目次

  1. ウィッグの種類を徹底解説!
  2. 【目的別】ファッションウィッグと医療用ウィッグ
  3. 【サイズ別】部分ウィッグとフルウィッグ
  4. 【毛質別】人工毛ウィッグと人毛ウィッグ
  5. 【製造方法】既製品とオーダーメイド
  6. 種類を理解し、ご自分に合ったウィッグを!

ウィッグ(かつら)にはさまざまなものがあります(注1)。

コスプレ感覚の派手なウィッグがAmazonで安く売られている…かと思えば、一方には10万円以上する、オーダーメイドの医療用ウィッグなるものも。

今回は【ウィッグ(かつら)大全】と題し、さまざまな切り口からウィッグの種類をご紹介。奥深くて幅広いウィッグの世界への見取り図をお示ししたいと思います。

今まで興味のなかった方も、これを機にウィッグデビューを考えてみてはいかでしょうか?

それではまいりましょう!

注1:ちなみに、「ウィッグ」と「かつら」は、英語か日本語かの違いだけで、実体は同じもの。以下、「ウィッグ」で統一します。

まずは「目的」による分類。

ウィッグは、おしゃれ用の「ファッションウィッグ」と、薄毛隠しのための「医療用ウィッグ」に分けることができます。

《ファッションウィッグ》

その名の通り、ファッションが目的のウィッグ。安価で、容易に手に入ります。普段と違うヘアスタイルやヘアカラーに、一瞬で変身できる点が魅力!

「普段は髪を染めている人が、仕事のときだけ黒髪のウィッグを使う」といった用途もあります。

《医療用ウィッグ》

こちらは主に病気やケガの治療の際に使うもの。抗がん剤などによる抜け毛や、ケガの患部を隠す目的で使われます。

医療用というだけあり、頭皮に密着する部分の皮膚刺激が低減され、通気性・耐久性・耐熱性に優れたものとなっています。

また、ウィッグをサイズによって分類することも可能です。
頭の一部を覆うものが部分ウィッグ、全頭を覆うものがフルウィッグです。

《部分ウィッグ》

部分ウィッグは、「前髪だけ」「つむじだけ」「襟足だけ」など、ワンポイントで変化をつけるもの

実はオシャレ用途だけでなく、白髪隠し、円形脱毛症を隠すなどの目的でも使われます。

《フルウィッグ》

対するフルウィッグは頭部全体をカバーするウィッグ。

地毛(頭皮)をすっかり覆ってしまい、薄毛を隠したり、完全なイメチェンを図ったりするために使われます。

また、ウィッグを「人工毛製のもの」と「人毛製のもの」とで分類することもできます。ちょっと字面がややこしいですが、片や「人工毛」、片や「人毛」です。

《人工毛ウィッグ》

人工毛ウィッグは、ポリエステルなどの化学繊維で作られたもの。

その最大の特長は、形状記憶であること。毛質が硬めで、あらかじめ癖がついており、洗髪しても元の形状に戻り、手入れが楽です。

反面、カラーリングができないことや、静電気のダメージに弱いなどのデメリットがあります。

《人毛ウィッグ》

人毛ウィッグは読んで字のごとく、人の毛で作ったもの。個人や美容室から買い取った毛や、寄付された毛を使用します。

特徴は、やはり見た目・手触り・ツヤなどが自然であること。カラーリングやパーマなどのヘアアレンジも可能です。

ただし、見た目の自然さの代償として、「洗髪のたびに形が崩れる」という難点が。セットにもやや手間がかかります。

ウィッグを「既製品」と「オーダーメイド」によって分類することもできます。

《既製ウィッグ》

既製品のウィッグの利点は、なんといっても安いこと。
それから、実物がすでに存在するため、装着のイメージを作りやすいことも利点です。手に取ったり、試着したりしながら、理想のサイズ、スタイル、カラーを選ぶことができます。

《オーダーメイド・ウィッグ》

こちらは頭のサイズを採寸し、髪質や色合いも含めて、装着者の個性にピッタリ合わせてつくるもの。世界にひとつだけのオリジナルウィッグです。

自然に馴染み、着け心地もいい反面、価格が高くなり、製造に1か月前後かかる場合もあります。

以上の分類をまとめてみます。

  • 【目的別】ファッションウィッグと医療用ウィッグ
  • 【サイズ別】部分ウィッグとフルウィッグ
  • 【毛質別】人工毛ウィッグと人毛ウィッグ
  • 【製造方法】既製ウィッグとオーダーメイド・ウィッグ

それぞれの分類法につき、概して、前者より後者のほうが高価です。

「人工毛製・部分用・既製品のファッションウィッグ」と「人毛製・フルサイズ・オーダーメイドの医療用ウィッグ」とでは、値段に相当な開きがあるでしょう。

前者は数千円、後者は数十万円という単位です。


以上、参考になりましたでしょうか?
この【ウィッグ(かつら)大全】をもとに、ウィッグデビューを果たしていただけると幸いです!

なお、ウィッグの装着方法や管理方法が知りたい方は、動画で分かりやすく解説したサイトがありますので、こちらも覗いてみてくださいね。