目次

  1. 頭皮に白い粒や塊が…これって大丈夫?
  2. 頭皮の白い粒や塊の原因と症状
  3. 頭皮の白い塊や粒には原因ごとの対策を
  4. シャンプーによる対策【フケ、ヘアキャスト、角栓の場合】
  5. 病院での対策【シラミ、脂漏性皮膚炎の場合】
  6. 頭皮の白い粒や塊の正体を把握して適切な対策をとりましょう
頭皮に白い粒や塊が…そんなときにはどうすればいいのでしょうか?
頭皮に白い粒や塊が…そんなときにはどうすればいいのでしょうか?

ある日、髪の毛を触っていたら白い塊や粒が…こんな経験はありませんか?

突然そんなものを見つけると、不安になってしまいますよね。

あなたが見つけた白い塊や粒、いったい何なのでしょうか?

この記事では、その白い塊や粒の正体と、対策についてお伝えしていきます。 原因もしっかりと理解して、ぜひ不安を取り除いてくださいね。

頭皮の白い塊や粒の原因は…?
頭皮の白い塊や粒の原因は…?

頭皮に白い塊や粒のようなものを見つけた場合、主に以下のような原因が考えられます。

  • フケ
  • ヘアキャスト
  • 角栓
  • 脂漏性皮膚炎
  • シラミ

どれもかゆみ炎症などをもたらしたりと困ったものです。

頭皮の白い塊や粒の原因をチェックして、しっかりと対策していきましょう。

フケ

だれでも聞いたことがあるフケ

不衛生であればもちろんですが、そうでなくとも白い塊となって頭皮に出てしまうこともあります。

ちなみにもともと頭皮のフケは、肌のターンオーバーの結果として出るもの。基本的には心配いりません。

ただし、出る量や、ひとつひとつのフケが大きくなった場合は対策が必要です。

ヘアキャスト

ヘアキャストもフケの一種で、ヘアキャスト自体には問題ありません。

その正体は、毛の根元にある「毛根鞘(もうこんしょう)」の一部が毛根に付着したものです。

通常のフケは湿性の場合を除き簡単に手で払えてしまうため、同じ白い塊だとしても、その点でフケとヘアキャストを見分けることができるでしょう。

ただし、このヘアキャストは頭皮環境に何らかのトラブルが起きている際に発生しやすいため、それまで出なかったのに突然出てきたという場合は注意が必要です。

ちなみに見た目はフケだけでなく、シラミとも似ています。

見分け方としては

  • ヘアキャスト:髪の毛の全周を白い塊が取り巻いている

  • シラミ:全周ではなく、髪の毛の片側に付着している

といった点が挙げられます。

角栓

角栓は、頭皮から出る角質や、皮脂が固まったものです。

老廃物が排出されたものなので、仮に塊や粒を見つけても深刻に捉える必要はありません。

ただ、角栓の量が多かったり、放置しているとニオイやできもの、脂漏性皮膚炎につながることもあります。

量が多いようであれば、しっかりと対策をしていきましょう。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎とは、常在菌であるマラセチア菌が繁殖して引き起こされると考えられている皮膚炎です。

頭皮にベトベトした湿ったフケが出たり、湿疹が出るのが特長です。

マラセチア菌が繁殖する原因はさまざまですが、皮脂などの分泌が盛んになると、それを餌とする菌が繁殖しやすくなると考えれられています。

頭皮を適切な皮脂量に保つことを心がけましょう。

シラミ

誰もが名前をきいたことがあるシラミ
子どもに多いイメージがありますが、大人でもシラミが付くことはあります。

シラミは人の髪の毛に卵を産み付けますが、その卵はヘアキャストと似た、白く丸い塊の粒状です。

頭皮に白い粒を見つけた場合、「もしかしてシラミ(の卵)!?」と思ってこの記事にたどり着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ヘアキャストの項目でお伝えした通り、髪の毛の全周ではなく、一部に白い粒や塊が付着していれば、シラミの可能性が高いと考えられます。

