目次

  1. 毛先がパサパサ、色も抜けてる…髪のダメージを改善したい!
  2. 髪のダメージは、すべてキューティクルが傷つくことが発端
  3. 髪のキューティクルがダメージを受ける原因は、たった4つだけ
  4. 【原因別】できるものから始めてみよう!髪のダメージケア方法9つ
  5. ケア方法①摩擦による髪のダメージ対策
  6. ケア方法②紫外線による髪のダメージ対策
  7. ケア方法③熱による髪のダメージ対策
  8. ケア方法④薬剤による髪のダメージ対策
  9. 元通りにはならないからこそ、髪のダメージは早めに対策しておこう!

女性にとってと呼ばれることもある髪の毛は、それだけに悩みもつきません。

少しSNSをのぞいてみただけでも…。

このように、髪のダメージに悩んでいる方は多い様子。

しかし髪のダメージは、きちんと原因を把握して状況に合ったケアを行えば、ある程度気にならない段階まで持っていくことが可能です。

そこで今記事では、髪のダメージを引き起こす原因と、合わせて原因別の対策方法をご紹介します。

サラサラツヤツヤの髪を手に入れ、理想通りの髪型を実現し、今以上におしゃれを楽しんじゃいましょう!

髪のダメージは、全体的にキューティクルの損傷が大きな原因となります。

ご存知の方も多いかもしれませんが、「キューティクル」とは、髪の表面をうろこ状に、根元から毛先に向かって、瓦のように覆っているもののこと。

キューティクルが剥がれると、髪内部の水分やたんぱく質が外に出てしまいやすくなるので、髪のダメージリスクがアップしてしまうのです。

ちなみに、人間以外の動物の毛にもキューティクルは存在し、キューティクルの向きも根元から毛先に向かってついています。

ただし、ヤマアラシの針のような毛は、まるで釣り針の返しのように、毛先から根元に向かってキューティクルがついています。

そのため、刺さるとなかなか抜けず、毛が刺さった相手は長い間苦しむことになります。

これは、相手が二度とヤマアラシを襲おうと思わないようにさせるための、防衛策の1つだと言われているようです。

さてこのキューティクルの損傷=髪のダメージの原因であることは先ほど少し述べましたが、そのキューティクルが傷つく要因にはいくつか種類があります。

キューティクルを傷つけ、髪がダメージを受ける原因となる要因を、4つご説明いたしましょう。

①ブラッシングや枕などによる摩擦

髪をとかした時のブラシや、寝ている時のの間などに生じる摩擦は、髪のダメージの代表的な原因。

髪の表面のキューティクルが摩擦によってダメージを受け、剥がれると、剥がれた部分から、内部の水分やタンパク質などを失いやすくなります。

結果髪が傷みやすくなり、傷みが進行してしまうのです。

特に濡れた状態の髪は、水でキューティクルが開いていて傷みやすい状態。

そのため、髪を乾かさずに寝てしまうのはご法度となります。

②太陽による紫外線

肌が日焼けするのと同じように、髪も日焼けをします。

実は、髪の受ける紫外線ダメージは、顔の約3倍という説が…!

髪が紫外線を浴びると、キューティクルが傷ついてしまい、髪内部のたんぱく質などがむき出しになるので、パサパサに乾燥してしまいます。

また、中のメラニン色素が失われやすくなるため、髪はいわゆる「日に焼けた」茶色っぽい髪になるのです。

③ドライヤーやヘアアイロンによる熱

ドライヤーやヘアアイロンなどの熱も、髪のダメージの原因。

髪の毛の80〜90%はたんぱく質によって構成されているため、熱を加えすぎるとたんぱく質の変性が起きて、もろくなってしまいます。

フライパンで熱した卵の白身が固まるのと、理屈は同じです。

この熱変性によりキューティクルが剥がれ、髪内部の水分やたんぱく質が失われやすくなることで髪の傷みが進行します。

また、ヘアアイロンなどの温度が250℃を超えた場合、髪が溶けてしまうことも…。

④パーマやカラーなどによる薬剤

パーマやヘアカラーをかけている方はいますか?

