目次

  1. 皮脂が原因でAGAになるって本当?
  2. 《結論》皮脂分泌が原因でAGAになるわけではない
  3. 皮脂の過剰分泌は“AGAによる症状”のひとつ
  4. AGAによる皮脂分泌を抑えるための“対処法”
  5. AGAと皮脂分泌の原因を正しく知ることが大切です!
抜け毛・薄毛の原因は、頭が脂っぽいから?
抜け毛・薄毛の原因は、頭が脂っぽいから?

薄毛やAGAで悩む人の中には、皮脂が過剰に出る人もいます。

「その皮脂の過剰分泌が原因でAGAになっているのでは?」と感じる人もいるようです。

実際、皮脂と薄毛・AGAには関係があるのでしょうか?

この記事でAGAの原因や皮脂分泌について正しい情報を確認し、より効果的な対策を講じましょう。

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AGAの原因は、皮脂の過剰分泌にあらず!
AGAの原因は、皮脂の過剰分泌にあらず!

結論から述べると、皮脂の分泌が多いことが原因でAGAになる、という事実はありません。

そもそもAGAとは、「Androgenetic Alopecia」の略で、男性ホルモン由来の脱毛症と訳されます。

皮脂分泌由来とは、どこにも説明されていません。

AGAとは、男性ホルモンによってヘアサイクルが乱れ、抜け毛が起こる症状のことで、その現任は皮脂と直接の関係はないのです。

一方、皮脂の過剰分泌が原因で髪の毛が抜けてしまう現象もあり、こちらは脂漏性脱毛症といいます。

皮脂が多い方にとって、抜け毛・薄毛の原因が、「男性ホルモン由来のAGAなのか」「皮脂の過剰分泌由来の脂漏性脱毛症なのか」は気になるところですが、適切に判断するのは個人では困難*です。

正確に知るには、AGAの専門クリニックなどで診てもらう必要があります。

AGAが原因となり、頭が脂っぽくなるのです。
AGAが原因となり、頭が脂っぽくなるのです。

前章で「皮脂の分泌が多いことでAGAを招くことない」とお伝えしましたが、実は、その逆はあり得ます。

AGAになると、皮脂の過剰分泌が起こる場合があるのです。

AGAは男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が増加することで起こります。
そしてこのDHTには、皮脂の分泌量を増やす作用があるのです。

しかも困ったことに、DHTの増加がAGAを進行させ、皮脂の過剰分泌を促す原因になり、毛根を詰まらせたりすることでますます抜け毛・薄毛が進行する悪循環が形成されてしまうことも。

AGAにはAGAの治療を、そして皮脂の過剰分泌による薄毛・抜け毛には、生活習慣の改善などで皮脂の過剰分泌を緩和する対策が必要です。

生活習慣の改善が改善の鍵!
生活習慣の改善が改善の鍵!

皮脂の過剰分泌は頭皮の毛穴を詰まらせ、テカリやべたつき、薄毛・抜け毛の加速、臭いなどに影響します。

その対策として、以下の3つの対処法をご紹介していきますね。

  • 頭皮環境を改善する
  • 食生活を整える
  • 生活サイクルを整える

頭皮環境を改善する

AGAに端を発する皮脂の過剰分泌がある場合、まずはシャンプーの選び方に気を配ってみましょう。

目安として、パッケージに脂性肌用オイリー肌用などと記載がある、洗浄力の優れたシャンプーを選ぶのがおすすめ。

逆に「頭皮にやさしい」「天然由来」といった、頭皮に負担をかけにくいような表現が用いられているシャンプーは、皮脂を落としすぎないのがコンセプトであるため、AGAによる皮脂の過剰分泌に悩む方が選ぶには適しません

