目次

  1. 髪を増やしたい...どの育毛・発毛方法が良いの?
  2. まずは育毛と発毛の違いを理解しよう
  3. 【進行度別】あなたが行うべきは「育毛」?それとも「発毛」?
  4. 髪の毛の「育毛」方法3選
  5. 髪の毛の「発毛」方法2選
  6. 育毛・発毛で改善しない方は「植毛」という選択肢も
  7. 育毛・発毛対策は併用して行っても良いのか?
  8. 自分にあった育毛・発毛方法で髪の毛を増やそう

「最近、髪の元気が無くなってきた...」
「物心ついた頃から薄毛に悩んでいる...」
「親の頭皮を見ると自分の将来が心配...」
「彼氏、夫の頭皮ケアをしてあげたい...」

この記事を読んでいただいている方も、薄毛に対する何らかの悩みをもってここに辿りついたかと思います。

でも、いざ育毛・発毛対策をしようと思っても何から行えば良いのかわからないですよね。

それどころか、そもそも「育毛」や「発毛」という言葉の違い自体もよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

薄毛対策は内容が複雑なうえ、インターネット上には多くの情報が散乱しているので、どれを信じれば良いのか分かりませんよね。

そこで今回は、

  • 「そもそも育毛・発毛とは何なのか...?」
  • 「自分はどの育毛・発毛方法を実践すればよいのか...?」

という疑問に対して回答していきます。

主にクリニックや日本皮膚科学会といった信頼できる機関の情報を基にお伝えしますので、ぜひ最後までご覧くださいね!

育毛・発毛の違い
育毛・発毛の違い

まずは、意外と誤認されている育毛と発毛の違いについて解説していきます。
(すぐにでも育毛・発毛方法を知りたい方はこちら)

簡単に説明するとこのようになります。

  • 育毛:今ある髪が抜けにくくなるよう対策すること
  • 発毛:新たな髪が生えやすいよう対策すること

「育毛」とは、今生えている髪の毛が早く抜けてしまわないように髪や頭皮の環境を整えることです。

一方「発毛」は、すでに抜けてしまった毛根を復活させることで新たな髪の毛を生やすことを目的としています。

似ている言葉ですが、意外にも目的や意味が大きく異なるんですよ。

ですので、薄毛対策では一般的な育毛剤や発毛剤は、それぞれ目的によって成分が異なるのでご自身の目的に合わせて選ぶ必要があるんですね。

育毛・発毛の違いはわかった。でも、自分は「育毛」対策すれば良いのか?それとも「発毛」対策すれば良いのか?それともそれ以外の何か…?と迷う方もいらっしゃるでしょう。

そんな不安を解消するためにも 自分自身の薄毛の症状がどれほど進行しているのか、まずしっかりと把握しましょう。

そのために役立つのが「ハミルトン・ノーウッド分類法」

ハミルトン・ノーウッド分類
ハミルトン・ノーウッド分類

このハミルトン・ノーウッド分類法とは、薄毛の代表例とも言えるAGA(男性型脱毛症)の進行度を9つに分類する方法で、まさに自分自身の症状がどの段階であるのかが一目瞭然でわかる優れものなのです。

多くのクリニックでも参考にされている分類方法ですので、その信ぴょう性は確か。下記で詳しく見ていきましょう。

ハミルトン・ノーウッド分類法で分かるAGAの進行度

ハミルトン・ノーウッド分類法では、薄毛の症状を3つの段階9つの分類レベルに分類します。

<第1段階(進行レベル1~2)>

ハミルトン・ノーウッド分類【第1段階】
ハミルトン・ノーウッド分類【第1段階】
  • 分類レベル1
    抜け毛が始まっていない、もしくは始まっていても気づかない程度
  • 分類レベル2
    分類レベル1が進行し、生え際がやや後退している状態
  • 分類レベル2 Vertex型
    生え際の進行とともに、頭頂部のO型の脱毛も併発しはじめた状態

