目次

  1. 産後のママを悩ませる切れ毛!防止方法はあるの?
  2. 産後に切れ毛が増える原因
  3. 原因① 「睡眠不足」が産後の切れ毛を起こす仕組みと防止方法
  4. ②「ストレス」が産後の切れ毛を起こす仕組みと防止方法
  5. ③「食生活の乱れ」が産後の切れ毛を起こす仕組みと防止方法
  6. 産後の切れ毛はある程度仕方ないけど、少しでも防止しよう

産後の切れ毛は、産後のママなら誰でも起こりうる症状。

とはいえ、切れ毛は髪が傷んで見えたり、変なところからぴょんぴょん飛び出て髪型が変に見えたりするので、気になりますよね。

この記事では、産後の切れ毛の原因その対策を紹介します。

産後に切れ毛が発生する主な原因には以下の3つがあげられます。

自分自身に思い当たることはあるでしょうか?

実はこの3つ、お互いが密接に関わっています。

また、切れ毛だけでなく、抜け毛の原因にもなるという困った存在でもあります。

次の章からはこの3つの原因について順番に詳しく説明し、それぞれに応じた対策方法も紹介していきます。

しっかり対策して、産後の切れ毛と抜け毛に対処していきましょう!

授乳や夜泣きなど、赤ちゃんは最低でも数時間ごとにお世話が必要。

いつ泣くかと思うとゆっくり眠る時間さえなかなかとれず、睡眠不足に悩むママも見かけます。

この睡眠不足が産後の切れ毛を招く仕組みと、防止方法を説明します。

メカニズム

睡眠不足はそれ自体が大きなストレスとなるため、交感神経を優位にして血管を収縮=細くさせてしまいます。

血管が細くなれば、当然血行は悪くなり、髪の成長に必要な栄養が頭皮まで届きにくくなるので、弱い毛が増え、切れ毛の原因となります。

また夜の22時〜午前2時の間は、「成長ホルモン」というたんぱく質の合成を助けるホルモンが分泌されます。

髪の毛の主成分はたんぱく質なので、成長ホルモンが分泌されないと、髪の成長がうまくいかなくなってしまうことも。

健康な髪を作りにくくなってしまうので、切れ毛が増えやすくなってしまいます。

睡眠不足は、髪の毛にとって損はあっても得はないのです。

対策方法

一番の対策は、誰か頼れる方に数時間だけでも赤ちゃんを預け、ゆっくり眠ること。

しかし、さまざまな理由からそれが難しいママも多いでしょう。

先輩ママたちは、どのように産後の睡眠不足対策を行っていたのでしょうか?

