目次

  1. そもそも、なぜ髪の毛が生えているの…?
  2. 髪の毛が持つ《視覚的な役割》
  3. 髪の毛が持つ《身体的な役割》
  4. 【結論】髪の毛は重要な役割を担う大切なもの!
髪の毛には色々な役割があります!
髪の毛には色々な役割があります!

なぜ人は、こんなにも髪の毛固執するのでしょうか…。

それは、多くの人々が「薄毛やハゲは格好悪い」という共通認識を持っているから。

しかし、髪の毛の存在意義は見た目だけには止まらないのです…!

この記事で、髪の毛が持つ視覚的な役割身体的な役割について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

やはり髪の毛は見た目に大きく影響する!
やはり髪の毛は見た目に大きく影響する!

髪の毛の役割で最も重要なのは、やはり見た目ではないでしょうか。

「人は見た目が9割」という本がベストセラーになりましたが、その見た目を大きく左右するのが髪の毛です。

文京学院大学の“外見の印象”に関する研究では、同じ人の長髪と短髪の写真を提示して印象を評定させる、という実験を行なったところ以下のような結果が見られたそう。

男・女・全体ともに長髪は温情受容型、短髪は堅実型と受けとめられやすく、写真の好みとは関係なくほぼ一貫した結果が得られた。
(中略)
架空の人物の性格特徴について一連の情報を与えると、最初の情報が全体の印象に与える影響性が強いこと(初頭効果)を示している。
髪型による第一印象が性格特徴を推測させ,その後,多種多様な正確な情報が提示されても修正されにくくなることが予想される。

外見の印象〜髪型が性格のイメージに及ぼす影響〜|文京学院大学研究紀要

つまり、人の印象は、髪型で大きく左右されるということ。

「明るそう」「怖そう」などの性格的なイメージを印象付ける大切な部位であり、また、男性らしさや女性らしさを示す重要な要素でもあります。

同じ論文内において、このようにも述べています。

大学生の就職面接や教育(保育)実習などにおいて、社会人として好感をもたれ、会社や実習校(園)に安心感や信頼感を与える身なりや服装の必要性が強調されている。
中学校や高等学校の生徒指導においても、生徒らしい持ち物・身なり・服装などが要求されている。
学生・生徒によってはそのような指導に対して、個人の“自由の束縛”と反発する者もいるが、人は外見により印象が形成されそれがいかに修正されにくいものかを理論的に説明し、今の自分を振り返るきっかけを作ることが大切と考えられる。

外見の印象〜髪型が性格のイメージに及ぼす影響〜|文京学院大学研究紀要

学生生活はもちろん、社会生活においては、確かに“身なり”を重視される機会が多くなります

「外見による第一印象で受けたイメージは、修正されにくいもの」とも言われていますので、円滑な人間関係を築く上でも、髪型が与える影響はとても大きいと言えるでしょう。

しかし、髪の毛の役割で重要なのは「見た目」だけではありません

次項では、髪の毛が持つ身体的な役割について解説していきます。

髪の毛をはじめとする体毛には、体を保護する役割があります。

この事実については、「知っていた」という方も多いのではないでしょうか?

具体的には、以下の3つのような作用で体を守っています。

  • 日光などによる紫外線からの保護
  • 極端な外気の温度差からの保護
  • 頭部への衝撃からの保護

それぞれ詳しく見ていった後に、実はあまり知られていない髪の毛の“意外な役割”についても説明していきます。

日光などによる紫外線からの保護

紫外線ダメージを抑える!
紫外線ダメージを抑える!

日光に含まれている紫外線は、皮膚に大きなダメージを与えます。

そのダメージが蓄積すると、シミそばかす、皮膚の乾燥などのトラブルを招き、最悪の場合は皮膚がんを誘発することもあるのです。

このようなトラブルから体を守るために、髪の毛は日よけの役割を果たし、日光や紫外線から頭皮を守ってくれています

極端な外気の温度差からの保護

寒暖差は健康の大敵…!
寒暖差は健康の大敵…!

人は外気の温度差にとても弱い動物です。

気温が急激に上がったり下がったりすると、寒暖差疲労(注1)や寒暖差アレルギー(注2)、人によってはヒートショック(注3)などの、深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。

そんなトラブルが起きにくいよう、髪の毛などの体毛をはじめ、脂肪皮膚血液などは、外気温が変化しても体温を一定に保つ役割を果たしているのです。

また、先ほど説明したように、髪の毛には直射日光を防ぐ役割もあるので、気温の変化を体内に伝わりにくくしてくれます。

注1:寒暖差の大きい(通常は前日比から5℃以上の変化)環境にいると、自律神経の働きにより、体内を一定の状況にしようとエネルギーを消費することになります。このエネルギー消費が大きくて、疲労が蓄積した状態を寒暖差疲労といいます。

注2:温度差が大きいときに引き起こされる症状です。アレルギーとなっていますが、実際にはアレルギー反応ではなく、自律神経の乱れに伴う反応です。正式病名としては血管運動性鼻炎になります。

注3:温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動する等によって起こる健康被害です。失神、心筋梗塞や不整脈、脳梗塞を引き起こします。とくに冬場、また高齢者に多いのが特徴。

頭部への衝撃からの保護

髪の毛は大切な頭を守るためにも活躍。
髪の毛は大切な頭を守るためにも活躍。

髪の毛などの体毛は、物理的な衝撃から頭部を守る役割を果たしています。

「こんなもので本当に頭が守れるの?」なんて疑問の声が聞こえてきそうですが、髪の毛はしっかりとその役割を担っているのです。

髪の毛は、頭部への衝撃を吸収することができます。

実は毛髪の内部には空気が含まれており、髪の毛一本一本の空気量は小さくても、髪の毛全体で考えるとたくさんの空気が集められています。

その空気が、エアバッグのように働き、外部からの衝撃に対してクッションのような役割を果たすことで頭蓋骨や脳みそを守るのです。

【意外】実は髪の毛にはこんな役割もあった!

髪の毛は“抜ける”ことにも意味がある!
髪の毛は“抜ける”ことにも意味がある!

一般的にはあまり認知されていないのですが、髪の毛には体内にたまった毒素を排出する役割があります。

髪の毛は、毛細血管から栄養や酸素を受け取って成長します。
このとき血液は、体内の毒素髪の毛の細胞に渡しているのです。

もちろん、一本一本の髪の毛が血液から受け取る毒素の量はわずか。

しかし、頭皮には大量の髪の毛が生えているので、髪の毛全体として見れば、体内の多くの毒素を引き受けていることになります。

つまり、髪の毛が抜けることで毒素は体外に排出されます。

薬物検査で髪の毛を調べられるケースがありますが、これも薬物の成分が髪の毛に溜まる性質を利用した検査なのです。

髪の毛は見た目にも身体的にも重要!
髪の毛は見た目にも身体的にも重要!

今からケアして抜け毛や薄毛を対策しよう。

髪の毛の見た目への影響体への影響を説明していきました。

ここまでの解説で、髪の毛はさまざまな面において、とても重要な部位であることがご理解いただけたかと思います。

そんな髪の毛をいつまでも良い状態に保つためには、早めに抜け毛の対策をすることが重要です。

以下の記事に記載されているような予防・対策方法などを参考にして、大切な髪の毛を守りましょう。