目次

  1. 尿素が肌にいいのはよく聞くけど…髪や頭皮にもいいの?
  2. そもそも尿素とは?
  3. 尿素の性質と働きについて
  4. 髪や頭皮に期待できる尿素の働き
  5. 簡単に手作りできる!髪や頭皮にいい尿素水の作り方
  6. 尿素水の効果的な使い方
  7. 髪や頭皮への救急ケアとして優秀な尿素…こんな注意点も!
  8. 尿素水での救急ケア後はこんな育毛剤でのケアがおすすめ
  9. 尿素の性質と働きを知り賢く髪と頭皮のケアに取り入れよう

尿素入りのボディクリームやハンドクリームが人気です。 顔用の化粧水、脱毛クリームにも配合されているなど、お肌に良さそうなイメージがありますね。 最近では、髪や頭皮にも効果があると言われているそうですよ。

でも「尿素」って一体どんなものなんでしょう? 頭皮や髪にどんな効果があるのかも知りたいですよね。 さっそく調べてみましょう!

白髪にも効果ある?
白髪にも効果ある?

尿素水を髪や頭皮に使用して 白髪が改善したという 口コミもありますよ。

尿素と聞くと排泄物としての尿を思い出すので、頭皮や髪に使うというのは抵抗がある…。 そんな方も多いのではないでしょうか。

確かに尿素は尿に多く含まれる成分ですが、販売されているものは合成ですので、ご安心ください。

化粧品だけでなく肥料、工業資材などでも使われる有機化合物なんですよ。 詳しく説明していきますね!

人類の手で初めて合成に成功した有機化合物

尿素はベンゼン、エタノールなどと同じ有機化合物です。

ドイツ人のフリードリヒ・ヴェーラーが1828年に歴史上初めて合成に成功した有機化合物なんです。200年近くも利用されているなんて、すごいですね。

低価格、高品質でディーゼルエンジンや肥料としても役に立つそうです。 それが髪、頭皮、肌にも良いというのは不思議な感じですね。

尿素は人の体にも含まれている成分です

尿素は人体にも含まれています。 飲食をした時に含まれるたんぱく質が消化され窒素になり、余分な窒素が尿になります。

尿素が人体にも含まれており、長く利用されてきたのはわかったけど、尿素の性質は? 本当のところ、尿素の何が頭皮や髪にいいのか、まだまだ分からない事だらけですね。

尿素が働きをするのか、じっくり調べていきましょう。

角質を溶かして肌を柔らかに

尿素は別名カルバミド
尿素は別名カルバミド

化学式は「CH4N2O」です。 薬局で売っている尿素は白い粒状になっていますよ。

人体にも含まれている尿素には、大きな特徴があります。 水分と結合しやすい事です。

肌に使うと、角質の間の水分と結合する事で角質の構造を分解し、溶かしてしまうという性質があります。 つまりピーリングのような働きをしてくれるのですね。

尿素配合のクリームの口コミで、肌がつるつるになった、くすみが消えたというレビューがあるのは、尿素のピーリング効果のおかげかもしれませんね。

保湿効果に優れている

水分と結合しやすいのですから、保湿効果もあります。 ボディクリームに多く使われるのは、尿素の持つ保湿力のためですね。

さらに、尿素には角質の中にあるたんぱく質を分解する力があるので、硬くなった肌を柔らかくしてくれます。

尿素の優れた点は、肌の成長サイクルであるターンオーバーを早める効果と、保湿力を兼ね備えている点にあります。

家事や仕事で荒れてしまった肌には、力強い味方ですね。

季節によって、
季節によって、

季節、肌の調子に合わせて、 濃度を変えられるのも、 尿素水のメリットです。

尿素がお肌に良いのはわかりましたが、では髪や頭皮には、どんな働きをするのでしょうか?

