目次

  1. プロペシアを服用していると筋肉がつきにくいってホント?
  2. プロペシアが筋トレの効果を妨げる可能性がないとは言えない
  3. 筋トレの効果を妨げる可能性のあるプロペシアってどんな薬?
  4. プロペシアを使用しても筋トレ効果が出ない場合は医師へ

髪はフサフサ、筋肉はムキムキ。

そんなカッコいい男になるため、薄毛治療にプロペシアを飲みながら、筋トレに励んでいる方もいらっしゃると思います。

しかし、一方でプロペシアを服用することで筋トレの効果が薄くなってしまうという噂が…。

本当ならショックですが、果たして真相は? 今回、その疑問を解決していきましょう!

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結論から申し上げます。

プロペシアが筋トレの効果を妨げる可能性は低い。ただしゼロではない」。

こういう言い方になります。

理由は、プロペシアには「乳房肥大」の副作用が出る可能性があるからです(注1)。

乳房肥大によって、筋肉が落ちたり、筋トレをしても筋肉がつかないわけではありません。

乳房が大きくなった分は脂肪となります。

そうすると、せっかく筋トレをしても、男性的な体型がつくりにくくなるかもしれません。

もっとも、この副作用は全員に出るわけではありません。「脂肪がつきやすい体質になる」という噂も誤りです。

なので、プロペシアを飲んだ全員が筋トレ効果を妨げられるのではなく、あくまで可能性の一つとして認識してください。

では、そのような症状が起きるプロペシアとはどんな薬なのか? 次に詳しく見ていきましょう。

プロペシアとは男性型脱毛症(AGA)治療を目的として作られた、厚生労働省から正式に認可されている発毛薬です。

米国の医薬品メーカーであるメルク社が開発した医薬品で、現在、世界60カ国以上で承認され、日本では2005年から処方され始めました。

◎プロペシアの作用

  • 有効成分:フィナステリド
  • 作用:薄毛・抜け毛の原因となる男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)をつくる酵素「5αリダクターゼⅡ」(注2)の働きを抑える

ご覧の通り、プロペシアの有効成分であるフィナステリドは男性ホルモンに働きかけるのではなく、酵素の働きを抑制してAGAの進行を遅らせているのです。

つまり、プロペシアが抑制するのは男性ホルモンではなく、”男性ホルモンをつくる酵素の働き”。

この酵素は筋肉とは直接関係ないので、プロペシアの影響が筋肉に出るわけではないのです。

この点をしっかり理解しましょうね。

また、プロペシアは薬ですから、当然ながら「乳房肥大」のような副作用を持っています。

そして実は、ほかにも注意すべき副作用があるのです。

そこで、次にこの副作用について説明いたしましょう。

注2:「5αリダクターゼⅡ」とは、男性ホルモン(テストステロン)と結びつくことで、抜け毛の原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)という脱毛ホルモンを分泌させる還元酵素のこと。

プロペシアの副作用にご注意を!

プロペシアには、先ほど挙げた「乳房肥大」の他にどんな副作用があるのかを見てみましょう。

◎プロペシアの副作用

  • 性欲減退
  • 勃起不全
  • 抑うつ症状
  • めまい
  • 肝機能障害など

現在のところ、なぜご覧のような副作用が出るのか、はっきりとした原因は解明されていません。

しかし、男性機能やメンタル面、さらにはめまいや肝臓への負担と、無視できない副作用のリスクがあることはしっかりと認識をしてください。

これまで、プロペシアが筋トレの効果を妨げるのかを解説してきました。

繰り返すと、「プロペシアが筋トレの効果を妨げる可能性は否定できません。しかし、可能性は低い」と言うことができます。

もしもプロペシアを服用しているのに筋トレの効果がなかなか出ない、または乳房肥大の症状が見られると感じたときは、すぐに医師に相談してくださいね。

また、プロペシアを使用する場合、副作用のリスクはしっかり理解しておきましょう。

たくましい筋肉とフサフサの髪。両方が手に入るよう、応援しています。