目次

  1. AGAによる薄毛を改善できる食べ物なんて本当にあるの?
  2. 食べ物でAGAによる薄毛を治すことはできない!
  3. 髪に必要な栄養素とは?
  4. 髪に必要な栄養素を保有する食べ物<10選>
  5. AGAになる原因はさまざま!後悔する前に対策を…
  6. 食べ物でAGAは改善できなくても“頭皮環境を整えるためのサポート”はできる!
食べ物で薄毛を改善?本当にそんなことができるの?
食べ物で薄毛を改善?本当にそんなことができるの?

AGAによる薄毛に悩みを「髪に良い食べ物を」を取り入れることで改善したい…と、お考えの方は少なくないはず。

たしかに、わかめや豆乳など「薄毛に効く」「育毛に良い」と言われる食べ物の噂はよく耳にします。

しかし、実際に食べ物で気になるAGAによる薄毛や抜け毛を改善することはできるのでしょうか?

そんな疑問にお答えするために、この記事ではその真相の結論髪に必要な栄養素・食べ物についてお伝えしていきますので、どうぞ最後まで目を通してみてください!

結論からお伝えしてしまうと、残念ながら食べ物でAGAによる抜け毛や薄毛を抑えたり治すことはできません

AGAは主に遺伝によるホルモンの働きで起こる症状なので、食べ物によってそれを改善するのは難しいのです。


しかし、薄毛を防いだり、薄毛の進行をできるかぎり遅らせたりするためには、まず健やかな頭皮や髪の毛が不可欠

頭皮や髪の毛を健康的に保つためには、髪に必要な栄養を体に取り入れる必要があります。

ではどのような栄養素を、どのような食べ物から取り入れたら良いのか、ご紹介していきます。

とくに髪の毛と深い関わりのある3つの栄養素とは…
とくに髪の毛と深い関わりのある3つの栄養素とは…

先ほどお伝えした通り、AGAの改善はできなくても今ある健やかな髪の毛を保つために必要な栄養素を積極的に食べ物から摂取する必要はあります。

その中でも、とくに髪の毛と深く関わりのある栄養素は以下の<3つ>です。

  • ①たんぱく質(アミノ酸)

  • ②ミネラル

  • ③ビタミン

まずは、この栄養素にどのような役割があるかを説明していきます。

①たんぱく質(アミノ酸)

アミノ酸から形成されるたんぱく質は、人間の体や頭皮を構成するために欠かせない栄養素です。

髪の毛も例外でなく、その成分の90%以上が「ケラチン」というたんぱく質で構成されているので、髪の毛を強く丈夫に保ちたいのであれば、たんぱく質を積極的に取り入れる必要があります

とくに、アミノ酸のひとつである<シスチン>はイオウという成分を含んでおり、このイオウに髪の毛を強く丈夫にする作用があるため、ハリのあるしなやかな髪を保つためには必要不可欠な栄養素と言われているのです。

同じくアミノ酸である<メチオニン>も、そのシスチンを生成する役割を持つため、ぜひ積極的に摂取してほしいところ。

②ミネラル

体の中に含まれる相対量は少ないながらも、体の健康維持には欠かせない栄養素であるミネラル

中でも必須ミネラルと呼ばれる16種類の栄養素は、骨や歯など体を構成する骨の成分になることをはじめ、筋肉や神経の興奮性の調節をしたりと、大きな役割をたくさん担っているのです。

そんなミネラルが足りなくなってしまうと身体機能が上手く稼働しなくなり、健やかな体の状態が維持できなくなり、質の良い髪の毛を生成することが出来なくなってしまいます。

とくに必須ミネラルのひとつである亜鉛は、たんぱく質を髪の毛の元である“ケラチン”に変える時に必要になる物質であるため、髪の毛の生成を円滑に行わせるためには欠かせない栄養素です

また、抜け毛の原因のひとつである“5αリダクターゼ”という酵素を抑制する働きもあるので、髪の毛を健康的に保つサポートができると言われています。

③ビタミン

ビタミンは、他の栄養素がうまく働くための“つなぎ役”となって、人間の健やかな成長や健康を維持する働きを手助けしている栄養素です。

皮膚の代謝を促したり、細胞分裂のサイクルを正常にしたりする働きがあるので、ビタミンが欠乏してしまうと髪や頭皮の健康を保てなくなってしまいます

とくに、ビタミンEは血行促進やホルモンバランスの調整をサポートするため、良質な髪の毛を維持するために必要な栄養素を頭皮まできちんと運ぶための体の基礎作りに欠かせません

