目次

  1. 発毛剤や育毛剤は使える…?お子様の薄毛にお悩みのパパ・ママ必見!
  2. 【注意】育毛・発毛アイテムは基本的に使用しない!
  3. 子供も薄毛に悩まされる!考えられる“主な原因”
  4. 今すぐ実践!子供の薄毛の“対処法”
  5. 子供の薄毛は自己判断でケアせず、正しい対処を!

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子供に発毛剤・育毛剤はNG!?子供の薄毛の原因と対処法とは?

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「うちの子供はやけに抜け毛が多い」「子供の頭に脱毛症状が見られるようになった…」とお悩みの親御さん。
「大人は育毛剤や発毛剤で対処するけれど、子供にも使えるだろうか?」とお考えではありませんか?
この記事では、“子供に育毛剤や発毛剤は使えるのか”や“子供の抜け毛の原因と対処法”についてまとめています。 ぜひ、子供に育毛剤や発毛剤を使用してみる前に読んでみてください!

子供の薄毛の正しい対処を知ろう
子供の薄毛の正しい対処を知ろう

育毛剤や発毛剤を使用するのは危険です。

子供の心はもちろん、親御さんの心までも痛む子供の薄毛

「学校でいじめられるんじゃないだろうか」
「自信を失うのではないか」
「友達はできるだろうか」

いろいろな心配事が脳裏を横切ると思います。

しかし、子供が抜け毛に悩まされているからと言って、育毛剤発毛剤を使用して良いのでしょうか…?

できることなら何でもしてあげたいのが親心
使えるものなら、ぜひ子供の薄毛ケアに活用してあげたいですよね。

そこで、今回は「発毛剤や育毛剤は使用できるのか」、そして子供の薄毛に正しく対処するための「ケア方法」ついて解説いたします。

大事なお子様のことなので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

育毛剤・発毛剤の使用は危険
育毛剤・発毛剤の使用は危険

副作用が重くなる可能性もあり、危険です。

結論から申し上げると、子供には大人用の育毛・発毛アイテムは使用しない方がいいでしょう。

とくに「発毛剤」は絶対に使用しないでください

親御さんが子供を思うあまり応急処置のつもりで使いたくなる気持ちは分かりますが、むしろ子供に悪い影響を与えることになりかねません。

どういうことなのか、詳細を説明していきます。

発毛剤が使用できるのは「20歳以上」

発毛剤は、以下のような副作用のリスクを伴う医薬品です。

  • 頭痛
  • 肝機能障害
  • めまい
  • 気分の落ち込み
  • じんましん、かゆみ、むくみ

体の機能が成熟した大人だからこそ、仮に副作用が出たとしても対処できますが、大人の体にもキツイ副作用が子供の体にどれほど強く影響するかは分かりません

そのため、発毛剤は大人が服用することを前提につくられているのです。

子供の体に薄毛や抜け毛以上の支障をきたすことにもなりかねないので、絶対に使用しないでください

育毛剤も使用しない

一般的に、育毛剤には対象年齢を記載しているものはありません

しかし、基本的に髪の生え代わりのサイクルがしっかり整っている思春期以降に用いるのが安全でしょう。

育毛剤にも、頭皮の赤みやかゆみなどの身体への悪影響が生じることもあるようなので、やはり子供に使うとより大きな症状となって出てしまうかもしれません。

もし、「どうしても思春期未満の子供に育毛剤を使用したい」とお考えの場合は、「年齢制限がないから〜」と安易に育毛剤を使用するのではなく、必ず医師に相談して指示を仰ぎましょう

しっかりと医師に診断してもらい、専門的に原因が判明すれば、より適切な治療薬を処方してもらえる可能性もあります。

このように、基本的に育毛剤や発毛剤は子供に使用すべきではありません

子供の抜け毛・薄毛は、まず病院にかかり、適切な治療法を見つけていただくこと。

そして、家庭では子供の薄毛・抜け毛を招いている原因を極力取り除いてあげることが大切です。

では、正しい対処ができるように、まずは子供の薄毛の“主な原因”から見ていきましょう。

子供の薄毛にはさまざまな要因があります。
子供の薄毛にはさまざまな要因があります。

大人の薄毛の原因は、年齢を重ねていくに連れて進行していく遺伝的なものや、AGA(男性型脱毛症)が多くを占めます。

しかし、抜け毛が増えてしまう原因はそれだけではないので、10代の子供10歳未満の子供でも、薄毛になってしまう可能性はあるのです。

子供が抜け毛になってしまう“主な原因”は、以下の通りです。

  • 外的刺激
  • 頭皮の疾患
  • ストレス

どういうことなのか、それぞれ簡単に説明していきます。

外的刺激

一つ目の原因は「外的刺激」です。

これによって起きてしまう脱毛症として、牽引生脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)が挙げられます。

この脱毛症は、ポニーテールやお団子ヘアなどのひっつめ髪をしている子供に見られることがあります。

牽引性脱毛症は、長時間髪の毛を引っ張られることで、その強い力を受け続けた部分の髪が脱毛してしまう症状で、主に最も負担のかかりやすい生え際などが抜けやすいと言われているのです。

頭皮の疾患

次の原因は、「頭皮の疾患」です。

これは「脱毛症」というより、「脱毛を伴ってしまう皮膚疾患」というイメージでしょう。

何らかの要因によって、頭皮が皮膚疾患を引き起こし、頭皮が正常な形状を保てなくなったり、炎症が起きた部分を掻いてしまうことで脱毛を伴うのです。

脱毛症を伴いやすい頭皮の疾患には、

  • 頭部白癬(とうぶしらくも)