パーマやカラーに使われる薬剤はとても刺激の強い薬剤なので、キューティクルを傷つけてしまいます。

さらに、パーマやカラーは、キューティクルを薬剤で開かせて処理を行っています。

もともとの髪の毛の構造を壊して、色を浸透させたり、形をねじまげたりしているのです。

開いたキューティクル=傷んだキューティクルなので、パーマやカラーを行うとどうしても髪が傷みやすくなります。

髪の傷みは減点方式です。補修はできても、元には戻りません

だからこそ、できる限り傷ませないように、ダメージの予防や、ダメージヘアになってしまった後のケアが重要となります。

そこで、原因の次は、原因別に予防にも使える、髪のダメージケア方法を紹介しましょう。

摩擦が原因の場合の、髪のダメージケア方法をご紹介します。

①髪を傷めないよう、尾びれを撫でるようにブラッシングする

ブラッシングの際には、ガシガシ乱暴にせず、優しくゆっくりとかしていきましょう。

おすすめのブラッシング手順は、以下の通り。

  • いきなり根本に通さず、大まかに手ぐしで全体をほぐす
  • 毛先から優しくブラシを入れる
  • 徐々に根本に向かって優しくとかしていく
  • 根本から毛流れに沿って優しくとかす

ポイントは、ブラッシングをする際は力を入れすぎないこと、キューティクルの流れに沿って根本から毛先に向かってとかすこと。

使用するブラシは、静電気の発生しにくい猪毛ブラシがおすすめです。

トリートメントを馴染ませたり、ドライヤーを行う前に整えたりなど、髪が濡れている時にブラッシングする場合は、目の粗いコームを使うと髪を傷めにくいですよ。

おすすめの猪毛ブラシはこちら。

②髪を乾かしてから寝る

キューティクルはアルカリ性のものに触れると開く性質があり、水はアルカリ性

そのため、濡れた髪はキューティクルが開いている状態です。

キューティクルの開いた髪は、刺激に弱い&乾燥しやすい&傷みやすいため、その状態でブラッシングや就寝を行うとダメージのリスクが跳ね上がります

そのため、お風呂に入ったら、きちんと髪を乾かしましょう。

まずはタオルドライで、全体の水気をとって頭皮をやさしく拭き、髪の毛先の水分をとります。

次に、ドライヤーで根元から毛先に向かって、髪や頭皮からドライヤーを20〜30cmはなし、常に動かしながら髪を乾かしていきましょう。

最後は冷風で仕上げると、キューティクルが閉まるので、温風のみよりも髪が傷みにくくなります。

もっと詳しくドライヤー方法を知りたい方は、すぐ後の記事も参考にしてみてくださいね。

③寝る時にシルク素材のナイトキャップをかぶる

就寝時の寝返りなどで枕と髪の間で摩擦が起き、それが髪へのダメージとなることもあります。

そんな時はナイトキャップを用いることで、ダメージ軽減が可能です。

特に、滑りのいいシルク素材のナイトキャップがおすすめ。乾燥を抑える効果も期待できますよ。

綺麗にまとめてキャップに髪をおさめれば、寝癖防止にもつながります。

たとえばこんな商品はどうでしょう。

次に、紫外線が原因の場合の、髪のダメージケア方法を紹介しましょう。

①日焼け対策をする

髪の紫外線対策も、基本は肌の紫外線対策と同じ。

紫外線を当てないことが一番の対策となります。

日傘や帽子、あるいは髪や頭皮にも使えるUVケアスプレーを使って対策しましょう。

また、UVケア効果のあるヘアオイルや、洗い流さないトリートメントを使うのもいいですね。

ここでは人気のUVケアスプレーを1点、紹介します。

①洗い流さないトリートメントやヘアオイルをつける

トリートメントやヘアオイルの役割は、表面をコーティングして髪内部の水分などを逃さないようにすること。

また、乾燥を防止するほか、熱や摩擦によるダメージを軽減する働きもあります。

ドライヤーやヘアアイロンを行う際は、ぜひ使うべきです。

髪質や好みの香りに合わせて選ぶと、さらに◎!

