目次

  1. 病院でできる薄毛治療には何があるの?
  2. 病院でできる薄毛の治療法〈3選〉
  3. 薄毛の治療法 ①薬での治療
  4. 薄毛の治療法 ②毛髪再生治療
  5. 薄毛の治療法 ③植毛
  6. 薄毛治療を検討している方、まずは病院に行って相談を
病院の薄毛治療ってどんなもの?
病院の薄毛治療ってどんなもの?

少しずつ進行してきた薄毛

薄毛治療の病院のTVCMが流れているし、病院で治療したいけど、実際どんな治療法があるのか分からず踏み切れない、という方は少なくないのでは?

どんなことをするのか分からないと、痛いのか、辛いのか、副作用はあるのかなど、いろいろと不安ですよね。

そこで今回は病院でできる薄毛の治療法を徹底調査しました。

病院での薄毛治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

薄毛治療には3種類あります!
薄毛治療には3種類あります!

では、さっそく病院でできる薄毛治療について紹介します。

病院で受けられる薄毛の治療法は、主に次の3つ。

  • 薬での治療
  • 毛髪再生治療
  • 植毛

それぞれどのようにして薄毛を治療するのか、詳しく見ていきましょう。

病院に行くと治療法としてまず勧められるのが、薬を使用した治療でしょう。

この薄毛治療に使われる薬には、内服外用の2種類があるので、まずは内服の薬について紹介します。

内服薬

プロペシア

抜け毛を抑制する効果が期待できる内服薬「プロペシア」

薄毛治療に用いられる主な内服薬には、以下のような種類があります。

  • プロペシア(成人男性)
  • ザガーロ(成人男性)
  • パントガール(成人女性)
  • ミノキシジルタブレット(成人男女)

プロペシアの有効成分「フィナステリド」ザガーロの有効成分「デュタステリド」は、AGA(注1)を引き起こす原因であるDHTの産生を抑制する働きがあるます。

そのため、薄毛の進行を抑制する目的で成人男性を対象に処方されます。


パントガールは、女性の薄毛や抜け毛を改善し、発毛を促進するとして、世界で初めて効果と安全性が認められた薄毛治療薬。男性も服用可能です。

ただし、日本では認可が下りておらず、内服したい場合は処方している病院を受診する必要があります。


ミノキシジルタブレットは、もともと降圧剤に使用されていた有効成分「ミノキシジル」を配合している内服薬です。

降圧剤の副作用として全身の多毛症が見られたことを根拠に薄毛治療としても処方されていますが、使用するメリットや危険性が検証されていないため、日本だけでなく認可されている国はありません

そのため、日本皮膚科学会のガイドラインでは以下のように記しています。

ミノキシジルの内服療法は,利益と危険性が十分に検証されていないため,男性型脱毛症・女性型脱毛症ともに行わないよう強く勧められる

出典: 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版

この他、クリニックオリジナル処方の内服薬もあります。

ここで紹介した内服の治療薬は医療保険の対象外であり、病院によって価格が異なるので注意が必要です。

外用薬の処方

リアップ

有名なリアップも外用の発毛薬のひとつ。

外用薬とは、頭皮に直接塗布して使う薬のこと。

薄毛治療に用いられる外用薬には以下のような種類があります。

  • ロゲイン(成人男女)
  • パントスチン(成人男女)
  • リアップシリーズ(成人男女)

ロゲインは、発毛効果が認められている有効成分「ミノキシジル」を配合している外用薬。

このミノキシジルは、血行を促進させる効果が期待できる他、髪の毛の成長に関わる毛母細胞に働きかけて、発毛を促すとされています。

ロゲインには、ミノキシジルの配合率が異なる男性用と女性用があります。
ただし、日本では未認可の薬のため、医師に相談してから使用しましょう。


パントスチンは、女性の薄毛のFAGA(女性男性型脱毛症)や軽度のAGA(男性型脱毛症)治療に使用される外用薬です。

有効成分の「アルファトラジオール」が抜け毛を抑制します。
ただ、これも日本では認可されていません


リアップシリーズも外用の発毛剤で、男性用と女性用で有効成分「ミノキシジル」の配合率が異なります。

壮年性脱毛症における発毛、育毛、脱け毛の進行予防などの効果が期待できる外用薬です。

その他、外用薬にもクリニックオリジナル処方のものがあります。

なお、内服薬同様に病院で処方してもらう場合でも、医療保険の対象とはならないので注意が必要です。

毛髪再生治療とは?
毛髪再生治療とは?