<第2段階(進行レベル3~4)>

ハミルトン・ノーウッド分類【第2段階】
ハミルトン・ノーウッド分類【第2段階】
  • 分類レベル3
    分類レベル2よりも生え際の後退が進行し、全体のボリュームも減ってきている状態
  • 分類レベル3 Vertex型
    分類レベル3に加えて、頭頂部のO型脱毛も併発し始めた状態
  • 分類レベル4
    分類レベル3よりもM字が進行し、頭頂部のO型脱毛が現れる状態

<第3段階(進行レベル5~7)>

ハミルトン・ノーウッド分類【第3段階】
ハミルトン・ノーウッド分類【第3段階】
  • 分類レベル5
    分類レベル4が進行して生え際が頭頂部に近づき、頭頂部のO型も範囲を広めている状態
  • 分類レベル6
    生え際と頭頂部の脱毛部分がつなっている状態
  • 分類レベル7
    分類レベル6が進行し、全体的に毛が無い状態

ご自身が現在どの段階なのか、具体的にイメージできたでしょうか?

「自分はまだ大丈夫!」「チェックしてみると改めて進行していることを感じた...」

など、捉え方はさまざまだと思いますが、重要なのは自分の今の段階に合わせた、適切な育毛・発毛方法を行うこと

下記で、それぞれの段階に応じた対策・治療方法をまとめましたので、チェックしてみてくださいね。

薄毛の段階に合った対策はこれ!

ヘアラボ編集部としては、ハミルトン・ノーウッド分類の各段階に合わせて、それぞれ下記の対策・治療を行うことをおすすめしております。

  • 分類レベル1~3で、自宅で現状維持と予防を行いたいという方
     →「育毛」対策を。

薄毛の症状が深刻なレベルまで進んでおらず、自宅でまずは現状維持と予防をしっかりと行いたいという方は「育毛」対策を行うことをおすすめします。

  • 分類レベル2~4で、副作用のリスクを理解した上で、自宅で新たな髪を増やしたいという方
     →「発毛」対策を。

一方、薄毛の症状がある程度進行しており、本気で髪の毛を増やしたい・生やしたいと考えている方には「発毛」対策を行うことを推奨しています。

ただしこの場合、副作用のある発毛剤や発毛薬を利用することになりますので、それらのリスクも覚悟の上で対策を行える方にのみおすすめしておりますので、ご注意を。

  • 分類レベル4~7で、育毛と発毛で改善が見られず、通院しまとまったお金を支払ってでも髪の毛を増やしたいという方
     →「植毛」治療を。

最後に、育毛・発毛対策をしても薄毛が一向に改善しない...という方の中で、一定の時間的余裕と経済的余裕がある方には、「植毛」治療をおすすめしております。

それぞれの対策・治療方法に関して、以下で詳しく解説していきますね。

ハミルトン・ノーウッド分類【レベル1~3】
ハミルトン・ノーウッド分類【レベル1~3】

まずは、

  • 分類レベル1~3で、自宅で現状維持と予防を行いたいという方

におすすめしたい「育毛」という方法について。

この「育毛」を実現するために具体的には、

< 対策方法 > - 髪に良い生活週間 - シャンプー(医薬部外品)

< 育毛方法 > - 育毛剤

上記の3つの点にフォーカスして、一緒に見ていきましょう!

まずは、

  • 分類レベル1~3で、自宅で現状維持と予防を行いたいという方

におすすめしたい「育毛」という方法について。

この「育毛」を実現するために具体的には、

< 今すぐできる対策方法 >

  • 髪に良い生活習慣
  • シャンプー(医薬部外品)

< 本格的な育毛方法 >

  • 育毛剤

上記の3つの点にフォーカスして、一緒に見ていきましょう!