また、シャンプーのやり方も見直しましょう。

より効果的に皮脂を落とすことができ、皮脂の臭い対策にもなります。

ヘアラボおすすめの手順はこちら。

  • ①ブラッシング
  • ②素洗い
  • ③シャンプーを泡立てる
  • ④指の腹でやさしくマッサージする
  • ⑤髪の毛の根元や頭皮からしっかりと流す

以下に詳しく説明します。

①まずはブラシをかける

最初に軽くブラッシングをしましょう。
髪を洗う前にブラシをかけると汚れが落ちやすくなります。

②ぬるま湯で素洗いをする

次はぬるま湯だけで素洗いし、指の腹で頭皮をマッサージして毛穴を開きます。
髪の毛や頭皮の汚れをしっかり落としましょう。

③シャンプーを泡立てる

続いてシャンプーを泡立てます。
先に液を泡立てておくと、頭皮の毛穴にシャンプーの泡が入り込みやすくなります。

④指の腹でマッサージしながらシャンプーする

10本の指の腹を使って、地肌をマッサージしましょう。
マッサージにより、余分な皮脂が毛穴から押し出されます。

⑤シャンプーをしっかりと流す

最後にシャンプーのすすぎ残しがないよう、2~3分かけてしっかりと洗い流してください。
シャンプーの洗い残しも抜け毛・薄毛の原因になりかねません。

食生活を整える

次に、食生活についてみていきましょう。

脂っこい食べ物は、皮脂分泌活動を必要以上に活発化させる原因になります。

また、甘い食べ物や飲み物に含まれる糖質の摂りすぎも、皮脂の過剰分泌につながる怖れが…。

具体的には、揚げ物などの脂肪分の多い食べ物やパンや白米などの炭水化物、甘いソフトドリンクなど、糖質が多く含まれている食べ物を控えましょう*。

また、ビタミンB2など、皮脂量をコントロールする栄養素が不足するのも、皮脂の分泌異常を招く原因になります。

その他にも、良質なたんぱく質やミネラル、ビタミンをバランスよく摂取することが大切です。

生活サイクルを整える

睡眠不足も、皮脂の過剰分泌を起こす原因になります。

睡眠不足により交感神経と副交感神経のバランスを司る自律神経の乱れが引き起こされ、頭皮の皮脂分泌量を増やしてしまう怖れがあるためです。

また、夜眠っている間に分泌される成長ホルモンも、薄毛や抜け毛に影響します。

成長ホルモンは頭皮などの細胞の修復・再生活動を担うため、不足すると、健やかな髪の毛が育ちにくくなってしまうのです。

その成長ホルモンが最も分泌されると言われているのは、午後10時から午前2時の間

そのゴールデンタイムを含めた時間帯にしっかりと睡眠をとり、自律神経のバランスを整え、髪の毛や頭皮を形成しているたんぱく質の代謝を活性化させましょう。

原因を正しく見極めて適切な対処を!
原因を正しく見極めて適切な対処を!

この記事で、過剰な皮脂が原因でAGAになるのではなく、AGAが原因で皮脂の過剰分泌が起こるというメカニズムをしっかり把握していただけたでしょうか。

頭皮に余分な皮脂が溜まると、テカリやベタつき、臭いなど、人からの目線も気になる症状が…

さらに、毛穴が詰まると、頭皮に炎症が起きて抜け毛・薄毛の原因にもなりかねません

洗浄力が高いものなど、頭皮のコンディションに合わせたシャンプーで正しく頭皮を洗うとともに、生活習慣を見直し、皮脂分泌を改善させましょう!

また、あまりに皮脂分泌量が異常、かゆみやフケなどの症状を伴っている、という方は早いうちに専門のクリニックへ足を運んでみてください。

参考文献
[1] 新橋ファーストクリニック , http://aga.first-clinic.jp/aga_ad/sebum.html?cs2wabi , 最終検索日 2018年5月23日
参考文献
[2] ゴリラクリニック , https://gorilla.clinic/aga/about_aga/contents/feature.html , 最終検索日 2018年5月23日