続いて紹介する薄毛の治療法は、毛髪再生治療です。

毛髪再生治療は、薄毛に効果が期待できる成分を注射器などを使ってダイレクトに毛根直下に注入する治療法。

治療薬で効果が実感できなかった方広範囲の治療を希望している方におすすめです。

なお、毛髪再生治療には、グロスファクター療法HARG®療法、育毛メソセラピーなどいくつか種類があり、それぞれアプローチの方法が異なります。

今回は、“グロスファクター療法”“HARG®療法”の2種類を紹介します。

(1)グロスファクター療法

毛髪再生治療法のひとつであるグロスファクター療法は、薄毛の原因となっている成長因子の不足に着目したもの。

この成長因子は、髪の毛を成長させるためのシグナルを出す役割を持っており、不足すると髪の毛が成長せず、細く抜けやすくなってしまうのです。

そこで、髪の毛の成長シグナルを正常に戻すために行われるのが、グロスファクター療法。

グロスファクター療法では、成長因子を配合した薬剤を注射し、頭皮に不足した成長因子を補います。

ただし、病院によって使用する薬剤や施術方法が異なるので、病院を選ぶ際は確認しておいた方が良いでしょう。

(2)HARG®療法

HARG®療法は、病院が行う毛髪再生治療の中でも多く見られる治療法です。

特徴は、AAPE® powderと呼ばれる特殊な薬剤を使っていること。

AAPE® powderは、培養中の幹細胞の上澄み液から生体タンパク質を採取し、凍結乾燥させてつくられます。

毛髪再生の鍵となるのが、この生体タンパク質が持つサイトカイン(注2)と呼ばれる物質。

サイトカインは弱った細胞が発する炎症シグナルに反応し、機能を回復させて活動するよう働きかけます。

つまり、HARG®療法は、髪の毛の成長に関わる細胞の機能を回復させて、髪の毛が再び生えてくるのを促す、という仕組みなのです。

HARG®療法のメリットは、アレルギーや副作用のリスクが低く施術時間が約20〜30分と短いこと。

以前はグロスファクター療法に分類されていましたが、使用している物質が異なることや、HARG®療法の方が保有する成長因子が多いことから、現在は別の治療法とされています。

注2:サイトカインとは、細胞間の情報伝達を行うたんぱく質のこと。

植毛って何?
植毛って何?

植毛は、頭皮の脱毛部分に毛根を移植する薄毛の治療法。

頭頂部や生え際など気になる箇所ごとに移植できるため、必要な部分に増やすことができます。

この植毛には2種類あり、自分の毛根を移植する「自毛植毛」と人工毛を移植する「人工毛植毛」があります。

費用は数十万〜200万円ほどと高額ですが、薄毛治療の最終手段としても有効で、多くの病院で行われている治療方法です。

植毛するなら「自毛植毛」がおすすめ

植毛については、体に拒絶反応が起こらず、自然な仕上がりになる自毛植毛が推奨されています。

日本皮膚科学会から発表されている薄毛治療に関するガイドラインでも、人工毛植毛は有害事象の発生を看過できので、「行うべきではない」とされています*。(以下の引用参照)

自毛植毛は、生着さえすれば特別なメンテナンスや病院に通う必要なく、自分の髪のように自然な髪が手に入ります

治療費は人工毛植毛よりも高額になりますが、植毛を検討するのであれば、自毛植毛での実施をおすすめします。

日本国内で人工毛植毛術を施行することに医療法上の問題はないが,有害事象の発生を看過できないため,安全性に関する高い水準の根拠が得られるまでは,原則として人工毛植毛術を行うべきではない.

出典: 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版

今回紹介したように、薄毛治療には大きく分けて3種類あります。

薄毛治療を検討されている方は、まずは病院へ行って医師に相談してみましょう。

病院の医師なら、薄毛の進行具合や頭皮の状態、あなたが目指す姿や費用などを考慮して治療法を決めてくれますよ。

また、無料相談を行う病院もあるので一度相談してみてくださいね。


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