目次

  1. iPS細胞によって、世界からハゲがいなくなる…?
  2. iPS細胞による自毛植毛の研究が行われているって本当?
  3. iPS細胞ってそもそもなに?
  4. 自毛植毛にiPS細胞を応用することによるメリットとは?
  5. 現状、iPS細胞による自毛植毛の研究はどこまで進んでるの?
  6. iPS細胞以外の自毛植毛の最新技術はこちら
  7. iPS細胞による自毛植毛がハゲの明るい未来を作る!

山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したiPS細胞。

病気の解明や新薬開発だけではなく、実は薄毛治療にも役立つことが期待されています。

細胞の分化さえうまくいけば、実質無限に増やすことができて、定着するといわれています。

ハゲの人には夢のような治療方法ですね!

果たして、iPS細胞による自毛植毛の研究はどこまで進んでいるのでしょうか?

メリットやこれからの課題について調べてみました。

iPS細胞で薄毛改善?

iPS細胞で薄毛改善?

iPS細胞による自毛植毛で、薄毛が完治するかもしれません。

髪や美容に関してはプロの企業、「資生堂」が2013年から自毛植毛の研究を始めました。

カナダのバイオベンチャー企業から毛髪再生医療技術を導入しています。

患者さんの毛髪の中で、比較的AGA等の影響を受けにくい頭皮を毛根ごと切除します。

そこから細胞を取って培養し、再び頭皮に注入することで、細胞が薄毛部分の毛根に働きかけて再び髪が生えるようになるという仕組みです。

ですが、これは培養に時間がかかる、自毛が残っている人にしか適用できず、全体的にハゲてしまった人には使えない、等のデメリットがあります。

iPS細胞を使えば、全く髪の毛がなくなってしまった人にも髪が再び生えてくる可能性があると注目され、研究が始められています。

ハゲは治らないなんていわれていましたが、もしかすると完治する日も来るかもしれませんね。

資生堂

資生堂

シャンプー、化粧品などで有名な資生堂が毛髪再生医療技術を始めました。

2006年、京都大学の山中伸弥教授が始めて作成に成功したiPS細胞とは、一体どんなものなのでしょうか?

iPS細胞とは、人間の細胞にごくわずかな因子を注入して培養することで、色々な組織や臓器の細胞に分化し、増殖する能力を持った細胞です。

iPS細胞で色々な細胞を作って、病気の原因の解明や新薬の開発などに利用できると期待されています。

iPS細胞とは

色々な細胞に分化させて病気の原因を突き止めたり、新薬の開発に役立ったりします。

既存の自毛植毛や毛髪再生医療技術と違って、iPS細胞を利用することには様々なメリットがあります。

iPS細胞の万能性がその理由のようです。

ハゲの人にはどんなメリットがあるのでしょうか? 詳しく見てみましょう。

制限がなく、短時間で移植できる

iPS細胞で髪の毛の元となる細胞を作るのに成功すれば、実質無制限にその細胞を作ることができます。

また、今行われている自毛植毛技術は、培養に時間がかかると言われています。

採取してから移植までには時間を必要としますが、iPS細胞を使えばすぐに移植ができるそうです。

ハゲを早く治したいという人にとって、iPS細胞は救世主になりそうですね!

ちゃんと定着する

これまでの自毛植毛は自分の髪の毛を使います。

移植後はいったん髪の毛が抜けて再び生えてくるのですが、中にはうまくいかずに生えてこないということもあります。

iPS細胞はその点、細胞の分化さえうまくいけば、無理なく患者さんの頭皮に入り込み、細胞を活性化してくれるそうです。

髪の毛も抜けることなくきちんと定着する可能性があります。

自毛植毛でハゲを治したいと思っても治らなかった、というハゲの人にはiPS細胞での自毛植毛が向いているかもしれませんね。

iPS細胞は抜けない?

iPS細胞は抜けない?

iPS細胞を使えば、髪の毛は抜ける可能性が低いと言われています。

誰にでも移植できる

今までの自毛植毛は、自分の髪の毛を使って薄毛部分に移植します。

つまり、髪の毛がある程度残っているハゲの人にしか使えない方法というになります。

ですが、iPS細胞は誰にでも移植することができます。

髪の毛がもう全く生えていない、というハゲの人にも使える方法と言えます。

では、現在iPS細胞による自毛植毛はどこまで進んでいるのでしょうか?

