目次

  1. 若ハゲはAGAが原因!?
  2. そもそもAGAってなに?〜 症状と特徴 〜
  3. 【原因】どうしてAGAになるの?
  4. 【対策】AGAを対策するにはどうすれば良いのか
  5. まず育毛剤を試すのも○
  6. 進行性の「AGA」には早めの対策と治療を!
あなたの若ハゲもAGA?
あなたの若ハゲもAGA?

「まだ若いのに髪が薄くなってきた気がする…」

「これってハゲ!?」

10代や20代、世間的にはまだ若いはずなのにハゲてきたら、このまま将来どうなってしまうのか不安になりますよね。

その若ハゲの原因は、もしかしたらAGA(男性型脱毛症)かもしれません。

もしAGAだったら自然治癒することはなく、放っておくとどんどん進行してしまうため、早めの対策が必要です!

そこで今回は、AGAの特徴症状、さらには原因対策をご紹介いたします。

自分の薄毛やハゲはAGAなのかどうか、症状を確認しながら確認してみてくださいね。

AGAの原因と対策をご紹介する前に、まずはそもそも「AGA」とは何か正しい知識をつけましょう。

AGAとは、「Androgenetic Alopecia」の略で男性型脱毛症とも呼ばれる脱毛症です。

10代~30代前半では「若年性脱毛症(若ハゲ)」、40〜50代では「壮年性脱毛症」と、年代で呼び分けられることもあります。

しかし、抜け毛や薄毛のすべてがAGAというわけではなく、それ以外の脱毛症の可能性もあります。

抜け毛や薄毛の原因をしっかり把握して、それに合った対策を行う必要があるのです。

では、AGAの症状について詳しくお伝えしていきます。

AGAの症状と特徴

AGAの特徴
AGAの特徴

AGA初期症状には、次のようなものがあります。

  • 抜け毛が増えた
  • 毛が細くなった(抜けた毛が細い)
  • 毛が柔らかくコシがない
  • 地肌が目立つようになった

また、AGAの主な原因である男性ホルモンの影響を受けやすい、生え際つむじから徐々に薄くなっていくのが特徴です。

そのため、上記のような症状がつむじ生え際で見られる場合は、AGAの初期の可能性が高いといえます。

はじめにお伝えしたように、AGAは進行性の脱毛症のため、放っておくとどんどん進行してしまいます。

自然治癒することはないので、AGAが疑われる場合にはすぐにクリニックを受診して、早めに対策をしましょう。

原因は、AGA以外の脱毛症かも?

先ほどお伝えしたAGAの症状や特徴に心当たりのない方は、AGAではなく他の脱毛症の可能性があります。

そこで考えられる下記の脱毛症とその特徴をご紹介いたします。

  • びまん性脱毛症
  • 牽引(けんいん)性脱毛症
  • 脂漏(しろう)性脱毛症
  • 円形脱毛症

【びまん性脱毛症(FAGA)】

これはAGAの女性版で、女性男性型脱毛症とも呼ばれる脱毛症です。

AGAと症状が違い、全体的に薄毛が広がることが特徴。

原因は、出産や更年期などのホルモンバランスの変化・ストレス・無理なダイエットなど生活習慣の乱れなど、複雑です。

【牽引(けんいん)性脱毛症】

いつも同じ分け目にしていたり、ポニーテールやお団子ヘアなどのまとめ髪によって髪の毛がが引っ張られることが原因となり、生じる脱毛症です。

髪が長い方が頭皮に負担がかかるため、女性に多い脱毛症の一つです。

【脂漏(しろう)性脱毛症】

皮脂の過剰分泌により、皮膚の常在菌である「マラセチア」が繁殖することが主な原因で発症する脱毛症。

頭皮が脂っぽいことが特徴で、症状には湿り気のあるフケ・かゆみ・赤み・ニオイなどがあります。

【円形脱毛症】

名前の通り、髪や眉毛の一部が円形に突然抜け落ちてしまう脱毛症です。

主な原因は自己免疫疾患やストレスだとされています。

AGAやご紹介した脱毛症は、それぞれ原因が違うため、治療や対策も違ってきます。

これらの脱毛症が疑われる場合は、すぐに皮膚科クリニックを受診してください。

AGAの原因とは?
AGAの原因とは?

続いて、AGAの原因を見ていきましょう。

AGAで考えられる原因はこの3つ。

  • 男性ホルモンによるヘアサイクルの乱れ
  • 生活習慣の乱れ
  • 頭皮環境の悪化

それぞれ詳しくご紹介します。

しっかりと原因を知って、対策や治療に役立てましょう!

