目次

  1. 髪は女性の命なのに薄毛...どうにか髪の毛を増やしたい!
  2. 【症状/原因】女性の髪の毛が減る6つの脱毛症
  3. 【症状別対策】女性の髪の毛を増やす方法
  4. ※これはNG:女性が髪の毛を増やす際の注意点
  5. 女性特有の症状に合う対策で髪の毛を増やそう
女性なのに薄毛
女性なのに薄毛

「髪は女性の命」という言葉を1度は聞いたことがあるかと思います。

雑誌やテレビでモデルのキレイな髪の毛を見ると、思わず見とれてしまいますよね。

しかし、そんな中「薄毛」に悩んでいる女性もたくさんいることも事実です。

この記事を読んでいるあなたも、

  • 「昔から薄毛に悩まされていてなんとかしたい...」
  • 「年齢を重ねるごとに髪の毛に元気が無くなってきた...」
  • 「どうして髪の毛が抜けてしまうんだろう...」
  • 「どうすれば髪の毛を増やすことができるんだろう...」

と、様々な悩みを抱えていることでしょう。

今回はそんな薄毛に悩む女性のために、

  • 女性の薄毛の症状/原因の種類
  • 女性の薄毛の症状/原因ごとの「髪の毛を増やす方法」

を解説していきます。

薄毛対策のキーポイントは「自分の薄毛症状/原因を正しく認識し、自分に合った正しい対策を実行する」こと。

そのための第一歩として、この記事で髪の毛を増やすための正しい知識を徹底的に解説していきますので、今後の薄毛対策を正しく実行できるよう最後までご覧くださいね!

女性の脱毛症
女性の脱毛症

男性の髪の毛が減る症状はAGA(男性型脱毛症)が大半を占めていますが、女性の髪の毛が減る症状は多様各症状の原因もさまざま

ですので、自分の髪の毛が減っている状況からどの症状に該当するのか慎重に判断し、日々の生活習慣などから症状の原因を探り、正しい対策を選択することが必要です。

ここでは以下の6種類の女性の髪の毛が減る症状と原因を解説していきます。

自分に合った髪の毛を増やす方法を正しく行うためにも、まず自分がどの症状に該当するのか?しっかりチェックしていきましょう。

女性の髪が減る症状①:びまん性脱毛症(女性男性型脱毛症・FAGA)

びまん性脱毛症(症例1)
びまん性脱毛症(症例2)

まず最初に紹介するのは、「びまん性脱毛症(女性男性型脱毛症・FAGA)」という脱毛症についてです。

びまん(瀰漫)とは、"広範囲に広がっていく"という意味で、その名の通り頭皮全体から髪の毛が減っていく脱毛症を指します。

男性型脱毛症(AGA)がおでこや頭頂部といった特定部位で髪の毛が減るのに対し、びまん性脱毛症は頭皮全体から間引いていくことが特徴で、分け目の広がりやトップのボリューム減少等の症状が現れます。

全体的に毛量が少なくなるので、ヘアセットでカバーすることが難しく、頭皮が透けて見えてしまうことも。

ではなぜ、このような症状が起こってしまうのでしょうか?

その原因は一様ではなく、数多くの要素が関係しているんです。

<びまん性脱毛症の原因(代表的な一部)>

  • 過度のストレス
  • 極端なダイエット、食生活の乱れ
  • 産後の体調不良
  • 代謝異常
  • ホルモンの変化
  • 貧血 etc...

原因は一つに限られているわけではなく、複数存在するのだと覚えておいてくださいね。

女性の髪が減る症状②:牽引性脱毛症

2つ目に紹介するのは、「牽引(けんいん)性脱毛症」についてです。

牽引性脱毛症とは、髪の毛が引っ張られることによって発症する脱毛症で、髪を結ぶ機会が多い女性によく見られる症状のこと。

毛髪に長期間の負担がかかることで頭皮の血行が悪化し、毛髪の成長に必要な栄養が届かないことで髪の毛が抜けてしまいます。

具体的に原因をあげると下記のような行為があげられます。

<牽引性脱毛症の原因>

  • 長期間のポニーテール
  • 長期間の帽子着用
  • 長期間のエクステ etc...

仕事中やプライベートなど、日々の生活の中でやっている行為が、意外にも牽引性脱毛症の原因になっているんですよ。

女性の髪が減る症状③:分娩後脱毛症(産後脱毛)

産後の抜け毛
産後の抜け毛

3つ目に紹介する症状は「分娩後脱毛症(産後脱毛)」。

分娩後脱毛症という名前はあまり聞きなれないかと思いますが、産後脱毛という言葉なら聞いたことがあるのではないでしょうか?