残念ながら、ヒトiPS細胞単独で髪の毛が作られるというところにはまだ至っていないようです。

まだまだ研究は途中。

そして、費用がとても高いということが問題になっています。

ハゲの治療にお金がかかるのは旧知の事実ですが、iPS細胞による自毛植毛の値段は桁が違います。

ヒトiPS細胞とマウス細胞によって毛包が作られることを確認

ヒトiPS細胞単独では、まだ自毛植毛ができるという段階には至っていません。

ヒトiPS細胞とマウス細胞を組み合わせて、髪の毛の根元にある毛包が作られることが確認されたようです。

そして、できた髪の毛はマウス混じりのもので、人間の髪の毛になってハゲが治るまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

費用は手が届かないくらい高い!?

今までの自毛植毛の一般的な値段は、髪の毛1000本の移植に対して、100万円前後の費用がかかる場合が多いようです。

これに対して、iPS細胞による自毛植毛は、1本につき100万円程度もかかってしまうといわれています。

すごくお金持ちでなければ手の出ない値段ですね。

ハゲにすごく悩んでいるといっても、お金が高いからなかなか治療に踏み切れないというデメリットがあります。

費用がとても高い

費用がとても高い

iPS細胞による自毛植毛は、費用が高いのが欠点です。

これからの課題は?

iPS細胞による自毛植毛のこれからの課題は何でしょうか?

まずはマウスに頼らずに、ヒトiPS細胞単独で人間の髪の毛を作れるようになることです。

そして、実際にできたマウス混じりの髪の毛は、太さが実際の20分の1程度で、移植しても産毛程度にしか成長しなかったようです。

このままだと高いお金をかけても、iPS細胞による自毛植毛に成功したとは言えませんね。

実際の髪の毛の太さ、長さ、量を目指していく必要がありそうです。

iPS細胞による自毛植毛でハゲを治すには、このような課題があるんですね。

では、iPS細胞を使わない今までの自毛植毛はどこまで進んでいるのでしょうか?

最新の自毛植毛を3つご紹介します。

まだ髪の毛が残っているハゲの人は、まずはiPS細胞に頼らない自毛植毛を検討してみてはいかがでしょうか?

FUT法

自毛植毛の先進国・アメリカから導入し、日本人の頭皮に合った方法に改良されたFUT法

現在、日本の自毛植毛の主流となっています。

毛包単位で植毛します。

1つの毛包には、髪の毛が1本だけのこともあれば、2本3本と数本生えていることもあります。 毛根ごとに種類分けして、適した薄毛の部分に実態顕微鏡を使って移植していきます。

より自然な仕上がりになり、定着率も高いと評判の方法です。

FUE法

メスを使わないFUE法は、くり抜き用のパンチを使って毛包をくり抜いていき、移植します。

メスを使わないため、傷跡が頭皮に残らず、周りからバレにくい自毛植毛方法であると言えます。

比較的ハゲの範囲が狭い人向けの施術方法です。

広範囲のハゲの人の場合は、数回に分けて施術する必要があるようです。

マイクログラフト法

FUT法やFUE法は毛包単位で移植していましたが、マイクログラフト法は毛根単位で移植する方法です。

1~3本ごとという、とても細かい単位で移植できるように技術が進歩したので、仕上がりもとても自然になっているようです。

iPS細胞と自毛植毛の薄毛治療を説明してきました。

iPS細胞による自毛植毛は、マウス細胞と組み合わせて毛包が作られることがわかりました。

あとは、ヒトiPS細胞単独で人間の髪の毛の太さ、長さ、量ができるように研究を進め、費用を抑えることができれば、ハゲの人の未来も明るくなるはずです。

これからの日本の科学技術に期待しましょう!


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