目次

  1. 自毛植毛って難しい言葉が多くてわかりづらい…
  2. 自毛植毛のグラフト・株ってなに?  
  3. 自毛植毛にはどのくらいグラフト・株が必要?
  4. グラフト・株の量による自毛植毛の費用の目安
  5. 株・グラフトをよく理解した上で自毛植毛を
自毛植毛の株・グラフトって何?
自毛植毛の株・グラフトって何?

薄毛・ハゲの治療に自毛植毛を考えている…

そこで自毛植毛を調べると、必ず出てくる「株」「グラフト」というキーワード。

でも、「いろんな説明を読んでも、何のことかよく分からない…」

「グラフト・株の量で手術費用を決めているクリニックが多いし、きちんと理解したい」

そんな方も多いのではないでしょうか?

そこで今回、自毛植毛に欠かせない「株」「グラフト」について、分かりやすく説明します。

また、薄毛・抜け毛の進行具合によって、どのくらいのグラフト量が必要なのかも紹介していますので、あわせて参考にしてください!

グラフトは移殖する毛包の単位
グラフトは移殖する毛包の単位

自毛植毛でよく聞くグラフト・株とは、移殖する自分の「毛包の単位(注1)」のことです。

自毛植毛は、髪の毛を、1本1本植えていくわけではありません。

後頭部や側頭部から、頭皮の毛包(ドナー)を採取し、それを植毛する部分に移植するのです。

自毛植毛では上のイラストのように、髪の毛を何本かセットにして「1株」「1グラフト」という言い方をします。

通常、毛包には1~4本ほどの髪が生えているので、1グラフト移植すると、だいたい2、3本の髪の毛を植えることになります。

少しグラフト・株についてご理解いただけましたでしょうか?

では次に、薄毛の進行具合ごとに必要なグラフト・株の量をみていきましょう。

よりイメージしやすくなると思います。


注1:毛包とは頭皮の毛根を包む組織のことで、自毛植毛では採取する毛包のことを「ドナー」と呼びます。

次に自毛植毛に必要なグラフト・株の量を薄毛、抜け毛の進行具合別に見ていきましょう。

植毛に必要な量は、医師やクリニックによって判断が異なります。

今回は「アイランドタワークリニック」の公式サイトに掲載された分量を目安にしています。

生え際の植毛

生え際の部分に植毛したい場合は…

引用:「アイランドタワークリニック」公式サイト

生え際の後退が進んだ部分に自毛植毛をする場合、範囲は30~40平方センチメートルくらいになり、目安として必要な髪の毛は1000~1500本ほど。

これを株・グラフトにすると、だいたい400~600株(グラフト)が必要になります。

ただし、将来、薄毛が進行した時に、生え際の部分より上が薄毛や抜け毛になってしまい、自毛植毛した部分だけが残り、離れ小島のようになってしまう可能性もあります。

その事も考慮に入れて、医師やクリニックへご相談をされてはいかがでしょうか。

頭頂部、前頭部など部分的な植毛

部分的な植毛の場合は?

引用:「アイランドタワークリニック」公式サイト

頭頂部や前頭部など、部分的な自毛植毛の範囲は60~80平方センチメートルくらいになり、必要な髪の毛の目安は2000~4000本。

この場合、移殖に必要なグラフト・株は800~1500グラフト前後になるでしょう。

そうなると、クリニックや手術方法によって異なりますが、費用は80万円前後、もしくは100万円以上と予想されます。

広範囲の植毛

広範囲に植毛する場合は?

引用:「アイランドタワークリニック」公式サイト

前頭部から頭頂部にかけ、広範囲で脱毛している場合、範囲は120~140平方センチメートルくらいになり、髪の毛は5000~8000本が目安。

その場合、2000グラフト以上の移殖が必要となります。

さらに、自毛植毛は、髪が生えている側頭部や後頭部からドナーを採取するため、移殖可能な量に限りがあります。

つまり、頭全体が脱毛している方は、そもそも自毛植毛を受けらない治療法なのです。

自毛植毛のグラフト・株を説明した後は、気になる費用に関して、クリニック別で紹介します。

各クリニックとも、紹介した以外に複数の方法があり、ご自身にあったプランをご検討されることがおすすめです。

今回、ピックアップしたアイランドタワークリニック親和クリニックヨコ美クリニックは3院とも、治療の前に無料カウンセリングを設けていますので、一度ご相談ください。

施術法 自毛植毛 1000グラフトの合計金額(税込み)
i-direct法の場合
(アイランドタワークリニック )
・基本治療費216,000円
・1グラフト1,296円
1,512,000円
NC-MIRAI法の場合
(親和クリニック )
・基本治療費324,000円
・1グラフト2,160円
2,484,000円
FUT法の場合
(ヨコ美クリニック )
・基本治療費なし円
・1グラフトの設定なし
648,000円

i-direct法【アイランドタワークリニック 】

アイランドタワーで行うi-direct法は、メスを使用せず、0.8ミリの極細のチューブパンチという機器を用いて毛包を採取します。

その結果、痛みや傷跡が残りにくく、また、多くのグラフト・株を採取できる特徴があります。

アイランドタワークリニックでは、採取する部分の髪を刈り上げずに毛包を採取する「刈らないDirect法」もあります。

NC-MIRAI法【親和クリニック】

親和クリニックのNC-MIRAI法の特徴は「手術前と髪型が変わらない」こと。

メスを使用せず、後頭部や側頭部を刈り上げずに、医師が1本1本カットしながらドナー採取を行います。

また、移殖の際も直径0.63ミリの最小径サイズのグラフトを使用するので、植毛する部分の傷跡もできにくくなります。

FUT法【ヨコ美クリニック】

FUT法は、いわゆるメスを使用して行う自毛植毛です。

メスを使わないFUE法に比べ、価格が下がるメリットがあります。

自毛植毛は保険適応外の治療になるので、決して安い金額とは言えません。

また、メスを使うから傷が残りやすいというわけではなく、パンチで穴をあける場合でも、その跡は残ります。

いろんなメリットとデメリットを比較し、医師とご相談された上で検討してみてください。

自毛植毛のグラフト・株について、ご理解いただけたでしょうか?

グラフトとは移殖する毛包の単位で、治療費用に関係する場合が多く、自毛植毛には欠かせない大切な知識した。

自毛植毛は2010年の国際毛髪再生外科学会のデータでは、世界中で30万人の方が自毛植毛を行っており、読者の中でも多くの方がAGA治療として検討されていると思います。

その際に今回、紹介した株・グラフトの知識が少しでも参考になれば幸いです。