目次

  1. 植毛技術にも色々?!マイクログラフト植毛ってなに?
  2. マイクログラフト植毛法とは?
  3. マイクログラフト植毛のメリット
  4. マイクログラフト植毛のデメリット
  5. 現在植毛クリニックで最も多く使われている施術方法はなに?
  6. 日々進化する植毛技術、一度カウンセリングを受けてみては…?

内服薬も育毛剤も効果なし。 最終手段は植毛しかない! でも植毛にも色々な手術方法があるからどれがいいのかわからない…。

そんなアナタの為に、マイクログラフト法がどういうものなのか詳しくまとめました。

植毛に迷っているアナタ!しっかり読み込んで、悔いのない薄毛治療をしましょう!

グラフト植毛とは採取するドナー(頭髪)を直径単位で採取する方法で、その直径の大きさはマイクロ・ミニ・パンチに分かれており、マイクロの直径は1mmです。 このマイクログラフト植毛法は現在、FUT法に次いで普及している術式となっています。

パンチグラフト植毛法の改良型だった?

そもそもパンチグラフト植毛法とは、マイクログラフトより少し直径の大きい3mmのメスを使用した植毛手術のこと。 直径3mmのメスを使うことで、一度に10本以上の毛髪を採取して手術出来るので、手術は簡単で短時間で終えることが出来ます。 しかしこのパンチグラフト法は、10本以上の毛髪をまとめて移植することになるので仕上がりが不自然になってしまうという欠点があるのです。 それを改善する為に開発されたのがマイクログラフト法というわけです。

マイクログラフト植毛はどんな施術方法なの?

ではマイクログラフト植毛の施術方法はどんなものなのでしょうか。

マイクログラフト植毛では直径1ミリ程度の円形型のメスを使用します。 そのメスを使用し移植する部分のもととなるドナーを後頭部などから採取した後、髪の毛1~3本ごとのグラフト(約1ミリ)に分けます。 そしてそれを、マイクログラフト専用の針(ニードル)で1本ずつ植えていく、という方法になっています。

マイクログラフト植毛が用いられてたのはいつ頃?

ちなみに、植毛が始まったのは1800年代で、脱毛治療の一環として提案されたのが始まりと言われています。 その後1939年にパンチグラフト法が発表され、自毛植毛が定着し1970年代に普及しました。

今回の記事のテーマであるマイクログラフト植毛は1990年代初め頃に実施され、現在でもFUT法に次ぐ植毛法として用いられています。

それではこのマイクログラフト植毛には一体どんなメリットがあるのでしょうか。 パンチグラフト植毛から改善されたことで、不自然だった仕上がりにも変化が起きたようです。

細かい植え付けが可能で隙間が目立ちにくい

まず、パンチグラフト植毛に比べて、隙間が目立ちにくくなったという点がメリットとして挙げられます。 これはグラフト分けが小型化されたことで、より細かい植え付けが出来るようになったので毛根と毛根の隙間を減らし植毛することが可能になったということ。

さらに専用の針で植毛が行われるので傷跡も残りにくく、きめ細かい作業が出来るので不自然な隙間が出来ることもないのです。

自然な仕上がりにできる

また、上記で述べたグラフトの小型化は、より細かい作業が出来るので植え付ける毛の向きや角度をうまく調整することも可能にしました。 この調整が出来るようになったことで、パンチグラフト植毛の時は不自然だった仕上がりも、自然な仕上がりに出来るようになったのです。

細かい植え付けで自然な仕上がりが出来るマイクログラフト植毛ですが、メリットだけではなくデメリットもあるようです。 では、一体どんなデメリットなのでしょうか。 一緒に確認してみましょう。

施術するスタッフ全員に高い技術が必要

自然な仕上がりをもたらしてくれるマイクログラフトですが、良いことばかりではありません。 グラフトの小型化で毛髪の向きや角度を調整できるようになった反面、それを行うためには施術する医師の技術力が必要になります。 つまり、医師の技術力の差があればあるほど仕上がりにも差が出てしまうのです。 もちろん、医師を手伝う為のスタッフにも同様の技術力が必要なので、クリニック選びには十分注意しなければなりません。

時間がかかるので患者への負担が大きい

そして、マイクログラフト植毛にはもうひとつ欠点があります。 それは、グラフトが極小化されたことで、緻密な作業が必要となり、グラフト分けに時間がかかるようになってしまったということ。 つまり施術時間が長くなってしまうのです。 麻酔をするとは言え、長時間の施術は患者にとっては大きな負担。 自然な仕上がりを手に入れるには耐えなければいけない時間だとわかっていても、施術時間は短い方が良いですよね。

マイクログラフト法は現在でもクリニックで施術してもらえます。 が、それよりも多く使われている施術方法があります。 それはどんな方法なのか。 また、マイクログラフト法とはどんな違いがあるのかをご紹介します。

現在植毛クリニックで多く用いられるFUT法とは?

マイクログラフト法を抜いて、現在世界中で最も普及しており国内の植毛クリニックでも多く施術されているのがスリット式植毛法の一種であるFUT法です。

FUT法は、メスを使用して後頭部の髪の毛を切り取ります。そしてそれを植え付けます。 切り取ったあとの部位は縫合しなければなりませんが、ドナーの採取から植え付けまでを完全な手作業で行う為、高い生着率を誇っています。

マイクログラフト植毛法とFUT法との違いは?

マイクログラフト植毛法の株単位が髪の毛1本の毛髪単位でグラフト分けが行われているのに対し、FUT法の株単位は毛包単位で行われることが一番の違いです。 毛根を包んでいる部分のことを毛包といい、この毛包単位でのグラフト分けは一番自然な方法とされています。

なお、最近ではマイクログラフト法でも毛包単位でのグラフト分けが取り入れられており、定着率UPが期待されています。

日進月歩で開発される植毛技術。 少々費用がかかってしまいますが、こういう方法もあるんだと頭の片隅に入れておくのもいいかもしれませんね。 今回ご紹介したマイクログラフト法を含め植毛法には様々な種類がありますし、気になる方は一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。