目次

  1. 赤ちゃん用シャンプーは究極の敏感肌用シャンプー?
  2. 頭皮ニキビには刺激の弱いシャンプーを使うのが常識
  3. 敏感肌用シャンプーvs赤ちゃん用シャンプー【より優しい成分はどっち?】
  4. 頭皮ニキビへの刺激を考慮するなら赤ちゃん用シャンプー
  5. 赤ちゃん用シャンプーを大人が使うデメリットはあるの?
  6. 【頭皮ニキビ対策まとめ】こんな人は赤ちゃん用、こんな人は敏感肌用シャンプーを使おう

頭皮のニキビを刺激しないよう、刺激の少ない敏感肌用のシャンプーを使いたい。

でも、待てよ…。究極的に刺激が少ないシャンプーは、赤ちゃん用シャンプーでは!?

頭皮ニキビに悩む大人は、赤ちゃん用シャンプーを使うべし!

そんな発想から、ヘアラボがニキビ対策として赤ちゃん用シャンプーは有効なのか?を検証します。

調査ポイントは以下の2点です。

  • 大人が使う敏感肌用のシャンプーと赤ちゃん用のシャンプーでは、どちらが頭皮に優しいのか?

  • 赤ちゃん用シャンプーを大人が使ってもデメリットはないのか?