    白癬菌(しらくもきん)が頭部に感染することで発症する症状

  • アレルギー性皮膚炎

    アレルゲン物質に触れることで起きる炎症

  • 脂漏生皮膚炎(しろうせいひふえん)

    汗や皮脂などの汚れをエサにするマセラチア菌の繁殖によって起きる炎症

などが挙げられます。

ストレス

最後の原因は、「ストレス」です。

これによって起きてしまう脱毛症には、大きさの異なる円状の脱毛箇所が多発する「円形脱毛症」や、子供自身で無意識に髪の毛を抜いてしまう「抜毛症(ばつもうしょう)」などが挙げられます。

過度なストレスは、さまざまなホルモンの正常な分泌を阻害し、体の内外問わず体のいたる所に支障をきたします

それが、脱毛症抜毛行動となって表に出てくるのです。

子供の薄毛の主な原因が把握できたところで、このような原因に対して行うべき対処法について見ていきましょう。

家族で支え合い、問題解決に臨みましょう。
家族で支え合い、問題解決に臨みましょう。
  • 外的刺激
  • 頭皮の疾患
  • ストレス

これら、“子供の薄毛の主な原因”に対するケア方法だけでなく、どのような医療機関にかかるべきかも詳しく解説していきます。

子供の脱毛症を少しでも緩和させられるように、ご家族みんなで協力して正しい対処をしてあげましょう

医療機関にかかる

先ほども説明しましたが、まず大切なことは医療機関にかかることです。

「何科を受けるべき…?」と疑問に思われている方は以下の目安を参考にしてみてください。

子供が「15歳未満」の場合は、基本的には小児科で診ていただくのが良いでしょう。

「15歳以上」の場合は、髪の毛のことなので皮膚科を受診してください。

ただし、子供の薄毛が心因性であると判断できる場合は、心療内科を受診する必要があります。

子供の年齢や薄毛の症状によって、適切な医療機関を選択してあげてください。

外的要因の脱毛症の場合

外的要因によって子供が薄毛になっている場合は、頭部を刺激から守るようなケアを取り入れてあげてください。

牽引性の脱毛症であると診断されたのであれば、毎日髪型や分け目を変えてあげるなどして対処しましょう。

また、極力頭部に刺激がないように帽子を被せるのも良いでしょう。

ただし、帽子を被ること蒸れや菌の繁殖が起こりやすくなる可能性もあるので、こまめに汗を拭いてあげたり、通気性の良い帽子を選んであげたり、頭皮環境が悪化しないようにケアすることも忘れないでください。

頭皮の疾患

頭皮の疾患は、先ほども説明した通り「感染症」や「アレルギー」「菌の繁殖」などによって引き起こされます。

感染症においては、自分がどれだけ子供に気をつかっていてもかかってしまう可能性があるので、なかなか対処が難しいでしょう。

なので、症状を発見したらすぐに病院にかかるなど、早めに対処することを心がけてください。

アレルギーに関しては、アレルゲン物質となるものをなるべく避けるのはもちろん、顔や首回りを含め、頭部に使用するものは極力“パッチテスト”を行いましょう

これまで平気だったものが突然ダメになることもあるので、パッチテストは定期的に行うと良いでしょう。

そして、菌の繁殖による皮膚疾患は、頭皮を清潔に保つことが大切です。

「ちゃんと洗ってるのに…」と思う方もいるかもしれませんが、むしろ洗いすぎていることで“皮脂が過剰に分泌されてしまう”こともあるので注意してください。

もちろん、たんに余分な皮脂や汚れが落としきれていないこともあるので、子供の頭皮がどちらの状態であるかを医師に診断してもらう必要があります。

頭皮環境が悪化している要因がハッキリとした段階で、適切なシャンプー選びや洗い方を検討すると良いでしょう。

ストレス軽減

“多感な時期”などと言われる通り、大人からすれば些細なことでも、子供にとっては大きな負担となることがたくさんあります

学校、友達、家族…。
そして、悲しいことですが、もしかしたら親御さん自身知らずのうちに子供のストレスの原因になっている可能性もあるのです。

子供の話にしっかりと耳を傾けることはもちろん、話したがらないのであれば無理矢理聞きださない、そして大人の意見を押し付けて説き伏せないことも大切です。

とてもデリケートなことなので、対処が難しいと思います。

「なんで私に話してくれないのだろうか、頼りないだろうか…」と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

しかし、強い愛情や尊敬の念を抱いている人だからこそ、自分の弱い部分や辛い気持ちを打ち明けられないこともあるのです。

ひとまず、聞く側は冷静につとめて、自身のこだわりを捨てましょう

“面と向かってがダメなら手紙を書いてみる”、“自分でダメなのであれば自分以外の人に話をしてもらう”など、家族みんなで協力して根気強くストレスの原因を探してあげてください。

いつまでも、大切なお子様の健やかな笑顔を守るために。
いつまでも、大切なお子様の健やかな笑顔を守るために。

ここまで、「子供に育毛剤や発毛剤は使えるのか」「子供の薄毛の主な原因と対処法」についてお伝えしてきました。

子供の薄毛に育毛剤や発毛剤を使ってはいけないということが、きちんとご理解いただけたなら幸いです。

子供の薄毛は、大人の薄毛のように“よくあること”ではなく、“大きな異変”です。

単なる頭皮と髪の毛のトラブルにとどまらず、体や心のSOSである可能性があります。

親御さんが自分たちだけで判断して対処するのではなく、早い段階でまず専門家である医師に相談しましょう。

その上で、この記事で紹介したようなご家族で行えるケア方法などを実践してみて、お子様の薄毛の解消に協力してあげてください。

参考文献
[1] 髙橋栄里 , 髪がみるみる蘇る習慣 , (宝島社、2016)