特に、楕円上の白い粒が髪の毛の根本の方にあり、かつ手ではらうだけではとれない、といった場合はシラミの可能性を疑ってみましょう。

対策については次の段落でお伝えしますが、シラミは他の方にうつしてしまう可能性もあるので、必ず対策を行いましょう。

シャンプーの方法についても注意しましょう
シャンプーの方法についても注意しましょう

項目別に白い粒や塊についてご説明していきました。
次からは、それぞれの対策についてもお伝えしていきますね。

主な対策法は、シャンプーの方法を変えること、クリニックでの診察の2つです。

さっそく原因別に詳しい対策法をみていきましょう。

合わないシャンプー、使っていませんか?
合わないシャンプー、使っていませんか?

フケやヘアキャスト、角栓の場合はシャンプーそのものや、方法を見直してみましょう。

ポイントは

  • 自分の肌にあったシャンプーを選ぶ

  • すすぎを入念に行う

です。

自分の肌にあったシャンプーを

頭皮や髪の毛に合っていないシャンプーを使っていると、フケやヘアキャスト、角栓につながることがあります。

たとえばシャンプーを変えてすぐに白い塊が頭皮に出た、といった場合はシャンプーの銘柄を別なものにしてみてはいかがでしょうか?

また「洗い足りない」、つまりシャンプーの洗浄力が不十分な場合もフケなどが頭皮や髪の毛に残ってしまいますが、洗浄力が強すぎたり、何度もシャンプーしたりと、逆に「洗いすぎ」の場合も問題です。

基本的には一日一回のシャンプーで十分。

それ以上は洗いすぎで頭皮の皮脂の過剰な分泌を招き、角栓の原因となったり、髪の毛を傷めてヘアキャストが出てしまったりといった結果を招きます。

頭皮や髪の毛に白い塊や粒を見つけると、ついつい洗いすぎてしまう人も多いかと思いますが、逆効果であることが多いのでぜひ気をつけてみてください。

すすぎは入念に

上のシャンプーの項目と関係しますが、シャンプーの際のすすぎは入念に行いましょう。

すすぎが不十分な場合、シャンプーのカスが残ってしまい、フケなどの原因となることもあります。

さらに、シャンプーの残りカス自体が白い粒や塊として頭皮で目立ってしまうこともあるので、丁寧に時間をかけて洗い流しましょう。

病院での治療も選択肢のひとつ
病院での治療も選択肢のひとつ

シラミや脂漏性皮膚炎の疑いがある場合は、迷わずに病院での診察を受けましょう。

シラミの場合、医師の指導のもと薬の使用と物理的な対処(卵の粒をとる)を行っていくことに。

現在では薬への耐性をもつシラミも多いため、地道ではありますが、卵の粒をとることが重要になってきます。

頭に付いているシラミ自体は病気ではありませんが、別の人にうつしてしまう可能性があるので早めの対処が大切です。

脂漏性皮膚炎の場合も医師の指導のもと薬(ステロイド外用剤)で対処していくことになります。

また、原因についての箇所でお伝えしたマラセチア菌の関与については、比較的最近わかってきたものです。

ですので現在では、それまでのステロイドだけでなく、抗真菌剤を含むシャンプーなども使われることがあります。

どちらにせよ、頭皮に湿疹湿ったフケが出てきたら、脂漏性皮膚炎を疑い、病院で診察を受けましょう。

原因を知り、早めの対処を心がけましょう!
原因を知り、早めの対処を心がけましょう!

これまで頭皮に白い塊や粒が出てきた際の原因と対処法についてお伝えしてきました。 あなたの症状はどのケースだったでしょうか?

ここまで見てきたように、頭皮に白い塊や粒が出てきた場合、複数の原因が考えられます。まずはどのケースかを知り、それに応じた対処を行ってください。

また一方で、頭皮の白い塊や粒はどれも深刻な疾患というわけではありません。

放置しておくのは大抵の場合悪化を招くのでよくありませんが、慌てず、落ち着いて対処していきましょう。