目次

  1. 「ヘアドネーション」聞いたことはあるけれど…
  2. ヘアドネーションとは、そもそもどんなもの?
  3. ヘアドネーションならこんなことができる!
  4. ヘアドネーションで髪の毛を寄付する人が増えている!
  5. ヘアドネーションに髪の毛を送る前に!【寄付の条件を確認】
  6. 日本で髪を寄付できる団体を紹介
  7. ヘアドネーションで寄付された髪の毛は、どうなるの?
  8. 髪の毛を切りたくなったら、ヘアドネーションを検討してみては?
ヘアドネーションって?
ヘアドネーションって?

聞いたことはあるけど、具体的にどうしたらいいのかよくわからない。そんな疑問を解決します!

「ヘアドネーション、聞いたことはあるけどどんなものなの?」
「具体的には、どんな風にやればいいの?」

という方も多いですよね。

そこで今回はヘアドネーションとはそもそもどんなものなのか、どうやって行えばいいのかなど、詳しくご紹介しています。

長く伸ばした髪の毛を切りたいと思っている方は、ぜひ髪の毛を切る前にこの記事をチェックしてくださいね。

あなたが長年伸ばしてきた髪の毛で、子供たちを笑顔にできるかもしれませんよ!

ヘアドネーションは、事故や病気で髪の毛を失ない、ウィッグを必要としている子供たちに、医療用ウィッグの原料となる髪の毛を提供すること。


小児がんや無毛症などの病気を抱えた子供たち、事故で髪の毛を失ってしまった子供たちには、医療用のウィッグが必要となります。
しかし、子供用のウィッグはサイズやデザインもバリエーションが少なく、帽子をかぶって隠す手段をとらざるを得ないことが少なくありません。

また、人工毛のウィッグに比べ、自然な色艶や手触りが実現できる人毛ウィッグの方が好まれます。

ただ人毛ウィッグは、非常に高価
医療用ウィッグを求めている子供たち全員が、購入できるわけではありません


そこで、2009年9月に立ち上げられたのが、非営利団体Japan Hair Donation & Charity
全国や海外からも、髪の毛の寄付を募り、無償で子供たちに医療ウィッグの提供を行なっているのです。

そこに、私たちが医療用ウィッグの原料として髪の毛を提供する活動が、ヘアドネーション

最近まで、あまり認知度が高いとは言えない活動でした。
しかし、テレビ番組を通して有名人が髪の毛を寄付したことや、芸能人が自らヘアドネーションを行なったことを公言したことで、浸透し始めています。

ヘアドネーションならこんなことができる!
ヘアドネーションならこんなことができる!

ヘアドネーションだからこそ、できることがあるんです!

では、私たちがヘアドネーションを行うことで、どんなことが実現できるのでしょうか?

子供たちが無料でウィッグを手にできるのはもちろんですが、それだけではないんですよ。

髪の毛を失った子供たちの気持ちを救う

髪の毛を失ったことで、奇異の目で見られるため外に出にくい、学校に通いにくいという悩み。
集団で生活をする環境であり、さらに繊細な時期の子供たちだからこそ、なおさら周囲と自分の違いや周りの目を気にする子供も少なくありません。

