目次

  1. フィンペシアとミノキシジルの併用は【NG】
  2. フィンペシアがNGな理由――個人輸入のリスク
  3. ミノキシジルがNGな理由――ミノタブの危険性
  4. フィナステリドとミノキシジルの併用そのものは【OK】

さて、フィンペシアとミノキシジルの併用は効果があるのか、副作用の危険はないのか、という話ですが…

もしや、二種類の錠剤を個人輸入して、安価にセルフ薄毛対策を試みるおつもりではありませんか!?

もしそうなら、断言します。

フィンペシアとミノキシジルの併用はNGです!

理由は簡単。それらは単独でも使用がNG。ゆえに併用ももちろんNGなんです。

なぜ単独ですら使用がNGなのか、次章・次々章で説明いたしましょう。

※ミノキシジルを「錠剤」でなく「外用薬」で用いようという人、ならびに、フィンペシアを「個人輸入」でなく「医師から処方されて」用いようという人は、第4章(最終章)までジャンプしてください。

フィンペシアは発毛成分・フィナステリドを配合した内服薬の中で、安価な部類に入り、これを個人輸入で手に入れようとする人が後を絶ちません。

でも、薬の個人輸入って、実はかなり危険な行為なんです。

ある調べによれば、ネット上の「薬」の40%が、精巧な偽物なんだとか。

  • 実績あるメーカーの、実績ある製品だと思って買ったら、中身はまったくの偽物…
  • もちろん効果は全くなく、どころか、体に有害な成分が入っていた…

そんな事態を防ぐためには、一にも二にも、薬の個人輸入はしないことです。

今回の件でいえば、フィンペシアの個人輸入はNG

それが本物なのか、精巧な偽造品なのか、注文の時点で見抜くすべはないのですから。

次はミノキシジルの話。

「ミノキシジルは外用より内服のほうが効く!」
「ミノタブ(ミノキシジルタブレット)は最強の毛生え薬!」

…などと言って、ミノキシジル内服薬を個人輸入する人が後を絶ちません。

個人輸入の危険性については繰り返しませんが、ミノキシジルの「内服」。これ自体、また大問題なんです

実は、「ミノキシジルは発毛成分である」というテーゼが成り立つのは、それを外用した(つまり、薄毛の患部に塗布した)場合のみ。

内服で用いる場合、ミノキシジルは発毛成分でなく、「多毛症(全身の毛が濃くなる)という副作用をもつ、降圧(血圧を下げる)成分」というのが正解なんです。

どういうことかというと…

  • 血圧の平常な者がミノキシジルを内服したときの有用性・危険性は、きちんと調べられていない
  • 薄毛への効果は全くないかもしれない
  • 血管・内臓などに深刻な副作用が出るかもしれない

…というわけなんです。

最近改訂された「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)」でも、ミノキシジルの内服は「行うべきではない」という医学界の立場が、明確に示されています。

つまり、セルフ薄毛対策における「ミノキシジル内服薬」の「個人輸入」は、二重に誤っている、ということですね。

見てきましたように…

  • 個人輸入によるフィンペシア使用は、それ自体NG
  • ミノキシジルの内服は、それ自体NG

それぞれ単体でも使用NGなのだから、「併用」は当然NG、となります。

※薬の個人輸入やミノタブの危険性について、「説得力に欠ける!」「"安価である”というメリットを覆すほどの論拠ではない!」と思われた方は、こちら(↓)の記事をご一読ください。

この記事は、Googleで「フィンペシア ミノキシジル 併用」などと調べた人を対象に書かれました。

その際、このように調べる人は、おそらく…

  • フィンペシア、ならびにミノキシジル内服薬(ミノタブ)を
  • 個人輸入」で入手し、使用している
  • または、そうしようとしている

…と想定しています。ですので、「併用NG」という結論になりました。

もし、そうでない場合。つまり…

  • 医師から処方されてフィンペシアを使う
  • ミノキシジル外用薬を使う

こうした場合は、「併用OK」です。

成分レベルで見ると、フィナステリド(フィンペシアの有効成分)とミノキシジル(外用の場合)は、それぞれ作用メカニズムが異なり、互いの作用を邪魔しません。

事実、多くの人が、フィナステリド内服とミノキシジル外用を併用し、薄毛対策に効果をあげていますよ。

正しい薬を正しく使って、ぜひ効果的な薄毛対策を!