原因1:男性ホルモンによるヘアサイクルの乱れ

正常なヘアサイクル
正常なヘアサイクル

AGAの主な原因は、男性ホルモンによるヘアサイクルの乱れです。(注1)

上の図にある正常なヘアサイクルが、男性ホルモンDHTによって下の図のように乱れてしまい、抜け毛や薄毛を招くのです。

詳しく説明すると、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5α-リダクターゼという酵素と結びつき、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。

このDHTが髪の毛の成長を抑制し、脱毛のサイクルを早めるため、髪がしっかりと成長する前に抜けてしまうのです。

男性ホルモンの影響で乱れたヘアサイクル
男性ホルモンの影響で乱れたヘアサイクル

注1:ヘアサイクルとは、髪の毛が生えては抜けるを繰り返す毛周期のこと。

原因2:生活習慣の乱れ

AGAの直接的な原因ではありませんが、乱れた生活習慣は結果的にAGAを引き起こすことにもつながります。

AGAの本格的な治療をはじめるのであれば、まずは体が健康でなければいけません。

次にあげるものは、特に気を付けなければならない悪い習慣です。

  • 偏った食生活
  • 過度の飲酒
  • 喫煙
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • 過度なストレス など

若いうちは知らず知らず体に無理をさせる生活を送ってしまうものですが、そうした悪い生活習慣がAGAを引き寄せる原因になる、ということを自覚してくださいね。

原因3:頭皮環境の悪化

頭皮環境は、健康な髪の成長や生成に関係しています。

頭皮環境が乱れていると、健康な髪を作る土壌が整っていないため、AGAの治療(発毛剤など)の効果が十分に発揮できなくなってしまいます

治療の効果をより高めるためには、生活習慣の見直しとともに頭皮環境の改善が必要なのです。

頭皮環境を悪化させる主な原因がこちら。

  • 頭皮タイプに合っていないシャンプーを使っている
  • 間違った方法で洗髪している
  • 頭皮の血行が悪い など

乾燥肌や脂性肌などの頭皮タイプに合わないシャンプーを使用していると、頭皮の乾燥皮脂の過剰分泌を招きます。

すると、かゆみフケなどの頭皮トラブルを引き起こし、ひどくなると皮膚炎や脱毛症につながる可能性があります。

また、間違った洗髪方法をしている場合も同様に、頭皮環境を悪化させかねません。

頭皮の血行は健康な髪の成長に重要です。

血行不良だと頭皮に十分な栄養が行き渡らなくなってしまうのです

ここまで、AGAの症状や特徴、原因を見てきましたが心当たりはありましたでしょうか?

「もしかしたらAGAかもしれない…」と思われた方は、まずクリニックに相談してみてください。

何度もお伝えしているように、進行性の脱毛症であるAGAは早めの対策が重要です!

そこで、AGAの対策として次の3つをご紹介します。

  • クリニックでのAGA治療
  • 生活習慣の見直し
  • 頭皮環境を整える

それぞれの対策について詳しくお伝えしていきます。

① AGA治療

AGAは適切な対策が必要です。
AGAは適切な対策が必要です。

まずは、AGAが疑われる場合、クリニックを受診しましょう。

そこで、進行度合いや健康状態などに合った「治療方法」や「治療薬」を医師と相談して決めてくださいね。

発毛剤を使用する場合は、クリニックで処方してもらうのがおすすめです。


現在(2017年10月現在)国に効果が認められている発毛成分は以下の3つ。

  • フィナステリド:内服薬「プロペシア」の主成分
  • デュタステリド:内服薬「ザガーロ」の主成分
  • ミノキシジル:市販薬「リアップ」など外用薬の主成分など

フィナステリド

フィナステリドは、AGA(男性型脱毛症)の主な原因とされている「DHT」(注1)の生産を抑制する働きが期待できます。

そのため、AGAによる抜け毛や薄毛の進行を遅らせたり、止めることで、改善が見込める発毛方法の1つとして、強く推奨されているのです。

しかし、性欲減退勃起不全胎児の生殖器への影響(女性が服用した場合)などの副作用の恐れがありますので注意してください。

デュタステリド

還元酵素の「5αリダクターゼ」には、1型2型がありますが、フィナステリドは1型のみに作用するのに対し、デュタステリド1型2型両方に作用し、DHTの生成を抑制します。

そのため一般的にはフィナステリドより効果が期待できるとされています。

また、「フィナステリド」「デュタステリド」ともに女性の服用は禁忌です。
皮膚からも吸収されることがあるため、薬を直接触ることのないように注意してください

ミノキシジル

ミノキシジルには、血行促進の効果があり、髪の毛の生成や成長に携わる細胞を活性化させることで発毛効果を発揮します。

「フィナステリド」や「デュタステリド」とは違うアプローチで、AGAの進行を止めるのではなく、発毛を促します。

そのため、医師の判断によっては、ミノキシジル配合の外用薬フィナステリド配合の内服薬(プロペシア)併用してAGA治療を行うことも少なくありません。

また、ミノキシジルを配合した内服薬(ミノキシジルタブレット)は、外用薬よりも効果が期待できるとされていますが、日本では未認可です。

しかし、処方しているクリニックもありますので、気になる方は医師に相談してみてくださいね。

これらのAGA治療を行いながら、生活習慣や頭皮環境を整えることで、発毛薬の効果が発揮しやすい環境を整えていきましょう。

② 生活習慣の見直し

AGAの対策には生活習慣の見直しも必要!
AGAの対策には生活習慣の見直しも必要!

