目次

  1. 隣のあの人のフケ、もしかしてうつるの?
  2. 【結論】"フケそのもの"がうつることはありません
  3. フケの種類と原因
  4. フケの対策まとめ
  5. フケに関する正しい情報を知ろう
フケ、うつるのか不安...
フケ、うつるのか不安...

パラパラと落ちて不快なフケ、悩んでいる方も多いのでは?

そんなフケですが、人から人へうつるなんて噂があります。

「隣のあの人のフケ、うつるのかな…」
「人にうつるなら、なおさらフケをなんとかしたい…!」

ただでさえ深刻なフケの悩み、うつるとしたらさらに憂鬱ですよね。

そこで今回は、フケがうつるのかうつらないのか、徹底解明していきます。

フケの正体とは
フケの正体とは

結論として、"フケそのもの"がうつることはありません。

ですので、「隣のあの人のフケがうつるかも?」と心配している方は、安心してください。

詳しくご説明するために、まずはフケのメカニズムについてみていきましょう。

そもそもフケとは、頭皮から剥がれ落ちた古い角質のこと。

頭皮は常に、新しい皮膚が生まれては古くなって剥がれ落ちる、「ターンオーバー」を繰り返しています。

通常、剥がれた皮膚は目に見えないほど小さいのですが、乾燥や炎症などの頭皮トラブルが起きていると、ターンオーバーが上手くいかなくなることも…。

すると、過度に表皮が剥がれてフケとなってしまうのですね。

つまりフケは、人からうつってくるものではなく、個々人の頭皮環境によって発生するもの。

そのため、フケそのものがうつることはないのですね。

ただし、フケを症状の一つとする白癬菌(はくせんきん)という菌が人から人へうつることがあります。

この白癬菌について、もっと詳しく見ていきましょう。

人から人へうつる? 頭部白癬(とうぶはくせん)とは?

頭部に白癬菌が繁殖した場合、それは頭部白癬(とうぶはくせん)という病気です。

白癬菌とはいわゆる水虫のことで、それが頭皮に感染して引き起こされるのが頭部白癬なのです。

主な症状は頭皮の炎症ですが、その他の症状としてフケ・かゆみが出ることも。

そのため、頭部白癬に感染することで、フケそのものがうつったように感じる、ということは考えられます。

ですがこれは、フケがうつったのではなく、頭部白癬による症状が出ているというのが正確。

白癬菌の感染経路としては、タオルや帽子などを共有が身近です。

専門的な治療の必要な病気なので、先に挙げた症状に心当たりのある方は皮膚科を受診しましょう。

フケ自体がうつることはないと分かったところで、フケの種類や原因・対策について詳しく見ていきましょう。

先ほどご説明した頭部白癬などの病気によるフケを除くと、大きく分けてフケには以下の二種類があります。

  • 乾性フケ

  • 脂性フケ

乾性フケの特徴・原因

乾性フケの主因は頭皮の乾燥

  • 特徴
    ・粉っぽいパラパラとしたフケ
    ・頭皮のかゆみ

  • 頭皮の状態
    ・乾燥 ・皮脂が足りない

  • 原因
    ・シャンプーの洗浄力が強すぎる
    ・シャンプーのしすぎ(回数や洗浄時間)
    ・ストレス
    ・生活習慣の乱れ
    ・頭皮のダメージ

