目次

  1. ハゲは世代を超えて遺伝するって本当?薄毛の隔世遺伝とは
  2. そもそも隔世遺伝ってなに?
  3. どうしてハゲが隔世遺伝するの?
  4. 父親からの遺伝は関係ないの?
  5. 遺伝による薄毛の可能性は調べられる!
  6. 遺伝でもハゲは対策できる

「母方の祖父がハゲていたら、ハゲに気をつけたほうがいい」なんて噂、聞いたことはありませんか?

これはいわゆる隔世(かくせい)遺伝のことですが、果たしてそんなことがあるのか、疑問ですよね。

結論からいうと、これは真実です。

もちろん、当てはまる人が絶対にハゲるということはありませんが、注意は必要といえます。

では、なぜ母方の祖父なのか、なぜ親はハゲていないのか、疑問はつきませんね。

そこで今回は、なぜハゲと隔世遺伝の関係について、詳しくご説明してきます。

まずは隔世遺伝とは何か、見ていきましょう。

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そもそも隔世遺伝という言葉自体よく分からない方も少なくないのでは?

一般的に知られている遺伝というのは、親の性質や特徴が子に受け継がれることを言いますよね。

ですが、中には親に現れていない祖父母や先祖の特徴が、孫として生まれた子どもに現れることがあるんです。

この、親を飛ばした遺伝の受け継ぎを「隔世遺伝」、または「先祖返り」などと呼びます。

つまり、祖父がハゲていて、両親はハゲていないという状況で自分がハゲ始めたら、それは隔世遺伝となるのです。

ハゲの隔世遺伝は女性には現れにくい…!?

ハゲが隔世遺伝する原因をご説明する前に、1つ大切な点があります。

それは、女性が隔世遺伝によってハゲる可能性は低いということ。

なぜなら、隔世遺伝によってハゲるのは、「AGA(男性型脱毛症)になりやすい体質」が受け継がれることが主な原因だから。

後ほどご説明しますが、AGAの大きな原因は男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン) です。

女性は男性に比べると男性ホルモンの量が少ないので、DHTがハゲの原因になることは少なく、そのため隔世遺伝も現れにくいんです。


それでは続いて、ハゲが隔世遺伝する原因を見ていきましょう。

ハゲがなぜ隔世遺伝するのか、それを知るためには2つの重要なポイントがあります。

  • 染色体
  • 男性ホルモン受容体

どちらも聞きなれない言葉かもしれませんが、これから詳しくご説明していくのでご安心ください!

まずは染色体から見ていきましょう。

染色体

染色体とは、細胞内に存在する遺伝情報の発現や伝達を担う物質。

といわれてもピンときませんよね。

簡単にいうと、親子や兄弟で特徴が似ているのは遺伝子によるもので、それを管理しているのが染色体なのです。

人間にはこの染色体が46本あり、2本で1対のため23対存在します。

そのうちの1対は性染色体と呼ばれ、性別を決定する役割を果たしています。

性染色体にはXとYの2種類があり、その組み合わせがXYだと男性XXだと女性になります。

受精によって新たな命が誕生する際は、男性と女性からそれぞれ23本ずつを受け継ぎ、新たに46本、23対の遺伝子情報が子どもに受け継がれます。

性別の決定でいうと、女性はX染色体しか持っていないので2本のうち1本のX染色体を、男性からはXかYどちらかの染色体がランダムに受け継がれ、性別が決まるのです。

性別を決める染色体の仕組み
性別を決める染色体の仕組み

男性ホルモン受容体

男性ホルモン受容体とは、AGAの原因であるDHTと結合することによって薄毛を進行させるもの。

この男性ホルモン受容体とDHTが結びつきやすいと薄毛になり、結びつきにくいと薄毛になりにくいとされています。

実は、この受容体とDHTの結びつきやすさ(感受性の高さ)が、先ほどご説明したX染色体によって遺伝されるんです。

つまり、男性のハゲやすさというのは、親から遺伝したX染色体に大きく左右されるということ。

男性のX染色体は母親から受け継がれるため、母親の遺伝的な特徴が重要になってきますよね。

ですが、女性はDHTが少なく受容体からの影響を受けづらいので、その遺伝子を持っていても母親がハゲていないことは十分考えられます。

そこでポイントになるのが、母親にX染色体を受け継いだ祖父母、特に祖父です。

祖父がハゲている場合、その祖父から母、そして自分に同じX染色体が遺伝している可能性が。

結果的に、両親はハゲていないが、祖父と自分はハゲている、いわゆる隔世遺伝の状況になるわけです。

ここまで隔世遺伝をご説明してきましたが、「父親がハゲてるのは関係ないの?」と思った方も多いのでは?

残念ながら、父親のハゲも隔世遺伝以外の部分で関係してくる可能性があります。

なぜなら、薄毛の原因となる「DHTの増えやすさ」は両親から遺伝するから。

具体的にいうと、DHTは男性ホルモンの一種であるテストステロンと、5αリダクターゼという酵素が結合することで増えます。

そして、この「5αリダクターゼの結合しやすさ」が両親からの遺伝によって決まるのです。

また、5αリダクターゼの機能は優性遺伝するといわれているため、両親のどちらか一方からでもその特徴を受け継いだ場合、優先的に発現します。

つまり、父親がハゲている場合、自身もハゲのリスクは高まっているといえるのです。

ここまでの薄毛と遺伝の関係を見て、自分も薄毛の遺伝子が遺伝しているのでは?と不安な方も多いはず。

実は、今では薄毛になりやすい遺伝子を持っているのかどうかの検査を受けることができるのです。

薄毛治療を行なっているクリニックでの検査や、検査キットを使った個人での検査も行えますよ。

また、この遺伝子の検査によって、薄毛の原因や、適した治療法がわかる場合も。

「この薄毛は遺伝かも…」と気になっている方は、ぜひ一度お近くのクリニックで遺伝子検査の相談をしてみてくださいね。

近くのクリニックは、こちらから検索できます。

今回は、ハゲと隔世遺伝、そして親からの遺伝についてご説明してきました。

悲しいことに、遺伝がハゲの原因になることはあるんですね。

ですが、「遺伝なら仕方ない」と諦める必要はありません。

遺伝だとしても、対策をしていくことは可能です。

もちろん、親から受け継いだ遺伝子を変えたり、遺伝そのものにアプローチできるわけではありませんが、正しい対策は以下の記事で紹介されているので、ぜひ読んでみてください。