目次

  1. 頭皮のかゆみ…これってAGA!?
  2. 【結論】頭皮のかゆみはAGAと直接的に関係しない
  3. 頭皮のかゆみの原因となる〈皮膚炎〉とは
  4. 頭皮のかゆみを防ぐ〈対策方法6選〉
  5. AGAでなくても、頭皮のかゆみは早めに対策を!
頭皮のかゆみとAGAは関係がある?ない?
頭皮のかゆみとAGAは関係がある?ない?

頭皮がかゆい…

「このかゆみ、もしかして薄毛?AGAのはじまり!?」

突然、頭皮にかゆみが出たら、このまま抜け毛が増えたり薄毛やAGAになるのかな…と不安になりますよね。

でも実際に、頭皮のかゆみとAGAは関係があるのでしょうか?

今回は、頭皮のかゆみとAGAの関係、さらには頭皮のかゆみの原因と対策をお伝えします。

AGAは早めの治療が効果的
AGAは早めの治療が効果的

結論から述べると、頭皮のかゆみAGAは、直接的に関係ありません

AGAが進行する過程で、頭皮にかゆみが起こる場合もありますが、「かゆみ」はAGAの一般的な症状ではなく、AGAとは断定できません。

しかし、頭皮のかゆみは皮膚炎の場合があり、これを放置すると薄毛の原因となる可能性があります。

そもそもAGAとは

AGA(男性型脱毛症)は、生え際がM字にハゲたり、つむじがO字に薄くなるのが特徴で、進行性の脱毛症です。

AGAの主な原因は男性ホルモンで、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5α-リダクターゼという酵素と結びつき、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。

このDHTが髪の毛の成長を抑制し、脱毛のサイクルを早めるため、髪がしっかりと成長する前に抜けてしまうのです。

ちなみに…AGAの初期症状ってどんなもの?

AGA初期症状には、「かゆみ」はなく、次のようなものがあります。

  • 抜け毛が増えた
  • 毛が細くなった(抜けた毛が細い)
  • 毛が柔らかくコシがない
  • 地肌が目立つようになった

このような症状がつむじ、生え際で見られる場合はAGAの初期症状の可能性が高いです。

AGAは、進行性の脱毛症で放っておくとどんどん進行してしまうので、早めに対策をしましょう!

もし上記のような初期症状が確認できた場合は、クリニックに相談してみてくださいね。

先ほど少しお伝えしましたが、頭皮のかゆみはAGAよりも皮膚炎である可能性が高いです。

さらに、皮膚炎をがひどくなると抜け毛や薄毛を招きかねませんので注意が必要。

そこで今回は、頭皮のかゆみを伴う可能性のある3つの皮膚炎をご紹介します。

  • ① 乾燥性皮膚炎
  • ② 脂漏(しろう)性皮膚炎
  • ③ 接触性皮膚炎

原因と症状について詳しくご紹介します。

これらの皮膚炎の症状が当てはまる場合は、自己判断はせず皮膚科を受診してください。

① 乾燥性皮膚炎

乾いたフケが大量にでることも
乾いたフケが大量にでることも

乾燥性皮膚炎とは、頭皮の皮脂や水分が減少し、頭皮が乾燥することで発症する皮膚炎です。

初期であれば、頭皮がカサカサになり、剥がれ落ちて細かいフケとなります。
この段階で多少のかゆみが生じる場合も。

症状が進み、ひどくなると頭皮がひび割れ赤みも出て、かゆみが強くなります。

原因として考えられるのは、皮脂の洗い流しすぎや、加齢による水分量の低下日焼けエアコンによる乾燥です。

対策方法は後でまとめてご紹介するので、実践してみてくださいね。

② 脂漏(しろう)性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は、皮脂(=あぶら)の過剰分泌によって、皮膚の常在菌であるマラセチアが異常に繁殖して、炎症を起こすことで発症する皮膚炎。

湿り気のあるフケや、頭皮の赤み臭いかゆみなどの症状が見られます。

脂漏性皮膚炎がひどくなると、かさぶたのようなフケが毛穴をふさいでしまい、抜け毛や薄毛の原因になることも。

こちらも後ほど紹介する、対策方法で防ぐことができるので、ぜひお試しください。

③ 接触性皮膚炎

ニットの帽子が刺激となることも!?
ニットの帽子が刺激となることも!?

