目次

  1. ハゲは遺伝するっていうけど本当なの!?
  2. 【ハゲと遺伝の関係】「ハゲやすさ」は遺伝する
  3. 【遺伝以外のハゲの原因】ハゲ家系なのにハゲない人とは
  4. いざハゲが始まってしまった場合、とるべき対策は?
  5. ハゲやすさは遺伝する…でも打つ手はある!
親がハゲなら、何をしてもムダ…?
親がハゲなら、何をしてもムダ…?

残念ながら、「ハゲは遺伝する」という説は、単なる都市伝説ではありません。

ハゲになりやすい体質は、遺伝します

両親・祖父母がハゲているなら、「自分もいつかは…」と覚悟しておいたほうがいいでしょう。

しかしご安心ください。 なにも、「ハゲの子は必ずハゲる」というわけではありません。

ハゲには遺伝以外の要因もあります。

仮に「ハゲやすい体質」を親から受け継いでしまっても、遺伝以外の要因をきちんと排除していけば、ハゲる可能性を低くすることは可能なのです。

この記事では、次の2つについて学んでいきましょう。

  • ハゲと遺伝の関係とは?
    (防ぎようのないハゲについて)
  • 遺伝以外のハゲの要因は?
    (防ぐことのできるハゲについて)
ハゲは宿命…なのか?
ハゲは宿命…なのか?

「ハゲやすさ」「ハゲになりやすい体質」とは言いますが、それは具体的にどのようなことなのでしょう。

ハゲにはさまざまなタイプがありますが、いちばん一般的な「男性型脱毛症(AGA)」を例に、ハゲになるプロセスと遺伝の関わりを示してみましょう。

  • 男性ホルモン「T」(注1)が分泌される
  • 酵素「5」が「T」を「D」に変換する(←★ココ!) ↓
  • 「D」がその受容体と結合する(←★ココ!) ↓
  • 「脱毛シグナル」が出される

上記、2つのポイント(★印)で、遺伝がかかわってきます。

注1:理解しやすいよう、簡略記号を用いました。「T」はテストステロン、「5」は5αリダクターゼ、「D」はジヒドロテストステロンのことです。

①酵素「5aリダクターゼ」の活性は遺伝する

男性型脱毛症において重要な役回りを担う「5αリダクターゼ」という酵素。

この「5αリダクターゼ」が、テストステロンという男性ホルモンを変性させ、ジヒドロテストステロンという別種の男性ホルモンにしてしまうことが、脱毛の原因です。

逆に、もしこの「5αリダクターゼ」がなければ、テストステロンがジヒドロテストステロンに変性することもなく、それによる脱毛も起こり得ません。

そして、《「5αリダクターゼ」の活性の高さは、遺伝します。》

遺伝によって「5αリダクターゼ」の活性が高い人は、それだけジヒドロテストステロンができやすく、それによる脱毛も起こりやすい、ということですね。

②「男性ホルモン受容体」の感度は遺伝する

男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)」というものがあります。

男性ホルモン・ジヒドロテストステロンが、この「男性ホルモン受容体」と結びつき、脱毛シグナルが出されることで、脱毛が起きます。

この《「男性ホルモン受容体」の感度の高さは、遺伝します。

逆に言えば、もし大量のジヒドロテストステロンが生産されても、「男性ホルモン受容体」の感度が低ければ、脱毛は生じにくいと考えられます。

ここまでの話をまとめてみます。

最も一般的なハゲである男性型脱毛症(AGA)において、

  • 5αリダクターゼの活性
  • 男性ホルモン受容体の感度

この2つが重要な遺伝的要因である、ということでしたね。

これらの性質を遺伝してしまった人は、「ハゲになりやすい」と言えます。

家系的にはヤバいはずだが…
家系的にはヤバいはずだが…

今のとこは大丈夫だな。

冒頭で述べたとおり、「ハゲの子は必ずハゲる」というわけではありません。

「ハゲは隔世遺伝だから」?
たしかに、ハゲやすい体質は母方の祖父から遺伝するといわれています(注2)が、ここでしたいのは別の話。

たとえ父親がハゲでも、また母方の祖父がハゲでも、ハゲない人はハゲないのです。

理由はいろいろ考えられますが、ひとつには生活習慣があるでしょう。

生活習慣を正し、良好な頭皮環境を保てていれば、いざ男性型脱毛症(AGA)が始まっても、そう易々とはハゲが進行しないと考えられています。

それでは具体的に、生活の中でどういうことに気を付ければ、ハゲるリスクを低減できるのか

「食生活」「睡眠」「喫煙・過度の飲酒」の3点で見ていきます。

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注2:隔世遺伝について詳しくお知りになりたい方は、ヘアラボの関連記事「ハゲは隔世遺伝で起きるって本当?〜世代を超えた薄毛の遺伝〜」をどうぞ!

①髪によい栄養素をきちんと摂る!

