目次

  1. 円形脱毛症をシャンプーで治したい…
  2. 円形脱毛症に効くシャンプーはありません
  3. ただし、シャンプー選びはしっかりと行いましょう
  4. 具体的にはどのようにシャンプーを選ぶべき?
  5. 円形脱毛症の方へ、洗髪時の注意はある?
  6. 正しい洗髪方法を解説!
  7. 円形脱毛症とシャンプーの関係、理解できましたか?
  8. 円形脱毛症に関する記事まとめ

「良いシャンプーを使えば円形脱毛症が治るのでは?」

突然の円形脱毛症に驚き、とりあえずシャンプーを改善すれば治ると期待する方も多いはず。

しかし、結論からいうとシャンプーで円形脱毛症が治ることはありません

今回はその理由について詳しく解説していきます。

冒頭でお伝えしたように、シャンプーで円形脱毛症がよくなることはありません。

「このシャンプーは円形脱毛症に効く!」

「円形脱毛症の方にはこのシャンプーがおすすめ」

このような内容を平気で記載しているサイトが確かに存在しますが、残念ながら正しい情報ではないと考えたほうが良いでしょう

ではなぜ、シャンプーは円形脱毛症に対してなんの効果もないのか?
以下でその理由を詳しく解説していきます。

どんなシャンプーでも円形脱毛症が改善しない理由

円形脱毛症がシャンプーで改善しない理由、それは円形脱毛症の原因にあります。

原因は諸説ありますが、大抵は以下のようなものです。

  • 自己免疫疾患

  • 過度なストレス

  • 遺伝

まとめると、円形脱毛症は「体内」の問題が原因なのです。

シャンプーにこれらを解決する効果があればいいのですが…。

実際の効果といえば「頭皮・毛髪を清潔にする/うるおす」「フケ・かゆみをおさえる」など。

シャンプーはあくまで「体外」から頭皮・毛髪の健康を維持するものであって、円形脱毛症を改善する効果は、当然認められていません。

もし「円形脱毛症に効くシャンプー」なんて物があるとしたら、それはもう"シャンプーとは違う何か"だと考えてくださいね。

円形脱毛症を改善したいならどうすればいい?

円形脱毛症を解決したいなら、選択肢は大きくこの2つ。

  • 自然治癒を待つ

  • 皮膚科での治療を行う

まず前提として、円形脱毛症が発覚したら一度は病院(皮膚科・毛髪外来)へ行くことを推奨しています
そこで先生に相談すれば、自然治癒で治るのか治療すべきかのアドバイスをくれますからね。

円形脱毛症のほとんどは半年〜1年以内で自然治癒すると言われていますが、症状の具合によっては治療が必要となることも。

ですから、自然治癒か治療を行うかを自分自身で判断するのではなく、まずは専門医に相談しに行ってみてくださいね。

ちなみに、自然治癒の場合はどれくらいで完治するのか知りたい!という方は、ぜひ下記の記事を参考に。

円形脱毛症に効くシャンプーなどない。
だからといって、全く考えずにシャンプー選びをすることはおすすめしません

ではどんなシャンプーがいいのか...?これから具体的な基準を解説していきますが、前提として「頭皮に優しいシャンプー」を選ぶことをおすすめします。

それは、脱毛した部分の地肌はむき出しであり、優しく扱うべきだから。

また、円形脱毛症の方にはアトピーを併発したり、頭皮に炎症を起こす方もいらっしゃいます。

これらを悪化させないためにも、刺激が強すぎず、頭皮に優しい商品を選択することをおすすめしますよ。

もしこれまでのシャンプーに満足されていない方は、この記事をきっかけに、シャンプー選びを見直してみませんか?

それでは、先ほどお話したように、「肌に優しい」ことを念頭に置いた上でのシャンプー選びの基準を解説していきます。

弱酸性シャンプー

シャンプーの性質の種類として、大きく『弱酸性』と『アルカリ性』があります。

円形脱毛症の方に推奨するのは、『弱酸性』のシャンプーです。

その理由は、いたってシンプル。人の肌が弱酸性だからです。
人の肌と同じ性質のシャンプーを使うことで、余分な刺激が頭皮に与えられる可能性は低いと考えて良いでしょう。

もし現在使っているシャンプーが弱酸性でないのであれば、まずはお医者さんに相談の上、弱酸性の商品に切り替えることも検討してみてくださいね。

界面活性剤がアミノ酸系

「界面活性剤」とは頭皮や髪の毛の汚れを綺麗にするために配合されているものであり、シャンプーにおいて重要な役割を果たします。

ただ、その種類によっては、洗浄力・刺激が強いために肌が弱い方にとってはネガティブな影響が出ることも。

シャンプーは界面活性剤の成分の割合によって、

  • 『高級アルコール系』
  • 『石けん系』
  • 『アミノ酸系』

の3つに分類されるのですが、この中でも『アミノ酸系』成分のシャンプー(注1)は刺激が少なく頭皮にやさしいとされており、頭皮が敏感な状態にいる方にもおすすめできると言えるでしょう。