対策方法①:髪に良い生活習慣

1つ目に紹介するのは、「髪に良い生活習慣」についてです。

育毛対策をしていても、日々の生活が薄毛を助長させていたら意味がありませんよね。

日々の生活で意識したいポイントはこちらの3点です。

  • バランスの良い食生活をする
  • 十分な睡眠を確保する
  • たばこ・お酒を飲み過ぎない

まず、髪を成長させるためには、タンパク質、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB群、ミネラルなどバランスの良い栄養が必要です。

というのも、髪の毛は「ケラチン」というタンパク質から構成されていて、食べ物から摂取したタンパク質がアミノ酸に分解されて髪の毛の一部に合成されます。また、その中でビタミン、ミネラルは摂取したタンパク質からケラチンを合成することをサポートするのですね。

上記のメカニズムからも、たんぱく質やビタミン・ミネラルなどの栄養が、髪を成長するために重要な役割を果たしていることが分かりますね。

次に、十分な睡眠時間の確保も非常に重要です。

そもそも髪の毛は成長ホルモンによって成長するのですが、特に22:00~2:00の時間帯は、成長ホルモンのゴールデンタイムと言われるので、しっかりこの時間に睡眠できるよう生活リズムを整えてくださいね。

最後に、 過度な喫煙や飲酒は避けることも意識してください。

タバコに含まれるニコチンが毛細血管の血流を鈍らせることで髪の毛への栄養が行き渡らなくなったり、お酒の大量摂取によってケラチンを作るアミノ酸がアルコールの分解に使われてしまったりします。

育毛対策を行う方は、このようにまず日々の生活改善から実践してしましょう。

対策方法②:シャンプー(医薬部外品)

2つ目は「シャンプー」について説明をします。

ここで言うシャンプーとは、一般の商品とは違う医薬部外品の商品のこと。これらは主に、過剰に出た皮脂や汚れをしっかり洗い頭皮環境を整えたり、髪にハリコシを与えるなどの役割を果たします。

毎日行うシャンプーだからこそ、身近な対策方法として、しっかりと取り組みたいですよね。

ただし、使用するだけで髪が生えることはありませんので、そこは注意をしてください。

育毛方法:育毛剤

3つ目に紹介するのは、「育毛剤」について。

育毛剤は、「発毛促進」「育毛」「脱毛の防止」などの効果のある医薬部外品の商品のことを指します。

1つの育毛剤には、少なくとも3つ、多くて5つほどの育毛効果を期待できる有効成分が含まれています。

最近では天然成分でできているものも多く、血行の促進やフケ予防などによって育毛へのアプローチをしつつ、刺激が少ないのが特徴。

男性用で1本おおよそ6,000円〜15,000円ほど、女性用で2,000円〜6,000円ほどの価格帯が主流です。

インターネット上で購入すれば、3日もすれば家に届くので、まずは自宅で手軽に育毛を実感したいという方にはおすすめですね。

なお、怪しい表現を標榜していたり、効果に根拠のない商品が多いので、育毛剤選びには十分注意してください。

ちなみにヘアラボでは、男性向けの「チャップアップ」という育毛剤が人気。毎日数万人のユーザーが訪れるヘアラボでも、多くの方が購入されている商品です。

3つの育毛剤成分無添加・無香料永久返金保証が特徴の育毛剤ですので、「人気の商品を見てみたい」という方は、ぜひ公式サイトでチェックしてみてくださいね。

なお、ヘアラボで女性人気の育毛剤はベルタ育毛剤

こちらも医薬部外品の商品で、知名度も高い育毛剤ですので、女性のみなさんはぜひチェックしてみてくださいね。

ハミルトン・ノーウッド分類【レベル2~4】
ハミルトン・ノーウッド分類【レベル2~4】

次に、

  • 分類レベル2~4で、自宅で新たな髪を増やしたい

という方のために「発毛」対策の方法を紹介します。

発毛の方法は大きく分けて2種類ありますので、1つ1つ見ていきましょう。

発毛方法①:フィナステリドを取り入れる

1つ目に紹介するのは「フィナステリド」について。

フィナステリドは、「発毛効果」が認められている成分。

日本皮膚科学会の男性型脱毛診療ガイドライン(2010年版)にて、男性の内服は行うよう強く勧められる(推奨度A)とされているんですよ。

なぜそこまで推奨度が高いのか?