それを救えるのが、ヘアドネーションによる医療用ウィッグの提供。

ウィッグを着けることで、周りの目も気にならなくなり、子供たちは本来の笑顔を取り戻すことができるのです。

見た目として髪の毛があるかないかという違いはもちろんですが、それ以上に精神的な面で救われる子供たちも多いのです。

お金をかけずボランティア・寄付ができる

困っている子供たちに、何か力になってあげたくても、高額な寄付はできない。
そんな方もいらっしゃいますよね。

ヘアドネーションなら、お金をほとんどかけずに寄付ができます

切った髪の毛を無駄にしない

長い髪の毛をバッサリと切ったとしても、髪の毛は捨てられてしまうだけ。

でも、ヘアドネーションならその髪の毛が無駄になりません。

ただ捨てられるはずだったものが、子供たちが必要としている医療用ウィッグに生まれ変わるのですからね。

これまで、あまり知られていなかったヘアドネーション。

ですが、今では芸能人をはじめ、多くの人が参加しているのです。

例えば、柴咲コウさん

自身のInstagramに、ヘアドネーションで送るためにカットした髪の毛を載せています。

かなり長かった髪の毛をバッサリと切り、ショートカットになったときは驚きました。

山田まりやさんもInstagramにヘアドネーションした様子を投稿。

カットする様子を動画に納めているので、ヘアドネーションのカットの流れもわかりやすくなっています。

4年間伸ばし続けた髪の毛を一気い切り、イメージも大きく変わっています。

こうして見ると、徐々にヘアドネーションの認知度が高まっているのを感じられますよね。

テレビでの紹介や、芸能人の方が行なったこと以外に、SNSでの広がりも、へドネーションをやる一つのきっかけになっているのかもしれません。

ツイッターやインスタグラムだけでなく、ブログなどでも実際にヘアドネーションをした方の体験談が書かれています。

そうした方の声を参考に、髪の毛を寄付してみるのもいいかもしれませんね。

髪の毛を寄付するには条件がある!?
髪の毛を寄付するには条件がある!?

寄付をする髪の毛の条件さえ守れば、誰でも髪の毛を寄付できます!

子供たちに無料の医療用ウィッグを届けられるヘアドネーションですが、実は髪の毛の寄付にはいくつかの条件があるのです。

髪の毛を送る前に、まずはその条件をチェックしていきましょう。

  • 寄付する髪の毛が31cm以上あること※
  • 引っ張ると切れるほどのダメージがないこと
  • 完全に乾いた髪の毛であること

これ以外の条件は基本的にありません。
年齢や性別、国籍は問いませんし、カラーやパーマなども問題ありません。

※31cm以下だとそのままウィッグには使えない!?

ヘアドネーションでは31cm以下の髪の毛も寄付はできます

ただ、ウィッグにするためには長さが足りないため転売し、資金にするという形になってしまいます。

あと少しで31cm以上になりそう…という場合は、31cm以上まで伸ばしてから寄付するようにしてみてくださいね。

ヘアドネーション賛同サロンを探す

まずは、近くのヘアドネーション賛同サロンを探しましょう。

自分自身で切って送ることもできますが、髪の毛を束ねるのや、寄付する髪の毛を切ったあとのカットまで行わなければいけないので、美容室で行なってもらうのがおすすめです。

日本では「JHD&C(ジャーダック)」以外にも、ヘアドネーションができる団体が2つあります。

  • NPO法人HERO
  • つな髪プロジェクト

この2団体における、寄付の条件や、方法などの違いを見ていきましょう。

『NPO法人HERO』

引用:「NPOHERO」公式サイト(http://www.hero.or.jp/)
引用:「NPOHERO」公式サイト(http://www.hero.or.jp/)

最初は、2016年5月からヘアドネーションに取り組んだNPO法人『HERO(ヒーロー)』です。

2018年9月現在、寄付者は3,950名、12名の子供たちにウィッグをプレゼント、賛同美容室は150店舗です。

タレントのダレノガレ明美さんも、こちらのHEROに髪を寄付されました。

HEROのオリジナルヒーロー「破牙神ライザー龍」のパッケージショーやグッズの売上なども寄付になる、ユニークな取り組みをしています。

SUPERLIVE2016 DVD告知映像 

提供:NPO法人HERO

また、髪の寄付以外にも、銀行口座への振り込み、現金書留で寄付もできます。

ヘアドネーションできる髪の条件

  • 31センチ以上の長さがある

  • パーマ、カラー、白髪でもOK

  • 完全に乾いた髪

以上の条件を満たせば、くせ毛などの髪質、年齢、性別、国籍などは問いません。

くせ毛の場合は、髪を伸ばした状態での長さを測ってください。

ヘアドネーションの方法

  • STEP.1:寄付する髪をカットする(セルフorヘアサロン)
  • STEP.2:髪の毛を束ね、送付先におくる

HEROでもヘアドネーション賛同美容室があるので、利用すると便利です(詳しくは下の公式サイトをご覧ください)。

発送の際は、住所(居住地のみでOK)、名前(ニックネーム、匿名でもOK)を書いたメモを同封ください。

<HEROの毛髪送付先>
〒981-8003
宮城県仙台市泉区南光台2丁目13-1
NPO 法人HEROヘアドネーションプロジェクト係
電話:022-347-4591

