目次

  1. 女性ホルモンの減少で抜け毛が増える!?
  2. 女性ホルモンが減少してしまうのは、こんな状態の人
  3. 女性ホルモンの減少による具体的な対策方法をご紹介!
  4. 女性ホルモンの減少による抜け毛対策:出産後の方へ
  5. 女性ホルモンの減少による抜け毛対策:過度なダイエット中の方へ
  6. 女性ホルモンの減少による抜け毛対策:更年期の方へ
  7. 女性ホルモンの減少による抜け毛対策:生活習慣が乱れた方へ
  8. 【注意】こんな抜け毛は女性ホルモンとは関係ありません
  9. 女性の抜け毛に関して、動画でもチェック!
  10. 女性ホルモンのバランスを整えて、抜け毛を防ごう

「女性ホルモンが減少すると抜け毛が増える」というはなし、皆さんも一度は聞いたことあるのではないでしょうか?

結論からお伝えすると、これは事実です。

女性ホルモンと女性の髪の毛には密接な関係があり、女性ホルモンの分泌量が乱れたり減少したりすることにより、抜け毛が増えてしまう可能性があります。

では、具体的にどのようなメカニズムで、抜け毛が引き起こってしまうのでしょうか?

鍵は「エストロゲン」という体内物質にありました。

エストロゲンとは?なぜ抜け毛が起こる?

エストロゲン」とは、主に卵巣から分泌される女性ホルモンの1つ。

女性らしい体のつくりに関わるこのエストロゲンの1つの重要な役割として「女性特有の髪の美しさ」を保つという働きがあるのです。

つまり、このエストロゲンがきちんと分泌されていると、女性にとって「綺麗」で「ハリ・コシ・艶のある」美しい髪の毛が生えてくるというわけですね。

逆に言えば、女性ホルモンエストロゲンの分泌が減少し女性ホルモンのバランスが崩れることで、毛周期にも影響を及ぼし、抜け毛が増えたり薄毛になってしまう可能性があるということです。

一般的に、エストロゲンは思春期から多く分泌され始め、20代〜30代がピークになり、その後加齢によってだんだんと減っていくことになりますが、それ以外にも、その分泌量が減ったり不安定になってしまうことがあるのです。

では具体的に、どんな人がこの女性ホルモンエストロゲンの減少に陥ってしまうのでしょうか?

下記で、詳しく見ていきましょう。

あなたは当てはまっていませんか?
あなたは当てはまっていませんか?

女性ホルモン、エストロゲンが減少しやすい状態にあるのは、どういった人なのか。

以下に並べて書いたものは、エストロゲン分泌が減ってしまう可能性のある人の特徴です。心当たりがあれば、あなたの抜け毛、エストロゲンの減少が原因かもしれません。

  • 出産後の女性
  • 過度なダイエットをしている女性
  • 更年期を迎えた女性
  • 生活習慣が乱れた女性(喫煙、睡眠不足、過度なダイエットなど)

いかがでしょうか? 心当たりはありますか?

「ドキ...」とした方は、これからしっかりと対策していきましょう。

抜け毛の原因となる「女性ホルモンの減少」が起こりやすい女性の特徴がわかったら、早速、それぞれの状況に応じた対策方法を見ていきましょう。

自分自身はどういう状況なのか?を明確にした上で、しっかりと確認してくださいね!

出産後は幸せばかりじゃない...?
出産後は幸せばかりじゃない...?

出産後、抜け毛が増えて、髪のボリュームがなくなってしまった…。

いわゆる「産後の抜け毛」※の症状で悩んでいるなら、それはおそらく女性ホルモンエストロゲンの低下によって起こっているもの。

実は妊娠中の女性の体には、通常よりもたくさんのエストロゲンが分泌されています。

ところが、出産後は、一転、エストロゲンは通常よりも減少してしまうのです。

たくさん分泌されていたエストロゲンが突然減ってしまうわけですから、ホルモンバランスは乱れ、たくさんの抜け毛が発生してしまう原因となるのですね。

「え...怖い...」

と思われた方、ご安心ください。

実はこれ、体の仕組みであって、異常なことではありませんよ。

基本的には、具体的な対策・治療などをしなくてもおよそ一年ほどで自然と元の髪の毛に戻っていくので心配しすぎるのは良くありません。

あえてお伝えすると、うまくこの産後の抜け毛の時期を乗り切るために

  • 髪のボリュームを落ち着かせる作用が強いリンスインシャンプーは避ける
  • 髪のボリュームが落ちない、柔らかい髪質用のトリートメントやリンスを利用する

といった身近な対策から行うのが良いかもしれません。

ただし、一年以上経っても抜け毛が続くときは、何かしらの異常が起こっている可能性が。そういう場合は念のため専門医を受診しましょう。

*医学的には、分娩後脱毛症と呼ばれるものです。

そのダイエット、やりすぎではありませんか?
そのダイエット、やりすぎではありませんか?