接触性皮膚炎とは、刺激性物質やアレルギー性物質が直接肌に触れることで起こる皮膚炎のこと。

金属アレルギーなどもこの接触性皮膚炎の一種です。

「かぶれ」とも呼ばれ、症状は他にかゆみや頭皮の赤みフケ湿疹などがあります。

身近な原因物質として、カラーやパーマなどの薬剤や、シャンプーや洗剤などの洗浄成分、帽子などに使われているウールなどの素材が考えられます。

この皮膚炎を防止するには、アレルゲン物質を把握して、できるだけ触れないようにすることが一番です。

ここまで頭皮のかゆみに関係のある皮膚炎をご紹介いたしました。

続いて、対策についてお伝えしていきます。

頭皮のかゆみの対策方法はこちらの6つ。

  • (1)頭皮に合うシャンプーを使う
  • (2)正しい方法で洗髪を行う
  • (3)育毛剤で頭皮環境を整える
  • (4)整髪料やカラー・パーマの薬剤に注意する
  • (5)頭皮を紫外線やエアコンなどによる乾燥から守る
  • (6)食生活を改善する

頭皮のかゆみ、皮膚炎の対策としても有効ですのでぜひ実践してみてくださいね。

それでは、一つづつ詳しくご紹介します。

かゆみ対策(1)頭皮に合うシャンプーを使う

頭皮タイプに合うシャンプーを使っていますか?
頭皮タイプに合うシャンプーを使っていますか?

頭皮にかゆみがある方は、もしかしたら今使っているシャンプーが肌に合っていないかもしれません。

一口でシャンプーと言っても、洗浄力や成分などはさまざま。
さらには、頭皮タイプも人それぞれです。

そのため、頭皮タイプに合わないシャンプーを使用して、頭皮環境が悪化してしまう人は少なくありません。

重要なのは使ってみて「合わないかも?」と少しでも感じたら、すぐに使用を中止すること。

頭皮に合っていないのに使い続けてしまうと、皮脂の過剰分泌や頭皮の乾燥を招く可能性があるので注意してくださいね。


頭皮タイプは大きく脂性肌乾燥肌に分けられ、それぞれ選ぶポイントが変わってきます。

それぞれの選び方がこちら!

《脂性肌の方》

  • 比較的、洗浄力が強い
  • 余分な皮脂だけを洗い流せる

脂性肌の方が気になる皮脂ですが、頭皮を乾燥や外的ダメージから守る役割もあるため、洗い落としすぎるのもダメ。
そのため、強い洗浄力があり、余分な皮脂だけを洗い流せるシャンプーを選びましょう。

《乾燥肌の方》

  • 洗浄力が弱い
  • 保湿成分が含まれている

乾燥肌の方は、もともとの皮脂の分泌量が少ないので、皮脂を落としすぎない洗浄力が弱いものを選んでください。
頭皮の乾燥を防ぐ、保湿成分が含まれているシャンプーがおすすめです。

脂性肌におすすめシャンプー

乾燥肌におすすめシャンプー

かゆみ対策(2)正しい方法で洗髪する

正しい方法で洗髪できていますか?
正しい方法で洗髪できていますか?

ヘアラボおすすめの洗髪の手順がこちら。

  • ブラッシングで髪の汚れを落とす
  • お湯だけで髪と頭皮を予洗いする
  • シャンプーをしっかり泡立てる
  • 指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗う
  • しっかりとすすぐ
  • タオルドライ後、ドライヤーを使って髪を乾かす

ブラッシングと予洗いで、シャンプー前に汚れや皮脂をある程度、落としてしまうのがポイント。

また、シャワーの温度は、38度ほどのぬるま湯がおすすめです。
あまり高温だと、頭皮のバリア機能のある皮脂を洗い流しすぎてしまうので注意してくださいね。

続いて、シャンプーは髪ではなく頭皮を洗うイメージで行ってください。

爪を立てたりゴシゴシ洗わず、指の腹を使って優しくマッサージするように洗いましょう。

最後に、すすぎ残しのないようにしっかりとシャワーで洗い流せば完了です。

シャンプーを使用した洗髪は、の一度と決めてその日の汚れをその日のうちに洗い流しましょう。
夜洗わずに寝てしまうと、汚れが毛穴につまり、頭皮環境の悪化につながります。

