目次

  1. ワックスなどの整髪料がハゲの原因になるって本当?
  2. 【結論】整髪料はハゲる直接的な原因にはならない
  3. ワックスなどの整髪料は頭皮環境の悪化を招く!?
  4. 整髪料によるハゲを防ぐ【ヘアセットの注意点】
  5. ハゲないワックスの付け方とは
  6. 【おまけ】正しいシャンプーの洗髪方法
  7. 付け方に注意して整髪料によるハゲを防ごう!

髪型をビシッと決めるのに必要不可欠なワックスやヘアスプレーなどの整髪料。

毎朝ワックスでセットしているという人も多いかと思います。

そんな毎日使っている整髪料が、ハゲの原因になるという噂があるのをご存知でしょうか?

この噂が本当だとしたら……考えるだけでゾッとしますよね。

そこで今回は、ワックスなどの整髪料が本当にハゲの原因となるのかを徹底調査しました!

整髪料を頻繁に使用している方は、必見ですよ。

結論から述べると、ワックスなどの整髪料はハゲる直接的な原因にはなりません。

整髪料を付けるだけでハゲるのなら、世の中のほとんどの人がハゲてしまいますよね。
そんな恐ろしいことにはならないので安心してください。

しかし、残念ながら整髪料がハゲと無縁なわけではありません。

一体どういうことなのでしょうか?

先ほどお伝えしたように、ワックスなどの整髪料はハゲる直接的な原因にはなりません。

しかし、ここで重要なのは整髪料の使い方

間違った使い方をしてしまうと、頭皮環境の悪化を招き、結果的にハゲや薄毛に繋がってしまうことがあるのです。

その理由は、次の3つ。

  • ① 整髪料に含まれる油分が毛穴をふさぐ
  • ② 界面活性剤によって皮脂膜の機能が失われる
  • ③ 整髪料を落とすために過度な洗髪をしてしまう

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

① 油分が毛穴をふさぐ

ワックスなどの整髪料には、キープ力やツヤを与えるために油分が多く含まれています。

この油分は頭皮につくことで毛穴をふさいでしまい、フケやかゆみ・炎症などの頭皮トラブルを引き起こす可能性があります。

その結果、ヘアサイクル(注1)が乱れ、ハゲや抜け毛の原因となりかねないのです。

注1:ヘアサイクルとは、髪の毛が生えては抜ける周期のこと。

② 界面活性剤が皮脂膜を破壊する

界面活性剤とは、浸透作用の他、水などの液体と油を混ざりやすくする乳化作用、汚れを分散する作用のある化学物質のこと。

洗濯洗剤・食器用洗剤やシャンプー、整髪料に含まれ、私たちの身近なところに多く存在します。

しかし、この界面活性剤は刺激が強く、細胞膜の機能を破壊してしまうことが報告されているのです。

食器用洗剤で「手が荒れた」なんて経験をしたことはありませんか?
これも手を覆う皮膚のバリア機能が破壊されたことで起こる皮膚障害の一つです。

ワックスなどの整髪料にも、この界面活性剤が含まれているため、頭皮に付着すると頭皮を守る皮脂膜が破壊されてしまいます。

すると、炎症が起きたり頭皮環境の悪化を招き、ハゲや薄毛につながるというわけです。

③ 整髪料を落とすために過度な洗髪をする

ワックスなどの整髪料を使用した日は、何度もシャンプーをしたり、ゴシゴシ洗っていませんか?

確かに、毛穴が詰まらないようにしっかり洗うことは大切なのですが、過度の洗髪は頭皮環境の悪化を招きかねないので注意が必要です。

過度な洗髪をすると、頭皮のバリア機能を果たす必要な皮脂(あぶら)まで洗い流されてしまい、頭皮の乾燥や炎症などにつながってしまいます。

ハゲを招かないための注意点とは?
ハゲを招かないための注意点とは?

先ほどご紹介したように、ワックスの付け方を間違えてしまうと、頭皮環境の悪化からハゲに繋がってしまう恐れがあります。

そのために気をつけたいのが、整髪料を頭皮につけないこと。

整髪料を付ける際に注意していただきたいのが以下の2点です。

  • 大量に付け過ぎない
  • 長時間の付けっぱなしを避ける

髪をビシッと決めるために…と、大量の整髪料を髪に付けていませんか?

整髪料を付けすぎると、髪だけでなく頭皮に付着するリスクが高まります

これはヘアスプレーなども同様。
ヘアスプレーの場合は、髪から20~30cm離して頭皮に付かないようにふりかけましょう。

また、整髪料を長時間付けっぱなしにするのは避けてください

整髪料を付けたまま寝るなんて、もってのほか。

寝転がったりするだけでも頭皮に付くリスクが高まるのに、そのまま長時間放置したら、頭皮環境の悪化を招きかねません。

そのため、整髪料は適量を付け、早めにしっかりと洗い流しましょう。

先ほど説明した注意点を踏まえて、ハゲないワックスの付け方をご紹介します。

正しい手順がこちら!

  • (1)適量のワックスをとる ※男性の平均は10円玉ほどの量

  • (2)しっかり手になじませる

  • (3)根元を立ち上げる ※頭皮に付かないように注意

  • (4)毛先と髪の表面に付けて整える

毛先に付けるだけだと髪がヘタってしまうので、頭皮に付かないように気をつけながら根元から立ち上げるのがポイントです。

言葉で説明されてもよく分からないという方は、動画や実演付きで手順を紹介している関連記事を参考にしてみてくださいね。

【参考】ワックスの付け方を動画でチェック

具体的なワックスの付け方は1分25秒あたりから

【参考】関連記事でワックスの実演をチェック

こちらでは、おまけとして整髪料を付けた後の正しいシャンプー方法をご紹介します。

先ほどお伝えしたように、整髪料は長時間付けるのは、頭皮にとって良いことではありません。

整髪料を使用した後は、必ずその日のうちに洗い流しましょう。

正しいシャンプー方法は次の通り!

  • お湯だけで髪と頭皮を予洗いする
  • シャンプーをしっかり泡立てる
  • 指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗う
  • しっかりとすすぐ
  • タオルドライ後、ドライヤーを使って髪を乾かす

洗髪のポイントは、髪の毛ではなく頭皮を洗うこと。

もちろん髪の毛も洗うのですが、それ以上に重要なのが頭皮の汚れを洗い流すことです。

また、乾かすときも同様に、髪はもちろん頭皮もしっかり水気がなくなるまで乾かしましょう

頭皮を長時間濡れたままにしていると、雑菌が繁殖して頭皮環境が悪化したり、ニオイの原因になる恐れがあるので注意してくださいね。

今回は、整髪料とハゲの関係、ワックスの正しい付け方や正しいシャンプー法をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?

ワックスは付け方を間違えると、間接的ではありますがハゲにつながる恐れがあります。

そうならないために、ワックスなどの整髪料は頭皮に付けないように注意して正しく使いましょう。

また、整髪料を使用した後は、しっかりとその日のうちに洗い流してくださいね。

正しく使用して、ハゲや薄毛の原因となるのを防ぎましょう!

参考文献
[1] 髙橋栄里 , 髪がみるみる蘇る習慣 , (宝島社、2016)