ミクル掲示板」と「ママスタ☆BBS」を調べてみたところ、「細切れ睡眠」「昼間一緒に寝る」という回答が見られました。

細切れ睡眠を実践していたママは、授乳中の数分間など、ちょっとした時間に目を閉じて眠っていたようです。

昼間に一緒に寝ていた、というママは、添い寝で一緒に横になっていた方が多いようですね。

また、ある程度まとまった睡眠時間を取ることができるなら、その睡眠の質を高めるのもいいでしょう。

コーヒー・緑茶・チョコレートなど、カフェインを含むものは覚醒作用があるため、控えるのがおすすめ。

入浴は就寝の2〜3時間前に、38度のお湯なら25〜30分42度なら5分ほど行うとよく寝つけます。

育児が思うようにいかない…。

どんなに赤ちゃんがかわいくても、ストレスが溜まることはあります。

しかし、そのストレスが切れ毛につながってしまう…。

その仕組み対策方法を解説します。

「ストレス」が産後の切れ毛を起こす仕組み

たかがストレス、されどストレス。ストレスを軽視してはいけません。

ストレス状態は交感神経を活発にし、緊張を招くため、血管が収縮します。

血管が収縮…つまり血管が細くなると、血行不良につながるのは容易に想像できますよね。

「睡眠不足」の項でも説明したように、血行不良は頭皮への栄養供給を滞らせ髪の成長を妨げてしまいます

つまり、ストレスは切れ毛の原因となるのです。

「ストレス」が原因の産後の切れ毛を防止する方法

ストレスが原因の産後の切れ毛を防止するには、ストレスをためないように都度解消するのが一番。

ここでは忙しい育児の中でもできそうなストレス解消方法を、5つご紹介します。

①好きなものを食べる

おいしいものを食べると、脳は「β-エンドルフィン」という、幸福感が得られる神経伝達物質を分泌し、ストレスを軽減してくれます。

②レバー、魚、卵、納豆を食べる

レバー、魚、卵、納豆に含まれる「パントテン酸」という成分は、抗ストレス作用のあるホルモンを作ってくれます。

③好きな音楽を聴く

気分に合った音楽やお気に入りの音楽にひたって、心を癒してみましょう。

④ママ友と話す

子どものいる男女を対象に行われたアンケート(注1)によると、ママのストレス対処法で2番目に多かった方法が、「ママ友と話す」こと。

同じような悩みを持つ相手と、ただ話を聞いてもらったり共感しあったりすることで、ストレス解消になるでしょう。

⑤少しでも休息をとる

授乳中の数分や、赤ちゃんが昼寝中の時間などで、できる限り休息を取りましょう。

授乳や寝かしつけに時間がかかるし、「家事もあるから」と食パン1枚だけなどのごく簡単な食事をとっているママもちらほら。

さらには、食欲がわかないから食べないときもある、というママもいるようです。

しかし食生活の乱れも切れ毛の原因となります。

その仕組みと防止方法を見ていきましょう。

「食生活の乱れ」が産後の切れ毛を起こす仕組み

髪の毛はさまざまな栄養素によって作られています。

つまり、食生活が乱れると髪を作る栄養が足りなくなりかねないのです。

そもそも摂取した栄養は、臓器など、生命を維持するのに大切なところへ優先的に回されます。

髪の毛は生命維持に関係のない部分なので、体の各部位の中で、栄養供給の優先順位は下の方。

ただでさえ髪の毛への栄養はあまり優先されないのに、食生活が乱れて栄養そのものが減ってしまえば…。

さらに髪へ回される栄養が減って健康な髪が作れず、切れ毛が増えてしまうのです。

「食生活の乱れ」が原因の産後の切れ毛を防止する方法

栄養バランスが悪い産後のママは、大きく「簡単な食事で済ませているママ」と「食欲が湧かないママ」に分けられます。

前者は忙しくて食事がおろそかになるタイプ、後者は三大欲求の一つが欠けてしまうという深刻な状態になっているタイプです。

それぞれの対策方法をご紹介します。

<簡単な食事で済ませているママ>

健康な体は、たんぱく質、脂質、糖質の三大栄養素やビタミンミネラルから作られます。

これらをバランスよく摂るのは大前提として、さらに髪の毛のための食事をするなら、以下の栄養素を少し多めに摂るといいでしょう。

  • たんぱく質…髪の主成分
    おすすめ食材:卵、肉、魚、納豆 など
  • 亜鉛…髪の生成に関わる
    おすすめ食材:牡蠣、煮干し、レバー など
  • ビタミンB群…髪の成長をサポート
    おすすめ食材:豚肉、あさり、牛乳、にんにく など

どうしても難しい場合は、あくまで補助として、サプリメントに頼るのもアリかもしれませんね。

<食欲がわかないママ>

産後に食欲がわかない原因は、主に「産後うつ」か「疲労」。

産後うつの主な症状は食欲不振のほか、極度の悲しみ、頻繁に泣く、怒りっぽくなる、過眠や不眠など。

ひどくなる前に、早めに精神科や心療内科などへ受診するのが一番です。

疲労は、少しでも休息を取ることで防止しましょう。

授乳中などのちょっとした時間に目を閉じたり、赤ちゃんの昼寝中に一緒に寝てみるといいですよ。

産後の切れ毛や抜け毛が起きるのは、女性の体の仕組み上、ある程度仕方のないこと。

とはいえ、少しでも切れ毛・抜け毛を防止・軽減できるようにしたいもの。

ぜひこの記事で紹介した対策方法を試してみてくださいね。

参考文献
[1] 浜中聡子 , 髪をあきらめない人は、3つの生活習慣をもっている , (学研プラス、2017)