目次

  1. 残念ですが…AGAは完治しません
  2. AGAを《改善》することは出来る~そもそもAGAとは~
  3. AGAの改善はいつまで続けるべきか~ポイントは《本人の満足》~
  4. 【有効なAGA対策①】クリニックに通い、薬で治療
  5. 【有効なAGA対策②】植毛・増毛で見た目を改善
  6. 諦めずAGAに立ち向かいましょう

男性の薄毛の大半を占める「AGA(エージーエー・男性型脱毛症)」。

脱毛「症」というくらいですから、「完治」を目指して治療するべきもの、と思いきや…そこには少々、酷な現実が。

残念ながら、AGAは"完治"しません

というのも、「AGAは継続治療が必要であり、治療をやめると再び薄毛が進行してしまう」から。

ですが、決して治療がムダというわけではありません

本記事では、AGAへの有効な対策、その可能性と限界について探ってまいります。

まずは自分が薄毛かどうか判断したい…

自分の症状にあった薄毛の対策方法を知りたい…

そんな方はまず『ヘアラボカルテ』でいまの薄毛レベルや対策方法をお調べすることをおすすめします。
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まずは「AGAとは何か?」を理解しましょう。

ひと昔前は、そもそも加齢による薄毛の進行がなぜ起こるのか、そのメカニズムも明らかではありませんでした。

しかし日々研究は進み、原因と対策が少しずつ明らかになってきています。

加齢に伴う進行性の薄毛の、主たる原因はAGA

AGAとは、体内の男性ホルモン「テストステロン」が「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変化して、「ヘアサイクル(毛の発生・成長・脱毛・再発生のサイクル)」を乱すことで起こる脱毛症です。

これに対する有効な対策として、

  • 内服薬を飲んで「DHT」の生成を抑制しつつ、
  • 外用薬を塗布して「ヘアサイクル」の正常化を目指す

という治療法が確立されています。

このうち内服薬は、原則として医師の処方によってしか手に入りません

つまり、クリニックに通って薬による治療をする。これが、ひとつめの有効なAGA対策となります。

詳しくはのちほど。

しかし、「AGAは治療(改善)できる」けれども「完治しない」ならば、次のような疑問が生じるでしょう。

「何が治療(改善)のゴールになるのか?」
「一体いつまで治療(改善)を続ければよいのか?

身も蓋もない結論になってしまいますが、やはり基準は、当人の満足

極端な話、気持ちを切り替えて、薄毛であることが気にならなくなれば、その時点で治療は終了できます。

とは言え、特に若くして薄毛になってしまった場合、「気にするな」というのも無理な話。

ならば、薬で「治療する」のでなく、「見た目を変える」。具体的には、植毛や増毛という手があります。

あるクリニックによれば、薬によるAGA治療を1年程度継続して、さしたる改善が見られないのであれば、植毛に切り替えたほうがいい、とのこと。(参照)

植毛や増毛によって見た目を変える。これが、ふたつめの有効なAGA対策となります。

というわけで、「完治」しないAGAではあるものの、次の2つの有効な対策があることが分かりました。

  • クリニックに通って薬による治療をする
  • 植毛や増毛によって見た目を変える

ここからは、この2つの対策について、もう少し具体的なところを見てみましょう。おすすめのクリニックやサロンも紹介していきます!

