目次

  1. 頭皮にかゆみが!これって皮膚科に行くべき?
  2. 頭皮のかゆみに悩んだら、まずは皮膚科へ
  3. 皮膚科での費用はどれくらいかかる?
  4. 頭皮のかゆみの治療法は?
  5. 費用はケースバイケースだが、重症化する前に皮膚科へ
頭皮にかゆみが!これって皮膚科に行くべき…?
頭皮にかゆみが!これって皮膚科に行くべき…?

かゆい!

ある日突然あなた襲う頭皮のかゆみ…。
そんなとき、どうすればよいのでしょうか?

病院に行くにも何かと忙しい方が多いと思いますし、また仮に皮膚科に行くとしても、どれくらいの費用がかかるのか、どんな治療が受けられるのかイメージがつかずに足踏みしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、頭皮にかゆみが出たときに一体どうすればよいのか、まとめてみました。

ぜひ最後までご覧ください!

頭皮にかゆみが出るパターンはさまざまです。

ご家庭などその場ですぐに対処できればよいのですが、頭皮のかゆみを皮膚科医に診せずに原因を特定し、頭皮に適切な対処を行うというのは無理があります。

というのも、頭皮のかゆみは同じ症状であっても原因が違ったり、また同じ原因でも人によって症状が異なったりします。

ご自分で判断された結果、頭皮のかゆみが悪化…といったケースが一番よくありませんので、皮膚科医の診断を受けましょう。

お金は必要ですが、多くは保険適応の治療となります
お金は必要ですが、多くは保険適応の治療となります

まず確実に、初診料(再診料)が必要

とはいうものの、頭皮のかゆみについて皮膚科で診断を受けた場合、費用はいくらくらいかかるのでしょうか?

これは個々人のかゆみの原因や、程度によってさまざまなのですが、確実なのは初診料+αが必要ということです。

初診料とは、はじめて病院にかかる際に必要な料金です。
頭皮にかゆみをおぼえて皮膚科にいけばいいのかな?と、この記事にたどり着いた方は、まだ病院へ行っていないかと思いますので、おそらく初診料が発生するはずです。

例外はあるものの、会社員の方や、そのご家族であれば初診料は850円ほど。

そして、これに診断の際に必要な検査にかかる費用が合わさります。

※皮膚科などにかかる場合、深夜や休日ですと費用が加算される場合がありますので、事前にご確認を。

初診料以外の治療費には個人差あり

皮膚科での診察は、上でご説明した通り初診料に加えていくらかの費用がかかります。

内訳としては、診察にかかる費用、そして薬代です。

個人差はあるのであくまで目安、というのを再度お伝えした上でお話すると、かゆみによって皮膚科を受診する場合、ほとんどが保険適応です。

数万円、数十万円といった費用が一度にかかることはまれでしょう。

皮膚科に行った途端、大金がかかるということはそうあることではないので、頭皮にかゆみを感じたら、まずは皮膚科を受診してみましょう!

それぞれの治療法は?
それぞれの治療法は?

脂漏性皮膚炎による頭皮かゆみの治療方法

頭皮のかゆみの原因のひとつが脂漏性皮膚炎です。
「脂漏性湿疹」とも呼ばれますね。

原因はまだ確定的ではないものの、頭皮の常在菌であるマラセチア菌が繁殖、炎症・湿疹・かゆみ・フケをおこすと考えられています。

治療としては主に、この真菌に対処するための塗り薬(抗真菌薬)や、かゆみを抑えるための内服薬(抗ヒスタミン剤)が皮膚科で処方されます。

またマラセチア菌は皮脂をエサとするので、皮脂をおさえるためのビタミンB2、ビタミンB6を配合した薬を用いる場合もあります。

アトピー性皮膚炎による頭皮かゆみの治療方法

こちらは聞いたことのある名前かもしれませんが、頭皮にアトピーの症状が出ると、頭皮にかゆみが生じます。

実は根本の原因はいまだによくわかっていません。

治療としては、主に炎症をおさえる塗り薬(顔の場合は異なりますが、頭皮を含めて基本的にはステロイド系)、かゆみをおさえる飲み薬の服用が挙げられます。

治療自体は長期化する場合が多いですが、いわゆる「完治」よりもまず「かゆみをコントロールする」ことが基本的な方針となります。

もしあなたのかゆみがアトピー性皮膚炎によるものだった場合、皮膚科医とこまめにコミュニケーションをとりながら、焦らずじっくりと向き合いましょう。

ニキビによる頭皮かゆみの治療方法

おなじみの疾患ですが、ニキビも頭皮にできることがあり、かつかゆみを生じます。

頭皮ニキビについての治療方法は、下記の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

頭皮ニキビが治らないなら皮膚科に行こう【価格や治療方法まとめ】

乾癬(かんせん)による頭皮かゆみの治療方法

乾癬は、皮膚の新陳代謝に異常が起きることで発生します。

皮膚に白いうろこ状の盛り上がった部分ができるのが特徴。

乾癬になっても全員にかゆみが起こるわけではありませんが、半数程度の方はかゆみをおぼえると考えられています。

皮膚科での治療法としては、ステロイド系ビタミンD3を配合した塗り薬の使用が基本となります。

この他に内服薬や紫外線療法といった治療法もあります。

内服薬には一部保険適応(適用)にならないものもありますが、紫外線療法(場合によりますが3割負担の場合1000円/回ほど)も含めて多くは保険適応となっています。

乾癬は多くが慢性のもので治療もある程度時間が必要なことがあります。

ただし、先程お伝えしたようにほとんどの治療法が保険適応ですから、皮膚科でたとえば一度に数万円、数十万円といった額を負担することはまれだと思われます。

シラミによる頭皮かゆみの治療方法

シラミは、人の髪の毛をすみかとする虫で、血を吸う際に吐く唾液でかゆみをもたらします。

治療法としては市販のシラミ用シャンプーや、シラミ用のクシといったものが挙げられます。

そういったシラミ対策用のシャンプーはドラッグストアや通販サイトなどで購入可能。
あくまで目安ですが、シャンプーの価格はおおまかに2000〜3000円程度となっています(2017年5月時点)。

また、そうした家庭でできる対策以外にも、シラミの卵と似たヘアキャスト(フケの一種)との判別や、ほかの疾患でないかの判断は、皮膚科医が行うのが望ましいでしょう。

頭皮にかゆみをおぼえたら、迷わず皮膚科へ!
頭皮にかゆみをおぼえたら、迷わず皮膚科へ!

ここまでお伝えしてきた通り、頭皮にかゆみや湿疹、フケを感じたら、なるべく皮膚科で診察を受けましょう。

頭皮のかゆみは多くの場合炎症などを起こしていますが、早めに対処したほうが時間・費用ともにかからずにすみますし、適切な治療かどうかはやはり医師の判断をあおぐのがよいでしょう。

また、冒頭お伝えした通り、かゆみによって皮膚科にかかる場合、その多くは保険が適応可能な診療、薬です。

放置したほうがかえって重症化する場合もあるので、頭皮にかゆみを感じたらぜひ躊躇せず皮膚科で診察を受けましょう!