ハゲを予防したいなら、偏食は禁物。バランスの良い食事をぜひともお勧めいたします。

髪に必要な3つの栄養素としてよく挙げられるのが、「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン」です。

髪は、タンパク質のかたまり。

ただ、肉だの大豆だの、食物から摂取したタンパク質が、そのまま頭皮に運ばれて髪になるのではありません。

食物のタンパク質は、体内でいちど分解され、再合成されます。その過程でミネラル(特に亜鉛)とビタミンが重要な役割を果たすのです。

これらの栄養素をきちんと摂らないと、弱々しい、抜けやすい髪になってしまう恐れがあります。

②質・量ともに充実した睡眠を!

ハゲを予防したいなら、寝不足も禁物。質・量ともに充実した睡眠を心掛けるべきです。

髪は寝ている間に伸びると言われています。

睡眠中、成長ホルモンが分泌され、それが髪の毛の生育を促す、というのです。

その際に重要なのは、「量」(時間)もさることながら、睡眠の「質」

十分に深い睡眠でないと、きちんと成長ホルモンが分泌されず、その恩恵も受けられない恐れがあります。

NG行動の例としては、就寝前のスマホ

布団に入り、電気を消してから、いつまでもスマホをいじっていると、画面から出る強い光で脳が興奮し、寝つきが悪くなってしまいます。

Goodな行動の例としては、就寝1~2時間前の入浴

湯温があまり高すぎるのも脳を興奮させてしまいますので、40度以下に。血行促進とリラックス効果で、ぐっと寝つきがよくなりますよ。

③喫煙・過度の飲酒を慎む

ハゲを予防したいなら、喫煙や過度の飲酒を慎むのがいいでしょう。

まず、タバコに含まれるニコチンは、毛細血管を収縮させ、血流を滞らせる作用があります。

「髪の毛に必要な栄養素」たちは、毛細血管を通じて頭皮へと運ばれます。ニコチンの作用で血流が悪くなると、髪がやせ細ってしまう恐れがあります。

また、飲酒。
適量のアルコールはむしろ血流を促進し、リラックス効果を発揮しますが、やはり飲みすぎはよくありません。

というのも、肝臓でアルコールを分解する際に、ビタミンなど多くの栄養素が消費されてしまい、髪に必要な栄養素が不足してしまう恐れがあるのです。


とはいえ、喫煙・飲酒が常習化した人が、一気に禁煙・断酒することも難しいでしょう。

無理せず、少しずつ段階的に、減らしていくことをお勧めします。

以上、遺伝以外のハゲの原因として、「食事」「睡眠」「喫煙・過度の飲酒」の3項目を見てきました。
より詳しく「髪に良くない生活習慣」についてお知りになりたい方は、ヘアラボの関連記事をお読みください。

どげんかせんといかん…
どげんかせんといかん…

遺伝的な体質によるものであれ、遺伝以外の要因によるものであれ、いざ現実にハゲになってしまった場合、なんらかの対策を講じたいですよね。

遺伝によるハゲには、発毛剤

遺伝によらないハゲ、特に頭皮環境の悪化に対しては、育毛剤が有効です。

それぞれ見ていきましょう。

遺伝によるハゲには《発毛剤》

最も一般的な「ハゲ」である男性型脱毛症(AGA)において遺伝が関係してくるのは、次の2点でしたね。

  • 5αリダクターゼの活性
  • 男性ホルモン受容体の感度

このうち、5αリダクターゼの活性については、薬によって人為的に抑えるすべが確立されています。

発毛剤「プロペシア」「ザガーロ」を服用することで、5αリダクターゼの活性を抑える効果が期待されるのです。

「プロペシア」や「ザガーロ」は医薬品であり、市販されてはいませんが、医師からの処方によって入手できます。

薄毛治療を専門に行うクリニックや、病院の皮膚科に相談してみましょう。

クリニック・病院をお探しになる際には、全国を網羅したヘアラボの「クリニック検索サービス」をお役立てください。

頭皮環境の改善には《育毛剤》

遺伝以外のハゲ要因である、「髪・頭皮に優しくない生活習慣による頭皮環境の悪化」。

これに対しては、まずは「髪・頭皮に優しくない生活習慣」を改めること。

それで改善が見られなければ、育毛剤を試してみましょう。

育毛剤は「今ある毛を育て、抜け毛を予防する」もの。医薬部外品であり、ドラッグストアや通販で入手できます。

ここでは月間100万人が訪れるヘアラボで、読者から最も厚く支持されている育毛剤・チャップアップをご紹介しておきましょう。

以上、「ハゲと遺伝の関係」を見てきました。


●ハゲやすさは遺伝する。でも、それがハゲのすべてではない。

●たとえハゲやすい遺伝子を持っていても、遺伝以外のハゲ要因をていねいに取り除いていけば、ハゲる確率は低減できる。

●そのためには、生活習慣を正すことが大事。育毛剤も有効。

●もしハゲが始まってしまっても、発毛剤や、医療機関という砦がある。


というわけで、ハゲやすさは遺伝するからといって、絶望してはダメ!打つべき手はあります。

「一病息災」(持病のひとつくらいあったほうが、かえって生活に気を付け、健康を保てる)という言葉もあります。

「自分は家系的にハゲやすいんだ、気を付けないと」と、意識を高くもつことで、フサフサな髪を人一倍長く保たせてやりましょう!