AGA治療を行うクリニックでは、頭皮や毛根を詳しく検査した上で、患者一人一人に合った内服薬や外用薬を処方してくれます。

代表的な内服薬は、プロペシア

こちらは先にも述べました、体内の男性ホルモン・テストステロンがDHTに変化することを抑制する薬。

いわば、「AGAの進行にブレーキをかける」ものです。

外用薬は、ミノキシジルという発毛効果のある成分を含んだもの。

これを直接、頭皮に塗ることで、「発毛のアクセルを踏む」のです。

内服薬と外用薬、この二刀流によってAGAの進行を抑えつつ、一方では発毛を促す。これがAGA治療の中心的な戦略になります。
(※患者の体質によっては、内服薬、外用薬のいずれか一方のみで治療を行う場合もあります)。


また、カウンセリングも、クリニックのもつ重要な機能の一つ。

髪や頭皮によくない生活習慣の改善策、正しい洗髪方法についてなど、専門医から有益なアドバイスをもらえます。

なお、クリニックによっては、「メソセラピー」や「HARG療法」など、まだエビデンスが十分とは言えないながらも、薄毛改善効果が期待されるような先端的な治療を行っているところも。

治療メニューが豊富なクリニックの実例として、「ヘアメディカル」「AGAスキンクリニック」をご紹介しましょう。

どちらも全国に分院を置く、大手クリニックです。

下のボタンがリンクになっていますので、公式サイトを覗いてみてください。

《植毛》《増毛》

どちらも「見た目を変える」ことを目指した薄毛対策です。

まず《植毛》は「頭皮のフサフサ部分の毛を根本から採取し、薄毛の部分に植え込む外科手術」。

いわば「髪の毛の引っ越し」です。(注)

毛が無事に生着(せいちゃく=根付く)すれば、その毛が抜けても、同じ箇所からまた毛が生えてくるようになります。

その意味では、持続性のある薄毛改善策であると言えます。

注:ここでは「植毛」を「人毛移植」に限って説明させていただきました。ほかに「人工毛移植」もあるのですが、化学繊維を頭皮に埋め込むことによる拒絶反応リスクなどから、現段階では推奨度が低く、実施しているクリニックも限られています。

一方の《増毛》は「自分の毛に人工の毛や他人の毛を結び付け、髪をボリュームアップさせる」方法。

わずか数時間で何千本も髪を増やすことが可能なので、その日にその場で自分のイメージに近い髪型になれます。

ただし、一度増やせば終わりではなく、メンテナンスや交換が定期的に必要になってきます。《植毛》ほど持続性がありません。

結局のところ《増毛》も、「いつまで続ければ?」との疑問につきまとわれる恐れはあります。


《植毛》《増毛》について、より詳しくお知りになりたい方は、↓こちら↓の記事をご参照ください。

植毛を受けられるサロンとしてアイランドタワークリニック、増毛を受けられるサロンとしてアートネイチャーをご紹介します。

アートネイチャーは、言わずと知れた名門。全国規模でサロンを展開しています。

アイランドタワークリニックは、東京・大阪・名古屋・福岡の4院展開ながら、遠方からの来院者向けに交通費・宿泊費補助を行っています。

詳しくは公式サイトをご覧ください。料金の詳しい案内もあります。

AGA治療は、あたかもシーシュポスの神話

転がり落ちようとする大岩を、山頂めざして押し上げ続ける人のように、「いつまで続ければ?」との疑念にかられながら、果てのない「改善」を続けなければなりません。

ですが、希望もあります。

薄毛治療は日進月歩。メーカー各社や学界が、「見つかればノーベル賞もの」と言われる薄毛治療法を求め、日々研究を重ねています。

ヘアラボにはAGAを改善することで

若かりし頃に戻れ、自信を取り戻せた
堂々と外出できるようになった

という声が寄せられています。

諦めればそこで試合は終了。ぜひ、薄毛改善に向けて一歩踏み出しましょう。

最後に、「時間的・経済的に、クリニック通いはハードルが高い」という方向けに、自宅でセルフケアできるアイテムとして、育毛剤を紹介します。

育毛剤に「AGAの進行を止める」効果は期待できませんが、育毛(今ある毛を育て、抜け毛を予防する)効果は期待できます。

「無理はしたくないが、最低限のケアだけは続けていきたい」という方に、ぜひ。

参考文献
[1] 麻生泰 , 薄毛治療の新常識 , (白誠書房、2016)