その名の通り、出産後に髪の毛が抜けていく脱毛症で、出産後の2~3ヶ月で発症し始めて半年~1年程度続くことが多いよう。

原因としては下記の2つが代表的です。

<分娩後脱毛症の原因>

  • 妊娠と出産による女性ホルモンのバランスの変化
  • 育児によるストレス

多くの産後の女性を悩ませるこの分娩後脱毛症ですが、基本的には時間の経過とともに治っていくものですのでご安心を。

女性の髪が減る症状④:脂漏(しろう)性脱毛症

脂漏(しろう)性脱毛症とは、過剰に分泌された皮脂がフケになり、細菌やダニが繁殖して毛根にダメージを与えることによって髪の毛が抜けてしまう脱毛症のこと。

実は皮脂の分泌が特に活発になる思春期や成長期の男性に起こりやすいのですが、女性にも起こる可能性はあります。

<脂漏性脱毛症の原因>

  • 食の欧米化
  • 頭皮に合わないシャンプー/リンスを使っている
  • 洗髪後のすすぎ不足
  • 男性ホルモンの異常分泌

脂っこい食事が続くことで皮脂の分泌が増え、自分に合わない洗髪で皮脂がフケになって毛穴を塞ぎ、また皮脂の分泌が増えて...という悪循環から、脂漏性脱毛症になってしまう方が多いようですね。

女性の髪が減る症状⑤:粃糠(ひこう)性脱毛症

5つ目に紹介する髪の毛が減る症状は、「粃糠(ひこう)性脱毛症」です。

粃糠性脱毛症は、フケが異常発生してカサブタ状になって毛穴を塞いでしまうことによって起こります。

原因は脂漏性脱毛症と似ており、下記があげられます。

<粃糠性脱毛症の原因>

  • 頭皮に合わないシャンプー/リンスを使っている
  • 洗髪後のすすぎ不足
  • 男性ホルモンの異常分泌
  • アレルギー体質
  • ビタミンA、B1、B2の不足 etc...

脂漏性脱毛症の原因に加えて、元々のアレルギー体質やビタミンの不足によっても引き起こされるのが特徴。

「頭皮が赤い...かゆみが止まらない...」と感じたら、粃糠性脱毛症の可能性を疑うべきでしょう。

女性の髪が減る症状⑥:円形脱毛症

最後に紹介するのは、誰もが1度は聞いたことがある「円形脱毛症」について。

円形脱毛症は髪の毛をはじめ、眉毛やまつげなど体毛が突然円形に抜け落ちる病気で、その症状の見た目から、「10円ハゲ」や「500円ハゲ」とも呼ばれています。

大きく分けると、1箇所で起こる「単発型」、2箇所以上で起こる「多発型」、全部の髪の毛が抜けてしまう「全頭型」の3つに分類されます。

主な原因は、下記の2つ。

<円形脱毛症の原因>

  • 自己免疫疾患※
  • 過度のストレス

上記で説明したそれぞれの症状や原因に合わせて、適切な対処を行う必要がありますよ。

※免疫系機能に異常が発生して自分の体の一部分を異物だとみなして攻撃してしまう病気のこと。普段は私たちを守るTリンパ球が、毛根を異物とみなして攻撃することで、元気な髪の毛が抜けてしまうというメカニズム。

女性の髪の毛を増やす方法
女性の髪の毛を増やす方法

健康な髪の毛を取り戻しましょう

以上、女性の髪の毛が減ってしまう6つの症状を説明してきましたが、ここからは具体的な髪の毛を増やす方法について。

それぞれの症状別に対策方法も異なりますので、「自分の今の症状」をしっかりと把握した上でチェックしてくださいね。

女性の髪の毛を増やす方法①:びまん性脱毛症(女性男性型脱毛症・FAGA)

まずはびまん性脱毛症への対策と髪の毛を増やす方法から。こちらは原因がさまざまなので必要な対策は人によって異なります。

食生活改善を試みることで薄毛の症状が改善される場合もあれば、発毛剤を使うことで発毛を実現できる場合などもあるんですよ。

日本皮膚科学会ガイドラインでは、女性の男性型脱毛症(FAGA)に対して、下記の対策を推奨をしているのでチェックしてみましょう。

軽症:
ミノキシジル(推奨度A)
育毛剤(推奨度C1)

中等症、重症:
ミノキシジル(推奨度A)

ミノキシジルで改善しない:
自毛植毛術(推奨度B)
人工毛植毛術(推奨度D)

日本皮膚科学会ガイドライン

<推奨度の意味>
A: 行うよう強く勧められる
B:行うよう勧められる
C1: 行うことを考慮してもよいが,十分な根拠がない
C2:根拠がないので勧められない
D:行わないよう勧められる

日本皮膚科学会ガイドライン

ミノキシジルは、国が発毛効果を認めるリアップシリーズ(大正製薬)の発毛剤に配合されている成分※のこと。

ガイドラインでは推奨度Aとされており、成人女性に行った比較試験にて有意な発毛効果が認められたのです。(参考:日本皮膚科学会ガイドライン

一方、女性のFAGA対策として一般的な育毛剤は推奨度C1とされています。

ヘアラボとしても、国が正式に発毛促進効果や育毛効果を認める医薬部外品の育毛剤に関しては「経済的負担、時間的な制約が大きくない」といった魅力・メリットを考慮し、利用することを推奨しています。