もしも生活習慣が乱れているのであれば、すぐに改善しましょう。

特に、以下の生活習慣には要注意です。

【偏った食生活】

便利で手軽なインスタント食品や脂ぽい食事ばかり口にしていませんか?

さらには、甘いお菓子をたくさん食べていたり。

しかし、そのような偏った食生活では栄養が不足してしまい、体に悪いのはもちろん髪の毛の成長にも影響してしまいます

そのため、髪の成長に必要な栄養素をバランスのとれた食事から摂取するように心がけましょう。

髪の毛の主成分はたんぱく質

また、摂取した“たんぱく質”を髪の毛にするために、ビタミン亜鉛などのミネラルが必要です。

髪に必要な栄養素について詳しく知りたい方は、下記の関連記事も参考にしてみてください。

【喫煙】

喫煙は健康状態だけでなく、髪の毛の成長にも影響を与えます。

タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。

つまり、喫煙することで血管が収縮してしまい、血行不良に。

その結果、頭皮に栄養が行き渡らず、健康な髪が生成できなくなってしまうのです。

健やかな髪の成長のために、さらには健康のためにも、ストレスにならない程度に少しずつ減煙していきましょう。

【睡眠不足】

睡眠不足も薄毛の原因となる場合があります。

睡眠時間が不足していたり、質の悪い睡眠では、体にさまざまな不調が現れます。

そのうちの一つが、ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスは髪の毛に深く関係しているため、乱れてしまうと髪の成長に影響を与えます。

また、髪の成長に関係のある“成長ホルモン”は、寝ている間に多く分泌されているため、毎日の睡眠の質と時間を確保しましょう。

③ 頭皮環境を整える

頭髪環境を整えてしっかりとAGA対策!
頭髪環境を整えてしっかりとAGA対策!

頭皮環境は、健康な髪の成長や生成に関係してきます。

頭皮環境が乱れていると、健康な髪を作る土壌が整っていないため、発毛剤の効果を十分に発揮できなくなってしまいます。

ミノキシジルタブレットの効果をより高めるためには、生活習慣の見直しとともに頭皮環境を改善していきましょう。

頭皮環境を整えるためのポイントはこちら

  • 頭皮タイプに合うシャンプーを使う
  • 正しい方法で洗髪する
  • 頭皮マッサージをする

乾燥肌や脂性肌などの頭皮タイプに合わないシャンプーを使用していると、頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌を招きます。

すると、かゆみやフケなどの頭皮トラブルで頭皮環境が悪化してしまうので、頭皮タイプに合うシャンプーを使用してください。

また、正しい洗髪方法も同様。
意外とできていない人が多いので、今一度見直してみてくださいね。

頭皮マッサージは、頭皮の血行を促進させる効果が期待できるため、頭皮全体に栄養が行き渡りやすくなり、頭皮環境の改善に効果的です。

それぞれ詳しい方法は、下記の関連記事を参考にしてみてくださいね。

AGAによって引き起こされる脱毛の対策として、育毛剤もおすすめです。

育毛剤は直接的にAGAに有効とされてはいませんが、効果として

  • 毛を丈夫に育てる

  • 抜け毛を予防する

  • 新しい毛が生えるのを助ける

  • 頭皮環境を整える

こういった効果が正式に認められている商品です。

さきほど紹介したミノキシジルなど発毛剤と違って、体への影響が少ないのもポイント。

よって、まずは育毛剤を試してみるのがおすすめなのです!

今回はAGAについて、症状や特徴・原因・対策をご紹介してきました。

若くして薄毛やハゲになる若ハゲは、AGAである可能性が考えられます。

しかし、早めの治療や対策で進行を止めることで、改善が見込めます。

まずは、薄毛の原因がAGAなのか、それとも他の脱毛症なのか、はっきりさせましょう。

薄毛を改善させたいのであれば、原因に合う対策が必要です。

そのため、ご紹介した対策方法で“生活習慣の改善”や“頭皮環境を整える”のはもちろんのこと、原因や状態を知るために、まずは皮膚科や頭髪専門クリニックを受診しましょう