『つな髪プロジェクト』

引用:「つな髪®」公式サイト(http://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/)
引用:「つな髪®」公式サイト(http://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/)

こちらは、2016年6月からヘアドネーションを始動した「つな髪プロジェクト」です。

2018年9月時点で、寄付者24,300名、プレゼントウィッグ提供数 235名の実績があり、賛同美容室は9/10付けで400店舗になりました。

つな髪の特徴は、髪の長さが15㎝以上からヘアドネーションができること。

31㎝以上の髪がないと、フルウィッグは作れませんが、15㎝以上の髪で、髪の毛付インナーキャップウィッグが作れます。

インナーキャップ付きウィッグ
インナーキャップ付きウィッグ

引用:「つな髪®」公式サイト(http://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/14892943549530)

【髪の寄付で作られる医療用ウィッグ 】

  • 15cm以上 31cm未満
    ⇒「髪の毛付インナーキャップウィッグ」

  • 31cm以上
    ⇒「医療用ウイッグ、オーガニックコットンウィッグ」

ウイッグにできる髪の条件

  • 髪の長さ15㎝以上または31cm以上

  • パーマ、カラー、白髪でもOK

  • 完全に乾いた髪

寄付いただいた髪の色をいかしてウィッグを作製するため、ブリーチした髪・白髪のみはNGになります(白髪まじりはOK)。

ヘアドネーションの方法

  • STEP.1:『つな髪エントリーフォーム』に必要事項を入力
  • STEP.2:寄付する髪をカットする(セルフorヘアサロン)
  • STEP.3:髪の毛を束ね、送付先におくる

『つな髪エントリーフォーム』は、髪の提供者の名前・連絡先・住所・メールアドレス・つな髪認定証希望の有無などを記入します。

発送は、封筒・レターパックまたは箱に束ねて送付。髪と一緒に お名前(漢字、フリガナ)・住所・電話番号・メールアドレス を記載したメモを同封ください。

<髪の毛の送付先>
〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田3丁目3-45 マルイト西梅田ビル5F (株)グローウィング つな髪係

寄付された髪の毛はどうなるの?
寄付された髪の毛はどうなるの?

寄付されてからウィッグになるまでの流れをご紹介!

では、ヘアドネーションで寄付された髪の毛は、どのようにしてウィッグになるのでしょうか?

詳しくみていきましょう!

届いた髪の毛は長さを測って仕分けされる

まず、届けられた髪の毛は長さごとに仕分けされます。

仕分けされた髪の毛は、梱包され、処理のために海外の工場へと送られます。

海外の工場でトリートメントをされる

海外の工場では、パーマやカラーをしている髪の毛とそうでない髪の毛、それぞれの髪の毛質を均一にするために、特殊なトリートメント処理が行われます。

このトリートメントがあるため、パーマやカラーをしている髪の毛、国籍が異なる方の髪の毛まで、すべてを寄付することができるのですね。

ウィッグが作られる

海外で加工された髪の毛は、日本に送り返されます。

そして、子供たち一人一人のサイズにあったウィッグを作るため、子供の頭の型をとります

この型を元に、ウィッグ制作工場で、丁寧にウィッグが作られていきます。

子供たちの手に渡り、美容師さんが仕上げる

完成したウィッグは、細かい取り扱い書と共に、子供たちの手に渡ります

そして、賛同サロンでウィッグのスタイリングカットを行い、すべてが完了となるのです。

ぜひヘアドネーションを検討してみてください!
ぜひヘアドネーションを検討してみてください!

捨てるだけだった髪の毛を送るだけで、救われる子供たちがいます。

医療用ウィッグを必要としている子ども達のために、髪の毛を寄付するヘアドネーション。

あなたも長い髪をカットする機会があったら、ヘアドネーションのことを思い出して、ぜひ送ってみてはいかがでしょうか。

あなたの髪の毛を待っている子どもたちは、たくさんいます!