また、ミノキシジルや育毛剤で改善を見られない方は、自毛植毛で本格的に髪の毛を増やす方法も検討に入れたほうが良いかもしれません。

ある程度まとまったお金が必要な点や通院・治療時間の制約がかかる点も十分に考慮し、慎重な判断を行ってくださいね。

※「ミノキシジルタブレット」と呼ばれる錠剤も存在しますが、国が医薬品として発毛効果を認めているわけではありませんので、ご注意ください。


以上で説明した通り、びまん性脱毛症に対する対策方法は1つではありません。自分の症状のレベルに合わせた、もっとも適切な髪の毛を増やす方法を選んでくださいね。

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女性の髪の毛を増やす方法②:牽引性脱毛症

牽引性脱毛症の対策方法は、シンプルに髪の毛を引っ張りすぎるようなヘアスタイルを止めることです。

先ほども説明した通り、牽引性脱毛症の原因は、ポニーテールや和装の結髪などにより長期間髪の毛を引っ張られることで血行が悪化し髪に栄養が届かなくなること。

ですので、髪の毛・頭皮に負担がかかるような髪型は極力避けるようにしてくださいね。

女性の髪の毛を増やす方法③:分娩後脱毛症(産後脱毛)

分娩後脱毛症は、基本的には自然に治るもの。出産後に崩れたホルモンバランスが、元に戻ることでヘアサイクルの乱れも正常化していきます。

ただ、どうしても気になって意識的に対策をしていきたい方は、以下の方法がおすすめですよ。

<分娩後脱毛症の対策>

  • バランスの取れた栄養をとる
  • 睡眠時間を確保する
  • ストレスを減らす
  • 育毛剤を使う

髪の毛を作るために必要な、タンパク質やビタミン、ミネラルを補給することで健康な髪の毛を作るサポートをしてあげましょう。

そして、栄養補給と同時に意識してほしいのが睡眠時間を確保すること。

髪の毛は、睡眠中に成長ホルモンが分泌されることで伸びる仕組みになっています。

特に22:00~2:00は成長ホルモンのゴールデンタイムと言われているので、家事や子育てで忙しいとはいえ、家族の力を借りてきちんと休むようにしましょうね。

また、女性用育毛剤の中には効能効果が認められる対象の症状の1つとして「産後の脱毛」と表示している商品があります。

具体的には、ベルタ育毛剤マイナチュレなどの女性向け育毛剤などがそれに該当しますので、ご利用を検討してみてくださいね。

女性の髪の毛を増やす方法④~⑥:脂漏性・粃糠性・円形は病院へ

自分が脂漏性、粃糠性、円形脱毛症のどれかだと疑わしい場合は、ヘアラボとしては基本的には病院へ行くことをおすすめします。

これらの症状に対しては、殺菌シャンプーでを使うなど、自宅でできる応急処置もできると言えばできますが、根本からの解決はなかなかできません。

専門の医師なら日々の生活習慣や頭皮環境から、症状の進行具合から適切な対策法を提案してくれますよ。

髪の毛を増やす方法について1人で悩んでいるのであれば、まずは一度、気軽に相談してみてくださいね。

プロペシア

各症状に対する対策がわかったところで、女性の髪の毛を増やす方法を今すぐ実践したいと考えている方もいらっしゃるかと思います。

が、その前に必ず確認していただきたい注意点を説明します。

女性ならではのNGポイント、しっかりチェックしてくださいね。

  • フィナステリドの使用はNG
  • 口コミの評判だけで頭皮ケア商品を選ぶのはNG

フィナステリドとは日本で発毛効果が認められている医薬品のプロペシアという商品に配合されている成分のこと。毛母細胞にダメージを与える5αリダクターゼという体内の酵素の働きを抑制することで、発毛効果を期待することができるのです。

「ミノキシジルは女性でも服用OKみたいだし、フィナステリドも大丈夫よね」。

と思っている方は、今この時点から考えを改めてください...!

実は、プロペシアが女性の体内で「5αリダクターゼ」を抑制する効果を発揮することで、胎児の生殖器に影響がでてしまう恐れがあるのです。

特に妊娠中の女性は、絶対にフィナステリドを含む製品を摂取しないようにしましょう。

加えて、口コミの評判だけでシャンプーや育毛剤などの商品を選ぶことも、ヘアラボとしてはおすすめしておりません。

女性の髪の毛が減る理由は人それぞれで、また各商品に配合されている成分もそれぞれ全く異なりますので、誰かが良いといった商品が、あなたにとって良いとは限りませんから。

自分の症状と原因をしっかり見極めて、自分に必要な成分が配合されている商品を選んでくださいね。

女性の髪の毛を増やす
女性の髪の毛を増やす

ここまで、女性の髪の毛を増やすために各症状と原因、そして対策方法まで紹介してきました。

髪の毛が減る症状/原因に対して、それぞれ対策があります。

繰り返しになりますが、髪の毛を増やすためには自分の症状を見極めて正しい対策を打つことが大事。

「女性なのに薄毛なんて...」と悲観的になる必要はありません。みんな、同じように悩んでいます。(ヘアラボには毎日何万人の女性が訪れていますから)

ただし、悩むだけでなく、自分にあった髪の毛を増やす方法を選択し、ご自身の髪の毛の悩みを適切な方法で解消していってくださいね。

本記事がみなさんのお役に立てていれば幸いです。