汗をかいたときや、朝シャワーを浴びる場合には、シャンプーを使用しないお湯だけで行う“湯シャン”がおすすめです。

かゆみ対策(3)育毛剤で頭皮環境を整える

育毛剤には、頭皮環境を整える効果も期待できます。

育毛剤とは、育毛発毛促進抜け毛の防止などを目的として作られた医薬部外品のこと。

育毛効果や発毛促進効果が国から認められている一方で、人体に対する作用が緩和で刺激が少ないのが特徴です。

ヘアラボおすすめの育毛剤「チャップアップ」を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

かゆみ対策(4)整髪剤やカラー・パーマの薬剤に注意する

ワックスはしっかり洗い流しましょう
ワックスはしっかり洗い流しましょう

ワックスやスプレーなどの整髪剤、正しく使えていますか?

整髪料の使い方のコツは、とにかく整髪料を頭皮につけないこと。

整髪料を付ける際に注意していただきたいのがこちらの2つです。

  • 大量に付け過ぎない
  • 長時間の付けっぱなしを避ける

整髪料を付けすぎると、髪だけでなく頭皮に付着するリスクが高まります

これはヘアスプレーなども同様。
ヘアスプレーの場合は、髪から20~30cm離して頭皮に付かないようにふりかけましょう。

また、整髪料を長時間付けっぱなしにするのは避けてください

整髪料を付けたまま寝るなんて、もってのほか。
寝転がったりするだけでも頭皮につくリスクが高まるのに、そのまま長時間放置したら、頭皮環境の悪化を促進してしまいます。

そのため、整髪料は適量を付け、できるだけ短い時間の使用にとどめ、しっかりと洗い流しましょう。


カラーやパーマの際に使用する薬剤にも注意が必要です。

皮膚の弱い人もそうでない人でも、刺激が強いので、かぶれやかゆみなどの頭皮の炎症を招く可能性があります。

カラーやパーマを行う場合には、2,3か月に1度など間隔をあけて行ったり、できるだけ頭皮に付かないように工夫してみてくださいね。

頭皮にかゆみを感じるときは、ヘアケア剤の使用を中断したり、カラーやパーマなども控えることをおすすめします。

かゆみ対策(5)頭皮を紫外線やエアコンなどによる乾燥から守る

紫外線は頭皮を過度に乾燥させる原因に
紫外線は頭皮を過度に乾燥させる原因に

髪の毛や皮脂に覆われている頭皮ですが、実は乾燥しやすい部分でもあります。

紫外線に長時間当たれば肌が焼けるのと同様、頭皮も日焼けします。

頭皮は、体のどの部分よりも太陽に近いので、意外と紫外線の影響を受けやすいのです。

日焼けしてしまうと、頭皮の水分が奪われ、乾燥してしまいます。

そのため、紫外線の強い日は帽子や日傘などで紫外線を対策をしましょう。

また、エアコンの効いている空間は乾燥している場合が多いので、 エアコンの風が頭皮に当たらないように注意しましょう。

加湿器をお持ちの方は、室内の湿度を60%以上に保つよう設定しておくといいですよ。

かゆみ対策(6)食生活を改善する

バランスのとれた食事を心がけて!
バランスのとれた食事を心がけて!

食生活も頭皮の状態に影響します。

まずは、偏った食事を見直し、バランスのとれた食生活を心がけるようにしましょう。

特に、脂っぽいものばかり食べていると、皮脂の過剰分泌につながる可能性があるので注意してください。

また、偏った食生活では栄養が不足してしまい、体に悪いのはもちろん髪の毛の成長にも影響してしまいます

そのため、髪の成長に必要な栄養素をバランスのとれた食事から摂取するように心がけましょう。

髪の毛の主成分はたんぱく質
また、摂取した“たんぱく質”を髪の毛にするために、ビタミンや亜鉛などのミネラルが必要です。

頭皮のかゆみがAGAに直接的に関係のないと、お分かりいただけましたでしょうか?

かゆみのある場合は何らかの炎症、皮膚炎である可能性がありますので、症状が続く場合には皮膚科を受診してください。

皮膚炎など、頭皮環境が悪化してひどくなると、抜け毛や薄毛へ発展することもあります。

今回ご紹介した対策は、すぐにできるものばかりなので、頭皮のかゆみが気になる方はぜひ実践してみてくださいね。