例えば、食事制限をするような過度なダイエットなどは、女性ホルモンの乱れを引き起こし、女性の抜け毛を引き起こしてしまうことがあります。

ホルモンの分泌には、栄養が必要です。私たちがエストロゲンの分泌を低下させないためには、ホルモンの元になるしっかりとした食事を取らなければなりません。

しかし、ダイエットや乱れた食生活で、栄養が足りなかったり偏ったりすると、十分な栄養が取れずに、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

それによって、髪の毛を健やかに保つエストロゲンの分泌が少なくなり、女性ホルモンバランスが崩れ、髪の毛が薄くなってしまうというわけですね。

恐ろしいことに、低栄養、低エストロゲン状態が続くと、髪の毛が薄くなるだけでなく、骨密度も低下し、骨がスカスカになってしまう可能性も。

特に、生理不順になったり、生理が止まってしまうくらいの食事制限を行なっている場合は、エストロゲンの分泌が非常に低くなっています。

髪の毛はもちろん、人体への悪影響も大きいので、具体的な対策としてはすぐにダイエットを中止し、医療機関に相談することです。

その上で、肉や魚、貝類や野菜類、果物などを含む、バランスのとれた食生活を送り、栄養をしっかりと摂れば、女性ホルモンバランスは正常に戻っていくはずですよ。

え、更年期になったらこんなに抜けるの...?
え、更年期になったらこんなに抜けるの...?

閉経前後の更年期は、特に大きくエストロゲンの分泌が下がる時期。

前述の通り、年齢を重ねることで、エストロゲンの分泌が低下してしまうのは、人が生きている以上、仕方のないことでもあります。

しかし、更年期特有の症状に加え、抜け毛まで増えてしまうのはつらいことですよね...。

これを防ぐ具体的な対策方法として、ホルモン補充療法というものがあります。 病院でエストロゲンの薬を処方してもらい、更年期障害を改善し、女性特有の抜け毛を防ぐ方法です。

「ホルモン補填...?聞いたことない...」

と思われる方も多いかもしれません。

日本ではまだメジャーな方法ではありませんが、欧米ではすでに一般的な治療法として認知されていて、更年期にあたる45才から64才の女性のうち、ホルモン補充療法を使っている割合は、30〜50%に及ぶと言われています。

気になる方は、お近くの病院に電話して、治療可能かどうか聞いてみるのが良いかもしれませんね。

また、より身近な対策方法として漢方薬を使う方もいらっしゃるようです。

ただし、この対策方法に医学的な根拠はありませんので、自己判断で検討を進めるようにしてください。

タバコにお酒...あなたは大丈夫?
タバコにお酒...あなたは大丈夫?

生活習慣が乱れることでも、エストロゲンの分泌は減ってしまうと考えられています。

生活習慣の乱れとは具体的に、

  • 過度な喫煙
  • 不健康な食事
  • 高ストレス
  • 不規則な生活

などがそれに該当しますので、心当たりのある方は、1つ1つの対策をしっかり確認していきましょう!

過度な喫煙を避ける

みなさんご存知の通り、過度な喫煙は、よくない生活習慣の一つ。

タバコをたくさん吸うと、女性ホルモンであるエストロゲンを分泌する大元である、卵巣の機能を損ねてしまう可能性があります。

タバコに含まれる一酸化炭素は、私たちの体の血流を減少させます。そうすると、卵巣にも十分な血液量が供給されにくくなります。
その結果、卵巣の機能が低下、十分なエストロゲンが作られなくなり、女性の抜け毛にもつながります。

具体的な対策としては当然、過度な喫煙をやめること。
すぐにやめることは難しくても、徐々に徐々に1日の喫煙本数を減らしていき、最終的に禁煙までできるとより良いですね。

バランスのとれた食事をとる

先ほども述べた通り継続的な栄養不足の食事は、エストロゲン分泌の低下を招く可能性があります。

忙しいからといって、食事を取らないのはもってのほか。代謝機能が低下することで、エストロゲンの分泌が減ってしまい、女性の抜け毛につながってしまう可能性もありますよ。

