目次

  1. いつまで有効? 気になるフィンペシアの使用期限
  2. フィンペシアの基礎知識
  3. フィンペシアの使用期限はここをチェック!
  4. 使用期限切れの薬の危険性
  5. 確認の上、使用しましょう

薄毛に悩むAGA(男性型脱毛症)患者の強い味方として支持を集める薬、「フィンペシア」。

入手後、いつまでも気軽に使えると思いがちですが、そういった考えは間違い。

食料品と同じく、医薬品には「いつまでに摂取しなければ人体に悪影響を及ぼす」という使用期限があります。

私たちがドラッグストアなどで容易に購入できるOTC医薬品(注1)も、パッケージをよく見ると使用期限が明記されていることにお気づきになるでしょう。

フィンペシアもれっきとした医薬品ですから、使用期限内に正しく使用することがとても重要なんです。

注1:医師の処方箋がなくても入手できる類の医薬品。薬局や薬店・ドラッグストアなどで購入が可能です。OTCは「Over the Counter」の略で、「(医薬品を扱うお店の)カウンター越しに薬を販売する」という意味です。

そもそもフィンペシアって?

フィンペシアが薄毛に効くとされているのは、フィナステリドという成分を含んでいるためです。

このフィナステリドは、脱毛を引き起こすDHT(ジヒドロテストステロン)という成分の生成/活性化を妨げることで、結果的にAGAの進行を遅らせる効果があるとされています。

もともとは、プロペシアという発毛薬のジェネリック(後発医薬品)として、インドのシプラ社(ジェネリックの老舗メーカー)により開発されたという経緯があります。

ジェネリックだからこそ、比較的手頃な価格で購入することが可能になっています。

ジェネリックは、開発から一定の期間が経過して開発者(製薬会社)が持つ特許が切れた医薬品について、同じ有効成分で製造されるものです。

ところが、実際にはプロペシアの特許はまだ切れていません。そのため、フィンペシアは厳密にはジェネリックではなく、コピー品という扱いになります。

私たちがフィンペシアを購入しようとすると、一部のクリニックでは取り扱いがあるものの、基本的には海外からの輸入に頼ることになります。

これはフィンペシアが日本では製造・販売が認可されていない(未承認の)医薬品であるためです。

違法な行為ではないとはいえ、入手には慎重さが求められますね。

要注意!ヘアラボではお勧めしていません

このフィンペシア、私たち『ヘアラボ』ではサイトポリシーよりオススメしていません

効能以前の問題として、入手の際にさまざまなリスクがあるからです

その最大の理由ですが、フィンペシアには正規の製造元であるシプラ社(インド)製のもの以外に、シプラ社製を騙ったものが数多く流通しています。

偽物は、原材料や成分など安全性が確認できません。

うっかり服用して、後で取り返しのつかないことになっては話になりません。

また、フィンペシアには正規の入手ルートが存在せず(注2)、基本は海外からの個人輸入です。

最近では日本の業者が取り扱いを始めていますが、言葉の壁はなくなっても取り扱っているのが正規品である保証はありません

いずれにせよ、入手に伴うリスクを完全に排除することはできていないのが現状です。

注2:一部クリニックでは取り扱いがあるようですが、いずれにせよ輸入したフィンペシアの処方になります。クリニックでの処方であったとしても、安全性は保証できかねます。

「それでもフィンペシアを使いたい」という方のために、安全な使用方法をご説明しますね。

何よりも大切なのが、使用期限のチェック

これは、箱の横側のフタに明記されています。「EXP. 12/2017」とあれば、2017年12月が期限です。

一般的に使用期限は、製造から35ヵ月と指定されています。

ここで一つ注意が必要ですが、この期限はあくまで未開封の場合です。

開封後は、用法・用量を正しく守ったうえで使用し、期限が過ぎたら処分してください!

保存環境によっては劣化が早くなりますので、さらに注意が必要です。

服用はNGです!

では、使用期限が切れてしまったフィンペシアを服用したらどうなるのでしょうか?

実は、変質した薬の成分によって、身体に悪影響が及ぶ可能性があります。

フィンペシアに限らず、どの薬剤も長期保存による劣化は避けられません。

湿気の多い場所など、保存に適さない環境であればなおさらのことです。

使用期限の切れたフィンペシアは、ためらうことなく処分しましょう

もし、使用期限切れのフィンペシアを服用してしまったら……医師の診察を受けることが先決です

「少し服用したくらい平気だろう」

「期限が切れてから1ヵ月しか経ってないし」

などと自分で判断せず、医薬の専門家の指示を仰ぐことが何より大切です。

こんな保存場所が◎

フィンペシアに限らず、薬剤には適切な保存方法があります。

何より避けるべきは、次の3つのポイント。

  • 直射日光
  • 湿気
  • 高温

空気の乾燥した冷暗所に保存しておけば、まず間違いありません。

また、包装を剥がして裸の状態で保存するのも避けましょう。

錠剤は、一般にPTP包装というシートに保存されています。

PTPは「Press Through Pack」の略で、透明なプラスチックを指で押すことでアルミが破けて錠剤が外に出る仕組みです。

フィンペシアも、この方法で包装されています。

以上、フィンペシアの使用期限と、正しい保存方法について説明しました。

せっかくの薬剤も、適切な状態で服用しなければ、期待した効き目が得られないどころかあなたの体にとって害になります。

このことをよく頭に入れ、正しい服用を心がけてくださいね。