ハゲが全体に進行していない方

ここまで若ハゲ対策の自毛植毛について、メリットとデメリットを説明してきました。

最初に述べたように、自毛植毛は日本皮膚科学会も推奨度Bとしており、ヘアラボとしてもおすすめの対策ではあります。

ただし、メリットの裏にはデメリットもあるもの。

双方をしっかり理解した上で、自分に合った若ハゲ対策をしていきましょう。

参考文献
[1] 麻生泰 , 薄毛治療の新常識 , (白誠書房、2016)