頭皮は、皮脂という脂によって外的な刺激や紫外線から守られています。

そのため、さまざまな要因により皮脂が減りすぎると、外的な刺激に弱くなりフケを代表とした頭皮トラブルを招くことがあるのですね。

また頭皮のダメージは、強いブラッシング誤った洗髪によって頭皮が傷ついた時に起こってしまいます。

では次は、もう一つの脂性タイプについて学んでいきましょう。

脂性フケの特徴・原因

気になるベタつき
気になるベタつき

脂性フケの主因は皮脂の過剰分泌

  • 特徴
    ・べっとりとした湿ったフケ
    ・塊になりやすい

  • 頭皮の状態
    ・皮脂が多すぎる
    ・べたついている

  • 原因
    ・シャンプーの刺激が強すぎる
    ・髪の毛が汚れている
    ・ストレス
    ・食生活の乱れ

先ほど「皮脂は頭皮を守る脂」という説明をしましたが、逆に増えすぎてしまうと毛穴を塞いだり、細菌が繁殖したりして頭皮トラブルの原因になります。

また、脂っぽいフケがあまりにも気になる場合、脂漏性皮膚炎という病気の可能性も。

こちらは頭部白癬とは違い、感染の心配はありません

ですが、過剰に分泌された皮脂が毛穴をふさぎ、脱毛症を招くことが…。

専門的な治療の必要な病気なので、頭皮の脂が気になる・フケが多すぎる、と感じる方は一度皮膚科で診てもらいましょう。

自分に合ったシャンプーを選ぶ

では、気になるフケの対策方法について見てきましょう。

以下の3点が、ヘアラボおすすめの対策です。

  • 自分に合ったシャンプーを選ぶ
  • 洗髪の方法を見直す
  • 食生活を改善する

それぞれ、詳しく見ていくことにしましょう。

頭皮や髪を守るために重要な皮脂、多すぎても少なすぎても頭皮トラブルの原因になります。

そんな皮脂の量を調節するためには、シャンプー選びが重要。

頭皮が乾燥している方には、頭皮にうるおいを残す洗浄力がマイルドなシャンプーがおすすめです。

ポイントは、商品のパッケージに以下の文言が書かれていること。

  • 敏感肌用
  • 弱酸性
  • 洗浄成分がアミノ酸系

逆に頭皮が脂っぽい方は、しっかりと汚れを落とせるシャンプーがおすすめです。

「オイリー肌用」と商品のパッケージに記載されているものがベター。

シャンプーの選び方に関しては以下の記事に詳しく紹介されていますので、参考にしてみてください。

洗髪方法を見直す

自分にあったシャンプーの選び方がわかったら、髪の毛の洗い方も気になりますよね!

さっそく洗髪の方法について見ていきましょう。

《ヘアラボおすすめの洗髪方法》

  • 1.ブラッシング
  • 2.髪の毛を濡らす
  • 3.お湯だけで素洗い
  • 4.シャンプーをしっかり泡立てる
  • 5.マッサージするように頭皮を洗う
  • 6.しっかりとすすぎ流す

また、シャワーの温度が高すぎると余分な皮脂まで落としてしまうので、38度くらいのお湯で洗髪するのもおすすめです。

生活習慣を見直そう

頭皮環境生活習慣に影響を受けます。

ですから、

  • ストレス解消
  • 十分な睡眠を確保する
  • 食生活を改善する

これらの生活習慣に気を配るだけで、頭皮環境の改善につながるかもしれません。

それぞれ、詳しくチェックしていきましょう。

ストレスを溜めないようにしよう

ストレス頭皮環境に影響を与える要素の1つ。

ストレスが溜まると、自律神経やホルモンバランスが崩れます。

すると、髪に十分な栄養が届かなくなり、頭皮環境が悪化する可能性が...。

ストレスは溜めすぎず、

  • リラックスする時間作る
  • 適度な運動をする
  • 好きな音楽を聴く
  • ショッピングに行く

など、自分に合った方法で発散しましょう。

たくさん寝よう

しっかりと寝て、体を休めることも頭皮環境のために大切。

なので、日頃から十分な睡眠時間を取るようにしましょう。

また、睡眠時間だけでなく、睡眠の質も同様に大切です。

以下の行為は睡眠の質低下につながるので、寝る直前は控えるようにしましょう。

  • スマホ・PCの操作
  • 深酒
  • カフェインの摂取

食生活を見直そう

栄養バランスの良い食事を心がけよう
栄養バランスの良い食事を心がけよう

ラーメンやジャンクフードなど、脂っこい食事・栄養バランスの悪い食事ばかり食べていませんか?

栄養の偏りや脂の過剰摂取は、皮脂分泌に大きな影響を与えます。

なので、頭皮環境を整える上で、バランスの良い食事にすることは重要ですよ。

外食が多くなかなか改善できないという方は、野菜ジュースやサプリメントによる栄養摂取がおすすめです。

フケは頭皮の環境が原因なので、フケ自体がうつる可能性はない、ということをお分かりいただけたでしょうか。

ただし、フケを症状の一つとする、頭部白癬(とうぶはくせん)という病気はうつることがあります。

頭部白癬(とうぶはくせん)脂漏性皮膚炎などの病気の可能性がありますので、フケやかゆみが気になる場合は、すぐに皮膚科に行きましょう。