やはり女性ホルモンを正常に保つためには、正しい食生活が必要不可欠です。

肉や魚、卵、野菜、果物など、バランスよい食生活を心がけて、必要な栄養素をしっかりと補給するようにしてくださいね。

補足:イソフラボン摂取と女性ホルモンの関係について

ちなみに、大豆などに含まれる「イソフラボン」と女性ホルモンの関係について、ネット上では

「イソフラボンによって女性ホルモンが増える!」
「女性ホルモンの抜け毛対策のために大豆を摂取しよう!」

といった内容をよく見かけるかと思います。

これについてハゲラボ編集部が詳細の調査を行ったところ、

  • 2007年の厚生労働省の発表では、納豆、豆腐やきな粉などの大豆食品に含まれるイソフラボンが、体内でエストロゲンと同じような働きをすると定義していた

  • しかしその後、イソフラボンを多量に摂取しても、体内でエストロゲン同様の働きをするとは認められなかったという趣旨の論文も発表されていた

以上の調査を踏まえると、現状、イソフラボンの摂取で女性ホルモン減少によるトラブルを解決できるとは安易に言えないのかもしれません。

信ぴょう性のないネットの情報を完全に信じきってしまうのではなく、ご自身の判断で、ただしい事実と向き合っていってくださいね。

高ストレス環境を避ける

強いストレスは、ホルモンの分泌に悪影響を与えてしまう可能性があると考えられており、その結果ホルモンバランスが乱れ、女性の抜け毛が増えてしまうことも。

具体的な対策として、高ストレス環境を避け、心の安定を保つように心がけてください。

職場の過度なストレスに対しては

  • 上司に今の仕事に関する悩みを打ち明け相談する
  • セクハラなどが起こっているなら、第三者機関に相談する
  • 思いきって転職を検討する
  • 土日に思いっきりリフレッシュする時間を取る

など。

人間関係のストレスに対しては

  • 家族や心の知れる人間に相談する
  • あまりに相性が合わない人間やグループとは縁をきる

など、それぞれのストレスに応じた対策方法は変わってきますので、自分自身の状況に応じた対策をしっかりと行うようにしましょう。

※ざくろ系の健康食品に注意

一時期エストロゲンを増やす効果がある、とブームになった『ざくろを使った健康食品』

実は、過去行われた国民生活センターの調査で、摂取しても全く効果がないということがわかっています。

エストロゲンを増やす目的で、ざくろを使った健康食品を買っても意味がないので、注意をしてくださいね。

誤った認識で健康食品を摂取するのは避けましょう
誤った認識で健康食品を摂取するのは避けましょう

これまで女性ホルモン減少による抜け毛の具体的な対策方法を紹介してきましたが、1点必ず覚えておいてほしいことがあります。

それは、病気で起こる抜け毛をエストロゲンが減少したせいで起こる抜け毛と勘違いしないこと。

病気で起こる抜け毛は、治療しなければ治りません。エストロゲン低下によって抜け毛が起こっていると勘違いして治療が遅れれば、髪の毛はどんどん抜けていってしまいます。

例えば、下記に一つでも当てはまれば、細菌や真菌感染で起こる抜け毛の可能性や、円形脱毛症の可能性があります。

  • 脱毛と同時に、爪に瘢痕(はんこん)や白い点が見られる
  • 頭皮の毛穴が腫れたり、赤くなったりする
  • 頭皮がガサガサする
  • 多量のフケが出る
  • 頭皮から膿が出る
  • 頭皮が脂っぽく、場合によっては炎症が起きている
  • 眉毛やまつげ、陰毛など、髪の毛以外の体毛が抜ける
  • 頭皮にかゆみがある
  • 頭皮の脱毛部から嫌な臭いがする
  • 脱毛部にくろずみや色がある

特に、抜け毛と同時に、爪に瘢痕(はんこん)や白い点などが出る場合、円形脱毛症の可能性が非常に高いです。

少しでも「この症状は女性ホルモンとは関係ないかも...病気かな?」と思ったら、早めに専門の皮膚科を受診しましょう。

異常を感じたら、専門医に相談しましょう
異常を感じたら、専門医に相談しましょう
女性の抜け毛について

女性の抜け毛や薄毛の原因と女性ホルモンの関係について述べられています。ご参考までに!

いかがでしたか?

エストロゲン低下によって起こる抜け毛には、早めに対処すれば髪の毛へのダメージも少なくてすみます。

出産後の抜け毛はそれほど問題はありませんが、更年期障害による抜け毛や、ダイエットによる抜け毛の場合は、早めの対策を検討し、必要に応じて病院へいきましょう。

食生活が乱れている場合は、朝だけでも栄養価の高いバナナを食べる、健康に良い「たまご」を一日一個食べる、などの小さなことから始めても良いかもしれません。

女性ホルモンエストロゲンを上手に増やして、健康な髪の毛を取り戻しましょう。


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