使い方は、お風呂上がりにタオルドライで水気を拭き取ったあと、髪の半ばから毛先にかけて、トリートメントやヘアオイルをつけるだけです。

ヘアラボおすすめのヘアオイルを紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。

②ヘアアイロンの温度や当て方にこだわる

熱されたプレートやパイプを当てるヘアアイロンに、熱によるダメージはつきもの

しかしアイロンの温度や当て方に気をつければ、ダメージの軽減はできます。

髪を傷めにくい設定温度は、120〜140℃。ただし、温度が低いとその分カールやストレートの保ちは悪くなってしまいます。

簡単に、ヘアアイロンのおすすめの当て方もご紹介しましょう。

  • 髪を軽く濡らす(うまく癖がつかないので)
  • 洗い流さないトリートメント・ヘアオイルをつける
  • 髪を完全に乾かす
  • ヘアアイロンの温度を調整する
  • ブロッキングする
  • ヘアアイロンをかける

もう少し詳細にヘアアイロンの使い方を知りたい方は、すぐあとで紹介している記事も読んでみてくださいね。

③ドライヤーの方法に気をつける

濡れた髪をそのままにするのはよくありませんが、ドライヤーを長時間当てるのも、乾燥やダメージの原因に。

そのため、ドライヤーを使うときは、できるだけ手早く終わらせましょう。

簡単に、おすすめのドライヤーの当て方もご紹介します。

  • しっかりとタオルドライで乾かす
  • 頭皮から20~30cm離して髪の根本から乾かす
  • 常にドライヤーを動かしながら乾かす
  • 最後は冷風で乾かす

もっと細かく知りたい、という方は、この後に紹介している記事もぜひ読んでみてください。

①パーマやカラーの頻度は2ヶ月に1回にする

髪のダメージは気になるけど、ヘアカラーやパーマをしたい!」という方は、2ヶ月に1度の頻度で行うのがおすすめ。

髪の伸びる長さは1ヶ月では1cm前後、2ヶ月で伸びるのは2cmほど。

頻度によるダメージの蓄積と髪の見栄えのことを考えると、この辺が妥協点となります。

もちろん、パーマやヘアカラーをかけた後のヘアケアは、入念に行ってくださいね。

②パーマ・カラー用のシャンプーやトリートメントなどを使う

パーマやカラーを行っている方は、どれだけ気をつけても髪がひどく傷みます。

そのため、より念入りなヘアケアが重要。

一部のシャンプーやトリートメントなどのヘアケア用品には、ひどく髪が傷んだパーマ・カラー用のものも、薬局や美容室などで販売されています。

保湿や補修に特化している商品ばかりなので、パーマ・カラーで傷んでいる方は、それを使うといいでしょう。

また、パーマ・カラー向けヘアケア用品は、普通の髪向けヘアケア用品と比べて、パーマやカラーが落ちにくいという利点もありますよ。

髪へのダメージが起きてしまったあとにどれだけ手を尽くしても、ダメージを受ける前の髪には戻りません

だからこそ、防止が一番大事ですし、ダメージを受けてしまったらそれ以上傷まないようにケアするのも大事。

髪のダメージが気になったら、それ以上ひどくなる前に、早めにケアを始めましょう。

この記事が、髪のダメージに悩むあなたのお役に立てば幸いです。

参考文献
[1] 人気スタイリストへの近道シリーズVOL13 , サロンワーク発想だからわかる! きほんの毛髪科学 , (ルベル/タカラベルモント株式会社、2015)
参考文献
[2] 浜中聡子 , 髪をあきらめない人は、3つの生活習慣をもっている , (学研プラス、2017)