目次

  1. リニューアルされた「薬用アデノゲン」の特徴に迫りました
  2. はじめに…薬用アデノゲンってどんな育毛剤?
  3. どこが変わった?リニューアルされた薬用アデノゲンの特徴
  4. リニューアル後の薬用アデノゲンには少し残念な点も…
  5. 広告に気をとられずしっかり成分を見極めましょう!

資生堂のアデノゲンは100年にわたる資生堂の育毛研究から生まれたとのことです。 すごい歴史ですね。 そのアデノゲンが配合成分を強化してリニューアルしたというのですから気になりますよね。 長い歴史のあるアデノゲンが、どうして変わったのでしょうか? 詳しく説明しますね。

アデノゲンとは、薬用成分としてアデノシンを配合した育毛剤です。 アデノゲンとしては2005年に初めて製品化されて、今回リニューアルされました。 リニューアルについて詳しく見てみましょう。

資生堂独自の薬用成分「アデノシン」配合の育毛剤

アデノゲンの主要有効成分であるアデノシンは資生堂が独自に研究開発した薬用成分です。 そのアデノシンの効果とは発毛因子を活性化させて育毛に働きかけるものだそうです。 更に以下のような育毛効果が期待できるとのこと。 - 毛根の成長期を伸ばす - 血行を促進する - 抗炎症作用がある

いつリニューアルされたの?

薬用アデノゲンはリニューアルされ薬用アデノゲン EXとなりました。 薬用アデノゲン EXの発売日は2015年2月21日です。 以下の3つのタイプが用途別に用意されました。

薬用アデノゲン EX - 内容量:50mL - 販売価格:2,376円(税込) - 位置付:お出かけに便利なミニサイズ

薬用アデノゲン EX - 内容量:150mL - 販売価格:7,020円(税込) - 位置付:レギュラーサイズ

薬用アデノゲン EX - 内容量:300mL - 販売価格:10,800円(税込) - 位置付:容量2倍 お得なラージサイズ

薬用アデノゲン EXには歴史があります
薬用アデノゲン EXには歴史があります

1990 年代:細胞培養技術、遺伝子解析技術によって、ヘアサイクルのメカニズムを突き止めました。 2000 年代:アデノシンがヘアサイクルのメカニズムに作用し発毛を促進することを実証しました。 2005 年:薬用アデノゲンを製品化しました。 そして2015年にリニューアルしました。 資生堂の長年の取り組みがあるのですね。

薬用アデノゲン EXは、リニューアルで新たに和漢植物薬用成分が配合されています。 目的は、これまでも配合してきた資生堂独自の生体内薬用成分であるアデノシンで髪の毛をしっかりとし育てることなのです。

リニューアルされた薬用アデノゲン EXの特徴を5つの有効成分でみてみましょう!

特徴1:発毛促進因子(FGF-7)の産生

発毛促進因子(FGF-7)の産生とは、アデノシンの効果なのです。 そもそも髪の毛は毛根にある毛母細胞が分裂してできますね。 FGF-7という発毛因子が毛母細胞の分裂を活発にさせるのです。 薄毛部位と毛が生えている部位を比較した研究では、薄毛部位にはFGF-7が半減しているという結果が出ているそうです。 アデノシンはその発毛因子FGF-7を活性化させてたくさん作り出すので育毛効果が期待できるのですね。

特徴2:毛根の成長期延長作用

髪の毛の生育循環をヘアサイクルといいますね。 ヘアサイクルは成長初期、成長期、退行期、休止期に分けられます。 アデノシンには毛根が退行期へ移るのを防いで成長期を延ばす作用があるのです。 薄毛は髪の成長期が短くなったり休止期が長くなっておこりますよね。 成長期が延びれば髪はその分長く太くなりますから薄毛の症状が改善しますね。

ヘアサイクルのほとんどが成長期です
ヘアサイクルのほとんどが成長期です

ヘアサイクルが正常なら毛髪の量は一定に保たれます。 これが乱れてしまうと、髪の毛の量が少なくなってしまうので薄毛になってしまいますね。

特徴3:血行促進効果

アデノシンには頭皮の血行を促進する効果があります。 血行が良くなると毛根に栄養がスムーズに運ばれますので頭皮環境改善に効果的ですね。 資生堂では毛根に酸素の供給が十分にできるようになることが特に重要だと考えていますよ。

特徴4:和漢植物薬用成分「パナックスジンセンエキス」新配合

リニューアルで追加されたパナックスジンセンエキスとはニンジン抽出液といわれることもあるエキスです。 様々な作用があるとされ、主なものは血管拡張、疲労回復、精神安定、代謝促進です。

ちなみに食用のニンジンはセリ科であって別物なのですよ。 パナックスジンセンはウコギ科の高齢人参や朝鮮人参、オタネニンジンなど漢方に用いられるものなのです。 リニューアルにあたって、昔ながらの生薬を配合したというのは興味深いですね。

特徴5:和漢植物薬用成分「ソフォラ抽出エキス」新配合

ソフォラ抽出エキスは、ソフォラの根から抽出したエキスです。 ソフォラとは、別名リトルベイビー、メルヘンの木と呼ばれている植物なのです。 新陳代謝を高めたり肌の老化を防ぐ効果があるとされていますよ。 こちらもリニューアル後に追加されていますので、期待がもてますね。

和漢植物薬用成分とは
和漢植物薬用成分とは

和漢植物薬用成分とは漢方や生薬の成分のことです。 頭皮に良いとされる自然植物のエキスのことなのです。

リニューアル後の薬用アデノゲンには気になる点が2点あるのです。

①:アデノゲンにはAGAへの効果が期待できる成分が配合されていないこと 抜け毛や薄毛の悩みの主な原因に1つとして、AGAがあげられます。 そのAGAの対策なしでは、いくら発毛因子の成長促進がされても抜けてしまえば育毛効果が期待できませんよね。

②:リニューアル後も配合されている育毛成分の種類が少ないこと アデノシン、パナックスジンセンエキス、ソフォラ抽出エキスの他の有効成分はβ-グリチルレチン酸、パントテニールエチルエーテル、l-メントールです。 育毛には血行促進、保湿、炎症防止、育毛成分補充などが必要とされますよね。 アデノゲンの成分はリニューアルで増えたとはいえ、育毛成分としては物足りなさを感じるかもしれません。

AGA対策と発毛促進は車の両輪です
AGA対策と発毛促進は車の両輪です

発毛促進だけでは、抜けてしまえば効果が半分どころかゼロにもなりかねません。 アデノゲンは発毛促進にはOKでも、AGA対策にはNOでした。 AGA対策と発毛促進はどちらか片方だけではダメなのですね。

髪の毛の育毛は、生やすことだけではダメで抜けないようにすることも必要なのです。 リニューアルしたアデノゲンも良いですが、その場合はAGA対策を別に考えましょう!

両方の成分を併せ持つ育毛剤を検討してみることもおすすめしますよ。