「ビタミンを積極的に摂取」なんていうと、なんとなく女性っぽくて抵抗があるかもしれませんが、ビタミンは男女問わず人間の体に不可欠な栄養素です。

年齢による衰えや疲れの出やすい頭皮の環境を整えておくためにも、ビタミンは積極的に摂取しましょう。

ここでは、前の段落で紹介した3つの栄養素を含む食べ物についてご紹介していきます!

AGAを改善するような効果は期待できませんが、髪を健やかに育てるための土台を整えることができるので、ぜひ日々の食事に取り入れてみてください。

たんぱく質(アミノ酸)を保有する食べ物

髪の毛の主成分であるたんぱく質はマストで取り入れましょう!
髪の毛の主成分であるたんぱく質はマストで取り入れましょう!

たんぱく質は、不足すると髪の毛の質に影響があるのはもちろん、免疫力の低下やさまざまな病気を引き起こす危険性があります。

かといって摂取のし過ぎも、腎臓に負担がかかり腎機能障害につながる恐れがあるので、1日の摂取基準を守って摂取してください

※たんぱく質の摂取基準:成人男性は60g/日、成人女性は50g/日


  • 牛肉

牛肉から、最も効率よくたんぱく質を摂取できる調理方法は「グリル」です。

牛肉は焼いて調理することによって、アミノ酸の量がほんの少しですが増える食べ物なので、良質なたんぱく質を効率よく摂取したい方はステーキ焼肉などにして食べるのがおすすめ。

  • ラム肉

たんぱく質だけでなく、必須ミネラルである鉄や亜鉛も一緒に摂取できる優秀な食べ物の羊肉(ラム肉)。

あの独特の風味の多くは脂肪から香るものなので、気になる場合は脂肪を除いたり、煮る・蒸すなど脂肪が落ちる調理法にするのがおすすめです。

卵は、卵白と卵黄どちらにも豊富な栄養素を保有しています。
栄養を存分に摂りたいなら、卵白も卵黄を分けずに一緒に食べてください

また、人の体はもちろん、髪の毛をつくる細胞の主な構成成分である<レシチン>などの脂質は、60℃以上の加熱で壊れ始めてしまうので、食べ方としては生食が合理的だとされています。

  • 納豆

畑の肉と呼ばれるほどたんぱく質を多く含む、大豆。

納豆は、その大豆が発酵する過程でビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が増加するため、“優秀な食べ物”と呼ばれています。