もちろん肌と同じように、髪にはうるおいを与えるようです。 頭皮には、余分な角質を取りさるピーリング効果と保湿効果をもたらすとのこと。

頭皮に必要以上の皮脂が溜まると、抜け毛の原因になるのは良く知られていますね。

頭皮に古い皮脂や角質がある人も、尿素のピーリング効果で柔らかい頭皮になり、髪に栄養が行き渡りやすくなる効果が期待できます。

オイリーな状態の頭皮の人には特に向いていると言えますね。

頭皮がかゆい人にも
頭皮がかゆい人にも

余分な角質を取り去る尿素水は 役に立ってくれるでしょう。

ここで、頭皮や髪に使える尿素水の作り方をご紹介します。 ご自宅で簡単に作れますよ。

必要なものは、尿素、グリセリン、水道水、空のペットボトル、スプレー容器。

①ペットボトルに尿素50gを入れ、水200ml入れます。 ②尿素が消えるまでしっかり振りましょう。 ③グリセリンを小さじ1を追加。

以上で原液が出来ますので、後は5~10倍に薄めて使いましょう。 原液は冷蔵庫に入れて保存し、尿素水も冷蔵庫保存が無難です。

せっかく手作りした尿素水、効果的に上手に使いたいですよね。 尿素水を髪や頭皮に使う方法をご紹介していきます。

ブラッシングスプレーとして使う

頭皮にも使える尿素水ですが、髪にはブラッシングスプレーとして使っている人が多いようです。 原液を10倍程度に薄めて、スプレー容器に入れて使うだけと簡単です。

朝、忙しい時のくせ毛直しにも重宝しますよ。 髪の手触りがよくなり、柔らかくなる効果があるので、剛毛の人には特におすすめです。

洗髪後の頭皮マッサージに

シャンプー後のリンスや頭皮マッサージにも尿素水は向いています。

リンスの代わりに使う場合は、洗面器に少量入れ、髪を濯ぐように使いましょう。

頭皮マッサージに使う場合は、洗面器にコップ1杯分の尿素水を入れ、全体的にかけてからマッサージを。 すると余分な角質が落ち、髪にも栄養が行き渡るそうです。

ツボが多い頭皮
ツボが多い頭皮

マッサージをすることで ツボも刺激されるので 肩こりにもいいそうです。

安くてお手軽、髪や頭皮、お肌の味方といえそうな尿素水ですが、使用において注意したい点もあるんです。

効果があるからこそ守るべきポイントを、しっかり把握しておきましょう!

継続して使わないようにする

尿素水はたんぱく質を分解する効果を持っているので、頭皮の角質も分解します。 もちろん余計な角質ならば分解してもらったほうが良いのですが、毎日使うと、必要な角質も分解してしまう可能性も。

お肌用のピーリングでも、毎日行うという人はあまりいませんよね。 頭皮への刺激を考えると、尿素水も連続して使わない方が良いのです。

髪に使う場合も同様。 使用頻度が高いとダメージになってしまうかもしれませんので、注意しましょう。

長期保存はしない

尿素は腐りにくい性質を持っていますが、無制限に保存できるわけではありません。 冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。

絶対に置いていけないのは、お風呂場のような高温多湿の場所です。 すぐに尿素がアンモニアになってしまいますよ。

髪質によって
髪質によって

柔らかい髪の人には 尿素水は向いていないかも しれません。使用の際は 回数を少な目がいいでしょう。

尿素水は毎日使うより、週数回程度のスペシャルケアにした方が髪や頭皮に負担がかかりません。 効果があるとついどんどん使いたくなりますが、荒れてしまっては意味がありませんよ。

毎日のケアには天然成分を使った無添加の育毛剤など、頭皮に優しいものを使うのがおすすめ。 尿素水で角質を取り除いた頭皮なら、育毛剤の浸透も良くなって効果が出やすくなりますよ。

尿素水は肌質によっては合わない可能性があります。 特に、敏感肌の人は毎日使うのは避けた方がいいですね。

賢く尿素水を取り入れ、毎日の保湿は育毛剤で頭皮と髪をケアして、豊かな美髪を目指しましょう!