実はこのフィナステリドは、AGA(男性型脱毛症)の諸悪の根源であるDHT※の生産を防ぐ働きがあるとされているのです。このDHTの生産にマイナスに働きかける成分は他にほとんど存在しませんので、フィナステリドを取り入れることが発毛方法の1つとして、強く推奨されているわけですね。

日本では、フィナステリドを主成分とする「プロペシア」という商品に販売認可が降りていて、クリニックで処方してもらうことが可能となっています。

ただし、注意していただきたいのがプロペシアによる副作用の恐れ。具体的には下記のような症状が、実際の利用者から報告されています。

  • 性欲減退
  • 勃起不全
  • 胎児の生殖器への影響(女性)

確かな発毛効果を試してみたい気持ちはよく分かりますが、健康に関わる部分ですので、ご利用に関しては十分な検討の上、慎重になさってくださいね。(個人輸入ではなく、クリニックで専門医に正しく処方してもらってください)


※男性ホルモンである「テストステロン」と体内の酵素である「5αリダクターゼ」が結びついてできるホルモン「ジヒドロテストステロン」の略称。このDHTが、毛母細胞に働きかけヘアサイクルの乱れを起こすことで、薄毛の症状が発症すると考えられている。


発毛方法②:ミノキシジルを取り入れる

2つ目に紹介するのは「ミノキシジル」について。

ミノキシジルもフィナステリドと同様に、発毛効果が認められている成分です。

元々は、高血圧患者に使用する血圧降下剤として開発されたもので、副作用に多毛の症例が発見されたことをきっかけに発毛成分として使用されています。

日本では、ミノキシジルを主成分とする「リアップ」という発毛剤がおなじみで、薬剤師のいるドラッグストアで購入することができますよ。※


※インターネット上でも、条件を満たせば、購入することができるようになりました。


ハミルトン・ノーウッド分類【レベル4~7】
ハミルトン・ノーウッド分類【レベル4~7】

最後に「植毛」という方法をご紹介。

この植毛は、

  • 分類レベル4~7で、育毛と発毛で改善が見られず、通院してまとまったお金を支払ってでも薄毛を改善したいという方

におすすめしたい、ある意味で「最終手段」とも言える治療方法であります。

自分の毛髪を採取して植える「自毛植毛」化学繊維の人工毛を植える「人工毛植毛」の2種類に分類され、どちらもそれなりにまとまったお金と、通院する時間的制約がかかります。

なお、日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年度版)では、自毛植毛は「行うよう認められる(推奨度B)」で人工毛植毛は「行わないよう勧められる(推奨度D)」とされています。

植毛を検討される場合はクリニックの先生に相談して、危険性をしっかり認識してから行うようにしてくださいね。

さて、ここまで読んでいただいた方の中には、

  • 「育毛剤と発毛剤は併用してよいのか...?」

と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います

結論からいうと、ヘアラボとしては医薬品と医薬部外品は併用することをおすすめできないという回答になります。

併用することで、必ずしも副作用が発生するわけではないようですが、100%安全と証明されているわけではないことからも、推奨できないという判断です。

もしどうしても併用をしたい!とお考えの方は、クリニックの医師やドラッグストアの薬剤師に相談してみてくださいね。

ここまで、育毛と発毛の違いからAGAの進行度ごとの育毛・発毛対策までご紹介してきました。

繰り返しになりますが、薄毛対策で一番大切なことは「自分の症状の段階にあった、正しい育毛・発毛対策を選択する」ということ。

自分にあった育毛・発毛対策でより前向きな人生を作っていきましょう。

本記事が、育毛・発毛に関してお悩みの方にとって、少しでもお役に立てていれば幸いです。