目次

  1. トルコは植毛先進国!?
  2. 毛髪移植がトルコの観光産業を救う?
  3. 毛髪移植ヘアバンドがトルコの新しいシンボルに

男性が薄毛に悩むのは、どこの国でも共通のようです。

インドで二番目に大きな日刊紙、ヒンドゥスタン・タイムズが、2017年3月10日、「毛髪移植ツアーがトルコの首都、イスタンブールの街を賑わせている」と報道しました。

ここでいう毛髪移植とは、FUE(Follicular Unit Extraction)法と呼ばれるものです。
後頭部など、自分の髪の毛が十分に生えているところから自分の毛根をくり抜いて採取し、薄くなってしまった前頭部などに移植する自毛植毛です。


以下はトルコの人の毛髪移植説明のインスタグラムです。

トルコの首都、イスタンブールは、髪の毛の移植療法が盛んで、植毛髪移植だけに特化した300以上の診療所があり、経験豊富で高度な技術を持った外科医も多数います。

しかも費用が比較的低価格とあって、特に近隣アラブ諸国の人々が、薄毛治療のために数多く訪れているそうです。

トルコのあるクリニックのゼネラルマネージャーは、費用の面でこのように述べています。

「トルコは美容手術と毛髪移植では非常に進んでおり、高品質。しかし、費用は他の国の4分の1ほどです」

例えば、毛髪移植はアメリカや日本なら150万円〜250万円ほどしますが、トルコなら17万円〜20万円と、費用はかなり割安です。

確かな技術と低価格な費用が魅力となり、今、イスタンブールは世界の毛髪移植の拠点とも言われています。

まさに植毛のメッカというわけですね。

歴史ある観光都市として、長年観光客に人気のあるトルコですが、2016年のテロを機に、観光客の数は大きく減少しました。

「植毛産業の成長は、2016年以来、外国人観光客が大幅に減少したイスタンブールにとって、大きな恩恵となっている」

とインドの新聞は報じます。

今では、外国人向けに航空券やホテル代、手術代のすべてが含まれる*「毛髪移植ツアーパック」なども数多く存在します。

薄毛に悩み、植毛のためにと「毛髪移植ツアーパック」を受けに来る外国人は、その数、毎月約5000人とも言われています。
しかも、そうやってイスタンブールにやってきた外国人は、ついでに観光することも。

例えば、毛髪移植のために、イスタンブールへやってきたある男性。

彼は、イスタンブールにある世界で最も美しいモスクとも呼ばれる『ブルーモスク』を見学し、ボスポラス海峡のクルーズツアーに行こうとも考えていました。

植毛するだけでなく、トルコの文化と歴史を楽しむ方も多いのです。

イスタンブールのタクシム広場といった観光名所では、毛髪移植クリニックのヘアバンドと一緒に、包帯やガーゼを巻いた坊主頭の男性たちを見かけます。

彼らは、イスタンブールで毛髪移植を受けた患者さんたちです。

こうしたヘアバンドを巻いた患者さんたちについて、町の人々は、

「町の新しいシンボルだよね」

などと冗談を言っているのだとか。

それほどまでに盛んなイスタンブールの植毛ツアー、なんだか興味がわいてきますよね。
最近では、アラブ諸国だけでなく、ギリシャ、イタリア、ロシアの人々も、イスタンブールの進んだ毛髪移植に興味を示しています。

ちなみに、「トルコ 植毛」「イスタンブール 植毛」で検索すると、日本からも毛髪移植のツアーも見つかるくらいです。

薄毛に悩む日本人の間でも、イスタンブールの植毛技術は有名になりつつあるのかもしれません。

今後も、トルコに毛髪移植にやって来る外国人は増える見込みで、現在、毛髪移植目的で、月5000人やって来ると言われる外国人は、近いうちにすぐ月6000人を超えるとも言われています。

テロで観光客が減少してしまったトルコの街。

しかし、進んだ毛髪移植の技術が、歴史的な観光都市の救世主となるのかもしれません。