まずは検証に入る前に、頭皮ニキビに適切なシャンプーの特徴を理解しておきましょう。

そもそも、頭皮にニキビができる原因は、ずばり頭皮の毛穴詰まり

毛穴に脂分(皮脂)が溜まって出口がふさがれると、毛穴に常在する「アクネ菌」という雑菌が繁殖します。

増えすぎたアクネ菌が毛穴の周りの皮膚に炎症を起こし、それがニキビとなるのです。

アクネ菌を増やさないためには、皮脂をしっかり洗い落とすことが必要。

ただし、頭皮の皮脂は、洗い落としすぎると過剰に分泌する、やっかいな存在です。

なぜなら頭皮を乾燥から守ろうと、毛穴から大量の皮脂を放出するからです。

そのため頭皮ニキビには、

  • 頭皮ニキビは洗浄力がマイルドで最低限の皮脂を取ってくれるシャンプーがおすすめ

それが、敏感肌用のシャンプーと赤ちゃん用シャンプーになるのです。

最低限の皮脂を取ってくれ、頭皮ニキビを刺激しないシャンプーということで登場するのが、「敏感肌用のシャンプー」と「赤ちゃん用シャンプー」です。

では、2つのうち、より優しい成分はどちらなのかを比較しましょう。

ますは、敏感肌用のシャンプーからです。

敏感肌用シャンプー

敏感肌用シャンプーの1つ目は『haru黒髪スカルプ・プロ』。

100%天然由来成分を使用し、保湿に優れることから、リンスやコンディショナーが不要のシャンプーです。

洗浄成分である「ココイルグルタミン酸TEA」「ココイルメチルアラニンNa」は脱脂力が低く、刺激が少ないアミノ酸系の洗浄成分。

そこに、「コカミドDEA」という洗浄力が強い成分を配合し、汚れや皮脂を落とす力のバランスをとっています。

頭皮刺激は少なく、洗浄力はやや弱めといったシャンプーです。

2つ目の敏感肌用シャンプーは『コラージュふるふるネクスト』。

「ミコナゾール硝酸塩」「ピロクトンオラミン」など、フケ防止目的に使われる抗菌成分を配合したシャンプーです。

メインの洗浄成分は「ココアンホ酢酸Na」。
洗浄力はしっかりしているものの、刺激が少なく、マイルドタイプのシャンプーに配合されます。

その他「ラウリルジメチルベタイン」は低刺激で肌当たりの良い泡立ち効果がある成分。

頭皮刺激は少なく、洗浄力はややしっかりしているシャンプーです。

赤ちゃん用シャンプー

ここからは赤ちゃん用シャンプーです。

1つ目は『アトピタ保湿頭皮シャンプー』。

泡切れが早く、洗浄成分が頭皮に残りにくい『低付着洗浄処方』を採用しています。

洗浄成分はアミノ酸系の「ラウロイルメチルアラニンNa」。
洗浄力がやさしく、頭皮への刺激もマイルドです。

また、刺激の少ない「コカミドプロピルベタイン」「コカミドメチルMEA」など、低刺激な成分を中心に配合されています

成分を見る限り、洗浄力も刺激もマイルドです。

赤ちゃん用シャンプーの最後は『DHCベビーヘアシャンプー』。

植物性洗浄成分のおだやかな洗浄力と、素早い泡切れが特徴です。

メインの洗浄成分は「ココアンホ酢酸Na」。
しっかりした洗浄力があり、刺激は少ない成分です。

そして、皮膚に対する刺激を和らげる作用がある「ラウラミドDEA」、低刺激で洗浄力もマイルドな「ココイルグルタミン酸TEA」といったアミノ酸系の洗浄成分を使用。

洗浄力のある成分は使用しつつ、頭皮への刺激となる成分を極力使っていません。

洗浄力はしっかりあり、頭皮への刺激が少ないシャンプーと言えます。

敏感肌用
シャンプー
 洗浄力
 (脱脂力) 
頭皮
刺激
haru黒髪
スカルプ
やや弱い 少ない
コラージュ
フルフル
しっかり 少ない


赤ちゃん用
シャンプー
 洗浄力
 (脱脂力) 
頭皮
刺激
アトピタ 弱い 少ない
DHC ややしっかり 少ない

敏感肌用シャンプーと赤ちゃん用シャンプー。
どれも頭皮への刺激は低いものの、洗浄力がマイルドなのは、赤ちゃん用シャンプーのようです。

赤ちゃん用シャンプーは、おおむね洗浄成分の配合量を少なくし、大人の敏感肌用シャンプーは、ある程度、洗浄力を保持する成分が使われている様子

ただし、各成分の配合量が明確でないことや、シャンプーによっても配合量は異なるので、一概に結論を出すのは難しいと言えます。

肌にやさしいことが分かった赤ちゃん用シャンプーですが、大人が使う際にデメリットはないでしょうか?

『アトピタ保湿頭皮シャンプー』を販売する「丹平製薬のお客様相談室」に電話で問い合わせたところ、次のような回答を頂きました。

赤ちゃん用シャンプーは、乳幼児の髪質に合わせた処方なので、大人の場合、コンディショニング効果(リンス効果)は弱く感じる可能性があります。

そのため、赤ちゃん用シャンプーを使用すると、髪がキシキシする方がいらっしゃるかもしれません。

その場合は、トリートメントを使用していただくと良いと思います。

また、お肌への刺激を考えて、できるだけ洗浄成分の量を少なくしているため、汚れや脂分を落とす力は大人用のシャンプーに比べると弱いかもしれません

出典: 丹平製薬お客様相談室

懸念要素としては、髪がきしむ可能性があること、洗浄力がやさしいことから、二度洗いが必要になったり、皮脂を落としきれないといったケースがありそうです。

赤ちゃん用シャンプーで髪がきしむ方はトリートメントを使う、より洗浄力が必要な方は、敏感肌用のシャンプーに替えてみてはいかがでしょうか。

頭皮ニキビ対策としての、赤ちゃんシャンプー使用の是非を解説しました。

結論は「赤ちゃん用シャンプーは頭皮に低刺激。頭皮ニキビ対策に試す価値あり」。

◎赤ちゃん用シャンプーがおすすめの人

  • より洗浄力がマイルドで、頭皮刺激が少ないシャンプーを求める方
  • 敏感肌用のシャンプーでは刺激が強いと感じる方

◎大人の敏感用シャンプーがおすすめの人

  • シャンプー時の髪のきしみが気になっている人
  • 赤ちゃん用シャンプーでは、洗浄力が足りない方

以上のことを参考に、頭皮ニキビ対策のシャンプーを選んでくださいね。