注1:「ココイル○○」、「ラウロイル○○」という表記の成分が、アミノ酸系洗浄成分となりますが、これらの成分が入っていたとしても、高級アルコール系や石けん系の界面活性剤の割合が高いシャンプーがあるので注意してください。「アミノ酸系成分"配合シャンプー」だと、"ただ配合しているだけ"の可能性がありますので、『アミノ酸系シャンプー』『アミノ酸シャンプー』とはっきり表記しているシャンプーを選ぶようにしましょう。

刺激となる添加物を使っていない

よく「無添加シャンプー」とありますが、これは古く前に「ごくまれに皮膚障害を起こすおそれがあると決められた成分が"入っていない"シャンプー」のことを指します。

ですので、まず大前提として無添加シャンプーを選ぶようにしましょう。

あわせて、添加物は「人工成分」と「天然成分」の2つにわけられ、人工成分は肌が弱い方にとっては時に刺激となりえます。

一般的な人工成分といえば、例えば「シリコン」「エタノール」「合成香料/着色料」「防腐剤」などが挙げられますので、購入を検討している、もしくはご自身が利用なされているシャンプーの公式サイトやパッケージにはすべての成分を確認し、これらの人工成分が入っていないかチェックしましょう。

※これらを満たしていても絶対あなたに良いわけではありません

  • 弱酸性のシャンプー

  • アミノ酸系シャンプー

  • 無添加で人工成分を配合していないシャンプー

今回円形脱毛症の方に向けて、これらの点を基準としてシャンプーを紹介しました。

しかし、ここで重要なことがひとつ。

これらを満たした上で、あなたに絶対的に合っているとは言い切れないことを念頭に置いてください。

肌の性質は人それぞれだけに、合うシャンプーも人それぞれ。

単純に「こんな人にはこのシャンプーが良い!」とは言えませんので、最終的には、病院の先生などに相談した上で、ベストなシャンプーを選んでくださいね。

実は、円形脱毛症だからといって洗髪時において特別に気をつけることはありません。

病院で診てもらった方ならご存知かと思いますが、専門医は「普段通りの生活」を推奨するようです。

もちろん、激しくこすったり、洗い方が不適切など、間違った洗髪は円形脱毛症関係なく問題ですので気をつけましょう。

加えて、通常時よりはやはり頭皮がむき出しになっているだけに、丁寧に洗髪するよう心がけてくださいね。

次から説明する正しい洗髪方法を参考にして、頭皮の清潔を保つようにしていきましょう。

それでは、円形脱毛症で悩むみなさんに、正しい洗髪の仕方をご紹介していきます。

①ブラッシング

洗う前に、まずはブラシでやさしく髪をとかしましょう。

これにより、髪に付着している汚れが取れます。

②素洗い

素洗いとはお湯のみで髪を洗うこと。

これで髪の汚れのほとんどを落すことが可能なのです。

目安は1〜2分

③シャンプーを泡立てる

頭皮につける前に泡立てましょう。

量は1〜2プッシュ分で充分です。

④優しくシャンプーで洗う

ブラッシング・素洗いですでに髪の汚れは取れているので、シャンプーでは「頭皮を洗浄する」ことを意識しましょう。

この時、力を入れすぎずに指の腹で洗うようにしてください。

⑤よくすすぐ

2〜3分かけて、丁寧に洗い流します。

すすぎ残しがないように注意してくださいね。

⑥乾かす

タオル→ドライヤーの順で乾かしていきます。

ドライヤーは20cmほど離すようにしてください。

乾き残しがないよう、しっかり乾かしましょう。

【注意】薬を利用する場合は、洗髪のタイミングに気をつけて

ちなみに、治療として外用薬を塗布する必要がある円形脱毛症の方は、薬が乾くまで洗髪しないように注意してください。

薬が乾くまでにシャンプーしてしまうと、当然その薬ごと流されてしまい、効果が期待できなくなってしまう可能性も。

しっかりと円形脱毛症の薬が乾き切ってから、洗髪するようにしてくださいね。

さて、今回は大きく3点についてまとめました。

まず、「円形脱毛症に対するシャンプーの効果の有無」について。
円形脱毛症という症状の特徴や原因を探れば、円形脱毛症に効くシャンプーはないと分かりましたよね。

ただ、だからといってシャンプー選びや洗髪方法をおろそかにしてほしくないこともお伝えしました。
そのためにも、円形脱毛症の方に向けた「シャンプー選びの基準」と「正しい洗髪方法」について正しく理解することが大切でしたよね。

今回の記事を通して、円形脱毛症に関するみなさんのお悩みが、少しでも解消できていれば幸いです。

ほかにも円形脱毛症に関して記事を取り扱っています。

よろしければご参考にしてください。