納豆のアレンジ料理は人気ですが、納豆に含まれる酵素は熱に弱いため、納豆の栄養素を無駄なく摂取するためにはそのまま食すのが一番です。

ミネラルを保有する食べ物

海の幸でミネラルをたっぷり補給。
海の幸でミネラルをたっぷり補給。

髪の毛を含む体の構成成分であり、生理作用の調節も行うミネラルは、基本的に体内で合成ができないため、食べ物からの摂取が鉄則です。

ミネラルを含む食べ物を、意識して食事に取り入れる必要があります。


  • 牡蠣

必須ミネラルである、亜鉛や鉄の他にもビタミンなど多くの栄養を含む牡蠣。

ミネラルと同じように髪の毛に必要なビタミンですが、調理の熱によって流れ出てしまうことがあります。

ミネラルもビタミンも余すことなく摂取したいなら、生のままいただきましょう。

「どうしても加熱してから食べたい」という方は、お鍋にしてシメを雑炊にするなど、ダシに溶け出した栄養素まで摂れるように工夫してみてください。

  • いわし

新鮮ないわしは刺身や塩焼きなど、シンプルな食べ方が合う食べ物ですが、栄養素を意識するのであれば、梅干しや酢など、酸味のあるものと一緒に調理しましょう

酸味のあるものは骨を柔らかくする働きもあるので、小骨が気になりにくくなり、カルシウムを存分に摂ることができます。

  • 昆布

ダシを取るのによく使われている昆布は、水に触れると旨味とともにミネラルなどの栄養素が溶け出してしまいます。

そのため、昆布に含まれる栄養素をしっかり摂取したいなら真昆布のまま食べられる料理でいただくか、ダシと昆布をまとめて食べられるような料理にして食べてください。

ビタミンを保有する食べ物

体にためておくことのできないビタミンは毎日摂取が必要です。
体にためておくことのできないビタミンは毎日摂取が必要です。

ビタミンは必要量自体はとても少ないのですが、体内ではほとんど生成することができない栄養素であるため、食べ物から摂取する必要があります。

  • かぼちゃ

かぼちゃは、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンEなどが豊富に含まれています。

よく食卓に上がる果肉や皮はもちろん、わたも種もすべて含めて栄養満点の食べ物です。

鉄分などのミネラルのほかに、悪玉コレステロールの値を下げてくれるという「フィトステロール」、コレステロール値の上昇を抑えてくれるという「不飽和脂肪酸」が多く含まれている種や、食物繊維がたっぷりで、βカロテンが果肉の約5倍含まれているわたも一緒に食べるようにしましょう。

種やわたごとミキサーにかけてポタージュにするなどして、かぼちゃを丸ごと美味しくいただけるように工夫しましょう。 

  • レバー

レバーは、ビタミンAやB群、D以外にも鉄分などのミネラルも豊富な食べ物です。

先ほどからお伝えしていますが、ビタミンは熱に弱いため、レバ刺しなどにしてできるだけ手を加えずに食べるのがおすすめです。

  • アーモンド

高い栄養価などにより、食材だけでなく美容品としても注目されているアーモンド。
ビタミンだけでなく亜鉛などのミネラルやたんぱく質も含まれているので、一粒で二度も三度も美味しい食べ物なのです。

脂肪分が多いナッツ類は火を通すと酸化しやすくなり、保有している栄養素の欠如につながってしまうので、ローストではなく生のアーモンドを選びましょう

AGAになってしまう主な原因は、男性ホルモンによってヘアサイクルの乱れが起こってしまうことにあります。

ホルモン異常が起こる要因は、おおよその場合は遺伝であると言われていますが、ヘアサイクルが乱れてしまうこと自体には、この記事でご紹介してきたような栄養素をきちんと摂取できていないこと過度なストレス睡眠不足など…さまざまな要因があります。

どの要因も“ホルモンバランスを乱したり”、“血液の流れを滞らせたりする”ため、AGAスキンクリニックの麻生泰氏は、著書においてこのように述べています。

ストレスのほか、タバコやアルコールの飲み過ぎ、変色や運動不足、あるいは睡眠不足と言った生活習慣が密接に関係してきます。ある意味では、AGAは生活習慣病と言ってもよいのです。

出典: 『薄毛治療の新常識』著者:AGAスキンクリニック医師「麻生泰」

AGAのようなヘアサイクルの乱れによる薄毛は、“生活習慣病の延長”とも言われているのですね…。

この記事でお伝えしてきた通り、男性や女性関係なく髪の毛や頭皮の健康をキープするためには栄養バランスを考えることが重要ですが、それだけでなく規則正しい生活を送ることもとても大切です

また、食事のサポート役としてサプリメントを取り入れてみてはいかがでしょうか?

健康的な体を保つために必要な栄養素を、食事だけで摂取できる自信がないという方は、ぜひチェックしてみてください。

頭皮環境の健康には栄養の充実が不可欠です。
頭皮環境の健康には栄養の充実が不可欠です。

ここまで、AGAは食べ物で改善できるかや、髪に必要な栄養素とその栄養素を保有する食べ物についてご説明してきましたが、いかがでしたか?

「AGAを改善できるような食べ物がない」と知って、驚いた方やショックを受けた方もいらっしゃると思います。

しかし、それで諦めてしまっては、頭皮環境が整うこともなく気になりだしたAGAによる薄毛がただ進行していく一方です

AGAに効果がないなら…と諦めてしまわず、今ある髪の毛を健やかに保つ、また、薄毛の進行をすこしでもゆるやかにさせるために対策をしたいのであれば、“髪に必要な食べ物”は最低限の健康維持として必要なことであるという気持ちで日々の生活に取り入れるべきでしょう。

もっと「何か良い対策がないか探したい」という方は、他にもさまざまな抜け毛対策やケア方法、治療法などをご紹介している記事がございますのでチェックしてみてください!